【報告】8/24 映画で世界一周!〜カナダ編『アニメーションはたのしい!』

2013年08月26日(月) 23時46分
(報告者:とよいずみ)
3回目の「映画で世界一周!」シリーズは、カナダを取り上げます。カナダと言えば、世界第2位の国土を持ち、多彩な大自然の恵みをたっぷり受けた国であり、民族と文化も多様性に富む豊かな国でもあります。また、知る人ぞ知る日本と同様にアニメ大国でもあります。


当日は子供18名、大人15名と、今回も沢山の方々にお越しいただきました。こどもたちは、「映画で世界一周!」パスポートにカナダの入国印(消しゴムはんこ)を押してもらい、カナダのアニメーション映画の世界へ出発です。


上映会の前に、特別講師のジェイソン・グレイさん(ジャーナリスト・映画監督)にカナダの国について少しお話を伺いました。
まずは、カナダの場所や人気のスポーツについて。日本では注目度が今ひとつですが、カナダで一番人気のあるスポーツはアイスホッケーだそうです。次に、カナダコインの半面に描かれている絵柄について。実際にコインを手にしてカエデやビーバーなどが描かれているのを見せてもらいました。

続いて、ジェイソン・グレイさんへの質問に入ります。日本に来てカナダと違うと感じたことは、日本人は夜遅くまで働いていることだそうです。確かに…働き過ぎですね。
カナダのアニメーションについては、カナダは日本と同様にアニメ大国であり、1940〜50年代からつくられた歴史があります。アニメ制作に関する助成金制度が充実しており、アニメーション映画祭(オタワ国際アニメーション映画祭など)も開催されています。また、ジェイソン・グレイさんがこどもの頃は「宇宙戦艦ヤマト」や「マクロス」などの日本のアニメが放送されていたそうです。今こどもたちに人気があり親しまれているアニメは、ジブリ作品や「Pokemon」だそうです。


カナダのことを少し理解したところで「アルファベット」「クラック!」の上映開始です。
「アルファベット」上映
動物たちや物が音楽に合わせて軽快に動いていたので、リズムにのってノリノリなこどもがいました。頭文字から英単語を想像できなくても、こどもたちは楽しみながらアルファベットに親しめたと思います。
「クラック!」上映
フレデリック・バック監督作品です。開拓者時代から現代までの時を1つのロッキングチェアを通してうつろいゆく様々なものを描いている作品です。淡い色鉛筆で描かれた絵本のような作品であり、大人がこどもに観て欲しい作品だと思いました。こどもたちも大人たちと同様に集中して観ていました。

続いてジェイソン・グレイさんによるカナダのことば(英語)での簡単な挨拶のレッスンです。「こんにちは」は「Hello」。「ありがとう」は「Thank you」です。すでに知っているこどもたちが多く、「こんにちは」「ありがとう」と言うと、「Hello」「Thank you」と大きな声で返してくれました。恥ずかしがるかなと心配しましたが、そんな心配は不要でした。皆とてもパワフルで活気がありました。


ここで休憩をはさみます。休憩中に映写機の解説がありました。16mm映写機の周りに皆が集まって、映写機の仕組み、投影の仕方などを学習しました。こどもたちは熱心に聞き入っていました。


上映会2部
休憩が終わり、ノーマン・マクラレン監督による「開会の辞:マクラレン」と「椅子と青年」の上映開始です。

「開会の辞:マクラレン」上映
スピーチをしようとするとマイクが言うことを聞いてくれずに、そっぽを向いてしまいます。最終的にマイクを縛り付けたシーンでは、「これじゃ、しゃべれないよ!」と笑いながら言っていました。「面白かった」「もう一回観たい」という声も上がり、こどもたちは非常によい反応をしていました。

