育児で大事なのは保育の質・・・三歳児神話は過去の福祉費削減の為の策略だったかも?!

2006年10月15日(日) 22時18分
2006年10月15日(日) 22:18 育 児で大事なのは保育の質・・・
       三歳児神話は過去の福祉費削減の為の策略だったかも?!

 『三歳児神話』という言葉を聞いた事がありますよね。「子供が小さいうち、とりわけ3歳までは、母親が育児に専念すべきだ」という考え方です。
 
 この考え方は、恵泉女学園大学教授(心理学)大日向氏(助産婦雑誌2001年9月号)によると・・・

 「大正以降に資本主義が導入され、都市にサラリーマン家庭が出現した事がきっかけである。『男は仕事・女は家庭』という性的役割分業が、産業社会を維持発展させる為に合理的効率的な体制とされて、母親が育児に専念する必要性を普及させる理念として求められた。1950年以後は戦後の高度成長期に必要なより良い未来の労働力育成が求められ、女性の社会進出により保育所保育が増えた。しかし1970年代の低成長期に入ると、福祉予算の削減という目的から保育所保育よりも家庭内育児の重要性が強調され、母親が育児に専念する生活が一般化した。」

 その当時日本に伝わったイギリスの精神医学者ボウルビィの報告書(1951年)の紹介のされ方にも問題があったらしい。「乳児院や孤児院などで乳児に見られた発達の遅れや異常が、乳児に与えられる感覚刺激の乏しさなどの施設の生活環境に原因があったのだが、発達や異常の原因は『母親不在にある』との一面が強調されたのである。」

  「しかし、これまでに『三歳児神話』が果たした機能は、全面的に否定されるものでもない。むしろ乳幼児期に母親が育児に専念する必要性を指摘した子育て観は、前述した社会的背景とマッチしたと同時に、家庭内で育児にあたる女性の地位が保障された面もある。」
 「大正期においては、女性が育児に専念する生活は、必ずしも社会の大勢になっていなかった。むしろ日本の大半は農家であり、若い母親は嫁いだ家の労働力として田畑の労働や家事に追われる生活を送っていたのである。育児に専念する時間はむしろ無く、昼間の育児は祖父母や他の家族が担当したり、地域ぐるみで子供を見守るシステムを持っていた。」 (「親方子方」『定本柳田國男集』第15巻筑波 書房1963)

 「しかし、今日にあっては『三歳児神話』の目指したものと、人々との生活とは逆方向を向いている。女性の高学歴化と社会参加の意欲の強まり、少子化・高齢化社会に対応するための労働力確保という点から見ても、仕事と育児の両立支援は今後の緊急課題であろう。1998年版『厚生白書』が‘『三歳児神話』には、合理的根拠がない’と断定するのは時代の流れである。
そして現在は核家族化に伴い、『三歳児神話』の弊害が母親や家族を苦しめている。母親1人に多くの育児負担を課し、子育てを楽しむゆとりを奪っている。同時に父親が育児から阻害され、父子関係の発達や育児を通した絆を築く機会を持ちにくくしている。さらには子供が親以外の人々の多様で豊かな愛情に触れて育つ機会も狭めている。」
 「『三歳児神話』がこれまでの性的役割分業社会を牽引に機能したように、これからは『男女共同参画』が21世紀の社会が目指すべき、必要かつ実現可能な道標であると言える。」

 以上の大日向氏の「三歳児神話の検証」のように、私達の子育て環境は日本の政治経済の目指す方向によって大きく影響されます。

 5〜10年前までは、テレビでも専業主婦と働く母のバトル番組をよく放送していたものです。今になって見れば、そんな事はどちらでもかまわない。『大切なのは子供に与えられる保育の質・育児の質の良さ』なのです。そのような研究結果はいくつも明らかになっているようです。

たばこの害 (>_<) (-。-)y-゜゜゜

2006年10月15日(日) 10時54分
            (>_<)  たばこの害 (-。-)y-゜゜゜

 asahi.comの2006年10月03日のニュースで、千葉県が幼稚園から禁煙教育を始めた事が書いてありました。「県と市民団体‘たばこ問題を考える会・千葉’が協力して、希望する園や学校で45分授業をする。小さいうちから、たばこの害を知ってもらい、将来の喫煙人口を減らすのがねらい」だそうです。
「2006年1月に実施した千葉県の高校生約4千人を対象にしたアンケートでは、『たばこを吸っている』『吸った事がある』が2割強。吸い始めた時期は『中学から』が半数で、『小学生から』も2割近くいた」そうです。
たばこを1本吸うと、寿命が約5分30秒縮むという研究結果もある」そうです。

 たばこの害についてあげてみます。

・ 発癌性物質が60種類入っている。肺癌・咽頭癌・喉頭癌・舌癌になりやすい。

・ 慢性閉塞性肺疾患(COPD)…慢性気管支炎や肺気腫などの咳・痰・息切れなどの症状が出る肺の病気を合わせてこう呼ぶ。放っておくと呼吸不全や肺癌に進行してしまう。現在世界の死亡原因の6位。(近い将来3位になると予測されている)原因の第1位は喫煙(約90%)。喫煙者の約15%がかかっている。特に1日20本以上の喫煙を30年続けた場合危険度が高いと言われている。

