【報告】12/20映画で世界一周!〜フィンランド編『ムーミン谷のクリスマス』

2014年12月27日(土) 21時19分
「映画で世界一周!」シリーズ、節目となる10カ国目はフィンランドを取り上げました。2014年は「ムーミン」の原作者トーベ・ヤンソンの生誕100周年にあたり、全国各地で様々な展覧会が開かれ、あらためて注目度が高まっています。

毎年、クリスマスの上映会は大人気で参加者も多いのですが、今回はフィンランドへの関心や、なによりムーミン人気も重なったことにより、子ども76人、大人42人という、過去最高の来場者数を記録しました。前方のマットの上の子どもたちも、後方の椅子席も、もう隙間がないほどびっしりのお客さんが詰め合わせて、なんとか全員に入っていただきました。


まずは、サンタクロースが登場。子どもたちと世界地図を前に、フィンランドの位置を確認します。
その後、特別講師の坂根シルックさんをお迎えしました。シルックさんは、テレビのバラエティ番組へのご出演などメディアへの露出も多く、お話がとても上手。ご自身の体験を交えながら、子どもたちに分かりやすい言葉でお話してくださいました。フィンランド語には、日本語と同じ発音をして、違う意味になる単語がある、ということは、参加者の親子からも驚きの声があがっていました(たとえばカニ=うさぎ、シカ=ぶた、など)。


さて、映画の上映です。今回は、90年代初めに日本のテレビで放映されていたシリーズの中から、冬やクリスマスを描いた「帰ってきた魔女」と「クリスマスって何?」の2つのエピソードを上映します。いつも冬眠しているために、クリスマスのことを知らないムーミン一家。何も分からないまま、周りの情報から“クリスマス”を想像しながら迎え入れる準備をしている姿が、とても愛らしく可笑しいお話でした。


上映後には、もう一度シルックさんをお迎えして、映画の中で描かれたことについてもお話しました。ムーミン谷には、どっさり雪が降り積もりますが、フィンランドは北極圏に近い国ということもあって、とてもたくさんの雪が降ります。北極圏特有の白夜で、一日中太陽が沈まない季節もあります。映画には森の場面も多くありましたが、フィンランド人にとっては心のふるさとになっている、とシルックさんは言います。またフィンランドのクリスマスのは、クリームたっぷりのケーキを食べたりするよりも、家族と過ごす大切な日だそうです。
トークの最後には、フィンランド語での挨拶も教えてもらいました。


ここでクリスマスの特別プレゼントとして、スタッフが手作りで用意していたアドベントカレンダーが、子どもたちにサンタから配られました。吊り下げられるようになった、くつしたやムーミンの形をした紙に、子どもたちが自分たちで絵を描きたしたり、好きなシールを貼ったりして、思い思いのオリジナルカレンダーを作っていきます。これをお部屋に飾って、クリスマスを楽しみに待ちましょう!

ちいがくベストテン2014投票受付中!

2014年12月17日(水) 15時35分
(2015年1月30日更新)
集計に時間がかかっており、
結果発表は2月2日(月)に延期します。
お待たせして申し訳ありません。


2008年から、ちいさなひとのえいががっこう(略称:ちいがく)では、その年に映画館で公開された映画の中から、「親子で観てほしい!」「子どもたちと一緒にぜひ観たい!」と感じた作品を皆さまから募集し、多くの票が集まった作品を発表する「ちいさなひとのえいががっこうベストテン」(略称:ちいがくベストテン)を行っています。

以下が実施概要です。皆さま、ぜひ奮ってご投票ください!

1.実施目的
・親子で観たい映画をデータベース化するため
・ちいがくスタッフが映画への意識を継続的に持ち、活動に役立てるため
・日ごろから参加してくださっている親子や、協力者とのコミュニケーションのため

2.実施概要

@スケジュール
投票受付期間:2014年12月17日(水)〜2015年1月19日(月)
〜2015年1月26日(月)*締切を延長しました!

