消毒なしで使える哺乳瓶

2016年08月13日(土) 15時38分
今日、co-op deli(コープみらい)のチラシ Baby&Kide」 を見ていたら、
消毒なしで使える哺乳瓶に出会いました

お出かけや、夜間の眠い時、消毒が間に合わない時、防災グッツに使えますね。

日進月歩でいろいろな便利グッツが開発されますねヽ(^o^)丿

@ chu-bo! (チューボ) お出かけ用哺乳ボトル

A bibi お出かけ用ミルクボトル

B Clovis Baby(クロビスベビー) 使い捨て哺乳瓶

➃ 携帯用使い捨て哺乳器 プレミアム <ドロップインシステム>

チラシに載っていたのは@です。
アマゾンには@〜➃がありました。
右のサイドバーに@〜➃のリンクあります

   



離乳食の始める時期☆哺乳瓶を嫌うので困る

2010年01月30日(土) 20時50分
 2008年7月12日追記 低アレルギー性ミルクについて
 ラクテーションコンサルタントの学びをしている職場のスタッフに調べてもらいました。
 確かに、ペプチドの大きさのミルクでは、アレルギーになる可能性はあるそうです。しかし、低アレルギー性のミルクでは、さまざまなアレルゲンを取り除いているために、必要なビタミンの配合まで少ない状態になっていて、オムツかぶれや皮膚炎を起こしやすくなるそうなのです。低アレルギー性ミルクを使っている赤ちゃんで見られるのが、水溶性ビオチン酸(ビタミンB群に属する)不足によるアトピー性皮膚炎や亜鉛欠乏性皮膚炎に似た皮膚の炎症症状なのだそうです。 詳しくは、『よくわかる母乳育児』水野克己氏著 2007年へるす出版発行 に書いてあります。

 この水野先生がおっしゃるには、「低アレルギー性ミルクは、アレルギーと誤解されやすい症状が出ることがあるため、小児科のアレルギーの専門医に‘アレルギー’と診断されてから使うべきである」とのことでした。

2010年1月30日追記「低アレルギー性ミルクについて」
ラクテーションコンサルタントの学びをしている職場のスタッフに最近の研修について教えてもらいました。

低アレルギー性ミルクは、あくまでも小児科のアレルギーの専門医に‘アレルギー’と診断されてから使うべきであるということで、次の症例を紹介されたそうです。

「母親がアレルギーがあるとのことで、赤ちゃんには生まれた時からアレルギー性のミルクを飲ませたそうです。その際、母乳は全く与えられていなかったそうです。
離乳食もアレルギー除去食を食べさせていたそうですが、保育園に通い始めてそこで健康に良いと考えられたご飯(穀物)を食べた所、アナフィラキシーショックになったのだそうです。

考えられることは、穀物にも少量ではあるがタンパク質が含まれており、それまでにたんぱく質を与えられていなかったことで赤ちゃんの身体にはタンパク質に対する消化吸収の機能がつくられていなかったため、激しいアレルギー症状が急激に起こってしまったのではないか」ということだそうです。

適切な時期に適切な消化吸収機能を得るために赤ちゃんにとって一番良いのは、母乳であり、アレルギー性ミルクは栄養不足になる可能性があるため注意が必要であり、また使い方を間違えると上記のようなアレルギーを防ぎたかったのにひどいアレルギーにしてしまうという真逆のことになってしまうことがあるようです。



    離乳食の始める時期が変わって来ているようです 


 
 13年前の離乳食の進め方は、‘3ヶ月で果汁・4ヶ月でじゃが芋のどろどろのものスプーン1さじ/1回/1日から始め、舌の動かしかし方や飲み込み方を見ながら量や食材の種類を増やし、6ヶ月で2回・9ヶ月で3回食。食べる量が増えたら、10ヶ月位で哺乳瓶は止めましょう’と指導を受けました。
 
 しかし最近では、アレルギーを持つ方が増えたので、たんぱく質の与え方が慎重になったようです。そしてそれに伴って、離乳食を始める時期が遅くなったようです。


「 離乳時期を無理に早めると、赤ちゃんは、たんぱく質の消化酵素が十分分泌されていないので、消化が不十分でアミノ酸にまで分解されない「ペプチド」という物質が残ります。

