ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風 Episodio28 「今にも落ちて来そうな空の下で」 感想

April 29 [Mon], 2019, 7:28
 注:以降ネタバレ有り

 今週は原作の『キング・クリムゾン V.S. メタリカ そのD』から、『今にも落ちて来そうな空の下で』まで。

 
 
 
 最期に一矢報いようとするもキンクリの圧倒的な能力の前に敗れるリゾットは虚しいですね……
 エアロスミスを利用してボスを攻撃するつもりが自分を撃ち殺して止めを刺す結果になったのがなんとも
 ここで暗チ全滅なんですけど、本筋が怒涛の展開になっていくせいであまり感傷みたいな感じが無いのも無常感ある

 
 流石に「行くぞオアア」「こっちこっちオアアアーッ」は強調しすぎるとギャグになるからかガヤでこそっと言ってる感じでしたね……
 静ジョでヘビーウェザーの跡地に入ってきたレスキュー隊員が「こっちこっちオアアアーッ」つってるのすき

 
 
 
 ブチャラティ、リゾットと善戦した相手が多かった中で、このたった一瞬でボスがアバッキオを始末してしまうのはその強キャラ感を高めているなと
 主人公チームのメインキャラでもあっさり死んでしまう、ってのが荒木先生のドライさとそこからの作劇の上手さを示していて好きなんですよね……(アヴドゥルの最期とか)
 
 
 【ムーディー・ブルース】のスタンドパラメータ。
 ここでパラメータ入れるのはずるい……
 戦闘に特化した能力ではないながら、ペリーコロさんのメッセージ、サルディニアへの飛行機、そして最期のデスマスクと大活躍でしたねえ

 
 名前の由来はイングランドのプログレロックバンド、The Moody Bluesから。
 
 
 「そうだな……。わたしは『結果』だけを求めてはいない。『結果』だけを求めていると、人は近道をしたがるものだ……」
 「近道した時『真実』を見失うかもしれない。やる気もしだいに失せていく」

 
 「大切なのは、『真実に向かおうとする意志』だと思っている」

 「向かおうとする意思さえあれば、例え今回は犯人が逃げたとしても、いつかはたどり着くだろう? 向かっているわけだからな。……違うかい?」


 この一連の流れは『ジョジョ』の人生哲学の中でも一二を争う真理だと思います
 結果だけを追い求めてその過程でどんな非道な事でもやる人間は「悪」であるというのはDIOの「過程や方法なぞ……どうでもよいのだァーッ」でも証明されていますしね
 すぐには結果が出なくても追い求め続ければ『真実』に辿り着ける。
 過程をすっ飛ばし結果だけを享受するボスの能力と信条へのアンチテーゼにもなっているのが素晴らしいです

 
 ここで死後の世界のアバッキオの描写から、一気にアバッキオの死を確認する仲間達のシーンに引き戻すの本当に神演出だなと思います
 「仲間が死んだことを認めたく無くてカラ元気で振舞ったり、取り乱して仲間に『目を覚ますよな』と言ったりする」ってシーンが好きなのでナランチャが本当に良い働きをしてくれるんですよね
 「おいてくなんてオレはヤダよォォォォォォォ」で声出して泣いたわ……

 
 このデスマスクいつ見てもほんと似てねえな!と
 実のところポルナレフとの接触のきっかけに過ぎないからかアニメでもあまり寄せてなかったですね
 
 
 ここでアバッキオがかけらを握っていたの、
 「ジョルノの能力なら生命を与えてデスマスクを見つけ出せる」
 という信頼を最期に見せたのだと考えると激エモいんスよね……

 
 アニオリでアバッキオの最期の場所に花を咲かせる演出があったのもディモールト・ベネ!でした
 ここのシーンは葬る間もなかった原作への補完と同時に、ジョルノがボスにやられたナランチャに手向けとして花を咲かせるシーンも補強しているんですよね……

 
 「アバッキオ、おまえはりっぱにやったのだ」
 「そしておまえの真実に『向かおうとする意志』は、あとの者たちが感じとってくれているさ」
 「大切なのは……そこなんだからな……」


 原作でも素晴らしい回だと思ってはいましたが、まさかここまで泣かされるとは思っていませんでした
 アニメだとリアルタイムで半年以上キャラクターと付き合っているからというのもあるかも知れませんネ
 ナランチャのあのあっけない最期もしっかり演出してくれそうです
 
 
 次回、特別番組「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風 destino」
 またまた総集編。
 まあ四部の糞作画見せられるよりは良いんですけどこれで三回目ッスよ……
 ゲスコンビ戦はじっくりやって欲しいんですけどねー

