仮面ライダージオウ EP41 「2019:セカイ、リセット」 感想

June 30 [Sun], 2019, 12:58
 注:以降ネタバレ有り

 アナザージオウ再登場はあると思ってたけど予想外な方向でした

 
 ドライブ編は?という受け手の当然の疑問にも応える流れなのはベネでした
 映画は剛とクリムが登場!と銘打ってドライブ推してる辺り、やっぱり「国民の彼氏」をなんとか登場させようとしているのでは(もしくは映画にサプライズ出演か)……?と勘繰ってしまいますね
 
 
 しかしながら今回の主軸は、加古川飛流の再登場と「書き換えられた世界」を中心として終盤への布石が打たれ始めるストーリー。
 考えるともうあと二ヶ月ですし、ずっと暗躍してきたスウォルツか、ここで再登場してきた飛流がラスボスの流れはあるかもです

 
 というか前回の予告の段階で「世界が書き換えられる」という展開はある程度解っていたので

 「劇中でのソウゴの立ち位置が全て飛流に置き換えられることで、築いてきた信頼を掠め取られる」

 展開かなーと思ってたんですが、飛流が奪えたのってあくまで「正当なるジオウの存在」だけなんですよね
 「最高最善の魔王」とトンチキながらも正しい方向に進もうとするソウゴ以外がジオウの存在を奪うと魔王という存在だけが残るという事実はなかなか面白いんじゃあないでしょうか

 個人的には「ソウゴの立ち位置全てを奪う」ことで

 「流石だな飛流、やはりおれの親友だ」
 「飛流くんおかえり〜〜! ご飯できてるよ!」
 「頼りにしてるわ、飛流」


 って感じに精神を抉ってくる話も見たかったっちゃ見たかったっていう(劇中でのチーム感が一年通して馴染んできただけに余計に)

 
 でもまあこの「汚れて噴水に沈んだ三輪車」「ジオウ、ゲイツ、ウォズの三人で作ってきた未来が崩れた」と暗に示すのが上手すぎて絶頂したんで……
 やっぱ情景を美しく活かす諸田監督の手腕大したモンッスわほんま!

 
 「初変身の像」とか視聴者もほぼ忘れかけてたわ!ってタイミングでこれを出してきて「ジオウの存在が入れ替わった」を見せるのはわかりやすいなと
 何気にアナザードライブ、アナザーディケイドらしき像もあるわけなんですがこいつらどのタイミングで出てくるんでしょうね

 
 アナザージオウU
 そもそも素のアナザージオウが「未来予知に対抗して未来予知」とジオウUと同じ能力を持っていたので素でジオウU相当の存在だと思ってたんで、アナザー側もUになるのは結構予想外でした
 デザインもアナザージオウに装甲を増やしつつジオウUのデザインを踏襲してていい感じ

 
 この「時間の書き換え」でソウゴの存在を完全消滅させないでわざと残してる辺り、「書き換えた世界を嫌がらせの為にソウゴに見せつけたい」って矮小な面が垣間見えて加古川お前そういうとこやぞってなります
 つーか大元のバス事故を書き換えたりしようとはしなかったんでしょうか(そこら辺制約があるの か も)

 
 
 しかしまあここに来て門矢士の安心感よ!
 ブレた写真やこの「世界」における戦場カメラマンという役割といつもの立ち位置に加えて、ソウゴを直接𠮟咤激励する流れなのがあらゆる世界における異物である士らしいです
 そもそも「常磐ソウゴ」って名前がもうカタカナネームのせいでリイマジ主人公っぽいんですよね(この場合はアナザージオウのリイマジであるジオウ、ととるべきか)

 
 ディケイド予告botの管理人かつディケイド強火オタクとしては「安易に変身させず、門矢士という人物を異質なレジェンドとしてトリックスターに設定する」というこの流れでもう絶頂しますね
 
 
 次回、EP42「2019:ミッシング・ワールド」

ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風 Episodio35 「鎮魂歌(レクイエム)は静かに奏でられる そのA」 感想