これは細菌のからだの表面にある突き出した手と同じ構造物であるため、体内の白血球が細菌と間違い、攻撃してアレルギー反応を起こします。

赤ちゃんの未熟で薄く、しっかりできていない腸壁の「大きめの穴」からペプチドが吸収されてしまい、アレルギーを起こすらしいことが最近分かってきました。大人のしっかりできた腸壁ではペプチドからさらにアミノ酸まで分解されてから吸収されます。

つまり、アミノ酸まで完全に分解する力がつき、腸壁の穴が小さくなり、ペプチドが吸収されないようになってから離乳食を与えればアレルギーの予防になるといわれています。

そのためアメリカでは離乳食を与える時期を最近極端に遅らせるようになってきたといわれます。離乳に際して、特にたんぱく質の多い食品はあせらずに進めた方が良いでしょう。

既製品のベビーフードに卵や牛乳、乳製品が何らかの形で含まれていたり、(裏ごし野菜に乳製品が入っている:生後2−3ヶ月頃から使用OKのもの)、母親が、妊娠中や授乳中に卵・卵製品、牛乳・乳製品の過剰摂取をしているなど、卵や牛乳の早期摂取がアレルギーの発症を促進させていることが、臨床的にも実験的にも裏づけされているようです。


離乳食を始める目安

・ 赤ちゃんの「提舌反射」はなくなりましたか。赤ちゃんの口は、物が入ると舌で押し出すようになっています。これは 提舌反射と呼ばれる原始的な反応でお乳を飲むための口の動きです。この反応が完全に消えるのは5ヶ月頃です。

・ 赤ちゃんの首の座りはしっかりしていますか?また、支えてあげると座れますか。

・ 食べ物を見せると、口を開けたり、つかもうとしますか。

・ 授乳の際に気が散ったり時間がかかるようになりましたか。」

上記「」内英語本.comより(2008年4月3日追記)


 離乳食については、生後4ヶ月の保健所での健診の時に進め方のお話があります。現在は、生後5ヶ月から離乳食を始めるようにお話があるそうです。
 
 アレルギーに慎重な医師や病院や施設によっては、6ヶ月からと言う所もあるらしいので、一般的には5〜6ヶ月から始めるという考えが主流のようです。(WHOの指針は「6ヶ月間は母乳のみを与え、母乳は2歳以上続ける事が好ましい」としているので、6ヶ月からという所はWHOの考えにそって行っているのだと思います。 )9〜10ヶ月で2回に進め、1歳で3回食に進みます。

詳しくは、みみりん助産師さんの離乳食のページをご覧下さいね。
  
 赤ちゃんは4〜5ヶ月になると、よだれが出るようになり、他の人が食べているのを見ると食べたがるようになります。活動量も増えて来ます。
 個人差があると思いますが、もしも母乳やミルクだけでは腹持ちが悪そうですぐにお腹が空いて泣くようであれば(生後4〜5ヶ月で母乳やミルクを与える時間の間隔が2〜3時間開かないようであれば)、私の考えでは、スープやじゃがいもから少しずつ始めても良いように思います。たんぱく質やそばや家族が持つ食物アレルギーの素材などを与える時期だけを遅くすれば良いのだと思います。

 赤ちゃん(乳幼児)の保育の基本は、良く寝る・良く食べる・良く遊ぶです。この3つが順調に行く事が大事です。空腹感が頻回になり泣く事が多い状態では、この基本のバランスがくずれてしまいます。お母さんだってこの事だけやっていれば良い訳ではないので、赤ちゃんが2~3時間は続けて寝てくれないと、他の事も出来ないし、疲れてイライラしてしまうでしょう。
 離乳食の進め方については、他のお子さんと比べないで、ご自分のお子さんのこの3つが上手く行っているかどうかで判断してほしいと思います。
 
 アレルギーには個人差があるので、アレルギーの主治医やその施設のスタッフや保健所の栄養士さんなどより離乳食も個人的に指導を受けた方が良いと思います。
 
 アレルギーの無い方はそれほど神経質になる事は無く、離乳食が終了する頃には、たんぱく質も含めた食材をバランス良く食べさせる事が大切です。

 (o^-^)o  それから、以上のような事から、自分の母親(祖母)とも離乳食の開始時期についての考えの違いが存在する可能性があります。昔はそれで問題なくやってきている事なので、祖母の考えを否定する事なく、上手にお互いの考えを調節して、赤ちゃんにとって一番良い方法で行ってあげて下さいね。 o(^-^o)
 

