膝のカレー?(10)加齢ではありません
2010.08.30 [Mon] 08:00

 これまで述べてきたように、高齢者の膝の痛みであっても若い人の膝の障害と同様に原因があり、きちんとした対策があります。「膝のカレーです。」と言われて老化現象のように片付けられてしまって諦めてしまう方が多くいますが、決して諦めてはいけません。

膝は毎日使う関節です。その上体重がかかる関節ですから、努力しても修復と損傷のせめぎ合いでそう簡単にはよくならないかも知れません。でも、でも諦めないで下さい。なぜなら膝の痛みの原因のほとんどは軟部組織の損傷で、軟部組織は年齢に関わらず修復可能だからです。

それぞれの痛みの特徴にしたがってこれまで提案した対策を行い、歩いた後や痛みの強い時は膝の患部を氷嚢などで冷却して下さい。膝の痛みは全て炎症性のものです。単純ですが氷嚢冷却は意外に効きます。

回復のためのキーワードは“痛くないようにする”です。すなわち“かばう”ことです。膝を曲げて痛いならば出来るだけ曲げないように、伸ばして痛いならば伸ばしきらないで下さい。

何年物の痛みであっても膝の痛みは改善できます。回復を信じて努力してみて下さい。

吉祥寺センター小澤ブログ(52)小澤秀明
 

38.8%経済的理由で治療中断
2010.08.28 [Sat] 08:00


 経済的理由で必要な治療を受けない患者が増えていることが全国保険医団体連合会が医療機関を対象に行った調査でわかった。
都道府県の保険医協会を通じて2829の病院、医科、歯科診療所から回答があったうち、この半年間で経済的理由による治療の中断や中止したことが1097施設(38.8%)であったという。さらに医療費負担を理由に検査や治療、投薬を断られたことも1214施設(42.9%)であったようだ。
 
日本には介護保険という制度がありながらも、その負担金さえ払えない人がこれだけたくさんいる。やはり国はこのことを良く考えなければいけない。
厚生労働省があるのだから、やはりそれを補える力があってこそ、初めて国が成り立つ。
 
経済事情が悪いから、自分達のお金がないから受診できないんだ、是認すること自体が間違いである。
経済的理由で治療を受けられないのならやはり国、地方自治体が良く考えてそれに対する対策を立てるべきではないだろうか。それらのことを考えて厚生事業をすすめてほしい。
参考資料:時事通信社 より

健康コラム
 

BE例会がありました
2010.08.25 [Wed] 08:00

 こんにちは。新宿センターの田中です。
今回は先週に行われました日本BE研究所の例会について報告致します。

21日の土曜日、市ヶ谷アルカディアで開催されたBEの例会にスタッフ全員で参加してきました。日本BE研究所とは人間学教育とふれあい訓練を通して人としてのあり方を学んでいる団体で、様々な業種の経営者の方がご指導を受けています。

当センターの院長も長年ご指導を受けていて、今回は開会の挨拶を担当いたしました。BE研究所所長の行徳哲男先生との出会いから、BEでの体験談などを時折ユーモアを交えながら10分ほどに簡潔にまとめて話し、大役の役目を果すことができたようです。

また、行徳先生は「浸りきる・没頭することの大切さ」について説かれ、致知出版社の藤尾社長は教育について熱のこもった講演をされました。特に感激することが人間を突き動かすエネルギーになるという話は印象的でした。

今回の例会は突然決まったものだったにも関わらず、各界を牽引する方々が集まり、熱心に聞き入っていました。

スタッフブログ(50) 田中
 

膝のカレー?(9)膝の裏側の腫れ
2010.08.23 [Mon] 08:00


 膝の裏側が正座をする時に違和感があって、無理に曲げると痛む場合があります。膝の裏側をよく見てみますとポッコリとピンポン球のような膨らみがあります。これを“ベーカー嚢胞”と言います。

ベーカー嚢胞をはじめとする関節嚢胞は何らかの理由で関節胞が損傷して膨らんで、本来あるべき骨の間から外側にはみ出したものです。同じようなものは足首にもよく発生します。膨らみの中身は関節滑液で、ごく稀に嚢胞が破裂することがありますが、放置しておくとしぼんでしまう事も珍しくありません。

ベーカー嚢胞のほとんどは経過観察して問題ありませんが、もし腫れがふくらはぎまで拡がってきたら滑液を外科的に抜き取るか、嚢胞を切除することも考慮しなくてはなりません。

吉祥寺センター小澤ブログ(51)小澤秀明
 

夏かぜ
2010.08.18 [Wed] 08:00


 「暑いですねぇ〜。」という台詞はこの時期特有のあいさつみたいなものなのでしょう。よく聞きますし、よく言います。
この頃は「暑い」を連発する大人達とは対照的に、子供達の、まるで暑さを感じていないかのようなハシャギっぷりがよく見受けられます。(自宅付近が通学路であるため、元気な子供達をよく見かけます。)
当センターにも、お子さんといっしょに来院される方がいらっしゃいます。やはり子供達は元気いっぱいな様子で、おもわず顔がほころんでしまいます。

そんな小さな子供が罹りやすい病気が、夏にひく風邪、いわゆる『夏かぜ』です。夏かぜの多くは高温・高湿度を好むウイルスによって引き起こされ、ウイルスの種類によって様々な症状が現れます。代表的な夏かぜとしては、手足口病、ヘルパンギーナ、咽頭結膜熱(プール熱)などが挙げられます。

先日も子供が高熱を出し、なかなか下がらないので困っているという患者さんの声を聞きました。春夏秋冬、それぞれの気候に適応したウイルスが計200種類以上存在するといわれています。ウイルス感染予防の基本であるうがい・手洗いの習慣は、ぜひ身につけさせたいところですね。

スタッフブログ(49) 山岸