木のおもちゃの効果

2007年11月19日(月) 11時00分
 先週、保育園主催の講演会「おもちゃとはなんだろう〜積み木を通して〜」笠井廣氏(通称トムテさん)のお話しを聞きました。

 同保育園では同講演は3回目なのだそうですが、私は初めて聞きました。そして、木のおもちゃが子どもの想像力をはぐくむというお話しに、『プラスチック製のヒロー者のおもちゃばかり買ってはいけないのだな』と思いながら帰ってきました。

 「おもちゃには、おやつ的なおもちゃと栄養的なおもちゃがある。」
 
 子どもが欲しがり、私がよく買い与えるウルトラマンのおもちゃは、おやつ的なおもちゃの部類であるらしい。

 「おもちゃも、バランスよく与える必要がある。そうじゃないと、子どもの心が病気になる」そうです。


それから、「クリスマスというイベントを大人は大切にしなければならない。クリスマスは、子どもの心にファンタジーを与えてくれ、子どもが想像力を働かせる良い機会である。サンタさんは、どこからやってくるんだろう。どうやって家の中に入るんだろう。どんなものをプレゼントしてくれるんだろう。子どもがそうしたことを楽しくうきうきしながら思い巡らす事が大切である。」

「出来るだけ長い間、サンタさんの存在を信じさせてあげましょう。子どものファンタジーの世界を大切にしましょう。」笠井さんのお子さんは、小学6年生まで信じていたそうです。

だから、「クリスマスのプレゼントは、子どもの欲しがるものをあげるのではなく、親が子どもにとって良いと思うもの・栄養的なおもちゃを与えるようにして欲しい。もちろん一緒に買いに行くのではなく、親がこっそりと買いに行って欲しいと思う」とのことでした。

「レゴと積み木の違い…レゴは組み合わせると崩れないので、子どもが作り上げたものが簡単に壊れることがない。しかし、積み木は違う。ぶつかったら崩れる。よそ見をしたら、壊れる。集中しなければ積み木はつめない。積む時に緊張する。積めてホッとする。褒められる。そして喜ぶ。また行う。この繰り返しが幼児教育には大切である。積み木を積むという行為は、大人には簡単に出来るが、幼児にとっては難しいものである。‘ずいぶん高くつめたね’などと褒めることが大切である。また、何かをお友達と一緒に作り上げるということも大切である。いつもお友達と何かを一緒に作るということをしていると、そのお友達と同じ価値観を持つことが出来る。大きくなっても良いお友達でいられる。」笠井さんのお子さんは、何人かのお友達と電車のレールを部屋に並べて毎日のように遊んでいた時期があるそうです。そのうちの1人がお子さんのお嫁さんになり、他のお友達も今でも声をかければ集まる良い仲間なのだそうです。

 小学生・中学生になった時、子どもが同じ価値観を持ったお友達を探すのに苦労します。
私は出かけるのがあまり好きではないので、子どもの幼児期に、お休みの日に子どもを他のお友達と遊ばせるということをあまりしませんでした。だからかもしれませんが、どの子どもも同じ価値観のお友達を見つけることが難しいようです。『同じ地域に住み、一緒に育っていく環境にあるならば、親同士が子ども同士をこうした積み木でいつも遊ばせるという行為も必要かもしれない』と思ったのでありました。

 「子どもが遊びに使うものは、本来おもちゃでなくて良い。自然の物でよい。木の枝・布切れ・落ち葉やどんぐりなどの木の実。そういう物でも子どもは工夫する。おもちゃは、人と人をつなげる媒体となるものである。だから、おもちゃでなくても何らかの物を使って、想像したストーリーを話しながら、短い時間でも良いから遊ぶことが大切である。たとえ5分でも良いから、その物を通して誰かと心が通じ合えたという経験が大切である。…今の人たちは、木の枝を子どもが振り回すと危ないと取り上げたり、積み木の角が危ないなどと言うけれど、木の枝の持つ想像性(魔法の杖だったり、剣だったり、いろいろなものになる)が大切であるし、子どもは積み木同士の角と角がぴったり並ぶことの方を好むものである。‘魔法の杖や剣’という想像性を持つ子どもの気持ちをどのくらい汲んであげれるかでその後の子どもの気持ちが違ってくる。ただし、これらの幼児教育の結果が出るのは大人になってからである。」

 「また、ストーリーを子どもと語れるものなら、トランプでもトランプの神経衰弱でも、絵本でもぬいぐるみでも良い。物を媒介にして子どもの想像力を高めて欲しい。子どもが頭の中で映像を描くということが大切。(テレビは映像を見るだけで、頭の中には描けない…見せるのは1日30分くらいにして欲しい)だから、休みの日に連れて行くなら、遊園地ではなく、自然のある川や山などの五感が磨かれる場所にして欲しい。山や川を思い描いた時に、匂い(におい)まで思い出せることが大切で、それが大人になった時にプラスになる。健全な身体が健全な心をはぐくむ。」笠井さんは、お子さんをよく高尾山に連れて行ったそうです。

 「子どもは、ゲームなどの刺激の強いものを与えられると、より刺激の強いものを欲しがるようになる。しかも今の子どもは、やらせると簡単に出来るようになる。しかし、幼児期に必要なのは、ゲームではない。自然とふれあい、想像力・創造力を働かせられるようになることである。」

「子どもは、本当は親の手作りおもちゃの方を喜ぶものであるし、大切にする。クイントゲームなどを作ってあげるのが良い。そこに1〜100まで書く。そうすると自然に足し算ができるようになる。」

 「普段おもちゃで部屋が大変な状態になっている場合は、使わないおもちゃは隠し、飽きてきたら入れ替えてあげるのが良い。おもちゃを捨てる時は、必ず子どもに確認してから捨てること。親の判断で捨ててはいけない。親から見るとつまらないみすぼらしいおもちゃでも、子どもには愛着や親と遊んだ楽しい思い出がそのおもちゃにあるかもしれないからである。」
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