わたしの故郷 A

March 23 [Wed], 2005, 17:36

冬は私の一番好きな季節だ。というか雪が大好き。




雪の降る朝はとても静か。
音が雪に盗まれる。

朝、起きるとすべて白く、太陽の光で銀色に光る。
田んぼ一面雪だらけ。
私達だけの雪の広場だ。

ソリすべり、雪合戦、かまくら作り、やることはいくらでもある
朝から夕方まで大忙し。
そして夕方になると暖かい家に帰る。

雪が深々と降るある日の夜

雪が大好きな私は庭で雪遊びをしていた。
その日はボタン雪で、田んぼは家からの光と雪でボゥっと薄暗く光っていた。

その時 白い美しい狐が 雪の風のように田んぼに現われた。
彼女はこっちをじっと見つめ、そして私も吸い込むように見つめた。
何かを探していたのか、ふぃっと顔を背け深い雪降る向こうへ消えていった。

これだけのことだが私は鮮明に覚えている。
とても美しかったあの白い狐と、その狐を囲む光と雪。
綺麗やったなぁ。



近くに竹薮があった。
この竹薮も私達の面白い遊び場のひとつ




その竹は背丈が高く、竹薮の下には光があまり届かない。
竹薮の下は竹の深青緑が支配していた。

そしてそこには秘密の道(多分もののけ道)があり、
途中にオンボロ家があった。

そんな薄暗い深緑の中にあった家は
怖いけど何か大切で、そして近寄れない、少し神聖さを帯びた存在だった。

たま〜に肝試しをしたりした。
肝試しといってもヤッパリ怖いから
皆で秘密の道を駆け足で通り過ぎるといった感じのもの。
チラっと目の端っこに入るオンボロ家。
それでも十分にドキドキだった。


冬の竹薮は最っ高に面白い。
雪が降ったら真っ先に竹薮へ遊びに行った。
いつもは暗い竹薮だが、雪のおかげで明るいのだ。

まず竹薮を蹴りまくる。
すると上から雪がバサァーっと落ちてくるのだ。
それだけで十分楽しい♪
雪の竹薮は最高だ。


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Miki 1986 February 22 生まれ 只今カナダで留学中
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