「神々の血の系譜」〜外伝・その羽根の行方〜39話。

2018年05月24日(木) 17時04分
〜あらすじ〜
クロノスを連れ去られて落ち込むエヴァ。
一体誰がこの世界の記憶を操作したのか?
ケルベロスの身にも異変が起こる。
アイリス曰く、「真なる神」が居ると言うが・・・。
ワルキューレ。みんなのまとめ役。
このブログのリンクバナー。

ランキングに参加中です。押して下さると幸いです。

キャラクターグッズ ブログランキングへ
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

READ MORE...からお読み下さいませ
39話・邂逅。



クロノスは一年桜の前に立っていた。
「此所の桜はまだ生きている・・・。」
触れようとした瞬間、一年桜が光った。
「・・・!」
其処から人影が現れる。
「・・・お前は・・・」
「クロノス様、お会いしたかったですっ!」
青年が現れ、クロノスに抱き着いた。
「ゲオルっ!?」
「一緒に地上に従者として残ったのに勝手に箱舟に転送されるなんて、私は・・・耐えられませんでしたっ!」
「それは、お前の、為だっ!!」
ぎゅっぅっと締めつけられる様に抱き着かれている。
「また、再会出来て嬉しいです・・・」
クロノスより背の高い青年、ゲオルはただ純粋に再会を喜んだ。
「髪、伸びましたね・・・初めて会ったときと同じ」
「あのー・・・再会喜んでいるところ申し訳ないっすけどー。」
クロノスは慌ててゲオルを引き離した。
「まさか、ゲオルさんが来るとはーっす。」
「布津さんもお久し振りですねぇえええええ!」
2人は目を合わせること無く火花が散る。
「あのさ・・・狸と狐か・・・?」
呆れるようにクロノスが言う。
「こんな、改造人間と一緒にしないでくれないっすかねー。」
「怪しい薬売りには言われたくないですー。」
「だから・・・」
「クロス様とは私の方が付き合いが長いので・・・。」
「地上に来てから、身の回りの世話をしていたのは俺っす。」
「やめろと・・・」
「「クロノス「様」は黙っていて欲しい。「っす。」」」
2人の気迫にクロノスは一歩引き下がった。
「もう、分かったからっ!!!」
「クロノス様、奴等の香りがするっすよ・・・クロノス様を裏切った輩の・・・。」
その頃、エヴァ達は城下町から城の門まで来ていた。
「此奴ら、どうやって短時間で来たっ・・・?」
兵士を?き分け、阿修が歩いてきた。
「私達はクロノスに会いたいのっ!」
「まだ言うか・・・お前ら何度クロノス様を裏切っているんだよ?」
エヴァの心は痛んだが・・・。
「貴方達、魔獣族はは記憶は改ざんされてないみたいね・・・。」
「・・・エヴァ、お前がこんなに穏やかに人格だったとは思わなかったぜ?」
「いいから、呂布でもなんでもいいから中に入れろよっ?」
カムイが耐えきれぬように言う。
「落ち着いて下さい、カムイ・・・城は目の前ですよ。」
ワルキューレが宥める。
「此所でお前らを入れるのには許可が要るぜ。」
「俺達は単にクロノスに会いたいだけ。」
そう、真実を知るためにも・・・。
あの時の記憶の狭間にいた真実を知るためにも・・・。
「っと。」
通信機を取り出し、阿修は誰かと連絡を取り始めた。
セイレーンはエヴァの手を握りしめた。
「・・・ったく、いいんですかい?・・・分かりましたよっ」
阿修は不満そうにエヴァを見た。
「クロノス様に刺激を与えるなよ?特に、ケルベロスとエヴァ・・・。」
そう言うと兵士達を退却させる。
「入れよ・・・呂布様がお会いになるぜ。」
まったくと阿修はぼやきながら入るように促す。
「・・・有り難う。」
エヴァは深々と頭を下げた。
門からゾロゾロと入ってくる。
城は和洋折衷的な雰囲気だった。
この城にクロノスは軟禁されていた・・・。
そう思うとエヴァの心は罪悪感でいっぱいだった。
「今回だけだからな?何か変な事でもしてみろ首が飛ぶぞ?」
「分かって居る・・・。ああ、呂布様の居る玉座の部屋に入るのはエヴァのみだからな。」
「待って、それじゃあエヴァちゃんが危険すぎるよっ!?」
セイレーンが慌てて抗議するが・・・エヴァが其れを制する。
「私は大丈夫だから・・・安心して。」
エヴァは優しくセイレーンに微笑んだ。
「ううっ・・・心配だよぅ・・・。」
あわわわっと、しているセイレーンの頭をエヴァは撫でた。
阿修は扉の前で立ち止まった。
「ほれ、入れっ?」
「有り難う・・・。」
エヴァは堂々と入っていった。
最後までセイレーンは不安げな表情だったが・・・。
「待つ間、客部屋に案内する。」
「クロノスと会っても良いか?」
ケルベロスが問いかける。
「・・・。」
阿修は眉間に皺を寄せた。
「罪の意識に苛まれるがいいっ!!!」
そう言うと、客室まで無言で歩き案内した。
「そういえば、本当にどうやって来た?」
「牛目っていう魔獣族の方が転移魔方陣を張ってくれたの。」
セイレーンは何の疑問もなく言った。
裏切る、と言っていたことは口にしないで・・・。
「牛目が・・・っ!?」
阿修が少し驚いた表情を浮かべた。
「あいつは・・・いや、なんでも無い」
ワルキューレは阿修と牛目は知り合いだと勘づいた。
「まぁ、わたくし達は詳しいことは分かりません・・・ただ、彼女が・・・どういった意味かは。」
「大丈夫だ。これは魔獣族の問題だ。」
そう言い捨てると阿修はその場から早足で立ち去った。
  • URL:https://yaplog.jp/ghjtlnggf/archive/1396
コメント
小文字 太字 斜体 下線 取り消し線 左寄せ 中央揃え 右寄せ テキストカラー 絵文字 プレビューON/OFF