「椅子と青年」上映
椅子がまるで性格をもっているかのように、青年の言うことを聞かずに逃げ回ります。
青年と椅子との追いかけっこに、こどもたちは終始笑顔でケラケラ笑っていました。椅子に「何やってんの!」と突っこみを入れたりもしていました。特に、追いかけっこでギューンとスピードが極端にあがっていくシーンでは、音楽の効果もあってか、こどもたちが大爆笑をしていたのが印象的でした。そのはじけた笑い声に大人たちもクスッと笑っていました。「本当はね、椅子は座って欲しかった」「座れてよかった」「探してくれたから最後にいいよと座らせてくれた」などの感想が自然と出ていました。
ジョン・グレイさんが仰るように、ノーマン・マクラレン監督はとにかく天才であると、こどもたちの反応を見て実感しました。


上映が終わり、いよいよアニメーション制作ワークショップです。
今回は、PC、iPhone、iPadで自分たちの体や素材を使って短い短編アニメーションを製作します。コマ撮りをいとも簡単に撮影できる「コマ撮りアニメ」というスマホ用フリーアプリやちいがくでお馴染みのWindows用ソフト「クレイタウン」を使用し、素材はなんと杉並区のアニメキャラクター「なみすけ」の登場!!

こどもたちは、人間コマ撮り班や「なみすけ」班に分かれて撮影開始です。
カメラを固定して、少しづつものを動かして注意を払いながら撮影、を繰り返します。
撮り終ったコマ撮り動画を何度も再生確認するなど、それぞれの班は発表会に向けて真剣に取り組んでいました。

時間が来たところで、発表会です。周りからは早く見せてよ〜、などの声も聞こえ、他の皆がどのような作品をつくったか興味津々の様子がまじまじと伝わってきました。椅子やマットを使って追いかけっこしたり、二人の体をすり抜けてみたり、忍者のように逆回転で椅子に飛び乗ったり、壁を飛び越えようとするなみすけ、花を食べてどんどん成長していくなみすけ、子どもたちと一緒に階段を登るなみすけなど、中には平面的表現から立体的表現に形状を変えていく手法も見受けられました。それぞれの班の発想やアイデアが大変面白く、作品がスクリーンに上映されると、自然と歓声や拍手が沸き起こっていました。


今回のワークショップで生まれた作品は8/31(土)に開催される「街にダンボール映画館をつくろう!」企画で公開されます!!

---*---
参加された親子さんからは、以下のようなアンケート回答をいただきました。

映画もほどよい長さで面白かったし、カナダの話も興味深かったです。アニメ制作もたくさん挑戦させて頂き、すごく楽しかったようです。
---*---

カナダのアニメーション作品は、さまざまな表現方法を駆使してつくられた良質な作品が多く、大人もこどもも一緒に楽しめるものだと思います。中でも今回鑑賞したノーマン・マクラレン監督作品は、生きていないものが、まるで生きているかのように動く映像でした。どうやってものを動かしているのかを考えながら観ることで、アニメ制作ワークショップの発想の手助けになったのではないかと感じます。また、特別講師のジェイソン・グレイさんのお話を伺えたことで、こどもたちは、カナダがより身近に感じられたのではないでしょうか。
ただ残念なことにプロジェクターとの同期不良により、iPhoneで作成した作品がスクリーンに映すことができないアクシデントが発生してしまいました。事前の準備不足もあり、皆様に大変ご迷惑をお掛けいたしましたことを深くお詫び申し上げます。
ジェイソン・グレイさん、お越しいただいた皆様、ありがとうございました。Thank you!!

【映画館遠足】街に段ボールで映画館をつくろう!

2013年08月12日(月) 20時10分
「街に段ボールで映画館をつくろう!」
すぎなみ・魅力発見〜こどもシネマキャラバン


公園にとつぜんあらわれた映画館!
その素材は段ボールだ!
じぶんたちの手で、映画も映画館もつくっちゃおう!