June 24 [Mon], 2019, 0:12
 注:以降ネタバレ有り

 今週は原作の『鎮魂歌(レクイエム)は静かに奏でられる そのC』から、『鎮魂歌(レクイエム)は静かに奏でられる そのF』の途中までを、一部カットとアニオリ入れつつ。

 
 
 スパイスガールほんと初登場とここぐらいしか活躍しねえの勿体ないなって
 この「銃弾を柔らかくすることで致命傷を防ぐ」とかめっちゃうまい使い方じゃないッスかぁ
 何気にお互いレクイエムの影響でパワーアップしているとは言え、ピストルズの銃弾の速度に反応できてるのも凄い成長ですよ

 
「俺……ネアポリスへ帰ったら学校行くよ。アツアツのピッツアも食いてえ! ナラの薪で焼いた故郷の本物のマルガリータだ! ボルチーニ茸も乗っけてもらおう!」

 
「そんで……もしフーゴのヤツに会えたら、頭悪いってまた馬鹿にされんのも結構いいかもな」

 
「アバッキオはいなくなっちまったけど……」


 まーお手本のような死亡フラグなんですけど、この頃当然そんな言葉も概念も無いんでご愛嬌
 むしろこういう展開から00年代のインターネッツで体系化されたのがそれな訳じゃん?
 
 「他のヤツ」から「フーゴ」に変えたのはチームの絆を描く上ではベネ!なんですが、
 「チームの仲間だけでなく、色々な人と関わって広い世界に出てみる決意をした」
 ということが解る台詞でもあるので実は100%肯定はできないッスね

 
 この「気づいた時にはナランチャは惨殺されていたッ!!」ってのがホラー感を高めるとともに、仮にも主人公チームのメインキャラがジョルノの言の通り「あまりにもあっけなさすぎる」死に方をするという点で好きなわけです
 三部のアヴドゥルや六部の承太郎の最期、七部ジャイロ絶命の瞬間みたいに、「最期の言葉もドラマチックな演出も無くメインキャラが死ぬ」ってのは定石になってますしね……
 ここら辺はホル・ホースの
 
 
「ま! 人生の終わりってのはたいてーの場合、あっけない幕切れよのォー。さよならの一言もなく死んでいくのが普通なんだろーねえー」
「ヒヒ……。悟ったよーなことをゆーよーだがよォ〜」


 に全てが凝縮されているような気がします
 
 
 
 
 それでもあのジョルノが涙し、最期の言葉に返すかのように「君を必ず故郷に連れて帰る」と宣言して決戦に向かうことでナランチャの如く「おいていくなんてオレたちはヤダよオオオおお」となった視聴者の心を幾ばくか救ってくれるんですよね
 花で包むのは原作通りながら、アニメではアバッキオにも一度施したことで説得力が増した気がします

 
 つーかフーゴがアニオリで出てくるとか思わなかったから純粋にビックラこいちまいましたよォォ〜〜!
 ナランチャの死に対してこうやって登場させてくれる辺り、本編のラストでも何かしらの形で登場しそうなのも楽しみになってきます
 しかしこの「何かを感じ取ったけどそれが何かは解らない」って感じのカットめちゃくちゃ良いな……

 
 あと二重人格のシーンでビリー・ミリガン(実在した多重人格の犯罪者)の名前が出てくるの結構好きなんですけど冗長だからかカットされてました
 バキでもノムラとガイアの人格のスイッチの際に描かれたりと、「事実は小説よりも奇なり」の好例だからかちょくちょく見ますよね

 
 【シルバーチャリオッツ】のスタンドパラメータ。
 アイキャッチの"Go-WAYS! Gio! Gio!"が無く静かに切り出されるのはナランチャの死後だからでしょうか
 本体の欠損がそのままスタンドのビジョンにも反映されているのが、本当あの三部の戦いを生き残ってきた後だけに「嘘だろ……」ってなるんですわ
 