・ 血栓症・・狭心症・心筋梗塞・脳血栓・大動脈瘤・・血管を老化させ動脈硬化を促進させ、血液の流れを悪くする。

・ その他の病気…十二腸潰瘍・メタボリック症候群(肥満、耐糖能異常(高血糖)、高中性脂肪血症、低HDLコレステロール血症、高血圧。このうち3つが重なれば同症候群で、相乗的に動脈硬化を一段と進行させる原因となる)など。

・ 口臭の原因・歯周病の発生…歯周病とは、細菌によって歯肉が炎症を起こし、歯肉の下にある骨(歯槽骨)が破壊され、歯がグラグラになり、最後には歯自体は何ともなくても、歯が抜け落ちてしまう病気である。喫煙者の口の中はタバコの影響のために血行が悪くなり、歯茎もタールが沈着して黒くなる。タバコを吸うことで口の中が酸欠状態になり、歯周病菌が活発に活動する環境となっている。このように歯周病や歯槽膿漏といった病気はタバコを吸い続ける限りは、悪化するしかしないと言われ、歯医者さんで治療しても完全に良くならない。

・ たばこは美容の大敵…
 * 肌がカサカサになる。たばこを1本吸うことで、ビタミンCが25ミリグラム失われる。仮に1日に1箱(20本)数と仮定した場合、約2gものビタミンCが消失することになる。つまり健康を保つために必要とされる50mgの40倍ものビタミンが破壊されるので、毎日ビタミンC不足になる。
 * タバコを吸うと血液も老化する為に、シワや老化が進んでしまう。
 * 歯にヤニがくっつく為に、歯が黄色くなる。
 * 女性ホルモンの分泌が低下し、うるおいがなくなる。
 * 髪の毛や服がニコチン臭い。これは喫煙者にはわからないが、非喫煙者にはわかる。

・ 精神面への悪影響…うつ病?ニコチンは精神安定の作用がある一方、吸い過ぎると逆に気分が落ち込み、自殺の引き金になると考えられるそうだ。「高知大学医学部の教授らが自殺とニコチン濃度の関係を明らかにした。司法解剖した遺体について血中のニコチン濃度を調べたところ、自殺した人の血液中のニコチン濃度は、事故や病気で死亡した人に比べ約3.5倍も高いことが判明。」禁煙奮闘日記を書いている方も吸い過ぎた時は突然やる気を失う時が有ったと書いている。(下記にアドレスあり)

・ 妊娠時の喫煙は、胎児への血流を悪くして、低体重時を出産する可能性が高くなる。妊娠している事で血栓症になりやすくなるのに、たばこの害が加わわる。

・ 子どもへの影響・・ブラジルのたばこのパッケージには次のような言葉が印刷されている。「喫煙者と暮らす子どもは、喘息・肺炎・副鼻腔炎・アレルギーなどになりやすい

 我が家の主人もヘビースモーカーです。そのためか、転居して道路沿いで密閉性のある生活を始めてから、子どもが副鼻腔炎になりました。換気はするけど、外の空気も汚いではダブルパンチだったようです。他の子はアレルギー性鼻炎になりました。その時期牛乳を水の変わりにがぶがぶ飲んでいた事も誘引したと思います。牛乳の量を1日コップ2杯までに減らし、合った薬を1週間飲んで改善しました。主人も最近アレルギー性鼻炎がひどくなりました。現在何度目かの禁煙にトライ中です。子どもたちの身体にも影響し始めたので、今回はぜひとも成し遂げてもらいたいとねがっています。

 「たばこが止められないのは、ニコチン依存症という病気の結果です。たばこの中のニコチンは、麻薬やアルコールと同じ依存性薬物です。急性ではありませんが、依存性の高さは、ヘロイン並と言われています。従って、長くたばこを吸っていた人が禁煙をするには強い意志が必要となります。…今年(H18年)4月より禁煙指導やニコチンパッチなどを用いた治療が、施設が限定されてはいますが(受診前にお問い合わせ下さい)、保険診療可能となりました。」

 たばこ代もさることながら、病気になった時の苦しみや経済的損失、部屋の汚れを掃除する負担や壁紙のリフーォム代など、百害あって一利なしのように思います。女性の喫煙者も増えているようですが、食欲を低下させて太るのを予防する為に、これらの害を蓄積させるのはいかがなものでしょうか。ストレス解消法は他にも最近はいろいろありますよね。たばこにかけるお金をそちらにかえてはいかがでしょうか。
 
 親が吸っていると子どもでも容易にたばこが手に入る環境をつくります。禁煙のHPを作っている方も、1本ためしたことによって深みにはまって行ったと書いておられます。親がたばこの害を熟知して子どもに伝え、子どもが手を出さないよう育児していく必要を感じます。

 その他の資料 禁煙奮闘日記 
           「コンフォートクラブ」平成18年9月5日増刊号
           練馬病院発行「ハローホスピタル」
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