台温泉 旅館かねがや(岩手)

December 12 [Mon], 2016, 23:02
大正9年創業の老舗旅館です。台温泉は以前そめや旅館に宿泊し、こういう湯なら台温泉また来てもいいなと思っていました。
結構疲れも溜まった週の真ん中に、急遽、週末泊まりで温泉行くことに決定。マネージャーからの提案。まあ、夜中に宿選びしたので、直接電話は失礼なので今回も楽天トラベルを活用いたしました。こういう時、ネット予約は便利だと実感。
到着し改めて外観を見ると、それなりに時を重ねてきた宿だな〜と実感いたしました。


[個人客向けの小規模旅館]

宿泊
料金:7,710円+入湯税150円
    (1泊2食 2名1室 1名分 楽天トラベル予約)

平成28年10月 訪問


まずは駐車場の事を聞かなくては。台温泉の道路は結構狭いです。路駐はほんと迷惑になります。といってもどうしようもないので、路駐して宿の中で駐車場の事を伺いました。
ネット上での情報でなんとなく予想はしていたのですが、建物入口部分の戸を全開にし、土間部分を通り抜け中庭部分に駐車致します。車の高さ次第では無理だと思いますが、普通のコンパクトカーですとこのような対応になりました。


[この戸を全開にして中に車を入れる]

車を無事停めることが出来、あらためてチェックインの手続きになります。受付は1Fにあるのですが、そこでは宿泊者名簿でお客の名前だけ確認するとすぐに部屋へと案内していただきました。
お部屋は3Fになります。階段のみなので高齢者は大変かも。


[1F 受付部分]


[3F 部屋前の廊下]

6畳+縁側のお部屋です。まあ、古い建物だしこんなもんかなというのが正直な印象。多少、傷みを感じる部分が見受けられます。
テレビ、エアーポット、お茶セット、石油ファンヒーター、浴衣やタオル・バスタオル、歯ブラシが用意されています。テレビはBSも入りました。これはプロ野球シーズン中にテレビ中継を見たい時いいかもしれません。トイレはありません。
無料Wi-Fi完備。パスワードなどはお部屋の中に書いてある紙がありますのでそれを参照。下り3M程度でしたが、まあ、メールチェックやちょっとネットを使うぐらいなら十分なので良かったです。


[部屋 6畳+縁側]


[バスタオルもありました]

縁側部分に洗面台が設置されています。ただこの洗面台、老朽化が激しく水がちょろちょろしか出ませんでした。さらに錆臭い水なので実際には使い物にならず。このあたりは少し改修したほうが無難かもしれません。
エアコンがついていますが、行った季節はプラグが抜かれており、なおかつ、エアコン用のコンセントは電気がきておりませんでした。季節柄、必要無かったからだと思います。


[お部屋の洗面 水圧弱いのは改善してほしい]

縁側部分の反対側に冷蔵庫と電子レンジがあります。部屋に電子レンジ完備というのは珍しいですね。冷蔵庫の中は空になっていました。持ち込みがあるのを前提としていると思われます。
少しだけ気になったのは、この部屋、窓が非常口になっていると思われます。ところが窓が固くて開きません。なにか窓の操作の仕方が悪かったのかもしれませんが、もしそうであれば、使い方の説明を何処かに明記しておいてほしいです。いざという時、どうやって逃げたら良いのか大事ですからね。


[冷蔵庫&電子レンジ]

かねがやのお風呂は3Fにあります。宿泊するお部屋と同じフロアだったのですごく便利でした。
お風呂の入口部分には洗面台があるのですが・・・たまたまなのでしょうか、故障中で利用できません。自販機も隣りにあるのですが、なんだか売れているような気はしませんね。。。


[お風呂入口前洗面台 ここも故障中・・・]

お風呂は男女別内湯×1。
脱衣所、至ってシンプルな作りになっています。窓側に棚があり、そこに脱衣籠が数個用意されているだけ。共同浴場かと思うほどです。


[脱衣所 しんぷる]

反対側を見ると扇風機が準備されています。この扇風機は結構古いですが好きなタイプです。羽根が40センチタイプの扇風機で背の高いタイプはこういう場所の最適だと思います。よく、家庭用の羽根が30センチタイプの背の低い扇風機を用意している所多いのですが、やはり空間の広さを考えるとパワー不足で。


[浴室出入口の戸も扇風機も歴史を感じる]