 
 ミスタに撃たれる警官と入れ替わった悪人のところは序盤の一人語りをカットしてテンポよくなってました
 しかしこれ元に戻った後がカワイソすぎるんだよな……
 

 いよいよ五部アニメも終わりが見えてきて寂しくなります
 六部はまた一、二年後でしょうか
 取り敢えずアニメから五部ハマってくれたオブツ君は五部好きなら七部読んで! 五部好きならハマると思うわ!(私信)
 大河的な流れやセルフオマージュがあったりするから一部〜八部の順で読むのがセオリーではあると思いますが、それぞれが独特の作風を持つから好きな部だけ読むのも全然アリだよねえと思うんスよ
 特に五部と七部は単体で完結してる要素強いからそれ単体で好きって意見も「全『部』」好きなおれでもめっちゃわかるわ

 
 次回、Episodio36「ディアボロ浮上」

仮面ライダージオウ EP40 「2017:グランド・クライマックス!」 感想

June 23 [Sun], 2019, 23:47
 注:以降ネタバレ有り

 やっぱ電王はキャラ濃いから使いやすいねんなあ

 
 Mウォズはこうして見ると渡邊さんめっちゃ佐藤健に顔似てんな!と
 表情のつけかたもかなりベネです

 
 
 しかしさらっとイマジンを自力で締め出すあたり特異点に相当する存在なんですかねやっぱ

 
 お姉さん役がカメ止めのあの主演女優役の人なのは放送終了後に気づきました
 髪型違うと意外と解らんモンですね……

 
 
  
 玩具のグランドジオウウォッチは既に二週間前に発売されているので大多数の視聴者が既にグランドジオウの変身音、待機音のあの凄さを知っていながらも実際に描写されるとその圧がすげえ!と
 OPのシーン再現を入れつつ展開していくのはカッコ良かったですね……
 
 
 すべてのライドウォッチを集めて誕生した、仮面ライダーグランドジオウ
 コンプリートフォームのカードをずらっと横一直線に並べるアイディアも面白かったですが、これは多分人形とかがいっぱい出てくるからくり時計のイメージなのかなと

 ウォズの台詞も今まで色々と言葉をつくしていたのが
 「……もはや言葉は不要! ただこの瞬間を味わうがいい!!」
 と言葉で表現できない物凄さ、と台詞で魅せる「最強フォームの表現」って感じです
 
 
 額のジオウが動くのは鳩時計的な表現なんでしょうけど、思ったよりキモくて笑っちゃいましたね

 
 召喚した電王に憑依して戦ってる辺り、やっぱり召喚してるのはオリジナルそのものってより歴史の再現なのかなーと

 
 先週一度歴代召喚を見せておきながらも、フルボトルバスターとタイタンソード、ゴウラムなどでまだまだ色々出来るんだぜ、と演出してくれるのもこのフォームに相応しいなと
 終盤までどれだけ召喚要素使ってくれるか楽しみですね
 
 
 そして侑斗の意味深なこの発言。
 序盤辺りに「織田信長の肖像は本人でない説もある」とかやってたのがここで生きてきましたね……
  
 
 次回、EP41「2019:セカイ、リセット」

ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風 Episodio34 「鎮魂歌(レクイエム)は静かに奏でられる その@」 感想 

June 17 [Mon], 2019, 1:40
 注:以降ネタバレ有り

 今週は原作の『「矢」のさらに先に存在(ある)もの』の途中から、『鎮魂歌(レクイエム)は静かに奏でられる そのB』まで。

 
 
 やはり今回もやってきました特殊OP!
 今までは「通常のOPにラスボスの能力に応じた演出」だったのが今回は「通常のOPこそが既にディアボロによって消し飛ばされていたもの」だったのが凝ってんなー!と
 安易に曲の一部が消し飛ぶのではと想像していた自分を恥じたい

 
 チャリオッツレクイエムは原作だと「精神の影」という台詞もあってか真っ黒な影みたいな姿をイメージしていたんですけど、今作では流体金属みたいな感じの質感になってました
 チャリオッツから進化した存在と考えると最適解なんじゃあないでしょうか

 
 考えると「精神と肉体が入れ替わったッ!」って割とテンプレ的な展開だけに『ジョジョ』でそういうテンプレ的展開が見られるのが新鮮なんだよなーとは
 常にひとひねり加えた展開やシチュエーションッ!って感じが『ジョジョ』ですから……
 
