御心配お掛け致しました

2006年12月06日(水) 0時07分
皆様にご心配をお掛け致しました病院生活も四日の午後をもちまして無事退院と相成りました。

まあ初めての入院と言う事で色々と興味ある体験もさせて貰い、自分なりに非日常の暮らしを有意義には過ごせたのではありますが、一応人並みに辛さや心配事なんぞもありまして、それと自分との摺り合わせや自分の中へ取り込む事など、そして担当医・看護婦・看護師・婦長・検査技師・ヘルパー・栄養士・医療事務職員・警備員とは吾身を患者と言う立場に置く事で見る事の出来た側面があり、また患者同士でも病状と生活との絡み、症状や病気へのいきさつなどを会話する内に理解できる内面、そんな事を精神的に消化をするのにはもう少し時間も掛かるのだろうと思います。
この短いとも長いとも言える入院生活で見聞きし感じた事を語ろうと思えばおそらく際限なく語り続ける事は出来るのでしょうが空になったさっきまでの自分の生活空間を振り返って、しばらくはブログに書いた日々の事意外は自分の中にきちんと納まるまで寝かせておかなければいけないのだと理解しました。

会計で清算を済ませ、フラリと外に出て毎日の散歩の様に歩く足を進める一歩ごとに、家へ近づく自分を感じます。リビングの自分の椅子に座り、病院から持ち帰った荷物と気持ちと病気をそこいらにほったらかしてしばらくの時間を過ごしてから自分の小さなお祝いをしたのでありました。

Fizer assencia Brio

2006年12月03日(日) 9時23分
新兵器なのだ。私の病気diabetesは普段の指数がとても大事で、病院で行う様な測定や投薬を常日頃自分で行う必要があり、病気の程度によって特殊な注射器を携帯したり自分専用の測定器を所持したりするのである。私の場合、日常の注射による投薬までは至らなかったが「日々指数の測定はきちんとやって頂きたい」従って「検査の測定器は持っていて頂きたい」と「色んな種類があるので自分に合った物を選んで頂きたい」と担当医の指示のもと早速紹介された薬局へと赴いたのである。
折角新しく求める物だし自分の体の為の物なのだから良いものを買おうと、出来れば最近私が入院している病院でも導入したばかりの最新式の物を買おうと思っていたのだが、いざ目の前に数点の測定器を並べられると、根が機械好きなだけに色々と目移りしてどれも面白そうに思えてくるのである。
いきおい店の人は私の質問責めにあうはずだったのだが目の前に並んでいる一つに目が止まり、他とは違うそいつの様子に質問を変えた。
「ここにSAMPLEって貼ってあるけど現物は今無いの?」
「はい、この二日ほど急に求められる方が何人かいらっしゃいまして・・・」
知っている、この週末に退院していった何人かである。
「すぐに入荷する?」
「数日はかかるかと・・・」
ん〜困った、無いとなれば欲しくなるのが人の性、ましてや他人が持っているとなれば尚更欲しい。
商品は二つに絞られた、最新式の高級品か無いものねだりのサンプルの入荷を待つか…しかし退院は間近に迫っている、別に一や日二日くらい数値の測定をしなくても死にはしないだろうが退院後の療養生活をバッチリと楽しくスタートしたい私にとって(ナニを言ってるんだ?)片手落ちは困る、どちらかを選ぶまでもなく在庫のある最新式を買う他はないのである。ではあるのではあるがとほぼ諦めの心境で軽く、ほんの軽く抵抗を試み聞いて見た「このサンプルは売れない?」
「いえパッケージも開けてしまっていますし、お客様の説明にも使用しておりますので・・・」
そうだろうなあ売れる筈はないよなあ
「申し訳ないのですが15%引きでよろしければ・・・」
そうだろ・・・えっ?、えっ?
最新式の格好良さも新しい機械への楽しみも一瞬にして彼方へと追いやってしまう魔法の言葉。
サービス、割引、値下げ、格安、魅惑の言葉の前に少しみすぼらしく見えていたSAMPLEと貼られたケースが輝きだした。世界で信頼のあるメーカーじゃないか、実績のある測定器じゃないか、購入層も広いに違いない、うんこれで良い、うんうんこれが良い、良いぢゃあないか。値段ではない、冷静に考えればこっちの方が断然良いに違いないと求めて病院へと戻る軽い足取り、ふんふんふん。
帰りに立ち寄ったナースステーションで開口一番「安かったあ」と
言ってしまった。       よいよい