集計期間:2015年1月20日(火)〜2015年1月27日(火)
結果発表:2015年1月30日(金)(予定)
結果発表は2月2日(月)に延期します。

A対象作品
■「2014年作品賞部門」
2014年1月1日〜12月31日に日本国内で劇場公開された作品(日本映画/外国映画問わず、リバイバル公開されたものも含む)
※(例)シネマトゥデイ

B投票者
・ちいがくスタッフ
・ちいがく参加者(親子・ご家族)
・ちいがくの活動にご協力いただいている方々
・映画ファンならどなたでも

C投票方法
■「2014年作品賞部門」
対象作品のなかから、「子どもたちと一緒に観たい映画」「親子で観てほしい映画」という観点から、「2014年作品賞」に値すると思う作品を各自5作品まで、それぞれに5点満点で点数をつけて投票。
(例)5本とも5点という場合や、1本しか選ばない場合も可能です。

投票時にはなるべく選考にあたっての選者コメントもつけてください。各作品への感想でも、1年を振り返っての総評でも結構です。1作品ずつにいただいても、5作品をまとめてでも形式は自由です。文字数に制限はありません。
結果発表の際には、いただいた選者コメントも掲載を予定しています。選者コメントの掲載を希望されない方は、その旨をお書き添えください。また、掲載にあたってハンドルネームの使用や所属、肩書きの記載をご希望される場合にも、お知らせください。

投票はeigagakkou@hotmail.co.jpへメールでお送りください。
こちらの入力フォームからも送信できます(簡単なのでオススメ!)
またツイッター上でも受け付けています。@eigagakkouまで、DMやリプライ、RTなどでお寄せください。

D集計方法
■「2014年作品賞部門」
点数×票数でポイントを算出し発表。
例)『スターウォーズ』という作品にひとりが5点、ふたりが3点をつけた場合、
(5点×1票)+(3点×2票)=11ポイント

E結果発表方法
ちいがくブログにて1月30日に発表をします(予定)。
その他、投票してくださった方にはメールでお知らせします。

【過去の実施結果】
2008年の結果はこちら
1位 『崖の上のポニョ』
2位 『赤い風船』
3位 『白い馬』

2009年の結果はこちら
1位 『サマーウォーズ』
2位 『マイマイ新子と千年の魔法』
3位 『カールじいさんの空飛ぶ家』/『THIS IS IT』

2010年の結果はこちら
1位 『かいじゅうたちのいるところ』
2位 『借りぐらしのアリエッティ』
3位 『カラフル』/『トイ・ストーリー3』/『ユキとニナ』

2011年の結果はこちら
1位:『奇跡』
2位:『ファンタスティックMr.FOX』
3位:『タンタンの冒険 ユニコーン号の秘密』

2012年の結果はこちら
1位:『駆ける少年』
1位:『ヒューゴの不思議な発明』
3位:『おおかみこどもの雨と雪』

2013年の結果はこちら
1位:『かぐや姫の物語』
2位:『モンスターズ・ユニバーシティ』
3位:『ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日』
3位:『ムーンライズ・キングダム』

【上映会】12/20映画で世界一周!--フィンランド編『ムーミンのクリスマス』

2014年12月10日(水) 19時34分
親子映画会
映画で世界一周!--フィンランド編
『ムーミンのクリスマス』


©Moomin Characters™/Animation © Dennis Livson
■1,はじめに

映画を通して、その国の文化や社会を知る「映画で世界一周!」シリーズ。
10カ国目となる今回はフィンランドを取り上げます。北ヨーロッパに位置するフィンランドは、大国に支配される時代を経て20世紀に独立し、先進工業国へと発展してきました。家具やテーブルウェア、テキスタイルのデザインでは世界的に有名で、近年日本での人気も高まっています。教育の分野では世界最高水準と言われ、「フィンランドメソッド」が注目されています。

世界中で愛されている「ムーミン」は、日本でも大人気です。2014年は原作者のトーベ・ヤンソン生誕100周年にあたり、特に注目を集めています(「生誕100周年トーベ・ヤンソン展--ムーミンと生きる--」が横浜での展示を終え、全国巡回中です)。今回は「楽しいムーミン一家」シリーズから、クリスマスと冬をテーマにしたエピソードを上映します。映画を通して、フィンランドの文化に触れましょう。

上映会では、映画鑑賞とあわせて特別講師としてテレビでも人気の坂根シルックさん(東京農工大特任准教授)をお迎えして、フィンランドの日常生活や文化、芸術やムーミンについてお話いただきます。
また、子どもたちにはクリスマスまでのアドベントカレンダーをプレゼント。シールやお絵描きで、自分だけのオリジナルカレンダーを作ります。

子どもたちはもちろん、親にとっても楽しめるプログラムとなっています。
入場は無料。
ぜひ、お友達をお誘い合わせの上、ご来場ください。

■2,開催概要

主催:ちいさなひとのえいががっこう
助成:独立行政法人国立青少年教育振興機構(子どもゆめ基金)
後援:杉並区教育委員会
協力:特定非営利活動法人東京フィルメックス実行委員会
作品提供:プロセンスタジオ

日時: 2014年12月20日(土) 14:00-16:15
会場:杉並区立中央図書館 視聴覚ホール (杉並区荻窪3-40-23)
    →JR中央線、地下鉄丸ノ内線「荻窪」駅南口から徒歩10分
   地図はこちら