 
 
 何より、入れ替わり展開で懸念していた「入れ替わった後の肉体の方の声で喋る」ってのをしっかりやってくれてディモールト・ベネッ!と
 こういう芝居の妙を楽しんでこその入れ替わり回ですから……(キョウリュウジャーの入れ替わり回ひで)
 「生理的にダメなのよォ──ッ」のミスタ(トリッシュ)面白過ぎるわ

 
 原作だとワンポイントギャグだった「カァーッ、ペッ!」「やめてェ〜〜〜〜ッ!!」って反応するトリッシュが入っていたのも良かったですね

 
 カメと入れ替わったポルナレフがこの姿で喋れるの何でだろ、っていつも思います
 ハイプリエステス戦みたいに「スタンドで会話する」って方法もあるんですけど、この時チャリオッツは暴走してますしね
 まーいーんだよこまけェェーことはよォ〜〜!

 
 「矢」がスタンドをさらに先の存在に進化させるっての、ウィルス進化説を考えると精神力のビジョンであるスタンドにウィルスが作用するのか?とも思うんですけど、矢自体に謎が多いので何とも
 よくバイツァ・ダストはキラークイーンレクイエムでは?とも言われるんですけど、あれ矢が吉良吉影の絶望に反応して吉良そのものを射抜いているので、どっちかと言うとスタンドの伸びしろを引き出されたって感じなんじゃないですかね

 
 次回、Episodio35「鎮魂歌(レクイエム)は静かに奏でられる そのA」

ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風 Episodio33 「そいつの名はディアボロ」 感想

June 10 [Mon], 2019, 0:38
 注:以降ネタバレ有り

 今週は原作の『グリーン・ディとオアシス そのM』の途中から、『「矢」のさらに先に存在(ある)もの』の途中まで。

 
 「ザケてんじゃあねーぞッ!! なんでこんな時に電話してくんだあああああああッ!! バレちまってもいいのかあああ」
 ここの唯一ボスにブチ切れるドッピオ大好きなんスよね
 ディアボロの「キレるなドッピオ(焦り)」まで含めて好きなんですけどカットされてました

 
 トリッシュのフリして女言葉になるドッピオキモすぎて笑っちゃいました
 アニメで声つくと面白過ぎるわ!

 
 【キング・クリムゾン】のスタンドパラメータに本体の名前が追加。
 こうして見ると能力的にキマれば強いものの一点特化でバランスが悪いですね……
 何だかんだブチャラティやポルナレフが攻略して善戦してたのも納得

 
 原作ではナレーションだった回想をポルナレフとディアボロのモノローグにしたのは大川さんが病み上がりだからでしょうか
 お互いに相手を察して回想していくのは構成として上手かったですね

 
 
 エンヤ婆に鍬を売ったことで数々の悲劇が起こったと考えるとディオと並んで作中の悪事の元凶なんですよねディアボロ
 ここで「矢は全部で6本あった」と原作通りに明言しなかったのは

 @虹村形兆→音石明→スピードワゴン財団の矢
 Aエンヤ婆が与えた吉良吉廣の矢
 Bポルポ(ディアボロ)の矢
 Cポルナレフの矢
 DDIOが与えたプッチ神父の矢
 E???


 という形で、エンヤ婆が持っていた筈の最後の一本だけが行方が解らないからでしょうか
 最後の一本はストックしたまま行方が解らなくなった、ともとれますが、二次創作者的にはその行方を考えるのが面白かったりします
 『静ジョ』ではこの最後の一本を使って杜王町に次々と新たなスタンド使い達が……という流れを作っていましたしね
  
 
 ここで承太郎が「アメリカとアジアを調べていた」と言及されるのは六部の展開をスムースにするためでしょうか
 奥さんアメリカ人ですもんね(徐倫が92年生まれなので矢の調査をしていた頃に出会って結婚したと考えるべきか)

 
 「これは『試練』だ」
 「過去に打ち勝てという『試練』と、俺は受け取った」
 「人の成長は……未熟な過去に打ち勝つことだとな……」

  
 