なんだかんだ

2006年12月02日(土) 9時19分
何をか言わんやである。私が、ああ言えばこう言う奴なのは私の知人は皆知っているのだが知らない人は勿論知らない訳で、いきなりその洗礼を受けると余りの理屈っぽさに二の句が告げ無くなって訳の解らない内に話が終わってしまうなんてことがよく有るのだが、持論を繰り広げ倒し、自説を押し通し喋り続ける余り、本当に自分が聞きたかった事を聞くのも忘れ自分の掘った穴にズッポリとハマり込んで何も得られないままに「またやってしまったぜい」と苦笑いをするのがいつものパターンみたいになっているのである。
今日は病院専属の栄養士さんによる栄養指導の日だったのだが、先日紹介して貰い、求めた本を元に自分で調べ書きとめたノートと勝手にやった勉強の内容確認をしてもらうだけになってしまい、それでも性格の優しい若い栄養士さんは嫌な顔ひとつせず私の調べた内容をちゃんとチェックしてくれたのである。
それで終わればまあ失礼ながらも世間にもある話なのだが、事もあろうに栄養士さんに自分が入院中に書いて置いた調理のポイントと料理のレシピを押し付ける始末。大事にしますと丁寧にしまってはくれたが役には立たねえだろうなあ。
う〜ん、すまねえこってす

頑張る栄養士さんのお献立

ピコピコぴーん

2006年12月01日(金) 9時00分

何を隠そう、隠す必要など無いので申し上げれば【神経生理】の測定器なのである。神経生理の測定器とは一体ナニをするモノかと言うと神経の生理的な反応を測定する機械なのだ。と言っても解らないには違いないはずなので更に説明をすると、手足がシビレたりだとか動かないなんて時に、それぞれの先端までの神経がちゃんと機能しているか、反応しているかを測定する機械なのである。
実際にどうやるかと言えば、指先に電極を貼り付けて最初は手首辺りにもう一方の電極を当てて電気を一定間隔で流す。神経が正常に働いていれば電極と電極の間の神経が反応して当てられたところに電気を感じ、更に電圧を上げていくと反応した手なり指なりがビッビッと動くのだ。感じとしては低周波治療機をイメージして貰えれば良いのだが、それよりかはちょいと痛い。次に手首に当てた電極を肘の辺りに移動してまたビッビッと電気を送ってから手首から肘までの長さを測ると神経が反応するかだけでなく神経の伝達速度も判ってしまう仕組みなのだ。そうやって電極の位置を別の指に変えて測定し、次は足にと言う具合に検査を進めて行くのだが、手がビクビク動くのと違って足が意識もしないのにガクッガクッと勝手に動くのは裸足の足から伸びる配線を見ればなおさらに「ああぁ操られてるう」的な感覚なのである。勿論こんな感じは初めてなのだけれども何だかこんなイメージを知っている気がして操られている足をグアッグアッと動かしながら(動かされながら)
思い出して見れば…
嗚呼、思い出した。
牛だ、畜産の人工受精で牛の精子を採取する時に牛の下半身に電極を当てて、その気が無い牛から精液を絞り出すあれだ。電極に繋がれた牛は雄としての威信を見せる事も無く不本意に採取される刹那、「んむおー」と哭くのである。

んむうおおぉォ

スルコト

2006年11月30日(木) 12時38分
入院生活も日を追うにつれ変化の無い毎日にやる事が無くなって…こない
最初こそはゆっくりと本でも読めるぞと未だ読んでなかった本も数冊持ち込んでいたのだが、空いている時間に仕事の経費計算や作業の控えを取り、入院のメモにと各検査のデーター・行動・食事のレシピと写真を撮ってノートを付け、所属する釣りクラブの大会用のイラストを描き始め、病気の為の本とにらめっこしつつノートを取り、嗚呼やっと時間が空いたとブログなんぞを携帯で書いたり、後は午前に一時間余のウォーキングと午後に軽いジョギングとストレッチ。何だか妙に忙しいのである。と、昨日から私の入院しているフロアー担当の栄養士さんに参考になるから聞かせて欲しいと頼まれた料理のメモを書き始め…

