インターネットによるテクノストレス
2003.04.16 [Wed] 16:36

 今や我が国におけるインターネット人口は1200万人を超え、誰一人として無縁ではいられない時代になっています。このインターネットによる障害として、V・D・T症候群(テクノストレス)があります。

この症候群は大きく分けて3つ考えられます。

一つが、目の渇きや痛み、視力低下、眼精疲労、ドライアイなどの視覚症候群。二つめとして、首や肩の凝り、背中の痛み、手足のしびれなどの筋骨格症候群。とくに、この分野には三つの疾患があります。

それは(1)ばね指(Trigger finger)(2)ドケルバン病(Deqervain disease)(3)手根管症候群(Carpaltunnel
syndrome)であり、その比率は6:3:1ですが、通常パソコンでは親指を酷使するため、ドケルバン病の比率が高くなります。

三つめとして頭痛、めまい、だるさ、イライラ感などがみられる精神神経症候群です。

これらの症候群は数年前から我が国では社会問題となっています。

対策としては、一日に何回かパソコン操作をしない時間をつくることが大切で、もし操作したとしても一時間に5?10分程度の休憩をとり、作業は長くても一日に5?6時間とします。

また、操作姿勢も大切で、椅子を高くし、できるだけ肘掛けのついたものを用いて腕をたえず置けるようにし、机の高さを下げ、画面を目より下に置きます。そして画面をたえず体の真ん中にくるようにします。運動法としてはストレッチが有効で、うっ血やむくみをとるのに役立ちます。

もし、目の疲れや手首に熱感が感じられるときは、冷却も一つの有効手段です。

また、食事はできるだけ偏らないようにし、栄養のバランスのとれた食事に心がけることが大切です。ともかく、パソコンによるストレスは10年前から社会問題となっており、その予防には四苦八苦しているのが現状です。快適なパソコンライフを送るために、自分でできる予防を考えましょう。

<参考>毎日新聞特集ワイド2、インターネットV・D・T症候群(テクノストレス)

健康コラム