(C) 田中さとし|Make道場

8月31日(土)午前10時30分スタート!
(16時30分頃終了予定)
場所:読書の森公園、杉並区立中央図書館
住所:東京都杉並区荻窪3-40-23

(JR中央線、地下鉄丸ノ内線「荻窪」駅南口から徒歩10分)

主催:ちいさなひとのえいががっこう
助成:杉並区長寿応援ファンド
後援:杉並区教育委員会
協力:株式会社アントレックス、杉並区立中央図書館、特定非営利活動法人東京フィルメックス実行委員会

■ 当日プログラム(予定):

10:15 中央図書館 視聴覚ホール(B1F)集合
10:30 開始
    メイクドゥを使って工作
11:30 お昼休憩
12:30 段ボール映画館&チラシ制作
14:00 休憩、お客様の呼び込み
14:30 上映会開始
    お客様は入れ替えで鑑賞
16:00 上映会終了、片付け
16:30 解散

■講師
 田中さとし(建築士、ワークショップデザイナー)

■材料費(傷害保険料含む):
 ひとり500円 (大人、子ども共通)

■集合場所:
杉並区立中央図書館 視聴覚ホール(地下1階)
 午前10時15分
(原則として、途中からの参加は出来ません)

■対象:
幼児〜中学生とその父母
(小学生以下は保護者の付き添いが必要です)

■募集定員:
子ども25名、大人15名
(先着順、ただし定員に達し次第締切)

(C) 田中さとし|Make道場

■参加は申し込み制です
応募方法
参加者全員(大人と子ども)のお名前(よみがな)・年齢・性別および代表者の連絡先(電話番号・住所)*を明記し、下記までメールでお申し込みください。受付後、返信いたします。

Eメール: eigagakkou@hotmail.co.jp

*小学生以下の子どもたちのみ、または子どもたちの引率や付き添いでない成人の方の単独でのお申し込みはご遠慮下さい。また、中学生以上の子どもだけで参加する場合にも、必ず親の承認を得てからお申し込みください。
*傷害保険は、遠足参加中の万が一の事故による怪我の治療費等を補償するもので、大人・子ども問わず参加者全員に加入していただきます。
*申し込み時にいただきます個人情報は、傷害保険への加入、今後の「ちいさなひとのえいががっこう」の活動に関する御案内の目的にのみ利用することとし、第三者への提供、その他の目的には使用いたしません。
*当日は、団体の活動を記録するためのカメラが入るほか、マスコミの取材や見学が入ることもあります。ご了承くださいませ。
*汚れてもよい服装でご参加ください。

■プログラム内容

(1)映画館をつくる!
図書館の部屋を工作会場に、普通の段ボール箱を素材にして、かまくら状の半球ドームを作ります。隣接する公園の木陰にドームを組み立てれば、そこは特別な映画館。

(2)映画をつくる!(8/24実施)
「すぎなみ」の街をテーマに、自分たちで作ったアニメーションやトリック映像などの短編映画の数々を上映します。
前週の8/24(土)午後2時から、同じく中央図書館で簡単なアニメーションなどを制作するワークショップを行ないますので、こちらにもぜひご参加ください(詳細はこちらをご覧ください)。

(3)映画をみせる!
映画はたくさんのお客さんと楽しむもの。チラシをつくって、町中のひとに観てもらいましょう!

■ メイクドゥとは?
  オーストラリア生まれのステキな道具。ガムテープや接着剤を使わなくても、段ボール箱やお菓子の空き箱が、ロボットや車、お花やアクセサリーなど、いろいろなものに生まれ変わります!
何度でも使えて、小さなお子様にも安全。大人もついつい夢中になってしまう、無限の可能性を秘めた魔法の道具です。
 →メイクドゥ ホームページ

■ 講師プロフィール
田中さとし(1級建築士・メイクドゥマスターメイカー・ワークショップデザイナー)
make道場代表。メイクドゥを活用した様々なイベント・ワークショップを企画運営。
make道場 ホームページ

■保護者のみなさんへ
 「ちいさなひとのえいががっこう」は「映画を勉強しよう!」をコンセプトに、子どもも親も一緒になって映画を楽しめる場を作りたい、とボランティアの有志が集まって活動を始めたサークルです。2005年春から活動を始めてこれまでに「こどもえいがかい」を49回開催してきました。
 これからもいろいろな映画上映会で映画を楽しんだり、近くの映画館へ遠足に行ったり、映画の作り方の秘密を知るためのワークショップを企画しようと考えています。活動の内容についてはブログをご覧ください。

