絵葉書作家●アルフォンス・ミュシャ●

2008年05月09日(金) 8時34分
ようやく板に付いてきた第3回目は、
展示品の作家を紹介いたします。
個性的なイラストには、
やはり個性的な作家の手によるものが多いです。


企画展示の中でも一際輝くセンスをお持ちの作家を紹介しますね!


 
アルフォンス・ミュシャ
  サラ・ベルナール1897年プリュム誌刊行




アール・ヌーヴォーの芸術家、アルフォンス・ミュシャ。
アール・ヌーヴォを代表する作家として
紹介されているので、知っている方も多いでしょう。

彼の描く優雅で美しい女性像と繊細に装飾されたポスターは、
現代の日本でも人気がありますが、
19世紀末のパリでも大変人気がありました。
熱心なコレクターがいるほどでした。
しかしポスターは高価で中々手に入りません。
そんなファンの懐具合に合わせて、人気のあるポスターは、絵葉書化されたのです。



     

日本でもアール・ヌーヴォ風の絵葉書の中には、
彼の画風を真似たものまであります。
そこまで人気の芸術家であったアルフォンス・ミュシャでしたが、
意外なことに約160種類もある絵葉書の中で、
彼が絵葉書用に起こしたデザインはたったの4種類です。

今回ご紹介させて頂いてたこちらのポストカードも、ポスターの複製なんですよ。


きっと忙しくて、仕事を請けられなかったのでしょう(*)


*彼は次から次へと舞い込む依頼に嫌気が差し、自分のデザインブックを発表しました。
掲載されているデザインは誰でも好きなだけ使ってよい、という本でした。
しかし、彼の仕事が減ることはなかったそうです。




さて、次回は展示している日本の作家を紹介いたします。
日本にも西洋とはまた違った、素敵な作家さんがたくさんいらっしゃいます。
お楽しみに!!


次回の予定は5月16日です
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■絵葉書資料館では、明治後期から昭和の始めにかけて国内外で発行された絵葉書を、常設展示と定期的に行う企画展にてご覧頂けます。
19世紀末以降、私製絵葉書の使用が認められるようになり、世界各国で絵葉書文化の花が開きました。
当資料館では来館された皆様に、 絵葉書を通して、古き良き時代にタイムスリップして頂きたいと思っております。
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