三沢温泉 三沢保養センター(青森)

May 20 [Fri], 2016, 22:09
温泉には老舗旅館や湯治宿、日帰温泉施設などなど、さまざまなジャンルの施設があります。今回訪れたこの三沢保養センターは何に当てはまるのでしょうか?出発前の情報では何か怖いもの見たさで訪れるようなそんな印象の場所なのです。
カーナビに従い、三沢市郊外の比較的大きな通りから昔からあるような細い通りに入り進んで行くと、突然看板があり若干坂を下りながら向かっていきます。
この坂を下る途中で時空を飛び越えタイムスリップした気分。40年以上前に戻ったのでは?と錯覚すらするのです。まるで三丁目の夕日の世界にでも飛び込んでいった気分です。
当時はハイカラな施設だったのかもしれません。紳士淑女の社交場だったことでしょう。
今となってはかなりなんだな〜・・・廃墟かと思うような状態です。久々のパラダイス系温泉のB級ちっくさに怖いもの見たさのドキドキ感とワクワク感がこみ上げてくるのでした。


[横綱級のB級ちっく温泉]


日帰り入浴
料金:280円
時間:6時〜21時?

平成28年4月 訪問
マネージャーもここまでB級ちっくだとは思っていなかったようで、運転しながら声をだしてしまったぐらい。そのぐらい衝撃的だったようです。どうするやめる?と聞いてみたのですが行く気満々のようです。砂利というか土の駐車場に車を停め、大浴場と書かれている建物に入りました。

館内に入ると、どこか懐かしい雰囲気。今となっては懐かしいものですが、当時としてはハイカラで立派な作りの施設だった事と思われます。入って正面に受付があります。ここが出来た当初は現金で入浴料を払っていたと思いますが、今は入口の所にある券売機で入浴券を購入するシステム。
周りを見渡すと、パンやお菓子、酒やつまみなどが売っています。自販機もあり。なぜか服も売っているのです。これがまた、青森の地元でしか売っていないようなお菓子やパンがあり、かなり興味津々でございました。ポン菓子買おうか迷ったけど買わなかった・・・

280円となんとも中途半端な金額ではありますが、2人分の入浴券を購入。購入した入浴券ですが、紙の入浴券ではなく、プラスチックの板が出てきました。回収して使い回すようです。なんてエコだこと。以前の受付にある料金皿みたなのに入浴券を置いてお風呂に向かいました。

男女別の入口前に靴箱が用意されています。ここで初めて靴を脱いで脱衣所に入ります。


脱衣所、結構広く出来ています。内装は木造モルタルで天井も高く、銭湯にでも来たかな?と思うような雰囲気です。壁面に脱衣棚。洗面台有。100円有料ロッカーもあります。誰も使ってないけど。
中央部分に少し破け加減のビニールレザーベンチ。女湯側脱衣所との境には大きな鏡も設置。片隅には脱衣籠がまとめて重ねてありました。トイレもあったはず。
脱衣所内を見渡すと、なんかうんちくが書いてある看板があります。よく読むと・・・
・社会福祉事業法に基づき福祉事業の一環として設立
・老人に対しての施設であること
・機能回復訓練、入浴療法の相談に応じ併せて健康の増進、老人の健全な憩いの場として利用することを主眼に運営
・一般利用の際は上記の趣旨を十分理解した上ご協力お願い
などと書かれています。正直、ざっぱなメモなので正確ではありません。一瞬、ここは老人のための施設で一般利用ダメなのかもと思ったのですが、最後まで読むと別に問題なく一般利用可のようです。主眼は老人向けって事みたい。
最後に「三沢保養センター所長」と書いてあったので、ここは公共施設なのか?などいろいろとまた新たな疑問が生じてきました。益々謎の施設でございます。
脱衣所と浴室は透明ガラスの戸で仕切られているので中の様子がよく分かります。既に数名入浴中。


お風呂は男女別内湯×2。それと打たせ湯があります。

浴室、かなり広いです。入ってすぐ左側に打たせ湯があります。3人同時に利用できるような設備。打たせ湯より更に奥にはシャワーがたくさん設置されています。
右側一番手前に小さな湯船。事実上1人用。その奥にシャワー、更にその奥に大きな湯船が設置されています。なんか複雑レイアウト。一番中央に洗面器や風呂椅子が重ねてあり、自分で使う時ここから持って行き帰る時帰すシステムのようでした。

まずは洗面器と風呂椅子を手に取り、シャワーの所に行きます。軽く体を流してから洗面器を持ったまま大きい方の湯船に向かいました。この湯船、古いタイル貼りの浴槽。かなり老朽化しており、部分的にタイルが剥がれています。形もなんというのでしょう、長方形の中に小判型の円をくり抜き、1/4にカットしたような形になっています。へんな形なのですが4〜5人は入れます。大浴場みたいですがそれしか入れません。
お湯はほぼ透明。湯船の底まではっきり見えます。人の出入りが激しいため、なかなか湯船の縁から溢れること無かったのですが、ある程度落ち着くと結構な量湯船の縁から常に溢れるようになります。それだけ投入量も多いということなのです。
お湯はしっとり系。肌をさするとツルツル感もあり、なんかいい感じ。多少気泡クッションができるみたい。重曹成分でもないような気もしますが、何のしっとり感なのでしょうか。メタケイ酸でも多いのかな?まあ、こういう所では数値を気にするより感覚を大事にするのがやっぱり良いですよ。人生なんて数字じゃ測れないのだし。お湯だってそんなもんだ。色々な意味で投げやりというより開き直りというか、細かいことに悩まなくなる雰囲気がある湯です。香りはあまり特徴的なものを感じず。
42度〜43度ぐらいの湯だと思うのですがしっかりと温まります。深めにできているため、首までどっぷり浸かれるのが良いですね。