仮面ライダージオウ EP33 「2005:いわえ!ひびけ!とどろけ!」 感想

April 28 [Sun], 2019, 18:41
 注:以降ネタバレ有り

 響鬼編ながらウォズのギャグ回要素も含む今回。
 サブの毛利さんだけに崩せるだけ崩すぜ!って感じですね

 
 ソウゴの誕生日の放送に合わせて「祝うには」と悩むウォズ要素、予告の段階だともっとさらっとした感じかと思ったら結構メイン張ってるなと
 今までやっていた「祝え!」を改めて考えなおすエピソードにまとまりそうです
 
 
 そこに「音撃は生命を祝福する」という形で響鬼要素絡めてくるのは見事としか
 魔化魍は倒されると草木や葉っぱになるから「歪な生命を祝福することで清めて浄化している」という見方もできるんですよね

 
 アナザー響鬼
 今までのアナザーライダーに比べると元々響鬼が有機系の異色のデザインだからか、響鬼の強化形態のように見えるカッコ良さがありますね……
 仁王像や風神雷神の要素も入ってんなーと

 
 変身者である鼓屋ツトム
 「鬼の変身者、候補者のフルネーム、コードネームの頭文字はすべて同じ」
 という法則にちゃんと則っているのが上手いです
 『ザ』ンキさんの本名が「財津原 蔵王丸(『ざ』いつはら 『ざ』おうまる)」なのほんと草

 原典で「鬼を志していたが家庭の事情で諦めた」という設定の津村努が登場しますので、そこも意識してるのかなと

 
 桐矢京介
 ご存知の通り『響鬼』って途中でプロデューサーの交代、それに伴う作風の変化というのがあって、京介は後半からの路線を象徴するようなキャラクターなんですよね
 あえてゼロノスで有名になった中村さんにこっちを演らせる辺り、後半からの担当になった白倉さん的にも「後半の響鬼」の清算のような思いがあるのでしょうか
 「叶わない夢を見続けることに意味は無い」のくだりは当時の京介のキャラをうまく落とし込んでない?と

 
 
 京介変身体のスーツってまだ残ってたんやなあ……って
 「響鬼を襲名できなかった」ということで未だ完熟せず、という形で京介を出してきているわけなんですが、来週でそこに決着をつけることで京介のアフターストーリーとして完成させる試みとみた

 
 トドロキ/仮面ライダー轟鬼
 京介と併せて「現役の鬼」という形で彼なのは「当時の弟子達の成長」を描く意味合いもあるのかなと
 当時のザンキさんに似た風格が出ていたのは良かったですね

 
 ここでクウガとウィザードのアーマーなのは

 クウガ→前期の高寺P
 ウィザード→脚本のきだつよしさん


 って感じの『響鬼』スタッフチョイスなのかなーと
 「鬼には魔法だ」ってのは響鬼が元々「魔法を使うヒーローになる予定だったがマジレンジャーが放送されることになって没になった」ってのもありそうですね

 
 何気にここですよ! ここ!
 エグゼイドアーマーを使うことで「医者になることを志した明日夢」の要素入れてますよねこれ!
 当時からエグゼイドに明日夢要素絡めねーかなーと思ってたからさあ!(友情のNG!でも入れられなかったのが心残りだった)
 一応エグゼイドは『【裏技】仮面ライダーゲンム』で響鬼相手に太鼓の達人ガシャット使ってるんですけどね
 
 
 次回、EP34「2019:ヘイセイのオニ、レイワのオニ」

僕らの心にナイスバードSAGA 〜ドライブイン鳥に行ってきました〜

April 27 [Sat], 2019, 0:48
・イントロダクションSAGA 〜序論:私達、語りたい!〜
 
 
 『ゾンビランドサガ』というアニメをご存知だろうか。
 昨年10月から1クールにわたって放送されたオリジナルアニメであり、放送中から話題を呼び大ヒット、「天下に狂い咲く」2018年のダークホースとなった一作であった。

 そのコンセプトは一見すれば色物の匂いが強い。なにせ

 「『ゾンビ』が『アイドル』になって『佐賀』を救う」

 と、一個一個がクセの強い要素の大渋滞だ。

 ともすれば
 「クセの強い要素混ぜてみましたってえコトぉぉぉ〜〜? きゃああーッ、プーよね! ペンと林檎くっつけるのとはワケが違うってーのよォ!」
 と一笑に付されてしまいそうな、そんな作品が何故オタクくんたちの心をここまで掴み、そして今も掴んで離さないのか。

 それはひとえに、

 「『ゾンビ』と『アイドル』というフィルターを通して死生観を描く」

 というストーリーをきっちりと描き切ったからだ。
 
 人は誰しも
 「死ぬことによる、自分から見た"主観の世界"の消失」
 「自分がいなくなった世界は自分からは見られない」

 という概念を本能的に恐れ、それが死への畏れとなる。そして今作では、前述の二つをフィルターとしてその概念の解像度を上げて描いているのだ。

 コメディ要素込みで少しずつチームが固まった1〜5話を経て、6〜9話ではそれぞれの死因や悔恨、そして今どうするかというテーマが「お当番回」要素を含めつつ展開されていく。

