ER34改 オーバーホールの巻き パートU

September 22 [Sat], 2018, 12:23
オイル漏れを起こしていたので修理します

点検してみると3箇所から漏れていました。 ただ鋳型で製作されている純正オイルパンですが

巣穴がやはりあるので溶接するのは難しい! そして割れていたところを埋めているので巣穴がたくさん

ありました。 アルゴン溶接で埋めていきますが巣穴が中々埋まらない。溶接してある部分を有る程度

リューターで落として何度もやり直しました。 どうやらひび割れが色んな方向にあるようです。

オイルパンのミッション側の面にもオイル漏れがありました。 本当は一度すべて溶接箇所を落として

やり直ししたいところですが、そうなるとおそらく次に溶接したときには歪みが来るぐらいまで削り落とす

ことになるので出来ません。 今回はあくまでも中側の状態を無視するしかありません。

表面と裏面だけでオイル漏れをふさぐことだけにします。 巣穴が埋まれば合格とします。




東名パワード製のオイルパンバッフルプレートが装着されていましたので洗浄し取り付けします。

バッフル版はゴム製でできているので硬化していないか 傷みなどがないかをしっかり見ます。

サーキット走行では絶対に必要なアイテムの1つです。




ばらした時に感じたことは、オイルパンは中古品だと聞いていましたが、この東名バッフルも中古品

なのかな 専用ボルトが数本付いていなかった点と画像の赤○の場所には

分厚いアルミワッシャが無かった点だ。   上側のバッフル版は平らなものなので赤○の場所には隙間が

出来てしまう。そこの隙間の高さ分の分厚いワッシャが入ることで鉄板の歪みが起こらない仕組みだ!




点検し、鉄板を平らに戻して見て!問題がなかったので再使用します

もちろん高くなる場所にはボルト長も適正ボルトに変更しました。  ご安心を・・・・



オイルパンボルトはオーバーホールする際に洗浄が嫌な箇所の1つなんです

オイルパン取り付けする時はオイルが漏れないようにシール材を使います。そのシール材がボルト類に

しっかりと付いているので剥がすのに時間と指が痛くなるですよね・・・・





ボルトを指の2本で挟んでワイヤーブラシでゴシゴシと.....

意外にこびりついて大変なんですよ! 適当にする人も居るところでもあり、洗浄すらしない方も居たり・・・

私は気になる方なので嫌なんですよね

綺麗にすることで締め付けトルクも安定するってもんだ 自己まん!ってかぁ・・・・

いやいや・・・ ワークスでは当たり前のことだ!




綺麗になるとボルトも締め付けられることに喜びを感じてるはずだよネ



また、綺麗に洗浄することでクラック等が分かることもあるので洗浄は基本です。

妥協して良いところ駄目なところの判断も見極める必要があるよね








さて!ピストンは点検して問題が無かったので再使用しました 

ピストンリングとサークリップは新品交換します。 

 

再使用ヒピストンにしたら綺麗でしょ^^



外した時のピストンは下の画像です。 ピストン単体の画像を撮るの忘れてたので分かりにくいですが

ピストン上部(ピストンリング)から上側にかけてカーボンが付着して黒ずんでいることがわかります。






実は洗浄に使用しているアイテムの1つがこれです。 Mizlotion 

24時間浸け置きします。 水生クリーナーなので素材にダメージがなく、洗浄などで傷付くこともなく

傷等、コーティングが心配な部分での洗浄に役に立つアイテムです。

正直安くないですが・・・・・ 



でも、この通り、まるで新品のように変身しました。 ここまでするとしっかり点検出来ると思いませんか

ブロック側も綺麗に洗浄し、加工で入る鉄くずをしっかり流します。

洗浄にはすごく時間をかけています。 





オーナーのお話通り、RB28用ピストンを使っていたのでピストントップを出すと、少しシリンダートップよりも

下がっています。 RB25neoヘッドを使用する場合、燃焼室で調整できない為に圧縮調整をピストンハイトも

利用した仕様となっています。 しかし、それなりに問題も見つかりました・・ それはのちほどに!