■「親子で映画館遠足」について
「ちいさなひとのえいががっこう」では、これまでに6回の「映画館遠足」を実施しました。
今回の<段ボール映画館>も、この親子で映画館遠足の延長上にあります。
「親子で映画館遠足」は、以下のような目的で行う企画です。
・観る楽しみ
ひとつの素晴らしい映画をたくさんの人と一緒にスクリーンで観る楽しみ。
・知る楽しみ
「映画がどうやって作られるのか」「映画に描かれている背景」を知り、また「映画館とはどんなところか」を知る楽しみ。
・映画を通じた交流
みんなでお出かけする「遠足」の楽しみ、映画で増えるお友だち。
「まだ子どもが小さいから、映画館に連れていくのはちょっと・・・」あるいは「子どもに映画を見せたいと思うけど、何を見せたらいいのか選べない」という保護者の方々がお子さんと一緒に映画館に足を運び、お家に帰ってからも一緒に見た映画についてお子さんとお話するきっかけになることができれば、と考えています。子どもたちにとって素敵な思い出になることを願います。

【上映会】映画で世界一周!〜カナダ編「アニメーションは楽しい!」

2013年08月05日(月) 21時04分
親子映画会
映画で世界一周!〜カナダ編
「アニメーションは楽しい!」


■1,はじめに

ちいさなひとのえいががっこうでは1本の映画を通して、その国の文化や社会を知る「映画で世界一周!」シリーズを2013年度より始めました。
第1回のイラン、第2回のフランスに続き、第3回ではカナダを取り上げます。世界で2番目に広い国土を持つカナダは、先住民に加えて、英仏両国の文化もあわせもつ豊かな国です。
映画の分野でも、発祥のアメリカとフランスの影響を受けながら、独自の表現で私たちを楽しませてくれます。また、アニメーション映画では、子どもから大人までが楽しめる、幅広い種類の作品が数多く生み出されています。

上映会では、映画鑑賞とあわせて、ジャーナリストで映画監督のジェイソン・グレイさんを特別講師にお迎えして、映画の中に描かれているカナダの文化・芸術や、カナダのアニメーションについてお話をしていただきます。
また、上映後には実際に短いアニメーションを親子で制作してみます。完成した作品は当日に発表するほか、翌週8/31(土)に同会場で実施される「街に段ボールで映画館をつくろう!」企画でも上映されます。

上映の合間には16mmフィルム映写機を近くで見学しながら、映写の仕組みを学ぶプログラムも予定しています。子どもたちはもちろん、親にとっても楽しめるプログラムとなっています。
入場は無料。
ぜひ、お友達をお誘い合わせの上、ご来場ください。

■2,開催概要

主催:ちいさなひとのえいががっこう
助成:独立行政法人国立青少年教育振興機構(子どもゆめ基金)
後援:杉並区教育委員会
協力:特定非営利活動法人東京フィルメックス実行委員会

日時: 2013年8月24日(土) 14:00-16:45
会場:杉並区立中央図書館 視聴覚ホール (杉並区荻窪3-40-23)
    →JR中央線、地下鉄丸ノ内線「荻窪」駅南口から徒歩10分
   地図はこちら

参加費:無料
定員:50名(先着順)

お問い合わせ:ちいさなひとのえいががっこう(担当:岡崎)
   e-mail: eigagakkou@hotmail.co.jp
  *大人だけの参加(見学、取材など)をご希望の際はあらかじめご連絡ください。

■ 3,上映スケジュール

【14:00 開始】

  14:00 映画の前のお話
  14:05 カナダについてのお話(講師:ジェイソン・グレイさん)
  14:15 上映会 開始
      『アルファベット』(6分)
      『クラック!』(16分)
  14:40 カナダについてのお話(2)

  14:50 休憩、映写機見学

  15:05 上映会 第2部開始
      『シュッシュポッポ』(14分)
      『椅子と青年』(10分)
      『開会の辞:マクラレン』(7分)
  15:40 ノーマン・マクラレン監督についてのお話

  15:50 アニメーション 制作ワークショップ
  16:35 発表会

  16:45 上映会終了

【16:45 終了予定】

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