 
 
 「まだ何も終わってない。私はここにいる。過去なんかじゃない」
 死んだ人間が自分の死んだ後の世界を俯瞰した時に、これほど端的で胸を打つ台詞があるだろうか。
 本当ならば決して見ることのできないそれを目にした時に、それでも足掻こうとするその姿がまず私たちの胸を打つ。

 
 「チェキ会が嫌なら断れ。無理に迎合する必要はない」
 「この時代に昭和アイドルの挟持を持って活動するその姿を、メンバーやファンたちに見せてやれ」

 時代が進むなかで、ものや概念の定義、見方が変わるのはままあることだが、"アイドル"を描くうえで「個人をスターダムとして権威づける」昭和のアイドル概念と「身近で会いに行ける」平成のアイドル概念。
 それらの違いを描いたうえで「どちらかに迎合するのではなく、個性として自分を出していけ」と、まさに「生き方」を肯定するこのシーンに、私は心を掴まれた。

 
 「自分のことばっかりで、その子のことちゃんと考えてあげられんやった。君のお父さんは優しか人ね?」
 「パ……お父さんはすっごく優しいの! すっごくすっごく優しいんだよ!」

 
 「『あたしはぜってぇ死なんばい』」
 「……サキ!!」
 「……誰だ、それ」


 自分が死んだ後、大切な人に出会ってしまったら。
 「私だよ、会いたかった」とすぐにでも言いたい、でも決して言うことのできないもどかしさのある「生」と「死」で明確に境界線の引かれたそれが、涙もろい私の涙腺をまあぶっ壊してくれた。
 『To My Dearest』でリリィがアイドルとして自分の想いを伝え、パピィの止まっていた時間を動かすラストはここだけでは語りつくせない。

 それらは集約されて、生きていた時に「何も持っとらんかった」さくらの物語に帰結していく。生きていた時に「伝説」を作れなかった彼女だからこそ、メタフィクション的にもこのチームの主人公として成立するのだ。
 若くして志半ばで逝ってしまった少女達は自分の今までの人生に、そして"ゾンビィ"として存在する今現在に様々な想いを抱えて、"生きよう"と前に進み続ける。
 その「前に進む」「生きようという想い」の指標として、"アイドル"は今作のギアの役目を果たしていると言っていい。
 これにはアイのマスだ、ラブのライブだといった流行りモノからきた時流もあるだろう。今の時代に「女の子が前に進む生き方の指標」としてのわかりやすい記号。
 その象徴として、"アイドル"は非常に良いはたらきをしてくれた。


 ……それでは、"佐賀"要素はここでどういうはたらきをしてくれたのだろうか。
 フランシュシュを導く謎のアイドルプロデューサー、巽幸太郎風に言うならば、

 
 「そんなもんあるかいボぉケぇ! 別に佐賀じゃないといかん理由なんてこれっぽっちもなかったやろがいこんボケゾンビィ!!」
 と言ったところか。

 実はこのアニメの「佐賀が舞台」という要素、出資元、企画のサイゲームズが「ゾンビがアイドルやるアニメやろう」という企画を稟議を通すにあたり、社長の出身地である佐賀のアニメを作るという要望と融合し出来上がったものだったのだ。
 だが結果として、入念なロケハンの末に出来たこのアニメは「佐賀のご当地アニメ」としても非常に出来が良い。
 奇しくも私はおとなりの福岡県民であり、作中飛び交う佐賀弁、唐津弁の軽妙さは作品世界への没入感を否が応でも高めてくれた。

 北部九州の民として、これほど嬉しいことがあっただろうか。
 ガルパンの大洗だ、ラッシャイの沼津だ、よりもいの群馬だとご当地要素、"聖地巡礼"が盛り上がる風潮はすっかりお馴染みになったが、やっぱり赤貧の平均的現代社畜のこと、金も時間もなかばい! そげん簡単には行けん!となってしまうのが人情だ。
 しかし、だ。
 ちょっと車を飛ばせば行けるような距離に、この素晴らしい作品の世界に浸ることのできる"聖地"はあったのだ。


・俺の心にナイスバードSAGA 〜本論:ドライブイン鳥に行ってきたんじゃーい!〜

 序論では私自身面白さの肝!と言える中盤のストーリー要素について強調して語ったが、ゾンサガはコメディとしても出来が良い。
 ゾンビだから首ぐらい取れるわ! 特殊メイクで顔隠さないと死体だからめっちゃ怖え! たえちゃんゾンビィ部分制御出来てねえ! ゆうぎり姐さんの理不尽ビンタ!と、挙げれば枚挙に暇(いとま)がない。
 そしてコメディ兼ご当地回の決定版とも言えるのが、

 
 第五話『君の心にナイスバードSAGA』だ。
 そして私は本日遂に、このエピソードに登場する……

 
 
 「ドライブイン鳥」に行ってきたんじゃああーーい!!

