モダン神戸とスポーツ 〜大正・昭和のスポーツ@〜

2009年09月04日(金) 13時00分


今回のお題はスポーツ。
うだるように熱さから過ごしやすくなる秋は、
スポーツを始めるのにぴったりですね。


日本にも相撲などの競技はありましたが、
健康や娯楽のために一般の人々も
楽しむ運動はそれほどありませんでした。
スポーツが日本に伝わったのは明治以降。
外国人居留地として栄えた、
神戸や横浜を中心に発展していきました。




みんなでテニス



神戸の居留地に暮らしていた外国人たちは、
祖国でも興じていたスポーツを日本でもやろうと考え、
登山路の開発やスポーツ用の公園の整地などに力を注ぎました。
例えば神戸にある、花時計と大きな広場のある東遊園地も、
昔は居留地専用のスポーツ公園でした。
外国人はそこでテニスや野球などのスポーツを楽しみました。





神戸東遊園地


明治32年に居留地が返還されたことから東遊園地は、
日本人も自由にスポーツができるようになりました。
この絵葉書でもテニスをする様子が写されております。



また六甲山では山を別荘地にする計画が持ち上がり、
居留地に住む外国人たちも開発に積極的に参加しました。
そこで六甲山を手入れし、荒れ地を手作業で整備しました。
そういった苦労の末、日本初のゴルフコースが誕生したのです。




ゴルフ


ゴルフはお年寄りや御婦人方も一緒に楽しめる、
気軽なスポーツとして紹介されました。
昭和の初めには日本人の会員も増え、
競技会や会員同士のパーティーなども盛んに企画しました。





六甲山 頂上王場 ゴルフグランド


今は人気のあるゴルフも、最初はほとんど外国人しか利用せず、
「外国人たちが夢中になっている怪しい遊び」と思わていたそうです。





次回も素敵な絵葉書を紹介します。
お楽しみに!





次回は10月2日の予定です
P R
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■絵葉書資料館では、明治後期から昭和の始めにかけて国内外で発行された絵葉書を、常設展示と定期的に行う企画展にてご覧頂けます。
19世紀末以降、私製絵葉書の使用が認められるようになり、世界各国で絵葉書文化の花が開きました。
当資料館では来館された皆様に、 絵葉書を通して、古き良き時代にタイムスリップして頂きたいと思っております。
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