不正な自動コメント投稿を防ぐため、チェックボックスにチェックをしてください。

利用規約に同意
 X 
禁止事項とご注意
※本名・メールアドレス・住所・電話番号など、個人が特定できる情報の入力は行わないでください。
「ヤプログ!利用規約 第9条 禁止事項」に該当するコメントは禁止します。
「ヤプログ!利用規約」に同意の上、コメントを送信してください。
プロフィール
  • プロフィール画像
  • アイコン画像 ニックネーム:kana
  • アイコン画像 性別:女性
  • アイコン画像 誕生日:2月8日
  • アイコン画像 血液型:A型
  • アイコン画像 趣味:
    ・マンガ-最近、漫画読んで・・・ないw;
    ・インターネット-ほぼニコ動と某巨大掲示板を観てますw;
    ・ゲーム-声優の保志さんが出演する作品ばっかり買ってます。声フェチなので♪
読者になる

ハマっているゲーム

「シャイニング・ブレイド」特にお気に入りはレイジ。
「ZWEI II Plus」アルウェン姫のゴス的な服装と性格。

「薄桜鬼」原田左之助。歴史物好きで以前から新撰組ファンでした。
ハマっている漫画

カゲロウデイズ

セトが好き過ぎて生きていくのが辛い。萌え☆ミ
ブログランキングにほんブログ村 イラストブログ オリジナルイラストへ
にほんブログ村人気ブログランキングへ
メールフォーム

TITLE


MESSAGE

にほんブログ村 イラストブログ オリジナルイラストへ
にほんブログ村人気ブログランキングへ
2018年05月
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
Yapme!一覧
読者になる
P R
最新コメント
アイコン画像kana
» 論。 (2018年02月04日)
アイコン画像にゃんにゃん
» 論。 (2018年02月03日)
アイコン画像kana
» 新年挨拶、遅いです・・・・。 (2018年02月02日)
アイコン画像ぽりだい(poridai)
» 新年挨拶、遅いです・・・・。 (2018年02月01日)
アイコン画像kana
» 削除された・・・? (2018年01月30日)
アイコン画像ikuyu
» 削除された・・・? (2018年01月07日)
アイコン画像にゃんにゃん
» 削除された・・・? (2017年12月23日)
アイコン画像ぽりだい(poridai)
» 「神々の血の系譜」〜外伝・その羽根の行方〜35話。 (2017年10月19日)
アイコン画像にゃんにゃん
» 「神々の血の系譜」〜外伝・その羽根の行方〜32話。 (2017年05月12日)
ブログランキング
https://yaplog.jp/ghjtlnggf/index1_0.rdf