病気の多様化による自然治癒力の低下
2002.06.18 [Tue] 15:37

 最近、自然の法則によって支配・コントロールされる『体質医学』が注目を集めています。
これは人間の体質を創り変えることが医学の本来の姿であるという考え方からきています。

体質が強くなれば病気にかかりにくく、たとえ病気にかかっても症状は軽くて済み、回復も早くなります。すでに慢性疾患に悩まされている場合でも、体質を変えることによって病状を軽減し治療することが可能になります。
文明の発達はわたしたちの生活に快適さや便利さをもたらしました。しかしその一方で食品添加物の増加など食物汚染が進み、糖分を取り過ぎる食生活も広まってしまいました。加えて、コンピューターの利用や人間関係によるストレスなど精神的に不安定な状況も強まりました。さらに冷暖房による身体の代謝障害もあります。

このようにさまざまな病気の原因が作り出された結果、昔とは比較にならないほどの多種多様な病気が生まれ、現在それらが人間の生命を脅かしています。
人類にとって、こうした傾向に対し人間本来の自然性を取り戻し、自然治ゆ力と生命力を高めることが急務なのです。この天然の治ゆ力こそ人間の生命エネルギーを高め、病気への抵抗力となります。先ずこの治ゆ力を強化し、身体が持っている抵抗力を強めることが、現代医学がいうところの免疫を高めることにもつながるのです。

その本質、その全体観を失ってはならないのです。
現在の先進国では、薬によって熱を下げたり、薬物で細菌を殺すなど人間の抵抗力をどんどん低下させる方向にばかり『医療』を発展させてきました。先進国で蔓延している成人病は、現代人の抵抗力が弱くなったことが一番の原因であるといっても過言ではありません。

この成人病が生活習慣病と呼ばれるようになったのは、行政や医療の現場でも疾病になる前の段階で治そうとする意識に切り替わったきた証拠です。
人間本来の自然治ゆ力と自然医学を取り入れることこそ21世紀の医療をより素晴らしいものにするのです。

健康コラム
 

おしらせ
2002.06.04 [Tue] 15:34

 6月5日(水)に発売される『OZmagazine 別冊』(スターツ出版)にDr.中島の記事が掲載されます。
是非ご一読ください。

おしらせ