 ちなみに乳児の摂食機能の発達は、

(昭和大学歯学部口腔衛生学教室 田村講師・向井教授 助産婦雑誌2002年11月号より)
 
 生後5〜6ヶ月頃・・顎のコントロールが出来るようになり、口唇と舌の動きによって食物を取り込めるようになる。
 生後7〜8ヶ月頃・・舌と口蓋前方部で軟らかい食物を押しつぶす事が出来るようになる。下顎の随意的な動きの発達と舌筋の発達によって押しつぶす事の出来る食品も順次硬さを増していく。
 生後9〜11ヶ月頃・・舌と口蓋で押しつぶせない食物を、将来臼歯が生えてくる部分の所に運び、すりつぶして唾液と混ぜ合わせて食塊をつくり、飲み込む事ができるようになる。
 口唇圧の発達過程のパターンは、一様ではなく個人差が見られる。摂食機能獲得後も徐々に口唇の力が増し、3歳頃に安定する。 従って幼児期においては、機能と力のバランスを見ながら、個人個人に応じた食事の進め方をしていく必要があろう。

                   でした。o(^-^o)


2008年4月3日追記
次のコメントを2008年03月25日にいただきました。同じようにお困りの方がいらっしゃると思いますので、ここに掲載いたします。

出産時にお世話になった、志村です。
その節は、ありがとうございました。

赤ちゃんは、もう3ヶ月になりますが、最近ミルクを飲んでくれません。
体重の増えも、このところ良くないようです。
母乳だけでは足りないようだし、来月からぼちぼち仕事に復帰しますので、ミルクを飲んでくれないと困るのですが、何か良い案はありませんか?ミルクや哺乳瓶も色々変えてみたのですが、全然だめでした。
教えてください。」


 大変ながら頑張っているご様子、お疲れ様です。
赤ちゃんがミルクを飲まず困っていらっしゃるのですね。
2ヶ月を過ぎると、赤ちゃんの好みがはっきりするようで、母乳かミルク(哺乳瓶)かを選ぶことが多いようです。

 我が家の3番目だけは、母乳が好きだったので、1歳半で4番目を妊娠するまで母乳を飲んでいました。(後の3人は2ヶ月以降ミルクを選びました。)
 
 産後3ヶ月目からは仕事に出ていたので、日中は母乳相談室の哺乳瓶(乳房に近い形に作ってあります)でミルクを飲んでいました。
 ミルクはずっと(株)アイクレオ(元、株・日本ワイス)のミルクです。成分を比較すると、当時は一番母乳に近い成分や粒子にしていたミルクです。

 しかし、保育園でも5歳児で既に花粉症で薬を飲んでいる子どもが少なくても4人(17人中)はいるので、少しでも母乳を続けられるようであれば母乳を続けた方が良いと最近思いました。(2010年1月30日変更)

 母乳に関しては、自宅でおばあちゃんが見てくださるのなら、母乳を搾っておき、温めて飲ませてもらうという方法もあります。冷蔵庫なら6時間もちます。(もっともつかもしれませんが、細菌繁殖のことを配慮し、病院ではこのくらいに設定しています)凍らせれば6ヶ月持ちます。
 
 それから、昼はミルクで、夜は母乳ということも可能だと思います。
ただし、「ミルクの飲みは悪い」と言われるとは思います。それでも、それしか飲めないことが分かれば何とか我慢して飲むようになるように思いました。保育士さんには、「昼の飲む量が少ないので、夜いっぱい飲んでね」といつも言われていました。
 私が預けた保育園は、哺乳瓶やミルクの持ち込みが可能だったので、家で使っているものと同じものを保育園用に多めに買って持って行きました。

 母乳の量が多いうちは、昼に1度搾る必要があります。しかし、そのうちに搾らなくて良いくらいの分泌の量になります。昼に搾らなくなると母乳の量がだんだんに減ってくるので、夜は何度も起きられて、そのたびに母乳を口に入れさせていました。添い寝で行うので口に入れたとたん私は寝てしまっていたとは思いますが・・。