H断面コンロットも一部修理しましたが、使用出来るので再使用しました。

メタルはニスモ製をチョイスしここで書けませんが、私のマル秘・・・を行い組み付けしています。

このマル秘組み付けは、私が組んだエンジンのみ行っていますのでご心配なく。

なにがどう変わるか?って聞かれると、メタルの耐久性とフリクションも変わります

なので画像はご勘弁下さい。




オイルストレーナーも洗浄に時間をかけるパーツです。 中側に網が付いていますが網の隙間にとれづらい

異物があるのでしっかり洗浄!




リヤオイルシールを入れ、純正グリスを脱脂します。

続いてワコーズのシリコングリスを塗ります。

酸化安定性が優れています。通常走行、ストリートなら純正グリスでまったく問題はありません。

純正品では使用温度が170℃に対して220℃と高温時の安定が優れているからです。







続いて、クランクプーリーボルトとワッシャです。 RB26の締め付けトルクは非常に高いので

それに耐えれるボルトとワッシャになっています。


が!  しかし・・・・・




ボルトの先端の3山ほど崩れています。通常はこのようになりません。

なぜこのようになっていたのかはわかっているのですが・・・・・

このボルトは¥350−と安いので新品交換しときますね!






さて次はいよいよ!問題の部分に入ります。

つづく・・・・


RB26 フューエルデリバリ 取り付けの注意点・・・

September 16 [Sun], 2018, 18:18
RB26の社外フューエルデリバリを取り付ける上で気をつける場所があります。

それはデリバリの後ろに付けるフィッティングです。 

フィッティングの後ろにはヒーターホースが通っているので干渉しないようにしなければいけません。

画像で分かるようにヒーターホースに干渉していることが多く見られますので気を付けないと

いけません。 



フィッティングを緩めて少し角度を変更してあげましょう こんな些細なことが

寿命に大きく影響します。当たり前の用で意外に見えていない部分でもあります。 





チューニングカーでは大容量ポンプや大容量フューエルレギュレターが付けれれています。

トラブルを未然に防ぐためには燃圧も点検しなければいけません。 燃圧計を装着している場合は

常に確認が出来るのでその分、トラブル予防になります。




チューニングカーを乗りっぱしているオーナーは定期的にメンテナンスに出すことが良いと思います。

ナット一つ緩んでいただけで事故やエンジントラブルにもつながりますからね....


BNR32 AACバルブ洗浄 

September 16 [Sun], 2018, 17:57
アイドリングが低い又はストールするときがあるなど!の原因の1つはAACバルブの故障

又はカーボン付着が考えられる  ってことで制御関連は

テスターで調べOKだったので故障ではなさそう。 ではカーボン付着かなってな訳で

取り外しました。    年式的には新品にすることがベストではありますが故障している訳ではないので

ここはオーナーの考え方ひとつとなりお任せポイントになります。




ACCバルブを取り外し、反対側のエアチャンバー内部をミラーで見て見ると意外に綺麗状態でした。

これはおそらくオーバーホールした時にきっちり洗浄していたからだと思います。

前の店のメカニックの仕事がわかるポイントのひとつです。 おそらくACCバルブは通常は非分解式

なので洗浄はしませんからそのまま組まれたものと判断します。






さて今から分解し洗浄して見て様子をみることにします

中のオイルシールが再使用できますように・・・・  



さて頑張ろ・・・・

ER34 オーバーホール&修理 開始

September 11 [Tue], 2018, 16:22

さて!そろそろ、ブロックが戻って来るころかなぁっと・・

いつも1人で車を押してピットに入れているんだけど、痩せたら筋力が低下して駄目だ・・・

捻挫したみたいだぁ   とほほ! なさけなか・・・!




本人に、なるべくじっと見ないでください直さないと駄目な部分がたくさん出てくるのでっと

言われながらの作業開始でーーーーす

まずは、エンジンルームです。 決して綺麗にする作業ではなく、あくまでも今のままでは駄目な部分を

修理します。 左アッパーサポートに断熱材が一面に貼られていたのですが、熱で焼けてボロボロに

なりこれでは返って危険なため剥がすことにしました。また、この部分に断熱材は必要がないと判断

しましたので、剥がしたことで塗装がはげているので簡易的にペイントします。




反対側はサビだらけだったので、サビ取りもしっかりは出来ません。ここも簡易的にペイントして

サビの進行を抑えるぐらいです。   サビやオイルやらでべとべとでしたので、それを脱脂するのに時間が

かかりました。  さきほども書いたように、全体をペイントしたわけではなく、駄目な部分のみです。





エアコンホース、ハーネスにはヒートチューブを巻き直しました。ステンマニ、タービンの熱を受ける部分なので

通常のチューブよりも高温に耐えれる4層タイプにしました。

これでレースでもへっちゃらだぁ





パワステのステーも修理しないと駄目になっていましたので、悪い部分を切り落として

溶接で修理しました。 





〇〇君! キャッチタンクのことで少し書いておきますね!

