下風呂温泉 新湯(青森)

July 20 [Wed], 2016, 21:45
下風呂温泉にある2つの共同浴場のうちの一つです。以前、下風呂へ訪れた時に大湯に入ったことあったので、今回は新湯に行ってみました。この新湯は下風呂の中でも、坂を登り切った場所にある共同浴場。下風呂の中で一番標高の高い所にあるのではないでしょうか。
新湯の目の前に立つと、これぞ共同浴場だって感じがします。入る前からワクワクしてきます。


[坂を登って辿り着きます]

日帰り入浴
料金:350円
時間:7時〜21時(4月〜10月)
    8時〜21時(11月〜3月)

平成28年5月 訪問


まずは入口の所にある券売機で入浴券を購入。青森はこのタイプの券売機多いですね。出てくるのはプラスチックの板。何回も使いまわせるのでこれはこれでエコだと思います。


[券売機 こんなにボタン必要?]

上を見上げると、入浴時間の案内。冬シーズンは1時間短い営業時間なのですね。


[屋外に入浴時間明記されているのは良い!]

購入した入浴券をもって中に入ります。番台の所にいる「お・ね・え・さ・ん」に入浴券を渡します。貴重品はこの番台で預かるシステムのようですが、まあ、入浴料金程度しか持ってきていなかったので特に預けもせずに脱衣所に入りました。

脱衣所、広めに作ってあります。昭和の雰囲気がどことなく残っていて、懐かしさがこみあげてきます。なんだろう、何処で見た風景なのか。初めて来たはずなのに、一度来ている気がしてしまいました。大湯と記憶ごちゃごちゃになっているかな。
いろんな貼り紙、そして販売用の牛乳用冷蔵庫。お金を入れて買う自販機じゃないところがこれまた良いと思います。モノを売るというのは対面販売が基本。そういうつまらないようなコミュニケーションがあってこそ良いのです。


[脱衣所 広め 飲み物も売っている]

脱衣棚は壁面に設置。ここを見た時に誰も居ないのかな?と思ってガラス越しに浴室を覗いてみると誰も居ないことが分かりました。共同浴場なので、次々と誰かがやってくるものだと思ったら拍子抜けです。


[年季の入った脱衣棚]

早速浴室へ。いや〜、なかなか素敵な浴室です。使い込んで真っ黒になった木製の床、高い天井。中央に青い湯船。奥側にはシャワーが3台並んでいます。焦げた硫黄のような不思議な香りも浴室内に充満していました。深呼吸するとなんか温泉来たぞ!という気分が更に増します。


[中央湯船の浴室って結構好き]

どこかの温泉関連HPで、ここは透明湯だと見ていたのですが、この日は乳白色の湯。温泉は生き物だから、日によって色が違うのも別に不思議ではありません。そういえば、同じ源泉を使っているかどや旅館やつぼた旅館も乳白色だし。

掛け湯して入ってみると、結構熱め。45度弱ぐらいありました。少し我慢大会状態でゆっくりと体を沈めます。見た目の色の濃さよりは以外とマイルド感のある湯。口に含むとエグみもあり、明礬緑礬の感じがします。泉質の関係か、体の皮脂が適度に落ちる感じ。
首というより顎まで浸かっていると、途中で俺は今ここで何をしているんだ?という気分になってきました。というのはこの湯船、なんとなく養殖用のイケスみたいに感じるのです。俺はイケスで養殖されている?だからまるまると太ってきているのか?とか訳の分からない自問自答をしながら浸かっていました。


[この湯船の縁がイケスに感じる 床板がとても好き]

程よく浸かり汗が出てきた頃に一旦湯船の縁で休憩。この湯船の縁に上がった時、浴室床の素晴らしさを再度実感。木の感触はほんといいですよ。一旦立ち上がって脱衣場方面を見てみたら、番台のおねえさんが見えました。何も隠さず立ってしまったので全部見られたな。


[浴室→脱衣所方面 洗面器はここに並んでいる]

3台あるシャワーは一番奥にあります。水圧十分。ここで体を洗うのは結構楽ですね。マネージャーが体を洗うために新湯を利用したのは正解だったのかも。ちなみに、ごまちゃんはちょっとシャワー出し確認しただけで利用はせず。


[共同浴場のシャワー設置はよく賛否ありますが個人的には良いと思う]

天井の中央部分には大きな湯気抜きがあります。女湯側とも天井部分は繋がっている。それなのに、女湯側から音がしてこない。誰も入っていないということでしょうか。ということは現在男湯女湯合わせてもごまちゃん1人だけ?そんな事もあるんだなと思いながらのんびりと湯を楽しんでいました。


[大きな湯気抜き 芸人さんには厳しい掲示有]

独泉している時は、結構短い時間でも満足します。もう十分入ったな〜と思って時計を見たら、浴室に来てからまだ20分しか経っていませんでした。まあ、湯あたりして体がへんになってしまうと大変なので程よく切り上げ。結局終始一人きり。てっきり、地元のお爺ちゃんとかと一緒になって何かしら話することになるのかと思っていたら全くの予想外でした。


[女湯]

脱衣所に戻ってもなかなか汗引きませんね。ここに来るときは入浴料金+少々の飲み物代を持っていくのが良いと思います。牛乳買って飲むのが正統派かな。イスに座り汗を拭きながら脱衣所内を見渡していると、こういう場所はこれからもずっと残してほしいなと本当に思います。何もかにも効率ばかりを求め合理的なものになってしまうより、こういう人と人とのコミュニケーションが自然と行われるような空間を維持するのは大事だと思います。これこそ、人間を豊かに成長させる場所なのではないでしょうか。
たかが飲み物ひとつを買うにしても、自販機でお金を入れボタンを押すのではなく、冷蔵庫から自分で物を選び番台のおねえさんにお金を払って買う。これだけの事ですが、「これください。いくらですか?」、「○○円。ありがとう。お釣りは○○円ね。」と会話が成立します。そして、こういう場所だからこれだけで終わるのではなく、その後もいろいろ話が続いたり。これがコミュニケーションってものなのです。
今の人はそういう事を煩わしいと感じる人も多いようです。実際、リアルにそういう空間に溶け込んでいくと、なんか気持ちがまあるくなってトゲトゲしさもなくなります。共同浴場というのは、色んな意味で体だけじゃなく、心までも温めてくれ、人間性を豊かに成長させてくれる場所なのだと思います。だから無くしてはいけない大事な文化だと思います。


[新湯の裏側 駐車場より]

最近はもう、共同浴場や公衆浴場が無くなってしまった温泉地がたくさんあります。旅館のお風呂もそれはそれで重要だと思いますが、あえてこのような共同浴場や公衆浴場を復活し、地域の皆様や観光客の憩いの場となる空間が増えてくれると良いなと思うのでした。
地域の魂がこもった新湯、本当に心から楽しませていただきました。感謝!時間がとれたらまた訪れたいです。


主婦湿疹 ◎


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