 寝不足ぎみではありますが、母乳を飲ませていた子どもが一番熱を出さずに過ごせました。一番抗生剤を飲まずにすんだともいえます。

 これは余談ですが、道路沿いに住んでから、上2人は慢性鼻炎になりました。耳鼻科で出された抗生剤もあまり効き目がありません。アレルギー性なのかも知れませんが、小さい時に抗生剤をあまりにも予防的に飲ませすぎたな・・と反省しています。(これに関しては、牛乳を家で飲ませなくなったら、1年弱くらいで症状が全くなくなりました。学校では飲んでいます。牛乳の飲ませすぎだったようです。料理に使いたい時は豆乳を使っています。今家に常備しているのは、野菜ジュースです。・・・本当に無駄に抗生剤を飲ませてしまいました・・・。2010年1月30日)

 働きながら、母乳を続けることは、本当に大変だと思います。でも、混合で良いから、少しの量でもいいから飲ませ続けた方がお子さんの将来の体のためにはいいのではないかとは思います。
 
 初めは嫌がるかも知れませんが、ずっと同じものを同じタイミングで与えていれば、そのうち子どもがなれてくるのではないかな・・・と思います。


早速、母乳相談室を使ってみましたが、今日はだめでした。その代わり、気まぐれか母乳実感でミルクを飲んでくれました。夜よく眠るようになり、その分授乳の回数が減ったせいで、母乳の出が悪くなってしまったのかな?と考えています。もしミルクをあまり飲まなかっ場合、4ヶ月頃から離乳食を始めてもよいのでしょうか?」



ミルク飲んでくれてよかったですね。
私が子育てをしていた頃は、4〜5ヶ月で離乳食を始めていました。しかし、今は、6ヶ月以降になっているようです。

基本的には、唾液が出始めて、スプーンから食べようとしたり、もぐもぐしたり、上手く飲み込めるのであれば大丈夫とは思います。それから、食べた後下痢をしなければ大丈夫でしょう。

唾液の出方には個人差があるようです。

保育園に入れれば、離乳食を子どもの成長に合わせて始めて行ってもらえるので、楽で、助かりますよね。

ウイメンズパークやmixやピジョンインフォのサイトを見ましたら、哺乳瓶を嫌うというお悩みが結構あって、皆さん哺乳ビンの種類を試したり、ミルクの種類を変えたりしていらっしゃるようでした。

4ヶ月の方では、スプーンやコップでミルクを試しているという方もいました。

5ヶ月の方では、ストロー付きのマグで飲ませている方もいました。マグにはストローよりも前の段階ののみ口もあるので、ストローがまだ無理なら、試してはどうかと書いてありました。

ミルトンで消毒すると、塩に変化して、ミルクがしょっぱくなるので、レンジ他の方がよいかもと、書いている方もいました。

他には、お母さんがいると哺乳瓶から飲んでくれないから、お母さんが姿を隠して、お父さんやおばあちゃんが飲ませてみると飲んでくれるとも書いてありました。

お腹が空いた時に飲ませると飲んでくれる。

おっぱいを少し飲ませたあと、ミルクに上手くすりかえると飲んでくれたという方もいました。

悩んでいる方は多いようですが、全く飲まないということは無いようですから、その時飲まなくても次お腹空いたら飲むと思うので、気楽にかまえていても大丈夫のように思います。


昨日、英語.comのサイトを見たら、赤ちゃんの消化が十分に行われないうちに離乳食(特にたんぱく質)を始めると、アレルギーになりやすくなると書いてありました。たんぱく質を与えるのは、7ヶ月以降にした方が無難かもしれません。(アレルギーを起こしやすい卵牛乳などは1歳以降の方が無難)

4月4日追記 昨夜メールをいただきました。
「不思議な事に3日前からミルクを飲み始めました。ほ乳瓶は以前から使用している母乳実感です。といっても、母乳中心なので1日で150mlくらいですが。今日から仕事に戻りましたので、ちょっと安心しました。今後どうなるかわかりませんが、経過観察してみます。」

p(^^)q 経過を教えていただいてありがとうございした。今後もよろしくお願いいたします。お仕事無理しない程度にがんばってくださいね。


2008年4月11日追記
以下のサイトがありました。

アレルギーを予防する離乳食の考え方:母乳から食べ物へ

アレルギーと環境

★自然逸品店長 瓜生和徳(o^_^o)のためになる今週の食養

母乳☆☆☆

2009年08月26日(水) 21時50分
2010年2月4日追記 自然食品に関するサイト
 
『ふみまるのおっぱいいくじはたのしいよ』
(母乳に良い食事悪い食事の一覧表あり)
『もぐもぐ共和国アトピー&アレルギーを持つ子どものためのメガストア』『(楽天市場)アレルギー生活改善総合研究所』
『(楽天市場)無農薬野菜の宅配ミレー』