 作中ではフランシュシュがCMに出演し、その後も何度も名前が登場するこのお店。
 社長さんが声優に挑戦し、フランシュシュが鳥焼肉を食べるシーンは4話の足湯と並んでほっこりする日常パートとして名高い。

 元より福岡と佐賀なので行こうと思えば行けない距離では無いのだが、今回は平日休みが弟と被ったことを利用し、GW前の空いている時期に"聖地巡礼"することに成功した。
 
 
 福岡市より車で一時間程で伊万里の本店に到着すると、まずはその外観を楽しむ。
 こういった聖地巡礼の醍醐味は「あのキャラがいた場所に俺が立っているゥゥゥーッ!」という感覚だが、出発前日に5話を見返しておいたことでその脳内再生はばっちりだ。
 
 
 
 
 入口付近は劇中でフランシュシュが挨拶していたシーンが思い出される。
 緑の提灯、でかい鳥の置物などなど、当然ながらそっくりそのままのそれが入店前からテンションを爆上げしてくれる。

 入店すると平日昼過ぎのため人はまばら。
 店員さんに案内され、個室の方へと通される。

 
 劇中でさくら達が食べていたのも個室だったので、作品世界への没入感を高めるならばこちらがベストだ。
 (目視した限りではテーブル席もあるようなので、テーブル席が良い人はそちらをお願いするのも良いだろう)

 
 まずは定番メニュー、一番定食(税込¥1,030)を注文。
 
 ドラ鳥人気の

 
 ・鳥めし、鳥スープ

 
 ・焼鳥(と、いう名の鳥焼肉)

 がセットになっており定番メニューがかっちりと抑えられている為、カードゲームでスターターデッキを買うが如く「まずはコレ」という道標になってくれるありがたい一品だ。
 
 
 劇中ではサキちゃんが「派手なケンカした後はドラ鳥来て一番定食食ってた」と発言しているので、実は劇中なりきりとしても機能してくれる。

 焼肉を始めて火が通るまでの間に、空きっ腹にまずは鳥スープをグッとすする。
 醤油と鳥のコクがかなり効いたそれは、わずかな量でもぐわんぐわんと旨味の暴力で口の中をいっぱいにしてくるのが特徴だ。
 味にコクがありながらも鶏ベースのため全体的な風味はあっさりとしており、口の中いっぱいに広がった旨味がいい感じに後を引かずするっと霧消していく。
 思わず「これ酒飲んだ後のシメに飲んでも良いな……」と弟に目を輝かせながら言ってしまった。
 
 そんなスープの後に鳥めしをスプーンで一すくいし口にすると、やはりあっさりとしながらもしっかりとした旨味が多幸感をもたらす。
 九州にはかしわ飯という鳥ベースの炊き込みご飯があり、大手チェーンのコンビニでもローカル販売を行っているが、大きめの鶏やゴボウの入っており柔らか目のあれと違い、具は少な目のこれは純粋に鶏だしの旨味を味わうことができる。
 
 
 そしてメインの鳥焼肉。
 鶏肉と言えば火が通りにくく、焼けたと思ったらまだ中が赤い……といった失敗を出してしまいがちだが、ここの鳥焼肉は驚くほどすっと火が通り、わずかな時間でしっかりと食べ頃の焼き加減になったのが印象深かった。
 適度な大きさに切られていること、肉の鮮度なのがそうさせるのだろうかと素人考えながら興味が尽きない。

 これを特製のタレでいただくのだが、このタレは結構濃いめの味で、旨味がありながらもそれ単体では淡泊な鶏肉にしっかりとした味をつけてくれる。
 劇中で「つけてみてん!」と言われていたニンニク胡椒(という名前だが、ニンニクと唐辛子ベースのペースト状の調味料)もニンニクのあのクセの強さと辛すぎない唐辛子の風味で旨味を引き出してくれて、箸が止まらなくなること請け合いだ。

 
 肉の種類が豊富な為迷ったものの、追加として鳥ハラミと鳥皮を注文。
 「うまかけんどれもいけるなあ!」とひとしきり盛り上がったところで……

 
 はちみつ黒酢カルピス(¥464)を注文したッ!
 
 
 劇中では純子がほんの一言「このはちみつ黒酢カルピスって美味しそうですね……」と言っていただけで別に注文していたわけでもないのだが、すっかり純子のイメージがファンの間では定着し、コラボカフェのメニューにも選ばれる一品。
 飲んでみると、はちみつで強調されたカルピスの甘さがまずふわっと口の中に広がり、後から黒酢の酸っぱさがやって来る。
 元より鳥焼肉のためそれほど脂っぽくはないのだが、肉の風味をいい感じに包み込んで口の中の感覚をリセットしてくれるのが印象的だった。

