ズボンの前と後が逆

2006年07月12日(水) 4時38分
   ズボンの前と後が逆 

 娘の参加するバレーボールの試合の応援に、小学校の体育館に行った時の事です。
息子の半ズボンが前と後ろが逆になっているのを見て、他のお母さんが「逆だよ」と息子に教えたのです。でも息子は言われても知らん振りなので、私が「自分ではいたからね」と答え、直す気のない私に、他のお母さん方は「?」というちょっと怪訝な顔をしたのですよね。
 
 私は、『まあ、そうだろうな。一般的には親は恥ずかしいと思って直すんだろうな。』って思ったのです。でも私はそんな事は全然気にしないのです。こういうのを価値観の違いって言うのかなって思います。
 
 私にとって今大事な事は、息子が自分でやるという事。礼儀正しくしていなければならない所に来た訳ではないので、ズボンをはいていればそれで良いというのが、私の考えなのです。
だから例えTシャツを逆に着ていたとしても、保育園や近所に行くくらいの事なら私は直しません。
 だいたい、いちいち自分のやった事を直されたら、自分でやるのが嫌になりませんか?はく前や着る前に気づいて「それ逆だよ」と言うならともかく、やってしまって本人も満足している所に、水を注すのはどうかなって思うのです。
 そのうち自分で気をつけてはくようになるのですから、4歳の今大切なのは、自分で何かをやり遂げるという意欲を大切にする事だと思います。
 それと同時に、親自身自分がこうだと思う事には、他からどんな目で見られようが気にせず、自分の道をつらぬく事なんだな・・と、ささいな出来事ですが思った次第です。

 子供が大きくなると、子育ての視点も変わるので、小さい子供の子育ての視点を忘れてしまいます。町を歩いてる時、子育て中は子供の事が良く目に入るけど、老人介護をしている方には多分老人が良く目に入ると思います。だから私も幼児期の子育てを語れるのは、後3年弱だなと思うのです。
でもできれば、ズボンを逆にはいている子を見た時は「自分ではいたんだね。えらいね。」と、言える大人でいたいとは思いますが・・。

 昨日の朝息子は、何も言わずともすでにズボンを正しくはいていました・・。「おっ!ちゃんと前・後間違えずにはけたね。えらいえらい。」・・あら・・もう解決してしまいました・・。

待ちの姿勢

2006年07月03日(月) 4時46分
      待ちの姿勢 

 もう数日で4歳になる息子は、三女が卒園した4月から、‘抱っこ’を要求する事が多くなった。カバンを所定の場所にかけたり、靴をしまう事も自分でやるのを嫌がった。
息子は、それらが出来ない訳ではなく、やりたくないだけらしい。なぜやりたくないのかはわからないが、私がやってあげる事で機嫌よく過ごせるならそれで良いと思い、息子の思いに付き合った。
 3ヶ月が過ぎ、祖母の所に4日お泊りに行き、2日保育園を休ませてもらったその後、突然「おしたくはボクがやるよ」と言った。息子の成長をまた一つ感じた瞬間だった。

 子育ては、あせってはいけない。先を急ぎすぎてもいけない。子供の気持ちに寄り添い、見守り、じっと待つ。お支度のようなこんな日常のささいな出来事にも、親の待ちの姿勢が望まれるようだ。

 この子育ての待ちの姿勢は、正常分娩の第一期の待ちの姿勢に似ていると思う。
子宮口が全開し、児頭がある程度下降するまで、いきむのを待つ。そのタイミングをあせって早くからいきませると、何事もなく安産に経過するはずのお産が、こじれて難産と感じるお産になってしまう。痛みに耐えるこの時期の長さは、人それぞれ違う。短時間で済んでほしいと願うが、一人一人良いタイミングまで待たなければならない。

 精神的にも身体的にも余裕の無い状態だが、それでもリラックスして冷静でいられるように努める分娩第一期。家事や仕事の忙しさの中で、自分を見失わず、子供の無理難題にも耐えて子供の成長を待つ乳幼児期。どちらにも同じ待ちの姿勢が存在するように思う。

 育児もあせって子供の心をこじらせてはいけない。『待てば海路の日和あり』(今は思うままにならなくても、あきらめず、イライラせずに待っていれば、そのうちに幸福がやってくる。)このことわざが、ぴったりはまるかも・・。

「育児で大切な待つという気持ち」by『子どもへのまなざし』児童精神科医 佐々木正美著 福音館書店

 教育とか育てると言う事は、私は待つ事だと思うのです。「ゆっくり待っていてあげるから、心配しなくてもいいよ」というメッセージを、相手にどう伝えてあげるかです。・・
 
 人間の体というのは必ず治る方に行く良くなる方へ行こうとするのです。もちろん老化ということはありますけれど、とくに元気ざかりの子供なんかは、全てのことが必ず、良い方向へ向かおうとしているのです。
 だから、じゃまをしなければ、みんないい子になって、個人差はありますが、子供なりの素質と個性と能力で、みんな発達して行く訳です。ですから、待つという姿勢が出来ましたら、もうこれで、人でも何でも育てることの名人になれると思います。・・待つ事に楽しみや喜びを感じられるようになったら、・・育てるのは上手になりますね。

 ですから、実際の育児や発達や成長は育児書に書いてあるのよりは、ゆっくりめでいいのです。・・なおかつ個人差があって、夜泣きをする赤ちゃんがいたり、あまりしない子がいたり・・その他様々なことに相当大きな個人差があると思います。ですから、親の好みや都合どおりいかない子供がいたって、それはしかたがないのです。

 昔の育児では、誰もあせらなかったですね。子供の言う事を誰もがゆっくり聞いてあげたのです。貧しくてなにもかも不自由だった時代には、育児が思い通りにいかないことぐらいで、親などの保護者はイライラしなかったのです。ところが現代では、多くの事が自由になって、子供がちょっと思い通りにならないと、腹を立てたり途方にくれたりしてしまいます。

 昔はいろんな事が、意のままにならないのが普通で、しかも家族が多かった。ですから、育児をする母親や祖父母達が、子供からいっときも目を離さずに、肌身離さず育てたのですね。・・
 
 子供の要求にぴったり合った事をしてあげたかどうかは別にしても、子供が要求を無視されるなんてことは、ほとんどなかったのです。これが子供の中にどれだけの安心感や、相手に対する信頼感、自分に対する安心感と自信を育てたか・・。

 育児をする上で最も大切な事は、子供に生きていく為の自信を持たせてあげる事です。それには、最大のサポーターであり理解者が親なのだという事が、子供に通じればいいのです。あとはイライラしたり、あせったりしないで、じっくり育児に取り組めばいいのです。

 こちらがあせっていると、子供が大きくなるにつれてもっとあせります。何事もちょっとやってみて、どうもだめそうだと思うと、すぐ変わろうとするようになりがちです。何をやっても自信が持てなくて、成果が上がってくるまで、自分で自分を待てない子になりがちでしょう。ですから成長や発達してくるのを、あるいは、いろんな事が身についてくるのを、こちらがゆっくり待ってあげる姿勢を普段から持っていると、それが子供にも身に付きます。忍耐強さが身に付くと言ってもいいと思います。

 ですから、待ってあげる姿勢は、子供を十分信頼しているという気持ちを伝える事にもなります。このことは子供への愛を、子供に最も分かりやすく伝える事になるのです。
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