『ドイツ・マリエン薬局 自然療法ショップ』(授乳・乳腺炎対策ブレンド(ハーブティ)ほか)


石けん洗剤シャンプーなどに関するサイト
『シャボン玉石けん(シャボン玉石けん株)』
『パックスナチュロン(太陽サービス株)』
『アラウ』


2009年6月25日メディカ出版発行の『母乳育児支援ブック』NPO法人日本ラクテーション・コンサルタント協会代表理事涌谷桐子氏編集と、『母乳と環境 安心して子育てをするために』日本人初の国際認定ラクテーション・コンサルタント 本郷寛子氏著 2009年7月3日岩波書店発行より、
母乳についての新しい知識です。


母乳を与えている母親は、1回の睡眠時間は短くとも、オキシトシンの働きによってより質の高い睡眠が得られている。

母乳の消化時間は短く、胃の中の半減期は47分(人工乳は65分)。

<新生児の胃の大きさ>
生後24時間で5〜7ml(ビー玉大)
生後10日で60〜81ml(大きめの鶏卵大)
母乳の分泌に見合った大きさに成長します。

母乳の出をよくするためには、1日に8〜12回、もしくはそれ以上の授乳が必要です。赤ちゃんが飲めば飲むほど母乳はよく出るようになります。1回の授乳に要する時間も、1日の回数も制限する必要はありません。乳頭裂傷を予防するための授乳の制限は根拠に欠けます。乳頭トラブルの予防は、適切なラッチ・オンとポジショニングのみであり、授乳時間の長さではありません。

適切なラッチ・オン→赤ちゃんをお母さんの体と向かい合わせて、ぴったりと抱っこし、おっぱいを深く吸いつかせる。その際、赤ちゃんの上下の唇の角度は、130〜150度くらい大きく開いて、特に赤ちゃんの下あごができるだけ多くの乳房を含み、ゆっくりとあごを動かしながら「ごくごく」飲めていることが大切です。

赤ちゃんが片方のおっぱいを長く飲み続けることで、後乳と呼ばれる脂肪分を多く含むカロリーの高い母乳を飲むことができます。この脂肪分が、赤ちゃんの体重を増加させたり、便になって排泄されることで黄疸の軽減に貢献することが分かってきました。ですから、赤ちゃんが満足しておっぱいを離すまで片方のおっぱいを飲ませてから、もう片方のおっぱいに替えるようにします。
片方の授乳だけで終わった時は、次の授乳をもう片方のおっぱいから始めましょう。授乳しなかった方のおっぱいが張って痛ければ、楽になる程度に搾っておくとよいでしょう。

母乳を与える基本は、赤ちゃんのペースで、いつでも、いくらでも、です。
そして、母乳がどれくらい産生されるかは、おっぱいからどれくらい母乳が外に出たか(乳房の中がどれくらい空に近いか)で決まります。つまり、赤ちゃんの需要に応じて、母乳は供給されるのです。

赤ちゃんに授乳するタイミングは、赤ちゃんが飲みたがっているサインを出した時で、‘泣くこと’は遅めのサインです。

赤ちゃんの満足度を高めるためには、飲みたいサインを早めにキャッチすることが大切のようです。出産直後から赤ちゃんの側にいて、赤ちゃんとの信頼関係を築きましょう。

<乳汁分泌の生理>
分娩前には、血中プロラクチンの濃度が非任時の約10倍になる。しかし、胎盤から分泌される多量のエストロゲン・プロゲステロン・hPLによりプロラクチンの作用は抑制されている。

出産後、胎盤が娩出されると上記3つのホルモンが急激に低下することにより、プロラクチンの作用が働き始め、本格的に母乳を産生する。そして、児がおっぱいを吸う度に脊髄神経を通って脳に送られる信号によって、プロラクチンが血液中に分泌され母乳が産生される。また、オキシトシンが乳腺の周囲にある筋肉を収縮させて乳汁を乳管に押し出す働きをする。

