寒くなると痒くなりませんか?(3)乾燥防止
2010.11.29 [Mon] 08:00

 乾燥性皮膚掻痒症はなんと言っても湿度の低下が大きな要因です。ことにエアコンやストーブを使うようになると部屋の湿度は急激に低下します。そこで室内を加湿器で適度な湿度に保つと痒みを抑えることが出来ます。

洗濯物を室内で干すようにしたり、洗濯物が無い日は濡れタオルをハンガーに吊るしたりするだけでも加湿することが出来ます。また、室内に観葉植物を置くのも簡単な乾燥予防法です。

寒がりの方は就寝時の暖房器具として電気毛布を使うことがありますが、乾燥性皮膚掻痒症の方には電気毛布の使用は勧められません。全身を暖める電気毛布は皮膚の水分を奪って痒みを誘発します。就寝時に暖房器具を使いたい方は昔ながらの湯たんぽを使ってみて下さい。湯たんぽは足元だけの暖房ですが、全身の血行を促進し皮膚乾燥を防止しながら全身を暖めることが出来ます。

吉祥寺センター小澤ブログ(64)小澤秀明
 

薬による副作用のデータベース化
2010.11.27 [Sat] 08:00


 厚生労働省は2011年度から、医薬品の副作用に関するデータベースを構築する。氏名や住所、生年月日などの個人情報は除外し、症状の重い入院患者や死亡患者を中心とした副作用情報を2015年をメドに1000万人規模のデータを蓄積するという。
 
全国5ヶ所の拠点を公募で決め、同時に蓄積した同じ副作用情報のデータを分析し副作用の発生状況や頻度を分析できるようにする。さらに同じ病気で違う医薬品を使った患者と比較することも出来る。
また将来は拠点と全国の病院や診療所をネットワークでつなぎ、情報網を拡大することも検討していくという。
 
データベース化も結構だが薬自体の副作用が無くなるよう、日本の医療界は考えなければならない。
医薬品は必要量だけ与えられるべきなのに、不必要に出され続けているのが現状だという。その結果、ある病気には薬の効かない体になりそれにより更に体を苦しめることになる。
微量な蓄積が体を狂わせ、当初の問題以外の臓器にまで異常をきたすことになる。投薬には慎重でなければならない。
 
医療業界は薬の副作用に関しての研究を更に広げ、掘り下げて学んでいかなくてはならない。国としても是非真剣に取り組んで欲しい。
参考資料:日本経済新聞 より
 
健康コラム
 

糖尿病
2010.11.24 [Wed] 08:00

 
 当センターでは一日中音楽が流れ、来院された患者さんがリラックスできるような配慮が成されています。各季節に合わせた曲を提供するチャンネルに回すと、早くもクリスマスソングが軽快なリズムを刻んで流れ出します。聞いているとつい浮かれ気分になるのはなぜでしょう。
ところで、みなさんクリスマスにはケーキを食べますか?私はクリスマスに限らず甘いものをよく食べています。子供の頃から「将来は糖尿病だね。」なんて言われる始末です。

血糖値は、主にインスリンなどのホルモンによって一定の範囲内に調整されています。糖尿病は、このインスリンの産生に異常をきたすために血糖値が異常に高くなる病気です。この糖尿病は、大きく分けると2つに分類されています。
1型・・・膵臓のインスリン産生細胞の大部分が破壊され、体内のインスリン量が足りな
     くなっている状態。
2型・・・インスリンは産生されているが、他の細胞がインスリンを受け入れずに必要量
     のインスリンが得られない状態。
糖尿病の発症には、老化や遺伝が関係しています。また、肥満や運動不足といった生活習慣の乱れも発症のリスクを高めます。事実、2型の糖尿病患者の大半が肥満傾向にあるようです。

甘いものをよく食べるからといって糖尿病になるとは限りません。が、やはり食べすぎは禁物ですね。気を付けましょう。

ちなみに、糖尿病に関しての詳しい説明は、健康情報サイト「NMN」に記載されています。気になる方は是非ご覧ください。

スタッフブログ(63) 山岸
 

寒くなると痒くなりませんか?(2)その訳
2010.11.22 [Mon] 08:00

 皮膚表面にある表皮の角質層細胞間には水分を含んだ脂質があって、この水分は角質層を覆う皮脂膜によって蒸散防止されています。皮脂膜とは毛穴から分泌される皮脂と汗腺から分泌される汗から成るものです。

すなわち肌の潤いである水分は角質層細胞間脂質(セラミドなど)、皮脂腺から分泌される皮脂、加えて皮膚に柔軟性を与えている天然保湿因子(尿素やアミノ酸)の3要素により保たれています。そしてこれら3要素は年齢と共に減少し、肌は潤いを失ってしまいます。

一方地域にもよりますが、月別平均湿度は7月をピークにして10月頃より徐々に低下し、1月に最も下がります。さらに暖房を使うと室内の湿度は急激に低下し、肌の水分量はより失われやすくなります。

表皮とその深部にある真皮の接合部には痒みを認識する神経終末があって、水分量が減少するとその過敏性が高まります。そのような訳で、肌の潤い防止3要素が減少する年齢の方は、寒くなり始める秋口になると痒みを感じやすくなるのです。

吉祥寺センター小澤ブログ(63)小澤秀明
 

週末の「寝だめ」(2)
2010.11.20 [Sat] 08:00


 かのナポレオンは1日3時間程度の睡眠、エジソンは4時間、レオナルド・ダヴィンチにいたっては90分程度の睡眠時間だったという。どうしてこんな短い時間で対応できるのか。
これらの人をショートスリーパーといい、通常の半分以下の睡眠時間で健康でいられる。もちろん体質によるがこういう人は稀である。
 
私もヨーロッパで実際にナポレオンのベッドを見たことがある。小さいベッドで体を半分しか休めていない。いつ敵が襲ってきてもいいように作られているそうだ。

では寝る時にどんな衣服を着たら良いのか。寝ている間にかく汗をきちんと吸収して体を温めてくれる寝巻きなどが良い。
素材や縫い目などで肌を刺激してしまうジャージなどはあまりおすすめではない。シルクなどは肌触りが良いので熟睡するのには良い。
 
寝る事は体を休めることであり大切であるが、あまり週末に寝だめすると平日の睡眠に影響が出てくるので、その点を気をつけるべきではないだろうか。ともあれ“疲れ”を取るのに寝ることは大切である。
参考資料:gooニュース より

健康コラム