毛利元就を中心とする安芸・毛利一族を探求します。同時に、元就研究家・福原雅俊の独自の史観から世相を斬る。そして、天衣無縫の旅遊記・映画・文芸評論・作品集。

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青春18切符2005(その3) (2005年09月05日)
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次世紀ファーム研究所(上) / 2005年07月24日(日)
7/18、岐阜県「次世紀ファーム研究所」(堀洋八郎代表)に滞在していた神奈川県の女子中学生が死亡する事件が起こった。

その後、「次世紀ファーム研究所」を巡っては、ワイドショーでも一週間で最も時間をさいて報道された。が、それは、もっぱら堀代表の悪徳商人としての実態を暴露することを目指すものであって、少女が死に至ったという事実に対する掘り下げは不十分、というか、全く考慮が及んでいないに等しい。

その顕著な表われは、少女の病状を「重い小児性の糖尿病」という一言で片付けてしまっている点である。皆さんは、その表現を正しく理解できるだろうか。そもそも「小児性の糖尿病」とは、普通の糖尿病とどう違うのか。「重い」と「軽い」で何がどう違うのか。

まず「小児性の糖尿病」だが、英語では「インスリン依存型高血糖症(略称・IDDM)」といい、日本では医学的には「T型糖尿病」、通称として「小児糖尿病」という場合もある。一旦、ここから「小児糖尿病」で統一するが、病名は名称でしかなく、大切なことは、通常の糖尿病とは異なる病気であるという点である。

小児糖尿病は、体内の膵島という組織からインスリンが(全く、もしくは微量しか)分泌されなくなる病気であり、発生原因は正確には解明されていない。現在、日本では1万人に1人の割合で患者が存在するとされ、近年増加傾向が見られるそうなので、計算上、患者数は1万5人強かと推定される。

発症は男性より女性に多く、年齢的には幼少期に発症することが多い。もっとも集中するのは11才前後である。

事件は12才の少女に起こった。確認が必要だが、発症後わずかな期間しか経過していなかったと思われる。

人体と言うものは、インスリンがないと、血液中の糖分を細胞に取り込むことができないため、放置しておくと、人体は、エネルギー源を食事ではなく、体の脂肪分を燃焼することによって補うしかなくなり、極端にやせ細る。やがて、脂肪も燃焼しつくすと栄養不足で死亡するしかない。また、糖分を摂取できないにもかかわらず食事を取り続けると、無制限に血糖値が上がる。その異常な高血糖状態そのものも、発熱など人体に悪影響を及ぼすため、死期がより早まることにつながる。


Posted at 09:01 / 小児糖尿病 / この記事のURL
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