「脂肪税」と「ポテチ税」
2011.11.30 [Wed] 08:00


 先日、デンマークでバターなどの動物性脂肪に多く含まれる飽和脂肪酸を一定以上含む食品に対する課税が始まったというニュースが流れました。この税の中身ですが、2.3%以上の飽和脂肪を含むバター、チーズ、加工食品が対象となります。この課税の目的は「不健康な食品をとるべきではないという国民へのメッセージ」とのことで、バターの消費量が約15%減少する見通しだそうです。
また、ハンガリーでは通称「ポテトチップス税」というものが導入されました。こちらはスナック菓子やケーキ類、清涼飲料水など、塩分や糖分が特に高い食品に課されるそうです。

バターやチーズなどが不健康な食品という誤ったイメージになりかねないのでその点は気になります。また、デンマークとハンガリーは共に財政再建中であり、税金をとるための良い口実として健康増進が使われたとの指摘もあります。
この施策の結果、本当に国民の健康増進に役立つのか、ぜひ注目したいですね。数年後にどのような検証結果が出てくるのか楽しみです。

スタッフブログ(116)田中豪

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指先が痛っ!(5)リウマチとの違い
2011.11.28 [Mon] 08:00

 指が腫れて傷みを起こした時、多くの方が心配するのはその腫れと痛みは関節リウマチによるものではないかと言うことです。同じ指の関節の腫れと痛みを特徴とする疾患ですが、関節リウマチとヘバーデン結節はまったく異なるものです。

先ず、最大の相違点は発症する関節の部位の違いです。関節リウマチが近位指節間関節に腫れと痛みを起こすのに対して、ヘバーデン結節は遠位指節間関節だけです。関節リウマチは多くの場合、遠位指節間関節から始まり、その後手首や肘、その他全身の関節に変形と痛みを起こす可能性のある全身の進行性疾患です。一方、ヘバーデン結節は症状が最悪でも全ての指の遠位指節間関節だけにとどまります。

関節リウマチが朝のこわばりや痛みを特徴とするのに対して、ヘバーデン結節は日内の変動はあまり無く、長期的に痛みの強い時期と比較的良好の時期を繰り返します。

レントゲン写真で、関節リウマチは関節を構成する骨が破壊されているのに対して、ヘバーデン結節は骨が増殖して骨棘を作るのが特徴です。

吉祥寺センター小澤ブログ(116)小澤秀明
 

ビフィズス菌で大腸ガン予防
2011.11.26 [Sat] 08:00


 日本でガンに対する特効薬が臨床実験の段階だが色々出ている。バイオでつくる創薬や赤外線、放射線療法やアイソトープなど治療法が進んできている。このように、ガンの特効薬や予防薬の研究開発が世界中で行われている一方で大腸ガンの罹患率が増えている。
大腸ガンの発生に“毒素産生型フラジリス菌(ETBF菌)”という人の腸内にすむ悪玉菌の一種が関与しているとされている。この悪玉菌を減らす作用が“BB536”というビフィズス菌にあるとわかってきた。
 
森永乳業は昨年4月から10月にETBF菌を保有する成人32名を対象に牛乳かBB536を含むビフィズス菌を8週間摂取してもらう臨床試験を行い、試験前後でETBF菌を測定した。
その結果、牛乳ではほとんど変化がなかったがBB536を含むビフィズス菌を摂取した被験者では約10分の1まで減少した。
こうした結果からBB536には腸内環境の改善と免疫力を向上させる作用があり、大腸ガンの予防にも寄与するのではないかと注目を集めている。
 
体の免疫を高めることは体の抵抗力を高めることに繋がるので、ホルモンの向上や代謝を非常に活発にさせる。それがガンの増殖を抑制し悪玉菌を破壊させることになる。体を丈夫にすることは健康で長生きしたいという人々の願いに沿うものである。
ますますガンの特効薬開発が盛り上がりをみせている。
参考資料:産経新聞
 
Dr.中島の健康コラム


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風邪予防に濡れマスク
2011.11.23 [Wed] 08:00


 こんにちは、新宿センター受付の竹部です。11月も中旬となり芸術観賞やスポーツ、グルメなど楽しい行事が盛りだくさんな季節ですね。忙しい毎日の合間にリラックスすることは私達の健康を維持する上でもとても大切なことです。

今回は楽しく健康に過ごすために欠かせない簡単な風邪予防をお伝えしたいと思います。これから冬に向けて空気が乾燥し、毎年風邪対策やインフルエンザ対策としてマスク着用をする方が増えてくる季節ですが、日中だけでなく睡眠時にもこのマスクは有効です。市販で売られている木綿のマスクを濡らしたものを手で絞り、鼻にかかるマスクの上部3分の1を外側に折り曲げるというものです。

濡れマスクは、口呼吸を防ぎ鼻から湿った空気を吸うことが出来るので乾燥を防ぐことができます。また鼻呼吸は自律神経をバランスよく働かせます。季節の変わり目は体も心も浮き沈みしやすいものです。簡単にできる予防法で心穏やかに毎日を送りたいものですね。
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指先が痛っ!(4)へバーデン結節・診断
2011.11.21 [Mon] 08:00

 「へバーデン結節」の確定診断は整形外科による検査に委ねられます。

診断のよりどころとなるのは先ず問診です。前回までに述べた特徴の聞き取りが行なわれます。多くの場合,40代以上の女性であること、痛みと腫れが遠位指節間関節に限定されていること、外傷の既往がないこと、痛みが悪化と寛解を繰り返し、指先の腫れによる変形が徐々に進行していることなどです。

次いで、視診と触診が行なわれます。指先の背側にコブ状の腫れが二つあり、経過時間が長い場合、指先が横に曲がっていることが確認出来ます。そして、押すと痛みがあり、動かすとより強い痛みを訴えます。進行すると可動域が減少して、自力でも他力でもほとんど動かなくなります。

最後に最も決めてとなるのはレントゲン診断です。レントゲン写真で遠位指節間関節の関節間隙が狭まっていて、末節骨(一番先端の骨)近位と中節骨(先端から二番目の骨)遠位の変形が著しく、骨棘(とげ状の骨の変形)が見られたら先ず間違いなくヘバーデン結節です。

吉祥寺センター小澤ブログ(115)小澤秀明