お見舞いに来てくれた人との時間は有難く大切にしたいし、用事を思い出しては電話をしに外に出る。
追い討ちをかけるように昨日、見舞いに来てくれた友人は「暇だろうから」と本を買って来てくれた。「忙しいのにもう」と悪態をつきながら有難く頂いて就寝前にパラリと見れば…面白い、う〜ん困るぢゃぁないか。
本日は六回の採血と神経生理の検査がある。

何か予定を削らなければ時間が足りない。
ん、見舞いも二組ほど来るって言ってなかったっけ?
うわあ大変だあ

病気?ビョーキ?

2006年11月29日(水) 9時11分
このまま順調に行けば十二月の初旬には退院である。待ってくれる人、待ち構えて居やがる奴ら、ずっと入って居れば良いものをと悪態をつく野郎、ふうんと所在なげに答える御人(本心は何なんだ!?)色々ではあるが、私としては矢張り随分と嬉しい。そんな中、退院後の療養についてのレクチャーを受けた。しっかりとメモを取り、こちらからも積極的に質問をして内容のある良い時間であった。
さて、今夜は半月である。半月と言うのは小潮であって余り潮が動かず魚の活性も落ちて釣りには不向きに思えるが、どっこい世の中は上手く出来ていてそんな時こそ釣れる釣場とポイントと釣り方があるのだ。ここ最近の水温の下がり具合と状況からから「あそこの釣場ならこう言う攻め方が出来るな」「こんなアプローチをすればあそこでもチャンスはあるかもしれない」と今日のレクチャーを思い出しつつ想う私なのである。
余後の療養に於て大切なのは矢張り食生活で、白身魚は当然ながら肉よりは良いと、白身魚なら比較的しっかりと食べられると、鮮度の良いものを選ぶのがコツだと先生がおっしゃるのである。白身魚と言えば当然誰が考えてもチヌである事は他人の言を待つまでもない。先生が食品の例をチヌでは無く鯵にしたのは、チヌでは当たり前過ぎて参考にならないから「こんな魚もありますよ〜」と言う真意がある事くらいは私でも判る簡単な事なのである。加えて、新鮮と言えば釣りたてを意味する事に他ならないと考えるこれを読んで下さっている皆様の意見に私も異を唱えはしない。

良い空気と気分転換、白身魚の代表チヌで釣りたて、そして適度な運動を退院後は習慣付けて下さいと言われた限りは仕方がない。病気と向き合い健康な体を手に入れる為に頑張ってチヌを釣りに行かねばならないのである。私は病気を克服する為に一生懸命にチヌを釣りに行くのだあぁっ。
今夜は半月である。あそこの釣場なら…病気は克服してもビョーキは治らないってか?

ぷらんぷらん

2006年11月28日(火) 9時19分
有体に言えば毎日病院を抜け出しているのである。私の場合は健康を維持すれば良い病気なので(不思議と思われるかもしれないが実際そうなのである)日がな一日ベッドで横になっていては益々病状が悪化してしまうのである。いきおい用事の無い時は、ベッドから出てブラブラと歩き回り、散策のネタが尽きれば自分の巣(ベッド)へ帰る。ベッドでメモを取ったり本を読んだりのネタが尽きればまたそこいらをフラリフラリと漂うと言う具合で、検査や医師の診断がなければ動物園の熊とさして変わりはしないのである。本来ならば外出許可を取らないと院外に出てはイケナイのだが、散歩が出来るくらいの患者が二軒隣のコンビニへ行くとか三軒隣のドラッグストアに行くのまでは流石に病院も制止出来ないので、そこはまあ医師と看護婦と警備員と患者のコミュニケーションの上で暗黙の了解が成立するのである。このコミュニケーションによる暗黙の了解と言うのが重要で、私の場合入院患者として外出と言う禁を犯してはいるけれども、患者としては実に見上げた優等生で医師や看護婦の言う治療法はきちんと実行し、自分の病気についても良く勉強して検査や病状の報告も積極的にこなすのは勿論、時間にも正確で入院患者特有の不平不満も一切言わない。病院としても人手不足の昨今、無断外泊をしたり、病状に悪い物を隠れて食べたりする患者の対応にただでさえ大変なのに、院内では食事が不味いだの注射が痛いだのと言う文句に笑顔で応えなければならず、私の様な患者は手が掛らないぶん多少自由な事をしても咎められる事はないのである。嘘ではない、今では出掛ける前にナースステーションにちょっと顔を出せば向こうから「どこかお出かけですかぁ」と聞いてくれるのだ。