程よく温まった所で、今度は髭を剃りました。ここのシャワー、銭湯タイプの固定式シャワーです。お湯の温度調節も出来ません。もしかしたら、このシャワーの湯も温泉か?と思うほどです。なんか水道水って感じとは違う。この固定式シャワーはちょいと不便なのですが、この不便さがこれまたB級ちっくさをよく出していて良いのです。


髭そった後、今度は打たせ湯を体験。3本出ています。簡素な塩ビパイプを工夫して作った打たせ湯ですが、そこそこ気持ちいいですね。あまり使っている人いないのが勿体無い。ただ、お湯の落ちる音で浴室内煩くなっています。女湯から聞こえてくるお婆ちゃんの声はそれを上回ります。

途中休憩挟みながら最後に利用したのが小さい方の湯船。こちらも深めにできております。湯口は見当たらないな〜と思っていたら、湯船の中から新湯投入。こちらのほうが鮮度を感じます。あまり利用する人いないので、結構な時間この小さい方の湯船にいました。同じお湯だと思うのですが、鮮度を感じます。肌のツルツル感というかスベスベ感というかもこちらのほうがフレッシュに感じます。やはり湯の鮮度の差かな?

この日は行った時から帰る時まで浴室内、結構な人数いました。常に7人程度がいましたよ。お爺ちゃんは明らかに地元の人という雰囲気。すっかり慣れている。シャワーもどこが出が良くてどこが出が悪いとか分かっているみたい。変な形の湯船も、どの位置が自分のお気に入りかとかあるようです。若い人が全くいないかというとそうでもなく。刺青の入った人が数名おりました。なんでこんな所来ているのでしょう?特殊浴場が似合いそうな人達でした。

1人また1人と上がっていくのですが、それと同じぐらいまた次の人がやってきます。高齢者が多いので、脱衣所での着替えもたいへん。みなさんほんとにゆっくり着替えています。パンツはいてから、股引はくまで5分ぐらいかかりますからね。それもゆっくりゆっくりと。そういう年齢層が多いのです。
ここまで高齢者が多いのであれば、もう少しバリアフリーにでもなっていればよいのだろうけど、そういう設備は一切有りません。ある意味、ここに安全に来れるうちは元気なうちなのかなと。

湯上り後、マネージャーは受付近くにある椅子に座ってテレビ見ていました。女湯も結構混んでいたようです。マネージャーの感想、 良かったよ!そう言っていただけ、なんかホッとしたのもありました。こんな所に連れて来てと機嫌悪かったらどうしようとか少し思っていましたから。


[こちらが以前は客室だったか?今は廃墟?]

この三沢保養センター、ネットで検索すると宿泊もできるようなのです。でも、実際に行った感じでは今はやっていないのではないかと思われます。良くわからない。
というのは、大浴場のある隣の建物、元々は宿泊する建物だと思うのですが現在は廃墟状態。
この建物よりさらに奥にもう一つ建物があるのですがそこまでは行ってみませんでした。
日帰り休憩はできるのか?そういうのも良くわからずでした。というのは、風呂の中はみなさん以外と喋らずおとなしいのです。まあ、刺青の人がいたというのもあったと思いますが。そのため、地元の人から色々と情報を仕入れることが出来ませんでした。


帰る時、道路沿いにあった看板を改めて見てみたのですが・・・



三沢保養センターは「MISAWA RECREATION CENTER」
三沢温泉は「MISAWA HOT SRRING WATER]

となっていました。英語必要でしょうか。基地があるから外国人にも来てもらうつもりだったのかしら?そうだったら、いろんな案内英語併記にすればよいのに。
ところで、「HOT SRRING WATER」って何?まあ、あえてネタなのだと理解しておきます。

ここ、このままだといずれ廃業になってしまうのではないかと不安があります。個人的にはこのB級ちっくな雰囲気を残しつつも安全で快適に過ごせるようにし、多くの人に楽しんでもらえる場所になると良いなと思います。そして最も大事な経営的にも問題ない状態になってくれればと思います。


[この看板が目印!なんでも対応していた施設みたい]

青森は他にも素敵な温泉がたくさんあるので、どうしてもこのようなB級ちっく温泉は忘れられがち。地元の人だけじゃなく、温泉好きの皆さんは積極的に訪れてほしいなと思いました。


主婦湿疹 △



三沢保養センターから車で2分もかからない所にマエダストア三沢店があります。ここでりんごジュース3箱も買ってしまった。おみやげ屋で買うより、スーパーの方が安いですから。全部自宅用です。


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