カラフル

January 04 [Wed], 2006, 1:00
     2000年11月公開
観賞日    ?

《監督》 中原俊
《脚本》 森田芳光
《キャスト》 田中聖、阿川佐和子、滝田栄 ほか
森絵都の原作が物凄く好きで、まず舞台化されたものを友人と見に行きました。
そして映画化、これが初めて一人で見た作品。
といっても、母親が映画館まで連れて行ってくれたんですけどね。
チケットを買って私に渡すと、買い物してくるから終わったら此処で待っていてねと言われた。

当時の私は主演の田中聖が何者なのかも知らず、原作がどんな映像で表現されるのかばかりが気になっていた。
ジャニーズの田中聖というだけで見に行った女の子とかもいるのだとか、当時ってそんなに話題になったんですかね。
でも後になって私が驚いたのは主演ではなく共演者、ギバに筧さんに砂羽ちゃん…凄く豪華、原作を知らなくても今の私だったらこのキャストだけで映画館まで足を運ぶ決め手になると思います。

物語は、ある少年の日常を淡々と描いているようで実は天使が出てくるファンタジー。
その微妙にして絶妙な世界をリアルに撮られた時、私の中で生じ始めた何とも言い難い違和感。
この作品には、抽象的な表現が似合っていると思うのです。
実際の人間が演じているという点では映画も舞台も同じですが、シンプルなセットから風景を想い描く舞台の方が本を読んでいる感覚には近い。
それとも、私が子どもだったからでしょうか。
親の不倫や、憧れの女の子が知らない男と連れ立って入るラブホテル…主人公が目を背けた光景を、同じ歳だった私は実際の映像で見る事を無意識にも拒否していたのかもしれない。
鮮やかなものだけがカラフルじゃないのにね、世の中には綺麗なものも汚いものもあって全てに様々な色がついているから面白いのにね。

それでも、確かに言えるのは…原作を初めて読んだ時、想い描いた青空の色。
あれは、どんな素晴らしい絵画も敵わない程に鮮やかで綺麗な青だった。

今の私は、この映画を見てどんな事を思うのだろう。
汚いものも直視できるよ、綺麗なものが眩しいと感じてしまうほどに。
改めて、見てみたくなった作品です。
  • URL:https://yaplog.jp/gohan-bp/archive/13
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>chiekoaさん
TB返し、ありがとうございました!
実はラジオドラマにもなっているのだそうですよ、これは私も最近になって知った事なのですが。
沢山の媒体で紹介されるほど素敵な原作という事ですよね、ファンとしてとても嬉しいです。
此処は映画blogですが、読書も大好きなのでchiekoaさんのblogもまた拝見させていただきますね!
January 11 [Wed], 2006, 16:31
TBありがとうございました!舞台にもなっていたのですね。原作ファンとしてはぜひ見たかったです…。その前になんとかDVDを入手せねばですが(笑)。
そして、本を読んで自分の目の前に広がる景色は、どんな映像でも追いつけないですよね!忘れられないその気持ち、わかります!
January 10 [Tue], 2006, 15:15
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