不信渦巻く国会

June 22 [Wed], 2011, 21:36
昨日、本会議で国会会期の延長に関する採決が行われる予定だったが、120日、50日、70日と、水の流れに似て、定めなき流浪の果てに、とうとう本会議は開かれず。

今日の午後4時に、ようやく本会議、自民党公明党は反対、他の党は賛成して、国会の会期延長70日とあいなった。
自民党公明党は、決して、会期延長そのものに反対なのではなく、内閣不信任案が出る前は、二次補正も先送りして、予定通り6月22日に国会を閉じる、と言っていた総理が、不信任案否決後に、てのひらを返したように、あれもこれもと言いだして、会期を延長しようとする姿に、閉じるも延長するも、すべては総理の延命と保身のためではないか、と不信を抱いたことから、反対に転じたものと思われる。
昨年の代表選で、菅総理を支持した多くの議員の間にも、不信は渦巻いている。
「国会をおもちゃにするのはいい加減にしてほしい」とか、昨日は、エレベーターを降り際に、一旦与野党間でまとまった50日案を官邸が拒否した、という報道に、「身を捨てて大道に就く」という心が総理にはないのか、と声を荒げる議員もいた。
党の空気は悪化するばかり。

今日の農林水産部門会議で、鹿野大臣が、「今回で部門会議は、政権交代以来100回目を迎えた、これもひとえに、皆さんが熱心に、日本の農林水産業の問題に取り組んで、私どもを支えてくださっているからだ、心から感謝を申し上げたい」とスピーチ。言葉に情がある、心がある、一度でいいから、こういう心のこもった落ち着いたスピーチを政府や執行部から聞きたいものだね、と周囲の反応。

検察の在り方を考えるWTで、法務省に提出を要求していた資料-法務省の幹部職員の内、検事や裁判官から登用されている人数についてーが提出された。
なんと64人の幹部職員の内、46人が検事という驚くべき実態が判明した。
近代司法の理念に程遠い実態に、どうやったら、国民司法というべきものが実現するか、脱力しそうになるが、その後に行なわれたジャーナリストの青木 理氏の講話によれば、取り調べの全面可視化と、検察側が掌握している証拠の全面開示を行なうことで、開かれた司法に大きく一歩を踏み出すことになる、とのこと。
続いて、法務部門会議では、自民公明両党から提出されている児童ポルノ規制法案について。
法務委員会に付託された、閣議決定済みの法案審議をすべて終え、国会が延長になったからには、両党提出の議員立法である児童ポルノ規制法案をいつまでも審議しないで、継続案件にしておく事はできない。
民主党としての対案をまとめて、両方の法案を委員会審議に付する必要がある、との筆頭理事の説に、強い反発の声も出たが、筆頭の再度の説明で皆納得し、単純所持でも摘発や処罰を認めると、冤罪や冤罪に陥れることを目的とした恣意的捜査の危険性もあることから、間違いのない内容をしっかりとWTでまとめる方向で意見が集約された。
  • URL:https://yaplog.jp/galinaisno1/archive/1459
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