 
 意外と量がある鳥皮を弟と焼いていきつつ、私は思っていた。
 既に鳥スープの器は空になっている。あの旨さがクセになりすっかり飲み干してしまったからだ。
 
 
 「もう一杯飲みてえ……。スープを(倒置法)」

 というわけで二人共単品で鳥スープ(¥496)を追加。
 定食のセットとは違い単品だとレンゲが付いているのもありがたい。

 
 
 そんなこんなで大満足のひと時を過ごした後は、お会計を済ませ玄関周りの写真を撮らせていただく。
 ポスターや声優さんのサインが貼られており、オタクくんならばやはり一枚は撮っておきたくなるのが人情だ。

 ちなみに劇中では「掘っ立て小屋感」「ローカル、って感じ」との評があったが、実際には時代の流れに合わせ、紙のメニューの他にタブレットで注文できるシステムも導入されている。
 ドラ鳥は豊富な品数を揃えている為、項目、分類ごとにメニューを調べられるタブレットを活用して注文するのは手だろう。
 (はちみつ黒酢カルピス頼みてェーけどなァァァ〜〜、『あ、こん人アニメの影響で来たっちゃんね』と思われんのもシャクだなぁ〜〜)と店員さんに口に出すのが恥ずかしい人もこれなら安心だ。


 私の初めての本格的な"聖地巡礼"は、これにて幕を閉じた。


・グッドバイSAGA 〜結論:締めの言葉はどうしたでありんすか!〜

 作品への没入感をいかに高めるか。
 それは作り手にとって永遠の命題であり、また受け手にとっても如何に楽しむかの方法として大事になって来る。
 「○○をイメージしたメニューじゃあねーんだよ、作中で○○が使ってるアイテムや飯が欲しいんだよ」と声高に主張する友人R氏の言葉はもっともだ。
 
 そんな中で、こういった「ご当地アニメ」は観光要素と作品への没入感を高める体験を同時に行えるという、得難い強力な武器を持っているのではないだろうか。

 今回の体験は素敵な焼肉のお店とゾンビランドサガの作品世界を楽しむ、その両方を兼ね備えた良い一日だったと言える。

 
 最後は男兄弟二人でデスおじの如く、「ドラ鳥、よか……」となりながら帰りの車を飛ばしたことの報告を以て、この長文を占めさせていただく。

 長々と語ってきたが、とどのつまり

 『ゾンビランドサガ』、笑って泣けて最高やけん一回見てみらんね!
 GWはドラ鳥行ってみちゃらん!?



 ……次は洋館か嬉野に行きたい。

ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風 Episodio27 「キング・クリムゾン VS. メタリカ」 感想

April 22 [Mon], 2019, 0:25
 注:以降ネタバレ有り

 今週は原作の『キング・クリムゾン V.S. メタリカ その@』の途中から、『キング・クリムゾン V.S. メタリカ そのC』まで。
 
 
 このハサミのところ、動きがついたら「あだだだ痛い痛い!!」って感じにマジに痛そうで……
 スプラッタホラー見てる時みたいな感じでしたわ

 
 【メタリカ】のスタンドパラメータ。
 傷口に蠢く無数の群体とかマゴットセラピーかよ!と思いますが荒木先生曰くモチーフは『ムーミン』のニョロニョロだそうです
 暗殺チームのリーダーながらそのビジョンは他のメンバーに比べると地味! しかし暗殺においては「生きている限り相手に避けようが無い」「砂鉄で保護色を纏える隠密性」という点で確実!というのが良いですよね

 
 名前の由来はアメリカのヘヴィー・メタルバンド、METALLICAから。

 
 
 アニオリで「保護が遅かったら拉致されていた」の辺りに相当する暗チの家探しを入れることで、みんな死んでるからその喪失感がすげーなって
 リゾットが勝っても、もう彼以外チームのメンバーは誰もいないから虚しいだけなんですよね

 
 黄色い血は原作だと黒ベタからトーンに変えることで見事にその変化と危機感を表現していたんですが、アニメだと「色」でより解りやすいなと
 こういう「漫画とアニメという媒体の違い」による演出を見るの楽しいですね

 
 
 リゾットが撃たれるところの「え」って感じの唐突かつ意外、という雰囲気の出し方がとても良かったです
 「勝ったと思った瞬間敗北する」ってのはジョジョの黄金パターンですが、主人公チームから見て敵同士の戦いでそれがあるのがオンリーワンですよねここは

 
 予知能力のバトルに於いて「予知を読み違える」ってオインゴの承太郎、「ウォズの下に来た」みたいに敗北パターンに繋がることが多いんですけど、ここで「読み違えていた、まだ死ぬわけでは無い」となるのがボスのボスたる所以だなと
 そもそもナランチャの攻撃で勝敗が決した辺りからして、「追って来る敵さえ自らの『絶頂』の為に利用する」という点でボスの強かさを物語っているのではないでしょうか 

