続く

October 02 [Fri], 2009, 14:40
今日という日が訪れるたびに  人々はまた悲しみを思い出す。  どれほど世界が平和になろうとも  決して拭えない過去がある限り  その涙は何度でも蘇るから。  あの日、世界はひとつになった。  祈り願う声が世界をひとつにした。  途絶えた命の灯火が  悲しみ  苦しみ  絶望を生み出し  繋がれた命の息吹が  喜び  歓喜し  幸福を叫んだ  誰一人として望んだはずのない  平和は終わり  そして誰もが望んだ平和の続きは  生き残った人々が続きを奏でる。  季節は巡り  また今日という日が訪れたなら  人々はまた悲しみを思い出す  それが平和への一歩なのだと  信じて手を合わせて祈る  繰り返す歴史の中で  静かなる祈りだけが  永遠へと続く。    
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