 「え? お前もそうだろう? J・P・ポルナレフ」

 やっぱりこのディアボロの登場シーンメチャメチャカッコイイヤンコレェ……
 二重人格をここまでじっくりと示唆しながら、ここで人格も体格も(アニメだと声も)変わることでディアボロが"登場"するのが良いんですよ

 
 
 血の雫の数で「時が飛んだ瞬間」を見分ける、という攻略法は時を止める能力のDIOと対峙して生き残っただけはあるなと思わせてくれます
 ディアボロも「タイミングも天才的」「もう少し近づいていたら深くダメージを受けていた」と讃えるぐらいですしね
 (それでも自分の方が上だ、という自信があるからですが)

 
 
 チャリオッツレクイエムの発動シーンはいい感じに気持ち悪いドロドロ感と動きでイメージ通りでした
 この後ディアボロにやられて消滅するところまで含めて三部を思い出すとつらい……
 (6部の承り死亡シーンに近いものを感じる)

 
 「何かわからんがくらえッ!」

 何気にディアボロの精神性を示す台詞なのでは、と思っています
 慎重さと用心深さで周到に事を運びながらも、いざという時の決断、チャンス(この場合はポルナレフという"過去"を始末する好機)では大胆にという面があったからこそ大成した、みたいな
 トリッシュを始末しようとした時もかなりの大胆さでしたしね
 ただ、それらがブチャラティの反逆やチャリオッツレクイエムの発動に繋がると考えると肝心のところでハズレ引いてるとも取れるんだよなァァ〜〜……

 
 三部アニメの映像とか入れるのかな、と思ってたら原作通りクッソブサイクなイギーと五部絵柄で「誰やねんお前」なアヴドゥル、そして何故か異様にスペースの大きなジャッジメントをワンカットで重ねる形でした
 ほんとここでジャッジメント(カメオ)を思い出すの謎過ぎるんよなあ
 
 
 次回、Episodio34「鎮魂歌(レクイエム)は静かに奏でられる その@」

仮面ライダージオウ EP39 「2007:デンライナー・クラッシュ!」 感想

June 09 [Sun], 2019, 23:54
 注:以降ネタバレ有り

 やっぱ電王が出てくると心が中学生の頃に戻ってしまうわ

 
 次週は放送休止、しかしグランドジオウウォッチの発売はスケジュール的に今週……ということで、グランドジオウを侑斗が見た未来という形で出してくるのは上手いなと
 
 
 今週の段階でウォッチは完成しちゃいましたけど(ドライブウォッチは継承していないだけでゲイツが持っているので)、ドライブ編は?と思わせてからの10時過ぎにTwitterで「映画に剛とクリム・スタインベルトが!」は情報開示が上手すぎかお前!って感じでしたね
 
 
 
 
 
 その能力はライダーの召喚……とだけ書くとコンプリートフォームやディエンドの前例もあるので意外性は無いように見えるんですが、柱込みのタトバキック、祝!初勝利!の瞬間の鎧武が現れているのを見るに
 「ライドウォッチを継承し歴史を受け継いだことで、そのライダーの歴史の一ページを切り取って再現できるようになった」
 ってのが正しいのかもしれません

 
 
 
 冒頭の通り、やっぱりイマジンズのあのわちゃわちゃ感が出てくるとそれだけで心がリアタイ時の中学生の頃に戻るんですよね……
 超スパヒロやFOREVERではやってなかった現行キャストへの憑依も見せてくれてディケイド強火オタク的には電王の世界のデジャヴュを感じさせてくれるのも良い

 
 しかしまあ予告の段階からですけどRおじさんには度肝抜かれましたわ!
 生瀬さんに何やらせとん!って感じで……
 それでいてまたあの巧みな芝居でしっかりこなしちゃうから余計に面白いんですよね 

 
 桜井侑斗/仮面ライダーゼロノスデネブ
 イマジンズだけでも空気感の出るところに侑斗まで出てくれたのも純粋に嬉しくて……
 3号/4号で出てたんですけどあれももう4年前という

 
 
