最近の息子の保育園生活の話

2007年11月09日(金) 23時55分
 2007年11月09日追記
 昨日は息子の保育園の保護者会でした。
 「4歳から5歳になる時期(年中)は、子供の遊びの考えがころころ変わり、今このお友達と遊んでいたと思ったら、次は別の遊びをしているということがよくあります。だからたまたま瞬間的に遊ぶお友達がいないということもあります。子供の中にその瞬間のことが1日のうちで印象強く残ってしまうと、‘だれも遊んでくれない’という訴えもあるかもしれません。お子さんの話も聞くと同時に、連絡帳や直接でもその時の状況を担任に確認するようにしてください。この時期は、子供が訴えるほど深刻な状況ではないことが多いはずです。この時期の子供たちは、自分の興味のある事を中心に遊びます。鬼ごっこをしたいお友達は、したい同士で集まります。ドッチボールがしたければ、例え年長さんのみが参加している遊びでも、参加してよいと言われれば参加します。特定のお友達と遊びたいということはまだ少ないのです。」

 「うちの子は、夜寝る前に‘だれも遊んでくれなかった’って、ぽろっと涙を流すんですよ。お友達が遊んでくれないのか心配しています。」という声が意外に多く聞かれたため、保育士さんが上記のようにお話ししてくれました。『なるほど』という感じです。

 我が家の息子は、よく「保育園に行きたくない」と不登園をすることが多いのですが、だれも面倒をみてくれない休めない日はおとなしく登園するので、大人だって職場でいろいろあって行きたくないと思う事があるように、子供にだって『いろんな日があるさ』と私自身はあまり気にも留めていませんでした。長男長女を今育てていらっしゃる方には、特に気になることであったようです。

 さらに、皆さんのお話を聞いていると、子供というのは、いかに‘自分の都合の悪いことは言わない’かというのが分かります。我が家の息子も、お友達や先生に「おばさん」や「めがねざる」などを言って皆から攻められたり、「だれのこと?」と言われて『しまった』と思い泣くということが何度かあったらしいのですが、そのことについては初耳でした。

 心理士さんが、「‘失敗する自分を悪いこと’と思うように育ててはいけません。失敗はしても良いのです。その失敗を解決する能力を持てるように育てれば良いのです。お友達とけんかや言い争いをしても良いのです。自分の感情や思いをお友達に言えるようになることも大切なのです。そして、さらに大切なのは、お友達との仲直りをする方法を身につけることです。‘ごめんなさい’と言えることです。」とおっしゃっておりました。

 だから、私は息子に「子供なんだからついつい言っちゃうことだってあるよね。良いよ、言っても。でももし言われたお友達が悲しんでいたり、怒ったりしたら、その時はごめんねを言おうね。」と教えました。ま、私的には、おばさんと言われただけで先生に言いつける方が『?』と思うところです。おばさんという言葉を否定的にとらえる感受性も考えてみればおかしいでしょ。そんなことだから老人の存在だって否定的にとらえられる国になってしまうんですよね。

 そうそう、そういえば、この時期の子供たちは、自分の気持ちを言い返すということが段々に出来るようになる時期なのだそうです。何か問題が起こった時に、すぐに「先生」と言いに行き先生に解決してもらい自分の気持ちをすっきりさせるという姿勢から、自分で言い返して自分の気持ちをすっきりさせようとする姿勢に成長する時期なのだそうです。だから、問題もこじれることが多いのだそうですが、自分の感情を言葉で表現しあうこの姿勢を見守ることが子供の成長には必要で、段々に子供たちだけで解決できるようになる一歩なのだそうです。

 子供同士のけんかを見守る時、親はどの時点で口を出せばよいのか・・・それは、どちらかが「ごめんね」と言ったり、「降参」という表現をしたら、それでけんかはやめるというのがルールであるので、その時点で止めさせて、ルールがある事をきちっと教える必要があるそうです。この頃からきちっと教えないと、暴力ではなく言葉でけんかするように・できるように教えないと、将来限界を超えた事件を起こす可能性につながってしまうそうです。

