浮世絵絵葉書展〜歌川広重〜

2016年06月27日(月) 16時34分

前回取り上げた葛飾北斎は
リアルな迫力を得意としておりましたが、
歌川広重は情緒で心をゆさぶる作品を
数多く発表しました。



今回紹介する広重の代表作
「名所江戸百景」や「東海道五十三次」は、
日本人なら一度は見たことのある
有名な作品ではないでしょうか。




名所江戸百景
大はしあたけの夕立



「大はしあたけの夕立」は、広重の傑作と呼ばれております。
濃淡の二色の刷り分けと、
縦に走る細かい線により突然の夕立が表現されてます。
まるで時間を切り取ったような
この作品は凄まじい雨音まで聞こえてきそうですね。




東海道五十三次
日本橋



また彼は実際には見ることのできない構図や、
ありえない情景を描くことがあります。
広重は現実によりも、誰もが心に描く心象風景や
強烈な印象を全面に押し出すことで、
日本の原風景を目にしているような感覚をもたらします。




結果多くの日本人の心を深く共感せしめる
世界観を作り上げることに成功したのです。




次回も素敵な絵葉書を紹介します。
お楽しみに!






次回は7月の予定です
P R
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■絵葉書資料館では、明治後期から昭和の始めにかけて国内外で発行された絵葉書を、常設展示と定期的に行う企画展にてご覧頂けます。
19世紀末以降、私製絵葉書の使用が認められるようになり、世界各国で絵葉書文化の花が開きました。
当資料館では来館された皆様に、 絵葉書を通して、古き良き時代にタイムスリップして頂きたいと思っております。
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