それでもたばこ吸いますか?(13)止めれば安くなります
2010.05.31 [Mon] 08:00


 これまで、たばこの健康に対する様々な害を述べてまいりました。たばこがいかに健康に良くないかお分かりになられたかと思います。実際、35歳を起点にした生存率は70歳で喫煙者は非喫煙者より30%も低いという結果が出ています。10人に3人も喫煙者のほうが早死にするというわけです。

こんなにも喫煙に害があるのを無視できない業界があります。それは命と健康を保障する商品を取り扱う生命保険業界です。なぜなら日本人の喫煙率は成人の約25%で4人に3人はたばこを吸わず、非喫煙者は喫煙者と同じ保険料を払っていることに疑問を持ち始めたからです。そこで最近、多くの保険会社は喫煙者には料率を高く、非喫煙者には低く設定した商品を発売し始めました。

最大で30〜40%、30年間で200万円以上も支払額が安くなる商品も出てきており、この動きは今後全ての生命保険に適用され、喫煙者は逆にこれまでよりも高い保険料を支払うことを余儀なくされると予測されます。

でも、喫煙者であるあなたもたばこを止めればこれまでよりずっと安い保険料で済みます。

吉祥寺センター小澤ブログ(39)小澤秀明
 

春の眠気は病気!?
2010.05.29 [Sat] 08:00


 暖かな陽気になり過ごしやすい半面、春は眠気の季節でもある。よく眠ったはずなのに昼間も眠くて仕方ないという人も多いのではないだろうか。しかしこれが「過眠症」という病気かもしれない。
 
「過眠症」とは昼間の耐えられない眠気や居眠りを繰り返す疾患の総称である。代表としてナルコレプシー(睡眠発作)があげられる。

例えば平日は睡眠時間が4〜5時間と短く、休日は8〜10時間と睡眠時間が長くなると、職場で眠気や居眠りを繰り返してしまう。
これは睡眠不足症候群の疑いがある。本人がしっかり自覚をして平日も7〜8時間の睡眠時間をとることが必要である。
また、昼間に20分ほど「チョコッと昼寝」をすることで昼間の眠気対策になり、内臓、特に肝臓を落ち着かせるにも効果がある。また目をつぶるだけでも精神の安定に大きな効果があるようだ。
参考資料:日経ヘルス より
 
健康コラム
 

ゲノム診断の学術会議がありました
2010.05.26 [Wed] 08:00

  5月23日、東京大学の鉄門記念講堂におきまして『臨床ゲノム医療研究会』の臨床学術会議がありました。人の遺伝子の全体をゲノムと言いますが、その情報を知ろうとする研究が世界的に進められておりますが、今回の学術会議では主にガン検診においてゲノム診断が実際にどのように利用されていくのか、またその際に起こる問題とは何かについて、第一線の先生方による発表とシンポジウムが行われました。当センターから院長と私の二人が受講して来ましたので、今回はその内容について一部シェアしたいと思います。

 ガンの検診におけるゲノム診断の利用の目的は二つあります。ガンは傷ついた遺伝子が増えてくることによって生じますが、遺伝子を調べることによって@傷ついた遺伝子をみつけてガン化する前に治療すること(超早期発見)、A先天的にガンにかかりやすい体質を持っていないか調べ、生活習慣を目的を持って改善することの指標とすることです。
ゲノム診断の問題点としては人材の教育、データの収集などこれから進めていく課題や、倫理的な問題についての意見の交換が行われました。

 まだ研究段階でその働きが分からない遺伝子があるため、現場での利用は慎重に段階的に進んでいるようですが、現場で患者さんと向き合っているドクターには「患者さんには時間がない」という切実な思いがあるようです。一刻も早い実用化のため、国を挙げて取り組んでもらいたい研究だと思いました。
スタッフブログ(37) 田中
 

それでもたばこ吸いますか?(12)目も曇ります
2010.05.24 [Mon] 08:00


 私たち人間の持つ感覚いわゆる五感のうち、生きていく上で最も失われて困るのは何でしょうか。私は迷わず“視覚”であると答えます。俗に人間は視覚的動物であると言われるほど全ての行動は五感のうちの視覚に依存しています。

たばこはその視覚をも蝕む悪さをします。世界の失明原因のトップ3白内障(失明原因の約49%)、緑内障(12%)、加齢黄斑変性(9%)にたばこは大きく関わっています。

そのうち特に加齢黄斑変性は加齢に加えてたばこが原因で発症することが判っています。欧米ではこの病気が中途失明の原因ナンバーワンです。そして本邦でも増加傾向にあります。

でも、禁煙をすると10年後には発症のリスクは減少し始め、20年経つとリスクは無くなります。それにしても10年とは気の遠くなるような年月です。それほどにたばこは猛毒だと言うわけです。

吉祥寺センター小澤ブログ(38)小澤秀明
 

歯のかみ合わせの異常
2010.05.22 [Sat] 08:00


 日本顎咬合学会が虫歯などの原因となる歯のかみ合わせの悪さが簡単にわかる「かみ合わせセルフチェックシート」を作成した。6つの質問に答え点数によって異常があるかどうかチェックし、点数が高いとかみ合わせに問題がある可能性があるというものだ。
顎は下顎骨と上顎骨がかみ合っているが、下顎骨が動くことによってかみ合わせの支点がずれてしまう。
 
厚生労働省の調査によると、過去1年間に歯科検診を受診したことがある人は2割だという。かみ合わせが悪くてもその状態に慣れてしまう人が多いがその状態を放置すると健康な歯にも負担がかかり歯ももろくなるため、日本顎咬合学会では早めに歯科に相談することをすすめている。
早い段階であれば簡単な処置で済むが、放置してひどい状態になると口腔外科で大掛かりな治療をすることとなる。
最近ではあまり物をかまない、口をあけてしゃべらないなど、顎を動かさない人が増えている。かみ合わせがずれる前の予防に力をいれることも必要だと感じる。
参考資料:毎日新聞 より
写真資料:わかば出版 デンタル・コミュニケーション・ブックスシリーズ医学博士船木純三著 口もとからつくるきれいな笑顔 より
 
健康コラム