【報告】12/26映画で世界一周!〜イギリス編

2015年12月31日(木) 22時18分
(報告:かよさん)


映画で世界一周!今回はイギリス編。クリスマスをテーマにしたレイモンド・ブリッグズ原作のアニメ映画を2本上映し、イギリス出身で、日本に来て15年になる新開ジェニファーさんにお話を聞きました。
最初の映画は『スノーマン』。ジェニファーさんは5歳の時に初めて観て以来、毎年クリスマスには必ず観るほど大好きな作品だそうです。


ジェニファーさんの出身はイギリスの中のイングランドと呼ばれる地方。マンチェスターという大きな都市です。イギリスは雨が多く、『スノーマン』に出てきたようなホワイトクリスマスは意外に少ないそうです。緯度は北海道と同じくらいですが、海から暖かい風が吹くためそれほど寒くないのだとか。反対に夏はそれほど気温が上がらないので、冬は寒く夏は暑い日本の気候に慣れるのは大変だったそうです。

次に、地図でイギリスの場所を教えてもらいます。イギリスは古い歴史を持つとても有名な国ですが、日本より面積が小さくて人口も少ないことに子どもたちは驚いていました。
イギリスで人気のスポーツはフットボール(サッカー)。ジェニファーさんの地元のチーム、マンチェスター・ユナイテッドはとても有名ですね。子どもたちもみんな知っていました。


イギリスの子どもたちが好きな映画は、日本でも大人気の『スター・ウォーズ』や『ハリー・ポッター』。ハリー・ポッターの映画が作られたのはアメリカですが、原作はイギリスのもので、イギリスらしい雰囲気にあふれています。
ジェニファーさんが日本に来てびっくりしたことは、なんといっても電車だそう。車両も駅もきれいで、時間通りにやってくることに感動したそうです。ぎゅうぎゅうの満員電車も、イギリスにはないものなのだとか。


休憩と映写機見学をはさみ、2本目の映画はサンタクロースの夏休みと忙しいクリスマスを描いた『さむがりやのサンタ』。
上映後に、ふたたびジェニファーさんが登場していただき、イギリスのクリスマスのことを、写真を見ながら教えてもらいました。

イギリスのクリスマスは日本のお正月のように、おじいちゃんやおばあちゃんと過ごす大切な日です。家族みんなで集まって食べるのは、ターキー(七面鳥)やクリスマスプディング。クリスマスプディングは、中身がぎっしり詰まった重たいフルーツケーキで、一ヶ月前から準備します。ブランデーをかけて火をつけてから食べるもので、炎の上がったプディングの写真にみんなびっくりしていました。

12月24日から26日はクリスマスの休日で、大人も子どももお休み。26日はボクシング・デイといって、親戚みんなでボクシングをする日…ではありません。昔、お屋敷のお手伝いさんがクリスマスの25日にはご主人のために働き、26日にはご褒美を箱(Box)に入れて持って帰っていたという習慣が語源だそうです。


クリスマス・イブには、子どもたちは教会で劇に出たり、プレゼント用のくつ下を準備したりします。くつ下はとても大きく、まくらカバーを吊るすことも!プレゼントは日本のお年玉のようなもので、たくさんもらえるのだそうです。また最近では、Magic reindeer foodというサンタクロースのトナカイの食べ物を庭に撒くのが流行っているのだとか。ジェニファーさんはクリスマスの朝は4時半に起きて、プレゼントが届いているか確かめていたそうです。日本でもイギリスでも、子どもたちにとってクリスマスはとても楽しい特別な日ですね。

【上映会】12/26映画で世界一周!〜イギリス編『スノーマン』と『さむがりやのサンタ』

2015年12月13日(日) 21時10分

親子映画会
映画で世界一周!〜イギリス編
『スノーマン』と『さむがりやのサンタ』



■1,はじめに

映画を通して、その国や地域の文化や社会を知る「映画で世界一周!」シリーズ。
15カ所目となる今回はイギリスを取り上げます。「英語」や政治、金融などにとどまらず、芸術や文化でも、世界に大きな影響をあたえる先進国のひとつとして有名なイギリス。日本と同じ島国で、古くからの歴史を有しています。その豊かな歴史や多民族性を反映した映画も多く、一方で007シリーズなどアメリカのハリウッドとも近い関係性を持っています。チャールズ・チャップリンやアルフレッド・ヒッチコック、スタンリー・キューブリックなどの巨匠も輩出し、近年では大ヒットをおさめたハリーポッターシリーズの原作が生まれた国としても知られています。
今回はイギリスの絵本作家レイモンド・ブリッグスの原作で、世界中で愛されている『スノーマン』『さむがりやのサンタ』(ファーザー・クリスマス)の2本のアニメーションを上映します。
また、特別講師をお迎えしてイギリスについてお話を伺う予定です。