産後1〜2日は、胎盤由来のホルモンが消出する期間であるため、初乳の分泌は少ない。出産直後から頻回に授乳するほど乳汁の分泌量が増加する。

産後36〜96時間頃から、腺胞細胞が膨張する。産後1日後半から4日目にかけて、乳汁の分泌量が急激に増加する。この時、乳房緊満感と痛みを感じることがある。赤ちゃんの欲求に合わせた授乳ができず、乳汁が乳房から取り除かれていない場合は、乳房の緊満が強くなり、疼痛、熱感、発赤、浮腫、腫脹、微熱(38.4℃以下)などを伴う病的緊満に移行する。

出産直後から適切なラッチ・オンの体勢で頻回授乳を行い、病的緊満を予防する事が大切だそうです。「母乳育児成功のための10か条」は、病的緊満を予防するうえでも効果的な支援と考えられています。

頻回に授乳している場合は、産後1週間で分娩時の約半分のプロラクチン濃度を保つ。しかし、乳頭への刺激がない場合は、産後2週間で非妊娠時の濃度にまで低下する。

プロラクチン濃度は、授乳や搾乳ごとに2倍に上昇し、その後45分で低下していく。24時間に8回以上と授乳の回数が多い方が、次回までの血中プロラクチンの濃度を高値に保つことができる。このことが乳汁分泌の増加につながる。

産後9日以降、乳汁産生量(供給)を調節するのは、授乳や搾乳によって乳汁が母乳から取り去られた量(需要)による。需要が増せば供給が増加し、需要が減れば供給が減る。

また、オキシトシンは、赤ちゃんがおっぱいを吸う刺激や母親が赤ちゃんのことを考える、泣き声、赤ちゃんのにおいなどに反応して分泌する。オキシトシンは、抹消の血流を増加させ皮膚温を上げたり、鎮静作用や愛着行動の促進作用もある。

<赤ちゃんが母乳を十分量飲めているかの見分け方>
母乳の量が増えてくる生後3〜4日を過ぎて、1日に尿で紙おむつ5〜6枚がぬれていること。
生後3日〜6週間ほどまでは、1日に3〜5回以上便(うんち)が出ること。(6週間以上たつと、1週間に1回しか便が出ないという子もいますが、やわらかく多量の便であれば、問題ありません)

<赤ちゃんの急成長の時期>
母乳で育てていると、赤ちゃんがおっぱいを求める頻度が、それまでに比べて突然に増えることがあります。
生後2〜3週間目、6週間目、3ヶ月目にくることが多いです。
成長にともない母乳がより必要となった赤ちゃんが、何度もおっぱいを吸うことによって量を増やしているのです。時間や間隔を気にせず何回でも吸わせていれば、その刺激と乳房が空に近くなることで分泌量が増え、次第に需要と供給が合ってきます。


ただし、身体的あるいは精神的な理由で母乳の量が赤ちゃんの必要量だけ出るようにならないお母さんもいます。その場合、粉ミルクを足しながら少しづつでも母乳をあげ続けることができると、その期間が長ければ長いだけ赤ちゃんへの恩恵は大きいものです。

赤ちゃん側の理由で母乳を与えることができない疾患もあります。母乳中の糖の一種であるガラクトースを代謝する酵素を先天的持っていない「ガラクトース血症」の赤ちゃんの場合は、治療としてガラクトースを除去したミルクを与える必要があります。

お母さんがHIV(AIDSを発症するウイルス)陽性で赤ちゃんが陰性の場合、WHOのガイドラインは、安全な母乳の代用品(粉ミルク)が手に入る国では母乳育児を勧めていません。しかし、「安全な粉ミルクが購入できる価格、安全で清潔な水や哺乳瓶などの確保」ができない国においては、母乳だけで育てることが推奨されています。混合栄養の方が母乳だけで育てたよりもHIVへの感染率が高くなるというデータがあること、HIVに感染して死亡するよりも母乳を与えないで下痢などの感染症で死亡する率の方が高いことがわかっているからです。

