繋温泉 菅旅舘(岩手)

November 30 [Mon], 2015, 21:35
繋温泉の温泉神社前にある湯治宿です。HPもあります。なんかこう、温泉神社近くにある宿というのは、その立地だけで単なる観光旅館とは違うオーラを放っている感じがします。(あくまでもごまちゃんの勝手なイメージ)
主に湯治客と工事現場等で働く人などを受け入れているようです。こういう宿結構多いのですが、湯治客とビジネスプランの客、相反する目的の人が同じ屋根の下で生活を共にしているのだな〜と考えると変な感じがするのでした。片方はゆっくり休みに来ていて、片方は働きに来ているのですからね。
到着すると、斜面に建てられた宿なのだとすぐにわかりました。ブラタモリを見ているせいか最近高低差が気になりだしています。
湯治宿というイメージとはかけはなれているぐら綺麗な宿です。駐車場もそこそこ広く運転の苦手な方でも停めやすいと思います。


[斜面に建っている湯治宿]

日帰り入浴
料金:400円
時間:9時〜22時
    ただし、10時半〜14時は清掃のため入浴不可

平成27年10月 訪問
館内に入ると帳場らしきものが全く見当たりません。すみませ〜んと声をかけると、上の階から女将さんが駆け下りてきました。入浴できるか聞いてみると、お風呂の状態を見に行ってくれ、戻ってきた所でOKとのことです。
女将さんについていきながら2Fに上がっていきました。斜面に建てられた宿なので、2Fといっても地面の上にまたなります。廊下の突き当り、一番奥の所にお風呂はありました。


[お風呂入口 この手前に洗面台有]

女将さんより、熱い時は加水して入ってくださいとの事。男湯は先ほど1人あがったばかりだから大丈夫かもしれないが、女湯は熱くなっている可能性が高いので気をつけてと言う事でした。
まあ、熱いというのは湯治宿系だと良くあることでそれほど驚くことでもありません。軽い感じで返事をして脱衣所に向かいました。

お風呂は男女別内湯×1。

脱衣所、正直狭いです。ベンチと脱衣籠があるだけ。しかも、同時に2人も着替えていればいっぱいじゃないの?と思うような狭さです。1箇所だけ窓が開きますがあまり換気の良くない脱衣所になっています。換気扇もついていなかったような。ちょいと記憶曖昧。洗面台などそういう設備は一切ありません。


[脱衣所 換気がもう少し良いとうれしい]

浴室への扉を開けた瞬間、すごい熱気でびっくりしました。瞬時にメガネ曇るし。
メガネを拭いてあらためて浴室内を見ると、緑がかった石が全体的に特徴の浴室になっています。なんか高級感ある材質ですね。地場産の石でも使っているのかしら?浴室床・浴槽など、けして大きくありませんが贅沢な作りだな〜と思いました。窓も大きくて雰囲気良いし。


[小さめだがステキな浴室]

さて、熱いような事を言われていたのでちょいと手を入れてみたら・・・ほんとに熱い!やけどするかと思った。慌てて温度計で計測。50℃超えていますよ!こりゃ絶対入るの無理!湯口からの投入量が少なめなので、もしかしたら表面だけ熱くなっているのかしら?と思い、かき混ぜ棒で混ぜてみました。しかししかし、それでも49.5℃より下がらないのです。これはほんとに熱いようです。これでは全く入れなので、もう割り切って加水することにしました。それも豪快に加水。加水し始めると、湯船の縁から溢れてきた湯がこれまた熱いのです。いろいろ格闘しながらやっと入れるようになるまで10分以上!

さて、やっと入れるようになって肩まで浸かると、なんかこう、サラリ感のあるさっぱりとした湯ですね。熱いですけど。加水率が高いため、本来の湯とは掛け離れた感じになってしまっているのは覚悟のうえです。じっと入っていると、湯口から注がれている激熱湯が湯の表面をはうようにまた迫ってきます。なかなか落ち着いてゆっくり入るというわけには行かないお風呂です。


[湯口の温度は70℃以上 投入量少なめ]

この湯船、並んで4人程度入れるかなという大きさ。奥行きがあまり無いため、対面で入るという感じにはならないでしょう。湯口近くはほんとに熱いので、あまり湯口の近くに入れません。
なかなかゆっくりとお湯の感じを楽しむという状況でもなく。それでも、入っているうちにだんだんとお湯の状態がわかってきます。湯船からも僅かですがたまご臭といいますか硫黄臭といいますか、そういのがほんのり感じます。さて、本来の香りは・・・と思い、湯口の所で香りを確かめると、確かにそういう香りがしっかりしますね。でも、加水が多くなってしまうので湯船状態ではちょいとわかりにくいです。
この熱さなので発汗作用もすごいのなんの。透明湯でこれだけの発汗作用があるというと、鳴子の「たきしま」が頭に浮かびます。そのぐらい爆温まり系の湯なのです。心臓もバクンバクンするし、血管もビクンビクンとこれ以上ないぐらいの活動しています。正直、疲れるぐらい温まるのです。汗と共に体の老廃物が出て行ってくれているのか、肌の調子がだんだん良くなるような気がしていました。