子どもたちはもちろん、親にとっても楽しめるプログラムとなっています。
入場は無料。16mmフィルムと映写機の解説も行ないます。
ぜひ、お友だちをお誘いあわせの上、ご来場ください。

■2,開催概要

主催:ちいさなひとのえいががっこう
後援:杉並区教育委員会
助成:独立行政法人国立青少年教育振興機構(子どもゆめ基金)
協力:特定非営利活動法人東京フィルメックス実行委員会

日時: 2015年12月26日(土) 14:00-16:00
会場:杉並区立中央図書館 視聴覚ホール(杉並区荻窪3-40-23)
    →JR中央線、地下鉄丸ノ内線「荻窪」駅南口から徒歩10分
   地図はこちら

料金:無料
定員:50名(先着順)

お問い合わせ:ちいさなひとのえいががっこう
   e-mail: eigagakkou@hotmail.co.jp
  *大人だけの参加(見学、取材など)をご希望の際はあらかじめご連絡ください。

■ 3,上映スケジュール

【14:00 開始】

  14:00 映画の前のお話
  14:05 上映会 開始
      『スノーマン』上映(26分)
      『さむがりやのサンタ』上映(28分)
  15:05 上映終了、休憩

  15:20 イギリスとクリスマスについてのお話
  15:50 上映会終了、おわりのあいさつ

【16:00 終了予定】

■4,上映作品の解説


『スノーマン』
(26分/1982年/スノーマン・エンタープライズ/イギリス)
朝、目を覚ますと一面の銀世界。雪だるまを作ろう! その夜、時計の針が12時を指し、雪だるまが動き出して少年の部屋にやってきた。みんなを起こさないように、ふたりはお家で遊ぶ。外でオートバイを乗り回した2人は、空へと飛び立つ。家を、森を、海を越え、やがてパーティーの会場へとたどりつく。とても楽しい時間。少年は雪だるまからマフラーをプレゼントされる。家へ帰って眠りにつき、翌朝、目を覚ますと…。
原画のタッチを生かし、パステルカラーの映像と、透明な音楽で詩情豊かに表現。英国アカデミー賞受賞。

●原題:スノーマン●原作:レイモンド・ブリッグズ●製作総指揮:イアン・ハーベイ●製作:ジョン・コーツ●監督:ダミアン・ジャクソン●音楽:ハワード・ブレイク●声の出演:デヴィッド・ボウイ


『さむがりやのサンタ』
(28分/1991年/ブルーミングプロダクション他/イギリス/カラー/16mmフィルム)
年に一度のクリスマス・イブは、ファーザー・クリスマス(サンタクロース)にとって大忙しの日です。今年もプレゼントを配り終えて家に戻ったファーザーはこう思いました。
「どうせみんな、ワシのことを年に一度しか仕事をしないで、うらやましいと思っているんだろう。」だけど本当は、毎日クリスマスの準備に追われているのでした。そんなある年、今年こそはソリをキャンピングカーに改造してバケーションに行こうと考え、旅立つのでした。パリ、スコットランド、ラスベガスとそれはそれはウキウキするような旅に出かけたのはよかったのですが、なにせ慣れない旅です。いろいろなトラブルに巻き込まれてしまいます。そして、今年のクリスマス・イブ「やれやれ、またクリスマスか…」と文句を言いながらも、まるで職人のように仕事をこなしていきます。なんとか世界中の子どもたちにプレゼントを届け終わり、いつものようにスノーマンたちのクリスマスパーティーの会場へ。
ところが、ソリの中に届け忘れてしまったクリスマス・プレゼントが残っていたのです。
「大変だ!!」と猛スピードで飛んでいくファーザー。はたして、朝までに無事に届けることができるのでしょうか?

●原題:ファーザー・クリスマス●原作:レイモンド・ブリッグズ●製作総指揮:イアン・ハーベイ●監督総指揮:ダイアン・ジャクソン●製作:ジョン・コーツ●監督:デイブ・アンウィン●美術監督:ローレン・マッシェル●音楽:マイク・ハワー●日本語吹替え:上條恒彦

◎ イギリスについて勉強しよう!

・ イギリスって、どんなところ?
…文化、芸術、食べ物、スポーツ、どんなものが人気かな。

・ イギリスのクリスマスはどんなクリスマス?
…クリスマスはどう過ごしてるのかな。日本といっしょかな。

・ その他、イギリスという国について、映画を通して楽しく勉強してみましょう!

◎講師プロフィール


Jennifer Shinkai 新開ジェニファー
イングランド北西部マンチェスター近くの工業都市ベリー出身。オックスフォード大学英文学部を卒業後、1999年に来日。現在は人材コンサルティング会社のマーケティング部門に勤務している。墨田区の下町に夫、娘、息子と暮らし、『スノーマン』を毎年観ている。
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