ATL(成人T細胞白血病)という疾患もあります。感染した場合、20〜50人に1人が、40〜50年の潜伏期間を経て発病する可能性があります。母乳を通じて感染する可能性があるウイルスなので、陽性である場合、母乳を選択しないお母さんもいます。母乳で育てる期間が生後6ヶ月未満だとミルクで育てる場合と比べても感染率にあまり差はないというデータもあり、短期間の母乳育児をするお母さんもいます。
なお、母乳をマイナス20℃で12時間凍結すると、このウイルスが死滅する可能性が高いこともわかっています。


アルコールは、体重50kgの女性の場合、350mlの缶ビール1缶かグラス1杯のワインを時々飲む程度であれば、2~3時間で代謝されるので許容範囲。それでも、アルコールの血中濃度が高い時期(30分〜1時間半)に授乳するのは控えた方がよいでしょう。

タバコはやめるに越したことはありません。しかし、禁煙できないからといって、粉ミルクに替えて喫煙を続けると、赤ちゃんに呼吸器疾患をはじめとした健康上のリスクが高まります。受動喫煙の害の方が大きいことが分かっていますので、やめられない場合は、赤ちゃんと離れて戸外で吸い、手洗い・上着を着替えるなどの工夫をして、できるだけ害を少なくするようにします。

カフェインは摂り過ぎると赤ちゃんの機嫌が悪くなったり、体重の増え方が少なくなったりすることがありますが、1日にコーヒーカップ5杯(約750ml)くらいなら、ほとんど影響はないとされています。

アトピー性皮膚炎との関係→母乳だけで育てた方が予防効果がある。(アメリカ皮膚科学会誌)

ダイオキシンと心身発達との関係→ダイオキシンは、母親の脂肪に蓄積し、胎内においても胎盤を通過すると言われています。母乳のダイオキシン濃度が高かった場合、その児は胎内から高濃度のダイオキシンの影響を受けていたと考えられます。しかし、母乳のダイオキシン濃度が高くても心身発達指数のデータにおいては粉ミルクとあまり違いはなく、むしろ生後4ヶ月以上継続して母乳を飲んでいる場合には、発達の指数がミルクを飲んでいるよりも向上することが分かっています。母乳の利点によって、胎内からの悪影響は相殺された可能性が示唆されています。


<母乳中の成分と機能例>
(母乳中の機能性たんぱく質)
IgA IgG IgM(免疫物質)
α−ラクトアルブミン(母乳の産生の調節、がん細胞を殺す)
ラクトフェリン(鉄の運搬と吸収の補助、抗菌作用)
リゾチーム(酵素、バクテリアや細菌から守る)
リパーゼ(脂肪分解酵素)
成長因子(細胞の成長と増殖の調節)
プロラクチン(ホルモン、抗炎症作用など)

(抗酸化物質…人体を毒素から守る)
酵素類
ラクトフェリン
ビタミン類
L−ヒスチジン(必須アミノ酸)

母乳を飲む限り、赤ちゃんは栄養も免疫も適切なものを得る事ができます。
新生児が初乳を飲むと、IgAが腸粘膜の上皮細胞の上に広がり、細菌やウイルス感染から赤ちゃんを守ります。また、また腸管からのアレルギーの原因となる異種タンパク分子の進入を防ぎます。

母乳中のIgAは、免疫機能の発達を促すので、やがて赤ちゃんが自分の胃腸内でIgAを作り出しよりしっかり自分の体を守れるように働きかけます。赤ちゃんが自分でIgAを作れるようになるまでには数ヶ月かかるので、母乳以外のもの(粉ミルクも異種タンパクです)を早くに与えると、アレルギー発症のリスクを高めてしまいかねません。アレルギー家系の赤ちゃんは、平均よりIgAを作り出す時期が遅いとも言われています。

母親が母乳育児を望んでいるならば、お父さんは、母乳を与えやすい環境をつくる支援をしてあげる事が大切です。食事作りや掃除、洗濯などの家事は、何よりも母乳育児への支援になります。おむつを替えたり、抱っこをしたり、ゲップをさせたり、遊んであげたりすることによって、父親と赤ちゃんとの絆も深まっていきます。「忙しくてできない」というお父さんは、まずは、自分のことは自分でする、「よく頑張っているね」といたわりの言葉をかけることが大切でしょう。


<母乳育児を支援している主な団体>

ラ・レーチェ・リーグ日本(LLL日本)
NPO法人日本ラクテーション・コンサルタント協会(JALC)
母乳育児支援ネットワーク(BSNJapan)
日本母乳の会
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