行き先と言ってもあくまで片道八分の家までの事。用事を済まし、ブログを更新し、時には風呂に入って少しくつろぐ。何より良いのは行き帰り、なんとなくホエホエしながらぷらんぷらん歩く。
ぷらんぷらん

渾沌から

2006年11月27日(月) 9時37分
深夜十二時になると消灯した病室を出て屋上のベンチに座るのが日課。何をするでも無く頭に浮かんでは消える思考をそのまま放ったらかして。火をつけた煙草が一本終わる頃には夜気が肌に染み出し、二本目には体が馴染んでくる。

日曜日の病院は検査もなく、夜明け前から降り出した雨にする事を失った同胞達が一日をさ迷い、顔馴染みでも見知らぬ間柄であっても、そこここですれ違いざま親近感のある目配せを交してまた行き先の無いそれぞれの目的地へ向かって離れて行く。

十二時、階段の先の屋上の不安定な空の下、途切れた雨の濡れたベンチを丁寧に手で拭いて座り煙草に火をつけた。体の中の混沌を煙と共に吐き出し更に大きく息を吐いてようやく自分の中に私が帰ってきた。

猿の手と言う話を御存じだろうか?

2006年11月26日(日) 9時49分
或る日、ふとしたきっかけで手にした古い干した猿の手のアクセサリー。呪いの掛けられたそれは三つの願いを叶えてくれると言う。
一つ目の願いはすぐに叶えられたが、それは身内に起こった不幸の結果でもあった。
二つ目の願いも叶えられはしたが、やはり同じ事。
猿の手の呪いは、それを手にした者が願う以上の不幸を糧に願いを叶えていたのだ。主人公は猿の手に向かって三つ目の願いを……

余り忙しさに「入院してでも良いから休ませてくれぇ」と
「今年は人間ドックで全身隈無く診て貰うんだぁ」と
「いくら何でも太り過ぎだあ、体重絞るぞー」と
確かに私は先日まで叶わぬ(出来ない)望みと知りつつ吠えたててはいた。
しかし或る日、突然、唐突に思いも因らない方向から三つの願いは叶えられ、そして私の体は○○病、○○症、○○○の三つの名前が付いた。
まあ身内にも他人様にも不幸の迷惑を掛けなくて良かったと思いつつ。
余りの偶然の重なりに「何処かで猿の手にでも出会ったかな?」とも思うのだが…
三つの願い事を終えると何処とも無く消え去ると言う猿の手…って、せめて見せてくれよぉ

検査たっぷり

2006年11月25日(土) 9時29分
まあ当然なのである。病気で入院したのだからしっかりと検査される訳で、自分の体の中を赤の他人が色々と覗き回ってくれるのは、何か不思議面白恥かし嬉しい感じで、それでも自分の知らない自分の事を見つけて貰うのは中々に楽しい状況だなあなどと忙しい担当のお医者さんを捕まえては勝手な質問をしたりしつつ、ついでに写真なんかも撮らせて貰ったりしてしまうのであります。(長げえ文章だなあ)

他の患者さん達がおっしゃる「検査検査で嫌になる」とか「ご飯が満足できない」なんぞの意見もまあよくある話なんで多少は覚悟もしていたのではあるけれど…
どうも私には当てはまらないらしい。もしかしたら私には悲観するとか我が身を案じると言う感覚が少し足りないのかも知れない。
あ〜そこの君、賛同するんぢゃないぞ
P R
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