 まだまだメインターゲットに向けた現行コンテンツである『ビルド』の一海と『キバ』の音也ではちびっ子の夢を壊さない為のよく考えられた配慮で役者ネタは映画での台詞のみにとどめたのに対して、『響鬼』と『電王』と既に10年以上前の番組同士ではっきり言って「いい年してライダー観てるようなオッサンしか知らねーよ」というキャラ同士でやってくれるのは配慮まで含めてオタク的ににやりとさせられます
 別段引っ張るわけでも無く一発ギャグ的なのもくどくなくて良い

 
 アナザー電王
 映画での「幼い頃電王に心惹かれた少年がアナザー電王に」っていうのが好きだったんでアタルじゃないアナザー電王を受け入れられるかという懸念があったんですが、
 「姉の婚約者を恨んでいる」
 という点で野上良太郎のアナザー要素を入れてきたのはナイスでした
 テレビシリーズの「アナザーライダー側のドラマ要素も入れる」という点で差別化できたのは良かったですね

 
 しかしまあゲイツのこの信頼っぷりよ!
 もう40話近いですしアナザージオウ編からのオーマの日を経て「友達」と言えるだけの関係になったんで当然っちゃ当然なんですけど、年取ると体感時間が短いから「俺はお前を消したくてウズウズしてる」とか言ってたのも昨日の事のように思い出せるので……
 だからこそ今のこの関係がグッとくるというのもあるんですけどネ

 
 次回はグランドジオウのお披露目とアナザー電王側のドラマの掘り下げが今から楽しみです
 グランドジオウウォッチ買って待機しなきゃ……(使命感) 

 
 次回、EP40「2017:グランド・クライマックス!」

ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風 Episodio32 「グリーン・デイとオアシス そのB」 感想

June 03 [Mon], 2019, 0:47
 注:以降ネタバレ有り

 今週は原作の『グリーン・ディとオアシス そのI』の途中から、『グリーン・ディとオアシス そのM』の途中まで。

 
「ふんッ! くそチョコラータ」

「悲しむ……と……思うか? あんたのこと……負けちまってよオオオオオオオ」

「あんたは頭もすごく良くて……角砂糖投げて遊んでくれるし、預金もいっぱいある。そんで、とても強い……」
「って……思っていた。だからあんたの言う事聞いていれば、安心と……思っていた……」


 
「でも弱いじゃあねーかよォォォ、負けちまったんじゃあよオオオオオオ」
「そんなカスもう好きじゃなくなったよッ! ぜーんぜんねェェェェッ!」


 この豹変ぶりをしっかりと演じてくれたけんぬに感謝感激雨アラレです
 声質的に少年らしさの残る氏が選ばれたのは、ブチャラティとナランチャ、プロシュートとペッシのような関係に寄せながらもセッコの人間性によって決定的に違うのを描く為かなと
 それぞれのスタンドの由来であるグリーン・デイとオアシスの「仲の悪さ」もそこに含まれてるんじゃあないでしょうか
 
 
 「コロッセオ」「殺っせよ」は前回に引き続きお前らイタリア人だろ!と
 流石に今回は海外でも意訳が出来なかったみたいです
 (日本語で「殺っせよ」って聞こえない?みたいな訳になってる)

 
 
「12年前、エジプトでの闘争のあと手に入れたこの『矢』のもたらす『恐怖』は……『彼ら』が来なくては終わる事はない!」

 満を持して五部ナレフの登場となりましたね……
 
 
 やはり初見の時に「あのムードメーカーだったポルナレフがここまで痛々しい姿になっている」というのが絶大なインパクトを与えたというのはあります
 12年経ってるとは言え人格も老成していますしね
 元々四部の頃に「承太郎やジョセフは出てきたけどポルナレフはどうしてるの?」という声が大きくて登場させた面もあるらしいんですが、
 ・舞台がヨーロッパ
 ・DIOの息子が主人公

 という点で運命的な繋がりになった気がします

 
 「ブしゅン☆ ブしゅン☆」はまあ割と普通のSEでした
 あの独特の書き文字の雰囲気はまー再現できねえよなあって
 前回のパラメータの時も書いたんですけどこの「物質のドロ化」ってのがシンプルに強いんですよねオアシス
 (そのせいで自滅するところまで含めて)