 
 次回、Episodio28「今にも落ちて来そうな空の下で」

仮面ライダージオウ EP32 「2001:アンノウンなキオク」 感想

April 21 [Sun], 2019, 20:02
 注:以降ネタバレ有り

 まさかまさかの大ボリュームの一本と相成りました
 アギトがここまで優遇されたのは

 ・白倉P初の平成ライダープロデュース作であり、やりたいことのほぼ全てを詰め込んだと言われる作品である
 ・龍騎、ファイズ、ブレイド等後発の作品に比べると後年の後日談、客演がほぼ無かった

 という点が大きいのかなと

 
 沢木哲也の名前まで拾ってくるとは、と思いました
 考えると今回トリニティ繋がりでトリニティフォーム出したわけなんですけど、あれは原典で「沢木哲也」を思い出した時に使えたフォームだったのでそこを意識したのもあるのかなと
 
 
 タイムジャッカーの時間停止はスウォルツが起源、ってのは何気に重要な点なのではないでしょうか
 スウォルツは中盤の山場で倒される枠かと思ってたんですけど、ソウゴのオリジンに関わっている点やこの設定からして突っ走ってラスボスの可能性も出てきましたね……
 つーかアナザーライダー誕生させては倒される、って流れだからメンバーの退場入れ替わりはこのまま無さそうですねー
 (それだけに劇場版で新勢力みたいな感じだったスーパータイムジャッカーさんが何なんやお前感はある)

 
 大量発生するアナザーアギトは原典終盤で北條さんが危惧していた「アギトは人類の敵になり得る」を体現したかのようでしたね……
 ここまでの事態になってんのに神様何してんってのはありますけど、人類とアギトの行く末を見守ることにしたから敢えて静観した……ってのは流石に苦しいでしょうか

 
 沢木哲也に続いて翔一G3まで!?と驚かされたシーン。
 原典ではG3-Xでしたので、G3のほうはこれが初になるんですよね

 
 レジェンド戦士そのものが変身する流れはやはり
 「レジェンドアーマーが出ない展開だからこそ出せた」
 というのが大きいと思います
 
 序盤はレジェンドから力を手に入れる要素としてアーマーが主体になりますし(あとライドウォッチやRKFの販促)、その場合設定云々以前に
 
 「レジェンドアーマーとレジェンド本人が並び立つとアーマーの印象が食われる」
 
 ってのがあるんですよね
 ディケイドのベルト以外まったく同じ変身と違ってレジェンドアーマーは意図的に「オリジナルの要素を再構成した、良い意味でコレジャナイ感」が演出されているわけで……
 そこで本人と並び立つと、ものまねの最中にご本人登場!って感じでやはり印象が食われてしまうという
 あとはまあ、序盤に出てきたレジェンド達って殆どMOVIE大戦、春映画、スピンオフなどで客演、本編後日談が色々と描かれた面々なので敢えて、という可能性も無きにしも非ず
 (それ考えるとブレイドは割と客演多いんですけど)
 ゴーカイジャーみたいに「変身しなくても見守って力を託してくれる」って形でも私は全然アリなんで
 
 
 しかしまさか『BELIEVE YOURSELF』を流してくれるなんて思わないじゃないッスかあ!
 アギトの挿入歌と言えばこれ!って感じですからねー
 戦闘中の挿入歌をエンディングと呼称するスタイルはアギトからなので、その点でも感慨深いものがあります
 ダブルライダーキックの構図とか撮り方もこのキック後のポーズもまるでMOVIE大戦かよ!ってぐらい気合入ってましたね

 
 ツクヨミの記憶喪失要素にひとつの決着がついた要因が自分も記憶喪失だった翔一君の言葉で、ってのはゴーカイジャーでも見た要素でとても良いなと思いましたね
 「勇気の魔法」がキーワードだったマジレンジャー回でハカセに勇気の大切さを教えるあれみたいな
 龍騎編でのジオウUといい、「レジェンドを出しつつ本編の要素を進めていく」ってのがだいぶ小慣れてきて、次回以降も楽しみになってきます

 
 そして、次回は…… 
  
 
 次回、EP33「2005:いわえ!ひびけ!とどろけ!」

ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風 Episodio26 「ほんの少し昔の物語〜ぼくの名はドッピオ〜」 感想

April 15 [Mon], 2019, 0:00
 注:以降ネタバレ有り

 今週は原作の『ほんの少し昔の物語』の冒頭を前倒しにしつつ、『サルディニア島嵐警報!』から、『キング・クリムゾン V.S. メタリカ その@』の途中まで。

 
 
 ディアボロの出生に関しては原作のナレーションをうまく台詞に落とし込んでいるのがかなり良い構成でした
 「膝の裏で育つフジツボ」とかそーそーあったなー!って感じで

 
 元々幼少期のボスは「臆病でドンくさいやつ」とは言われていましたが「ドッピオが元々の主人格」とアニオリで描いてきたのはおもしれーなー!と
 出生シーンでよく見るとまばたきで瞳の色が変わってるんで、「産まれた時から二つの人格があった」って可能性もあるんですけどネ
 また、ドナテラのキャラ付けもアニオリですが「美しくないものとくさい男は嫌い」「フランスの硬水の炭酸水がいい」と逆算的にトリッシュの性格はこの人からか、と思わせる感じにしたのも無駄がないですね