[透明湯 発汗作用ものすごい]

連続1分なんて無理。30秒かもうちょい入ったら湯船の縁に避難して休む。それをひたすら繰り返すのみです。窓を開ける事が不可能なので、浴室内のものすごい湿度とも闘いながらの入浴となります。なんかこう、リラックスとかいうのではなく、この浴室は温泉道場であって修業の場なのではないかと思うぐらいでした。湯治とは修行なのかとかそんな事を考えながら浴室にいましたよ。

途中、あまりにも耐えられなくて水分補給に脱衣所へ戻りました。ペットボトルのお茶なんてあっというまに飲み干してしまいます。ここを訪れる時は2Lのパック1本持参しても良いぐらいです。

さて、シャワーの事に全く触れておりませんでした。この浴室には2台のシャワーがあります。1台だけ使っていると全く問題ないのですが、2台同時に使おうとすると若干水圧不足を感じます。さらに、女湯側でも使っていると水圧の変化があるようです。まあ、そういうのはご愛嬌ということでそんなもんだと思いながら使えば問題なし。今回、一人での入浴でしたが、同時に2つ使おうとしたのはどうやって速く加水できるかな?といろいろ試した結果なのでした。


[シャワー 水圧は若干変化する]

全身のどんな細い毛細血管も全部血が流れただろうと思うほどの温まり方、こういうのを好む人もいると思います。ただし、心臓の弱い方は注意して利用しないとダメかも。
繋温泉の凄さを魅せつけられたという感じでした。

この湯、後から思ったのですが、源泉温度が高いために湯の投入量をかなり絞っております。もし可能であれば、何らかの形で温度を下げて湯船に投入してもらえると、源泉の良さをもっとよく理解できるのではないかと思うのです。なんかこう、あまりお金をかけずに源泉投入量を増やす良いアイデアでもないでしょうか。そういうのを導入してもらえるともっともっとここの湯の良さを理解できる気がしました。


湯上り後、マネージャーも激熱湯と闘ってきたという雰囲気でした。もうぐったりしていたし。
帰る時、廊下から見えるお部屋の雰囲気や炊事場などの雰囲気を見ていたのですが、なかなかきれいな宿でこれは良いなと思いました。湯治客やビジネスプランで泊まる工事の人なんかも良いですが、これだけのお湯だったら、温泉好きが湯巡りの拠点として利用するのも良いかもしれません。というのは、基本湯治宿のため、料金設定が安め。ビジネスプランで素泊まりだと3500円、朝食付が4400円、2食付が6500円と公式HPに書いてあります。この価格だと気軽に泊まれますよね。ちょいとした観光ホテルで1泊するのと同じ価格で2泊出来ちゃうかもしれませんよ。通常の2食付宿泊プランは7000円〜7500円ぐらいみたい。

ちなみにここの女将さん、結構スパッと判断良くいろいろ対応してくれるので、客としていろいろ受けているとすごい気持ちいいのです。グダグダ感とか全くなく。だからといって、キツイ感じのある人では全くありません。そういうのも含めて、なんかこの宿いいなと思いました。一度泊まってみたいです。繋温泉に泊まれば、湯巡りの範囲も結構広がりますからね。このへん、まだまだ訪れたこと無い温泉たくさんありますので。
ただ、よくわからないのが、素泊まりで泊まった時は朝食や夕食どうしたら良いのだろう?徒歩圏内にそういうのを調達できるお店あるのだろうか?いろいろ疑問は残ります。これから繋温泉の事調べてみないとダメですね。


これで今回の岩手1泊の旅は終了でございました。泊まった松楓荘も素敵でしたが、最後に訪れたこの菅旅舘もかなり気に入りました。岩手の温泉はまだまだ訪れていないところが多いです。これからは少し岩手の湯巡りにも力入れていきたいです。


主婦湿疹 ◯


  • URL:https://yaplog.jp/gomagoma/archive/1228
Trackback
Trackback URL
Comment
小文字 太字 斜体 下線 取り消し線 左寄せ 中央揃え 右寄せ テキストカラー 絵文字 プレビューON/OFF

不正な自動コメント投稿を防ぐため、チェックボックスにチェックをしてください。

利用規約に同意
 X 
禁止事項とご注意
※本名・メールアドレス・住所・電話番号など、個人が特定できる情報の入力は行わないでください。
「ヤプログ!利用規約 第9条 禁止事項」に該当するコメントは禁止します。
「ヤプログ!利用規約」に同意の上、コメントを送信してください。

            
にほんブログ村 旅行ブログ 温泉・温泉街へ
            
最新コメント
アイコン画像ごまちゃん
» 肘折温泉 木村屋旅館(山形) 再訪1 宿泊 (2019年06月29日)
アイコン画像ごまちゃん
» 肘折温泉 木村屋旅館(山形) 再訪1 宿泊 (2019年06月27日)
アイコン画像おんせんたまご
» 肘折温泉 木村屋旅館(山形) 再訪1 宿泊 (2019年06月27日)
アイコン画像ごまちゃん
» 飯坂温泉 ほりえや旅館(福島) (2019年06月23日)
2015年11月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
Yapme!一覧
読者になる
ヤプログ!こうこく