 
 暗チや親衛隊のように最後まで『覚悟』を貫き通した敵と違ってセッコが【オアシス】を破られた途端小物化するのは
 「あくまでギャングに押さえつけられていた狂人であって、組織できったはったの世界を生きるギャングとは覚悟が違う」
 というのを端的に示しているのではないかなと初見の時から

 
 しかしまあアニメだと人質がドッピオだったのまるわかりやな!と
 原作にもいかにもモブ……なのが1ページブチ抜きでドッピオだと解る演出の妙が好きなんですけどね

 
 チョコラータの名を呼ぶ改変は何とも意味深。
 敗北したことで再び「負けちまった」存在として同じステージに立ったからこそ、とも捉えられますし、悪罵しながらも最後の最後で依存が抜け切れていなかったとも色々解釈できるやつなんじゃあないでしょうか

 
 次回、Episodio33「そいつの名はディアボロ」

仮面ライダージオウ EP38 「2019:カブトにえらばれしもの」 感想

June 02 [Sun], 2019, 23:37
 注:以降ネタバレ有り

 地獄兄弟のアクの強さを押し出しながらもエンタメ性は高かったと思います

 
 
 ここでめっちゃ笑ってしまいました
 元々原典『カブト』がそれまでの作品以上のコメディ要素を取り入れている面があるので違和感なく馴染むんですよね(ウカワームに吹っ飛ばされる矢車さんやひでみたいな剣がすき)

 
 先週の記事「アナザーカブト矢車はワームの擬態ではないか」と書いたんですが、こっちの予想は外れましたねー
 元来ミステリ好きなので擬態トリックを期待したんですけど流石にそこまで凝ったことやってる時間はねーよなって
 結果として影山の幻影を偽物と解っていながら追い求める壊れた感じが見られたのでそれはそれで

 
 士が「役割」を与えられるのはやっぱ良いなと
 以前のバス運転手もそれなんでしょうけど、「コックさん」は自作SSでやってたんでちょっと嬉しかったですね
 (原典ブレイドの世界は食堂のチーフで管理職の面が強かったので……)
 

 先週かなり驚かされた「ジオウとレジェンドたちの時間が混ざっている問題」はまだそれを提示しただけで掘り下げる感じでは無さそうです
 ツクヨミの謎と併せて終盤に向けて明らかになっていく感じですかね
 
 
 しかしまあスウォルツがツクヨミの兄なのは見た目の年齢が離れすぎてていまいちピンとこないです
 兼崎さんちょっと老け顔だから壮年ぐらいにも見えますからね(失礼)
 
 
 
 加賀美がカブトに変身するのは今回回想していたように「第一話でカブトゼクターに選ばれなかった事実」を踏まえての展開ではあるわけです
 ただ、最終的に「俺は俺にしかなれない」と彼なりに努力して、ガタックという自分の道を見つけたのが加賀美新というキャラクターなのでやっぱり賛否は別れると思うんですね
 最も原典では天道ががむしゃらな加賀美に力を貸す展開も多かったので、きっとどこかでゼクターに託して解き放った……と考えるとエモいッスね
 ワンカットでもいいので「水嶋ヒロじゃないんだろうけど天道っぽい人物」が映るだけでも印象が違ったんじゃないかなあ

 
 影山に擬態したワームのこの言葉は、ワームが本性を見せて「兄弟ごっこに付き合うのはうんざりだ」という意味とも、擬態した影山の意志が出た上で「自分は偽物でしかない」と自嘲したともとれる感じなのが良かったです
 矢車さんに安易なハッピー・エンドを与えないこの感じは結構好きですね……

 
 そして、次回は……

 
 次回、EP39「2007:デンライナー・クラッシュ!」
プロフィール
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  • アイコン画像 性別:男性
  • アイコン画像 誕生日:1992年7月13日
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  • アイコン画像 職業:会社員
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特撮・アニメ好き。SSも書いてたりする。
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