100年前のパリモードA

2011年11月05日(土) 2時00分
ブランドはファッションの基準として、
また贅沢品の象徴として常に人々から高い関心を得てきました。
ブランドの始まりはイギリスであり、
富の散財が義務であった貴族社会のために、
富裕層にしかできない特別な衣装や装飾品、
生活用品などを作りました。
そしてフランスで洗練された
ファッションが次々発表されるようになり、
フランスはファッションの本場となったのです。




sazerac


100年前、上流階級の衣装は全てオートクチュールでした。
コルセットからスカートのレースまで全て注文されてから作られます。
もちろんその分大変高価で、ごく限られた人しか注文できません。
貴族や富裕層相手に展開し、ネームバリューを手にした
デザイナーの店が、現在のブランドに繋がるのです。





feather bonnet



当時の豪華な仕立ての衣装はコストの高く、一品ものが普通でした。
ポール・ポワレというデザイナーの出現により少しずつ、
ファッションは新しい方向性を見つけたのです。
まずポール・ポワレはコルセットから体を解放することを目標とし、
筒形のゆったりとしたドレスをつくりました。
カーブのついた引き締まったファッションが
主流だった当時の人々に衝撃を与えることになりました。
しかし、美意識の変革まではなされず、
彼のデザインしたドレスは奇抜と周囲から見られたのです。
しかし時代の風潮により、他のデザイナーもコルセットを使用しない、
自然なラインを出すドレスやスーツを発表するようになったのです。





Brown Dress
DART ECO GLAMOUR CARDS



女性の社会進出の本格化に伴い、
活動的で軽快な衣装の需要が伸びました。
結果パニエやコルセットを用いるような大仰なドレスは姿を消し、
出歩くことのできるスタイルが主流になっていったのです。




次回も素敵な絵葉書を紹介致します。
お楽しみに!




次回は12月2日の予定です
P R
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