浮世絵の絵葉書展〜喜多川 歌麿〜

2016年04月26日(火) 8時58分


歌麿
上品の女房




しどけない仕草で見るものを誘う、
匂い立つような色気を漂わせた美人。
喜多川歌麿は、最も有名な美人画の一人です。



美人画は衣装やスタイルの美しさを見せるため、
全身像を描くのが主流でした。
しかし喜多川歌麿は、上半身をクローズアップし、
その表情や仕草を目立たせるテクニックを採用しました。



大首絵と呼ばれるこの手法は主に役者絵で使われており、
美人画をこれで描くというのはたいへん画期的なことだったのです。
またモデルの描き分けをしないという、それまでの常識を打ち破り、
花街の華やかな女性たちの容姿や仕草を描くことで、
その境遇や心理描写なども細かく表現したのです。




歌麿


喜多川歌麿は当時禁止されていた
豊臣秀吉を描いたことで咎められことがもとに亡くなったが、
彼の作風や精神は浮世絵界に脈々と受け継がれたのです。




次回も素敵な絵葉書を紹介します。
お楽しみに!






次回は5月の予定です
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