 
 この母親が生き埋めにされてたのどういうことだったんだろう、といつも思います
 サイコホラー的な恐怖演出なんだろうなとは思うんですけど、ドッピオ(ディアボロ)の母への偏愛と考えるとそのヤバさが際立つなとも

 
 
 ドッピオからディアボロへの人格の切り替わりは目の演出もあってかなりインパクト大!なのが良かったです
 ここら辺から初見の人にも「ドッピオ=ボス」なのが解ってくるシーンですしね
 豹変して
 くそやかましいぞ‼ さわってんじゃあねえーッ、見てどおすんだよ、あああ‼ これからおっ死ぬてめーがよォォォォォーーッ
 のコマが大好きなんで再現度がすげえ!

 
 
 この「これはオレの手でしたァぁぁぁ」が大好きなモブ惨殺シーンなんですけど、
 
 
 
 カット割りによって
 「ドッピオの手を見ていたと思ったらいつの間にか自分の腕を!」
 が違和感なく入って来るのは素晴らしかったです

 
 タクシーでボられるドッピオも好きなんですけど、ここはちょっと尺足らずでしたねー
 和やかに接していた運転手が豹変して
 「見たのか? イジったとこオメー見たのか、証拠あんのか?」
 「おいおいおいおいおいおい、自分の勘違いかも……とはこれっぽっちも考えもしねーで、なんの証拠もないのにこのオレを雲助あつかいしよおって、てめーはこういうわけかっ」

 って因縁つけてくんのマジに荒木先生のチンピラ台詞の真骨頂!って感じなんスよ!
 そこらへん結構削っちゃったのは残念

 
 「とぉるるるるるる」は二重人格のスイッチとして面白い設定なんですけど、動きと声で狂人度合いマシマシなの良いなーって
 
 
 この「【エアロスミス】の音が聞こえたからお前はスタンド使いだ」っての、こういう能力者同士の読み合いから来る「戦いの前段階」が面白いのでエアロスミスをカット割りで入れながらの演出がンギモッヂイイイイイイ!!と
 
 
 
 【メタリカ】の攻撃の「イタそう」感もかなりいい感じでした
 「カミソリを大量に嘔吐する」「頬と口の中から無数の針が飛び出す」とかなんでこんなエグい技思いつくんスか!って思いますよね
 カミソリ嘔吐は想像してたより勢い良く吹き出すんだな、と

 
 次回、Episodio27「キング・クリムゾン VS. メタリカ」

仮面ライダージオウ EP31 「2001:めざめろ、そのアギト!」 感想

April 14 [Sun], 2019, 19:19
 注:以降ネタバレ有り

 かなりの高待遇で始まったアギト編。
 やっぱり白P的にも初めて携わった平ラですし思い入れが別格なんでしょうか

 
 
 
 今回はかなり1話のオマージュシーンが入っていて、G3の訓練で物語が始まるところや闇の中からアギトが待機音を響かせ変身して現れるなどんほぉ〜〜このアギト感たまんねぇ〜〜って感じでした
 ウィザード編とかブレイド編みたいにこういう「空気感」の再現がジオウは上手いんですよね

 
 尾室隆弘
 原典ラストで氷川さんが刑事、小沢さんがロンドンで大学教授になったことに対してラストでG5ユニットのリーダーになっていたのでこのポジションは納得です
 あのヒゲはやっぱ不評だから剃ったんかな

 
 ツクヨミの記憶喪失設定はバックボーンを掘り下げる本筋と並行して「記憶喪失の主人公」という原典の要素拾ってるんですよね
 スウォルツの意味深さといい時間停止といい元タイムジャッカー説も出てきましたけど、ジオウU編に続いてまた敵対するん?とも

 
 
 風谷真魚津上翔一
 真魚ちゃんAGITΩで働いてるんか!という驚きと、「翔一君」「真魚ちゃん」の呼び方が互いに変わらないなァー!って感じでかなり良かったです
 ここで「アンノウン」の名前が出てくるのも良い
 翔一君がフランスで日本の危機を察知して帰国するの、死神博士を追ってヨーロッパから帰国した本郷猛みありますよね(伝われ)
 
 
 アナザーアギト
 まさか「アナザーライダーは皆アナザー〇〇と呼ばれるけど、アナザーアギトがキャラクターとして既に存在しているアギトはどうするのか」という当然の疑問に「アナザーアギトをアナザーアギトにする」という形で応えてくるとは思いませんでしたね(字面がややこしい!)
 胸の文字、開きっぱなしのクラッシャー、複眼の中の目などでオリジナルと差別化しつつアナザーライダーの要素が盛り込まれています

 
 特徴的な「AGITΩ」を読み違えるのはカーオーの「UAOH(うあおー)」を思い出したり
 ライダータイム龍騎ではとうとうゲイツと蓮見間違えるネタやるしでこういう細かなクスグリが上手い!

