欧金融大手デクシアを解体…不良債権切り離し

October 10 [Mon], 2011, 2:03
 【ロンドン=永田毅】フランス、ベルギー両政府は9日、両国系金融大手デクシアによる公的支援の要請を受け、デクシアを事実上、解体する事業分割・再編を行う処理策で合意した。

 デクシアは同日の取締役会で、受け入れを決定する見通しだ。ギリシャに端を発した欧州財政・金融危機が表面化してから大手行が公的処理に至るのは初めて。

 両国政府の協議はブリュッセルで両国の首相も出席して行われた。協議にはルクセンブルクも参加し、合意に加わった。

 ロイター通信によると、デクシアは950億ユーロ(約9兆7000億円)に上るとみられる不良債権を本体から切り離して受け皿機関に移し、これにフランス、ベルギーが政府保証を与える。事業の分割・再編では、グループ傘下のフランスの銀行が、自治体向け融資事業をフランスの政府系金融機関に譲渡するほか、ベルギーの銀行は一時、ベルギー政府が国有化する方向で調整している。

 デクシアは自治体向け融資大手で、ギリシャ国債を約35億ユーロ、イタリア国債を約158億ユーロ保有しており、資本不足に陥るとの懸念が指摘されていた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111009-00000779-yom-bus_all
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【欧金融大手デクシアを解体…不良債権切り離し - 経済ニュース新聞】

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