料金:無料
定員:50名(先着順)

お問い合わせ:ちいさなひとのえいががっこう
   e-mail: eigagakkou@hotmail.co.jp
  *大人だけの参加(見学、取材など)をご希望の際はあらかじめご連絡ください。

■ 3,上映スケジュール

【14:00 開始】

  14:00 映画の前のお話
  14:05 フィンランドについてのお話
  14:15 上映会 開始
     『帰ってきた魔女』
    『クリスマスって何?』
    『冬の生き物たちのお祭り』

   ・上映の合間にフィンランドとムーミンについてのお話があります
   ・クリスマスプレゼント(アドベントカレンダー)のミニ工作あり
  16:10 上映会終了、おわりのあいさつ

【16:15 終了予定】

■4,上映作品の解説

『ムーミン クリスマス編』
(25分×4話/1990年/日本/日本語吹替/カラー/DVD)
©Moomin Characters™/Animation © Dennis Livson
おさびし山の帰り道、ムーミンと仲間たちはアリサという女の子に出会います。アリサは森の奥に住む魔女の孫で、魔女になるための修行にやってきたのです。ムーミンはアリサと仲良しになりますが、魔女のおばあちゃんは「立派な魔女になるため」と一緒に遊ぶことをゆるしてくれません。やがて冬になり、ムーミンたちが冬眠する季節。雪にとざされるフィンランドの長い冬、いつもは眠りについていてクリスマスを知らないムーミン一家のところに、思いがけないお客さんがやってきて…

1990年から91年にかけて、テレビ東京系列で放映されたアニメ『楽しいムーミン一家』は、トーベ・ヤンソンと弟で漫画の共同制作者であるラルス・ヤンセンがアニメ制作に関わっています。今回はこのシリーズから、冬とクリスマスをテーマにした3本『帰ってきた魔女』『クリスマスって何?』『冬の生き物たちのお祭り』を上映します。

監督:斉藤博 脚本:宮崎晃
声の出演:高山みなみ、大塚明夫、谷育子、かないみか、佐久間レイ、子安武人

◎ フィンランドについて勉強しよう!

・ フィンランドって、どんな国?
…食べ物、動物、人物、映画…どんなものが有名かな。

・ フィンランド語であいさつ
…フィンランド語で「こんにちは」「ありがとう」は、どう言うの?簡単なあいさつを覚えて使ってみましょう!

・ その他、フィンランドという国について、映画を通してシルック先生と楽しく勉強してみましょう!

★★★ トーベ・ヤンソン プロフィール ★★★
Tove Marika Jansson
1914年8月9日、フィンランドの首都ヘルシンキに生まれる。スウェーデン系フィンランド人で、『ムーミン』シリーズはスウェーデン語で書かれた。15歳で政治風刺雑誌『ガルム』で挿絵画家として活動を開始。1944年頃からムーミン・トロールのキャラクターを発表し、一連の作品は爆発的な人気を得る。1966年に国際アンデルセン賞、1984年にフィンランド国民文学賞を受賞。児童文学だけでなく一般向けの小説家としても評価が高く、また挿絵や漫画だけでなく、画家として多くの絵画作品を残している。2001年6月27日、86歳で没。
©Moomin Characters™/Animation © Dennis Livson

★★★ 坂根シルック プロフィール ★★★
Sirkku Sakane
国立大学法人東京農工大学、リーディング大学院、特任准教授
文化人タレント・フィンランド語翻訳通訳家
フィンランド・ヘルシンキ生まれ。3歳で初来日、幼少期を大分市で過ごし、日本の教育を受ける。小学校卒業を期にフィンランドに帰国するも、1985年に再び来日。その後20年間、複数の在日フィンランド企業やフィンランド政府機関に勤務しながら、2人の子どもを育てる。2005年から2年間、子どもとフィンランドで生活しながら、フィンランド語翻訳通訳家として活動を初め、2007年に日本に帰国後は語学講師としても活動。現在は東京農工大学・リーディング大学院で『国際文化比較論及び日本語表現力特論』を担当しながら、全国で講演活動も行っている。また、2014年11月から新たに、異文化・学び・遊びをテーマにした慈善活動”Love The Life”をスタートさせる。日本テレビの『なんでもワールドランキング・ネプ&イモトの世界番付』でフィンランド代表として出演するなど、メディアでも活躍中。

Twitter: シルック フィンランド@Sirkku_Finland
Facebook: シルック フィンランド(Finland Sirkku)
ブログ: http://ameblo.jp/sirkku-finland
最新コメント