人間と四季とのかかわり
2001.12.21 [Fri] 14:56

 昔から、四季と人間とは密接なかかわり合いがあり、四季の変化にともない、人間生活が営まれてきた。樹木の多数は春に花が咲き、夏に繁り、秋に実って、冬に眠る。人間の体にも季節は大きく影響している。例えば,春になると人間の顔色は美しくなるが、それは血液の充実に基づくもので、冬には逆に血液は減少してくる。このように、血液は寒暖の影響を受けておりその容量の増加は,血圧の増加にもつながってくるのである。また、春と夏は、人間の四肢を働かせ、肉体を発達させる。それに対して、秋と冬は脳を働かせ、心と精神を発達させる。その人間と自然(四季)との関係を無視した場合は、体に異常が生じてくるのである。つまり、春・夏に自然の摂理に逆らってあまり体を動かさないで、極度に脳を働かせすぎると脳の機能、器官の変調をきたし、秋・冬においては四肢を多く働かせすぎるとやはり自然の摂理に逆らう事になり、関節の機能や筋力に異常をきたすのである。

人間が楽しく生きるためには、四季を無視せずそれに順応して、自分自身をうまく調節していくことが最良の手段である。

健康コラム