エコノミークラスの話
2002.05.29 [Wed] 15:23

 最近エコノミークラス症候群という言葉が巷で聞かれます。
今回はその症候群の話ではなく時差ぼけなど、エコノミークラスでの飛行機旅行について述べてみようと思います。

みなさんは飛行機による旅行が身体にとっていかに負担になるかお気づきでしょうか?
それは換気の悪さからくる呼吸器系の活動低下、時差による体内時計の狂い、また、時差で神経系に負担がかかっているところに食事時間のズレが追い討ちをかけます。

例えば普段なら12時に食べている人が3時間待たされたとします。それが時差が5時間あれば実際には8時間も待たされる事になります。これでは胃にかなりの負担がかかってきます。
これらのことが人間の生命力を奪っていることに気づいている人は少ないのではないでしょうか。

長時間の飛行機の中では多くの見知らぬ人の電磁波に接触しているので、当然、自分の生命エネルギーは消耗してきます。
だから私はできるだけ機内の中央の席には坐らないことにしています。

飛行機の中は騒音、異臭、まずい食事(エコノミークラスに限る)など、飛行機の旅行につきものの不快感は言うに及ばず、飛行機の振動なども健康には良くありません。
これらの理由から飛行機での旅行は全身の代謝にかなりの悪影響を及ぼします。

通常一回の飛行による疲労から身体が元の健康な状態に戻るには24時間から36時間が必要と言われています。
その対策としては出来る限り飛行後に睡眠などの休息をとったり、起床後のストレッチ体操をするのが良いでしょう。

また、飛行後に風呂に入ってリラックスすることも疲労を回復させるひとつの方法です。その理由はお湯が電磁波の狂いを中和し疲れた心身を慰めてくれるからです。
飛行機の座席を広くしたり換気の調節を完全に行う事は不可能です。また、食事の時間を個人それぞれの時間に合わせることもできません。しかし、少しでも人間らしい扱いをしてくれる方法を航空会社が考え、これらを改善してくれたならば健全な身体で飛行機での旅行を楽しむ事ができますが、今の段階ではまだまだ難しいようです。

健康コラム
 

おしらせ
2002.05.14 [Tue] 15:21

 毎日皆様から数々のご質問を頂き、診療の合間や診療の後にご返答をさせて頂いてるのですが、『アドバイスコーナー』からご質問を頂く際にはメールアドレスをご記入して頂きませんと返信することができませんので、必ずメールアドレスをご記入ください。

おしらせ
 

骨盤体操について
2002.05.13 [Mon] 15:19

 5月12日にテレビ朝日『決定!これが日本のベスト100』で放映された骨盤体操のやり方は「BIGLOBE健康」でご覧になれます。
ぜひご覧下さい。

おしらせ
 

年齢相応に生きる
2002.05.09 [Thu] 15:17

 人間が文明を創り、文明が歴史を創るのであり、わたしたちが過去と未来を見極める上で、病気の歴史から目をそむける事はできません。人類の歴史は病気を作りながら前進してきました。よって、人間は不老不死や長寿への憧れを強く持ったのです。
昔から栄養素は人体にとって最も大切なものとされ、栄養の効力は骨、筋肉、脂肪、血液、内臓のあらゆる部分、爪、髪の毛、皮膚に至るまで身体の全てに影響してくるのです。

また、その栄養によって身体が成長する期間もあれば、老人のように、栄養を摂取しても身体が維持されるだけといった時期もあります。身体の成長と維持に加えて身体を丈夫にする働きもあります。
このように、人生の時期によって一人一人の身体は各部で長所も短所も持っているので、それぞれ最も適した栄養の摂り方をする必要があるのです。

医学の父といわれるヒポクラテスが、若者と老人の臓器の違いを壷に例えて面白い説明をしています。土で作った壷は新しいと水がもれてしまいますが、古くなるにつれて水をためておけるようになります。人間の胃袋も同じで、若い時期は栄養分をたくさん通過させて全身にまわるようにしますが、年をとるとしだいに沈殿物をためこむようになります。これは胃にかかわらず膵臓や腎臓、血管や腸に至るまで人間の身体全てにあてはまります。
身体全体についていえば、幼時から少年少女までの若い時期は、湿っていて柔らかく弱いのですが、青年から成年になると乾き、固く、粘りがあって強くなります。そして、熟年や老年になると再び柔らかく、冷たく、弱くなるのです。これは人間だけでなく、動物や植物も同じで宇宙や自然の理法に従って変化しているのです。

つまり、季節や自然の移り変わりと同じように、昔から人間も年齢で区切りをつけて生活をすれば良いということが智恵としてあったのです。
最後に、生きる為の対策として、より自然に近い方法で生活の改善や管理をする事によって、最後まで健康で豊かな人生を生きることができるのです。つまり、年代に応じた食事法や生活をして、その結果として最後まで健康な長寿を営むことが出来るのではないでしょうか。

健康コラム