何気に壁面を見るとこんな貼り紙。でも大事なことです。


[この貼り紙は分かりやすい]

浴室への扉を開けると、あら!なんてすてきなお風呂なのでしょう。華美な感じは無いのですが、それでいて重厚感もあり、シンプルな中に美を感じるものでありました。石の湯船というのもあったと思います。8人ぐらい入れる湯船だと思いますが、ゆったりと入るには3人〜4人ぐらいが丁度よいでしょう。


[男湯 この湯船ごまちゃん好み]

お湯は無色透明。激熱湯を覚悟していたのですが、拍子抜けするほど熱め適温という状態。44℃ぐらいなのです。これは入りやすい。湯船の材質の関係上、たしかに滑りやすい。高齢者や子供は特に気をつけないと危ないです。単純泉かと思うほどさらりとした感じなのですが、分析表を見ると硫黄もナトリウムもラドンも含まれています。数値に拘らず、体感では単純泉と言われてもおかしくないほどさらりとした湯であることは確か。
弱アルカリの肌への優しさは良くわかります。それと、湯口に鼻を近づけてみると微硫黄を確かに感じますね。正直、屋外の排水の方が硫黄をよく感じますが。こんな感じで、あまり濃くない湯であるために、温度が若干高くても長湯平気な湯なのです。
最近、この成分がほどよく薄めの温泉というのがマイブーム的な所がありまして。濃い湯の短時間ノックアウト状態も好きなのですが、年齢を重ねる毎に長い時間湯船の中にいるのも楽しいなと思うようになりました。個人的なお湯の楽しみ方が少しずつ変化しているのも事実。


[わかりにくいが無色透明の湯]

シャワーは壁面に一列に並んでいます。温度調節不可のシャワー。水圧まあまあですね。特に問題なく。シャンプーとボディーソープは用意されています。


[シャワー 温度調節不可]

結局、何回入っただろう。チェックアウトまでに5回ぐらい入ったでしょうか。短時間、体を温める程度に入った時もあるし、長めにゆっくり入った時もあるし。宿泊だと、欲張らずにマイペースで入ることができるのが良かったです。
週末ということもあって、半分ぐらいは誰かといっしょでの入浴となりました。


[風呂別角度 外の方が硫黄の香り強い?]

食事は2Fに別の部屋が用意されており、一組ずつの個室会場になっています。部屋食もいいですが、こういうふうに別の会場の食事準備してもらったほうが気楽ですね。ある程度時間選べるので6時半に用意してもらいました。
今回は比較的お料理少なめのプランです。週末ということもあり、平日より1,080円高い料金になっています。お料理少なめといってもけして少ないとは思えません。自宅で食べるのと比べれば、2倍以上のお料理がある状態。お鍋はすき焼、お造りは三点盛り、ご飯は釜飯だし。これで写真には入っていませんが、1人につき、ビール中瓶1本がついてきます。マネージャーはビールよりソフトドリンクを希望したら、500_のペットボトルウーロン茶でした。
お料理の内容と料金を比べると十分すぎると思いますね。味付けも家庭料理的な味付けが中心なのですが、どことなく、家庭料理より味付けに工夫がされている感じ。これがまたなかなか良いと思いました。正直、少し飲んでしまうとこれでもお料理多いなと思うぐらいですよ。若い人なら全く平気なのでしょうけど。


[夕食 料金にしては十分すぎる]


[炊き上がった釜飯&後からきたひっつみ汁]

朝食も同じ会場。7時半に準備してもらいました。前日、お腹張り裂けそうになるぐらい食べて飲んでしていたのですが、朝食のお膳を見るとまたしっかり食べれてしまうのが不思議なものです。
朝食は特に珍しいものが用意されているというのはありません。味噌味の芋煮汁が良かった。
温泉卵も美味しかったし、朝に山芋短冊は消化に良くてうれしい逸品。味付け海苔が福島県相馬市の海苔を採用していたのも良かったのではないでしょうか。被災地支援にもなりますよ。おなかいっぱいな気もするのですがしっかりご飯お代わりして食べたし。これだから太るのです。
朝食を食べている間に布団が片付けられています。日式旅館の特徴ですな。


[朝食 芋煮のお汁がとても良かったです]



[食事会場 障子のデザインも好き]

ちなみに、この御宿の女湯はこんな感じ。脱衣所は男湯より若干狭いかな程度。


[女湯 脱衣所]