現時点キャッチタンクが2つ付けて有りますよね! エンジンから最初にブローバイガスが上がって

来るとタペットカバー上面に付けてあったキャッチタンクに入りますよね!ホースの向きが逆ですが・・・





エンジンから放出されたブローバイガスは赤矢印方向からキャッチタンク内に入ります。

次にガスは上に上がる特性を利用して赤矢印方向の出口から出ます。通常は2つの出口があるのに

片側のみ利用しています。  そもそもこのキャッチタンクの良さはブローバイガスは逃がしてオイルのみを

もう一度エンジン内部に送り返すことが目的なキャッチタンクです。ハイパワー車や高回転を多用する

走行をした時にオイルの減りを抑えることを考えた製品    しかし!! 弱点もあるのではないかと

考えます。 スラッジって効いたことがあると思います。 要はオイルと水(湿気)が混じることでおきる

ものです。 それと同じようにこのキャッチタンクはオイルを戻すことが出来る代わりに、タンク内に

湿気を溜めることがあった場合!湿気(水)もエンジン内部に入ってしまうのではないかと言うことです。






下の画像を見て下さい

もう一つのオイルキャッチタンクの中には水とブローバイガスが混じっている液体が溜まっていました。

バケツは漏れてきたので途中で用意したものなので本当はたっぷりと入っていました。


要は2つのキャッチタンクは定期的に外して中をいつも空にしておくことが必要です。

いろいろな考え方がありますから今の仕様が悪いとは思いませんが、私自身は、ブローバイで

上がってきたオイルをもう一度エンジン内部には取り込みたくない考え方なので・・・・

まぁ、地球環境にやさしいとも言えますが


そして! ここからはサーキットやハイパワーの方々に思うことは、キャッチタンクの容量が

小さいものを付けている方が凄く多いと思います。  ノーマルGTRでもブローバイガス経路が

2つ作っているのにそれを1つの経路で制御させているケースが多い。 ギリギリって感じかな。

本当はキャッチタンク内のガス抜き穴の増設が必要と思いますね・・・・






フューズボックスがしっかり取り付けてなかったので、ボディに取り付け用穴を開けてクリップ止め

しました。 もう一つは簡易的にタイラップ止めとしました。 引っ掛け箇所1つこの増設2つの計3つで

しっかりとまりました。





オイルパンの洗浄にはi毎回時間が掛かります。 パッキンをしっかりとり切るのが疲れるーーーーー!

アルミブロックオイルパンは強度もあるのでブロックのひずみにも力を発揮します。





確かここからオイル漏れするといってたなぁ・・・・ 

点検しながら、アルゴン溶接で修理だね^^





つづく


Z31 メンテナンス 

September 08 [Sat], 2018, 15:22
上置きインタークーラーを搭載しているRB20は久々に見たぞ 懐かしくまた少し感動♪

室内の3連メーターもこの型で終り、昔からのデザインを意識しながらのボディもここまでやなぁ。。。

って言ってもZ32もカッコイイけどね^^ 実際に両方乗って来たしね



さてメンテナンス開始だぁ

まずリフトアップしてオイル漏れ、水漏れの点検

タービンのオイルリターン周辺にオイル漏れを発見

漏れ方からタービンのインレットからも漏れているものが下に降りてきている可能性もあるなぁ





サビが・・・・・!  これも綺麗にしてあげたい箇所だね\\\



サスは社外品が入っているがショックがノーマルっぽいなぁ・・・

オシャレに少し落としたい感じかな^^  Z31はコーナリング性能があまり良くないので

ダンパーは必ず必要と私は思います





この年式では、ブッシュ類は交換項目ですよね^^  しゃきっとさせる場合はブッシュ類は全て交換

になるよね! 





トランザムテールって言われていたよね

前期のテールエンドも好きだけど、慣れてくるとシンプルのようで派手なようなこのリヤビューも

いいね!いいね!