 さて、話しは変わりますが、保護者会では、「子供がこんな事が出来るようになった」という話がつきものです。昨日も「補助無しの自転車に乗れるようになった」というのが話題にありました。我が家の息子も2回くらいは練習しましたが、まだ乗れませんでした。聞いていくと、どうもまだ乗れないのは残り2名かもしれないと思われました(そのうちの1人が我が家の息子)。
 家に帰って息子に、「どうも自転車に乗れないのはくんと息子だけになったようだ」と話しました。
 今朝息子は、「今日は保育園をお休みして、自転車の練習しに行く!」と言い出しました。実は今日は、保育園ではちょっとした行事があり、息子はその出し物で一番最初に行い、皆がその後に続くという大役を任せられていたらしく、担任の先生には「できれば来てもらいたい」と言われ、園長先生には「この年頃の子供は、経験した行事を共通の話題とするので、その話題を一緒に楽しめるように、参加して欲しい。」と言われました。しかし、息子の意思は固く、保育園はお休みしたのでした。

 私的には、『皆の前で堂々とやり遂げることも息子の自信につながるし、先生の期待にも応えられて名誉なことではないか。自転車は今日でなくてもよいだろう?』と思うわけですが、息子の思いの中で大事なことは、『自分が自転車に乗れるようになる最後の一人になりたくない』ということで、『それは私の仕事が休みである今日でなければならない。そうじゃないとお友達の方が先に乗れるようになってしまう。それは嫌だ。』という思いの方が強かったようです。保育園の行事の方は、突然だったかもしれませんが、お友達に機会がまわり、きっとお友達の成長に役立ったのではないかと思います。

 補助無しの自転車に乗るということは、私が息子に対して初めて頑張らせるということをしたことで、先日の練習でも息子は、『なかなかうまくできない』という苦い思いを味わっていました。息子の中にも頑張るという気力も少なかったので、集中力もあまりなく、いじけてすぐに練習を止めていました。お姉ちゃんたちにアイデアをもらったり、実際に手伝ってもらったりもしましたが、私自身『息子のやる気を上手く持続させるのは難しいな』と感じていました。

 今日はそんな息子がやる気を出したという訳です。「乗れるようになるまで帰ってこないからね」と言い聞かせ、私の腰が痛くなるので骨盤にトコちゃんベルトを締め、自転車の乗れる公園に行きました。平日の午前中だったので、小さい子供が数名しかおらず、広いスペースを自由に使うことができました。子供というのは不思議なもので、強固な意志のお陰か15分くらいでなんとか一人で乗れるようになっていました。近くにいたよそのおばあちゃんにも拍手をしてもらい、一緒に喜びを分かち合ってもらいました。息子は、「とっても幸せな気分だ。ママと天竺にいる気分だよ。風が気持ち良い。」と言っていました。今まで出来なかったものができるようになり、何かさとりでも開けたようなすがすがしい気分だったようでした。それから1時間くらい、もっとスムーズに乗れるように一人で頑張っていました。何度となく転んでも痛みに耐えながら頑張っていました。こんなに自ら頑張っている息子を見るのは初めてでした。

*天竺(てんじく)・・インドの旧名。西遊記で目指すゴール地点。

 パパに洗面所で入浴させられている乳児期の息子

子どものけんか

2006年05月07日(日) 7時42分
          子どものけんか  No1

                       
 たしか10年位前ですが、マタニティ雑誌で『R太の時事』という、TVキャスターの育児のエッセイを読みました。
 彼女はその日公園で、嫌な光景に遭遇する。・・・
 幼稚園ぐらいの男の子3人が、2歳になったばかりの男の子をいじめていた。 
砂場でおとなしく山をこしらえていた坊やに、いきなり3人がつかみかかり、地べたに転がした挙げ句、顔をめがけて砂を投げつけていた。
砂場の脇には、やられている子のお母さんが、静かに事の経緯を見守っていた。
曰く、「この子は一人っ子だから生存競争を知りません。だからこういう場で、大きい子達とやり合うことも必要じゃないかと思って」と。
 人にはそれぞれ考え方があるから、とやかく言うことはできないが、その「けんか」はあまりにもアンフェアだった。目に砂を入れられた坊やは、抵抗することもできずにうずくまっている。彼はきつく閉じた目から涙をこぼしながらも、お母さんの教育方針に納得しているのか、「ママ、助けて」などとは決して言わない。・・・
 私は嫌だ。おとなしく遊んでいる自分の子に理不尽に危害を加えられたら、黙ってはいられない。・・・