湯船は丸い湯船なのですね。材質的には同じだと思います。マネージャー、結構気に入っていたみたい。ただ、マネージャーの希望としては時間で男女入れ替えがあるともっと良かったなと思ったようでした。


[女湯]

今回宿泊時、ちょいと残念なこともありました。それは、お客側の入浴マナーがあまりにもダメなオッサンが何人かいたことです。たぶん、同じグループの人かなと思うのですが、とにかく風呂椅子も洗面器も使ったら放置状態。タオルを絞ったお湯が洗面器に入ったままならそのままで出ていく。体を拭いて脱衣所に行くなんて事はしない。とまあ、他にもいろいろそのグループの人達はなかなかの強者でございました。普段は至れりつくせりの宿ばかり泊まっていて、このような宿に慣れていなかったのかもしれませんね。なんか不満そうな態度ばかりが目立ちました。
この頃いわて国体の関係で、普通観光で予約しやすい大型旅館とかが国体関係者の宿泊場所となっていたようです。花巻あたりも宿がとりにくい状態になっていたようです。女将さんが話していました。そういうこともあり、本来希望の宿がとりにくく、宿側が提供できるサービスとお客が求めるサービスのミスマッチが起きていたのかもしれません。

まあ、いつもの報告どおり、部屋、風呂、食事と単に並べてみましたが、ここで一番書いておきたいのが、宿の女将さんはじめスタッフのみなさんの温かい対応。
まず、女将さんがなんか近くにいるだけでほがらかな気分になってくる雰囲気あるのです。人徳なのでしょうか、商売柄備わったものなのでしょうかよく分かりませんが、この雰囲気があるからこそここに泊まりに来て良かったと感じます。女将さんがこんな雰囲気だからなのかもしれませんが、他のスタッフもなんか温かい対応でこっちの気になっていたことが一つずつ着実に解決していきます。こういう宿を選ぶ客の殆どが、都心の大型ホテルのようなものを求めて来ているわけではないでしょう。背伸びすること無くのんびりすることを楽しむために来ているのです。その一番ポイントであるのんびりしたいを実現できる宿になっているのではないでしょうか。

女将さん、うちは古くて・・・といいますが、古ければ古いなりの対応の仕方はあると思います。団体旅行が減った今となっては、一組ずつの別室食事提供なんて、これはこれで素晴らしい対応だと思いました。

ただ・・・やっぱりここは直していただきたいと思う部分もゼロではありません。
例えば洗面台。お部屋の洗面台も廊下にあるお風呂前の洗面台もほぼ使えない状態というのは歯磨きとかする時少し苦労致しました。温泉旅館の水回りは修理を頻繁にする必要があって大変だと思います。でも、やはりメンテナンスはしっかりしてほしいですね。
次に、お客の見える場所にいろんな道具を置きっぱなしにしないほうが良いですね。生活感あふれるものや、宿のメンテナンスに必要なものがあちこち置きっぱなしになっています。夢の国に行っているわけではありませんが、生活感あふれる部分を体験しに泊まっているわけではないので。
もうひとつ、トイレはそろそろ大きく見直すべき時期に来ていると思います。けして壊れているわけではないのですが、昭和の時代の作りそのままという雰囲気。結構トイレってお客が宿の評価をする際に大事なポイントになっています。ここを使いやすくすることによって、お客からの評判がさらに上がるのではないでしょうか。全てが低い。


[薄く「中庭駐車場」と書かれている]

実際、お値段と内容を比べるとお得感はある宿だと思います。お湯が良い状態で提供されているので、これだけで温泉ファンはもう十分だと思います。お食事もおいしいし。また泊まりに行ってもいいなと思える宿でございました。
次回は更にお料理少なめの連泊プランで行きたいですね。2泊5食のプランがHPに掲載されているので、それで行ってみたいです。


主婦湿疹 △



行く時、「さかえや本店」というラーメン屋で昼食。マネージャー満州にらワンタンメン650円、ごまちゃん満州ニララーメン(味噌味)580円。行列のできる店です。でも、回転がはやくて思ったほど待ちません。麺は細めん、ニラとニンニクとなんじゃこりゃという臭さがたまらなく美味しいラーメンです。カップルで来ている人も多く見かけるのですが、食べた後チュー出来るのかしらと心配になるぐらい臭旨いラーメンでした。








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