デフのサイドシールからの漏れだな・・・  オイル交換サイクルが長すぎたかな・・・

デフオイルは交換する方が少ないよね! すると必然的にシール類は痛むってこと!





フロントカバーにオイルの跡が付いている! はてはて???





エアコンコンプレッサーにもオイルが付いているってことはその上側からか?

答えは後ほど・・・・






クーラントの交換を依頼されていたので、まずは、エンジンブロックからクーラントを抜きます。

クーラントの交換はラジエター側のみ交換する仕方と全容量を抜きかえる方法があります。

もちろん全容量交換がベストです。

ラジエター内部なんてほとんど交換できていないぐらいだよね






エア抜きボルトを緩めると、45度しか回ってくれない これは無理にすると折れるパターンだ!

ここからはエア抜きはやめておこう!   その横にささっているホースを抜いて行うことにした。

RX7などはこのようなやり方でするけどね^^




ラジエター、エンジン、ヒーターコア と全てのクーラント(水)を抜いて、あとは新しいクーラントを

入れてエア抜き開始だぁ^^   新しいクーラントは数年使ったクーラントに比べて臭いも違うし、

手で採るとすべりが違う感じ





今回は目視点検コースですが、簡単な部分はチェックです。 

あらら! パワステオイルが見る限りタンク内は空だ

内部フィルターもカスがあるようだ! 洗浄してパワステオイルを入れ替えることにしよう。

パワステの寿命もオイル交換のサイクルを次第だ! 1番初めにオイル漏れ等が起き、そのあと

本体から異音、又はハンドルをきった時の重さやひっかかり・・・。。





さきほど、アンダーカバーにオイルが付いていた原因は、パワステオイルの配管からの漏れだった

ことがわかりました。 ホース本体を新品にすることが望ましいです。






今回、すこしやっかいだった内容は、エアコントラブルです。  アイドリングや低速走行のときは

エアコンが効くのですが、少し回転数を上げると暖房に変身してしまう。吹き出し口からいきなり

暖房が・・・・・   これは非常に不愉快な現象だ

今の車だと、噴出し口設定が電子制御!モーターで切り替えていますよね! 又は、完全に手動方式。

でもこの当時のやり方はバキュームを使って制御しています。




1度溜めた空気をワンウェイバルブを用いて溜めます。その溜めた空気で圧を掛けたり抜いたり

ヒーターコアにクーラントを置く込むことなど・・・・   またやっかいなのは、バキュームホースの1本が

室内側に入り込んでいるところ! 要はもし、その部分が原因だった場合は室内側からばらして点検修理

となります。 点検して、数箇所の悪いところを見つけたので修理しました。 一旦はこれで様子を見てもらう

ことにします。 また、あらたに不具合が有る場合は製造廃止部品のトラブルか室内側のトラブルと

なりますねぇ




次に少しショックかもしれませんが、ある部分のサビが回ってしまっていてボロボロになっています。

この場所はラジエター取り付け下側の鉄板です。 実際に薄い鉄板で役目はラジエターの同風板ですね!

ラジエターにしっかり風を当てる欲目です。 もし今後修理する場合は鉄板を綺麗に取り払ってから

アルミ材で造り直しすれば大丈夫です。 ただ!このままほって置くとサビは進んで行くので大丈夫な

ところも駄目にしてしまいます。なるべく早めに見当して欲しい部分です。






ラジエターも腐食が始まっているかもしれません。 次の課題の一つ!ラジエターを新品にすること。

そしてラジエターホース、バンド などもね!     一生大事に乗っていくためなら頑張って修理して

いきましょう^^ 



下回りは思っていたより綺麗で状態が良いかと思いますよ^^

これも維持するにはシャーシブラック処理を行うことも大切です。 サビの部分が少ない内なら

サビ取り作業も低価格ですしね^^ 




いい車ですが、良い意味で新車当時に戻していく楽しさ、素材が良いので快適なパワーアップ

そして快適なドライブのヒントは、この純正シートです。 社外品のブリットやレカロなどのリクライニング

シートに交換することで快適になります。 





あとはRAPFIXボールロックを付ける場合はショートボスキットが販売されていますのでそれに変えたほうが

いいですよ^^ ハンドルの位置が手前になりすぎてますからドライブポジションが適正にならないと

思います。  参考にして見て下さい。

プロフィール
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    ・一般整備
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