 今でもこれを読むと、この2歳児のお母さんの行為を腹立たしく思います。私もこのキャスター同様だまってはいられない方です。
 この子はまだ2歳ですよ。動物だって我が子をライオンから守ろうとするじゃないですか。この子に必要なのは、母親に守られているという安心感です。母親への信頼感です。この子がこの体験から学ぶ事は、誰も自分を助けてはくれないという孤独感ではないでしょうか。「子どものけんかに親は口出さない」と良く言いますが、それは小学生になって、自分で物事の善し悪しの判断がつくようになってからの事だと思います。それまでは、側に居て見守り、時には助言する事も必要です。今の時代、学校での友達関係や受験を何度も経験することによって、ある意味生存競争は経験できるのではないでしょうか。

  『今からでもできる人格の土台をつくる子育て』の本には、次のような文章が載っています。
 
 子どもどうしのやりとりを見守り、‘子どもたちが自分の力で折り合いをつける事’を学ぶ事は大切です。しかし、‘他の子どもをたたいたり、なじったり’という時には、介入する事が必要です。‘大人が見ていて介入しなければ、しても良い事だと子どもは思います。’‘子どもにやっても良い事の限界を、はっきり伝える事’が大切です。

  子どものけんか No2  

 息子を連れて、娘のスイミングのお迎えに行った時の事です。   
 少し時間があったので、息子は私から離れ、ひとりでうろついていました。同じようにお母さんから離れた4歳くらいの2人の男の子が隅の方で、遊んでいました。息子は興味があるので近づいて行き、ウルトラマンのビーム光線を出すまねをして遊んでいました。ところが男の子の特性なのか集団心理の成せるものなのかは解りませんが、初めはポーズだけだったのに、だんだん蹴りが入り始めました。息子は保育園でお友達に乱暴してはいけないと教えられているので、困惑し、かわしながらも手を出す様子がありません。さらに相手の子どもの蹴に力が入ったので、私は息子を助けに入りました。「何してるんだ?2対1は卑怯だろう!」と。・・・今振り返れば「かっこいい男は、自分より小さい子どもをけったりなぐったりしないんだぞ」と言えば良かったな・・とも思いますが・・。

 
 『ことばの種まき 2』という本があり、女の子と男の子というページがあります。
ここには、次のような文章があります。
 「男の子は、外敵から家と子を守る宿命を持って生れてきます。男という性の特色、それに対する心構え、自制の厳しさをしっかりと教えておかないと、自分が外敵になってしまう恐れも多分にあります。
親のけじめのない愛、また、暴力や無関心さの中で育つと、不満や一方的な欲求だけが増長して心をねじまげ、男の子も女の子も自分を律することができなくなります。」       

 上記のように暴力がエースカレートすることを体験すると、この文章にも共感するものがあります。
子どもの想像力を高め、道徳を教え、人間としての安定した情緒を育てるために、乳幼児期には絵本や物語を、子どもにたくさん読んであげましょう!  

 『子どもへのまなざし』には次のような事が書いてあります。

 「・・ウルトラマン好きの子どもがいます。この子は誰にでも・・名前の知らない子どもにも‘キーック’とかかっていった事がありました。すると相手が‘シュワーッチ’と答えてくれた。その時この子は、相手の反応の仕方によって、その子と友達になれるかどうかを感じ取るのです。
 ‘キーック’と言ってかかっていった時、そのとたん強いパンチが返ってきたら、これは自分の友達にふさわしくない。また、・・まったく反応がないか泣き出したりしたら、これもまた友達になれないと感じるでしょう。・・ちょうど良いタイミングで、ほど良いパンチで答えてくれる相手を見つけた時、・・この子はその子どもの名前を保母さんに聞いてきたそうです。友達をつくるにも、子どもなりにいろんな接触の仕方があるのですね。

つづく
 
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