 
 アギトがどんどんと増えていくの、原典アナザーアギトの「アギトは俺一人でいい」へのアンチテーゼと共に闇の力が危惧していた「アギトが増えていく未来」の映像化ともとれるんですよね
 「めざめろ、そのアギト」ってそういう意味かい!?
 北条さんもこういった事態を想像してアンノウン保護を行おうとした辺り、原典への解釈がほんと今回上手いなーと

 
 次回、EP32「2001:アンノウンなキオク」

ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風 Episodio25 「スパイス・ガール」 感想

April 08 [Mon], 2019, 0:00
 注:以降ネタバレ有り

 今週は原作の『ノトーリアスB・I・G そのD』から、『スパイス・ガール そのA』まで。

 
 初登場シーンでグレイトフルデッド戦同様の手形が出てくるの、原作にもあったんですけどより解りやすくなってました
 いやでもこんなモンスター然とした手形じゃねえだろお?とはちょっとだけ

 
 
 【スパイス・ガール】が自我があって本体と会話できるスタンドなの、考えてみると父親の「二重人格」からの遺伝なのかなあ……と
  
 
 
 でもこの
 「テメェーッ、サッサトあの世ヘイキヤガレエエエエエエコノクソガアアアアアア」
 「イツマデモコノ世ニヘバリ付イテンジャネエエーーッ」

 は間違いなくトリッシュの内にある暴力性だろ!とは思いますね

 
 
 この時計を柔らかくするシーンでサルヴァドール・ダリの「記憶の固執」を意識した演出をカットしたのマジかお前! マジにやってんのかァァ〜〜ッ!?と
 エニグマのエッシャーみたいに有名な絵画の要素まで取り入れる! ルーブル美術館とコラボまでしちゃう!と、漫画をとことんまで芸術の域に高めるのが『ジョジョ』の良さでしょと思う訳なんですよ
 
 
 【スパイス・ガール】のスタンドパラメータ。
 デザイン的に格子模様だったりで【キング・クリムゾン】との血縁からの類似性もあるんですよね

 
 名前の由来はイギリスのアイドルグループ、Spice Girlsから。
 ラッシュはその代表的な楽曲、"Wannabe"からですね
 爽やかかつ「強い女」って感じのイメージが伝わってくる、ジョジョの名前の由来になった系の曲でもかなりのお気に入りだったりします
 是非一度聴いて頂きたい……!

 
 ここで覚悟を決めて「ゆっくり動くなんてスットロい事やってたら、いずれ追いつかれるわよどっちみち!」と叫ぶのま〜〜じでカッコいいなァァーーッ!!
 バトルヒロイン、という概念でも荒木先生の描く「強い女」に勝るものは無いと思うんですが、このトリッシュのカッコ良さがそのまま六部の徐倫のタフネスさへと受け継がれていくんですよね
 
 
 
 スパイス・ガールはこの一回がメイン戦闘で最終決戦だとほぼサブキャラでしたが、それ故にアニオリで指振りなどを追加してカッコ良さと見せ場マシマシにしてたなって
 ここで「アリーヴェデルチ(さよならよ)」って言うブチャトリしんどい 無理(語彙力欠如女子) 

 
 次回、Episodio26「ほんの少し昔の物語〜ぼくの名はドッピオ〜」

仮面ライダージオウ EP30 「2019:トリニティはじめました!」 感想

April 07 [Sun], 2019, 15:05
 注:以降ネタバレ有り

 原典ブレイドのラストにひとつの形でアンサーを出した回だったと思います
 それ故に賛否は別れそうですが……

 
 ジョーカーであることを初見の人にも解りやすくするためにずっと口から血垂れてんのはちょっとシュールで笑いましたね
 
 
 
 ビデオパスのスピンオフの龍騎もそうなんですけど、統制者みたいにCGで表現してたキャラは技術の進化がわかりやすいな!って
 大量発生しかけていたモンスターがローチでなくジョーカーそのものだったのはスーツやCGモデルの都合でしょうか

 
 ここら辺でアマゾンズフィルターかかってたのはどういう意図だったんでしょう……
 ジョーカーが揃ったことによる終末感の演出なのかな

 
 
 
 アナザーブレイドがジョーカーの力を吸収するシーンで血が赤になるのは絵的にインパクトあってこれまたわかりやすい!と
 始が消滅しなかったの、マコト兄ちゃんが存在してたみたいに「ジョーカーの要素だけが抜けて『相川始』というジョーカーの仮初の人間の姿だけが残った」ってことなんでしょうね

 
 三人のライダーが融合して変身する、仮面ライダージオウトリニティ
 トリニティと言いつつクライマックスフォームみたいな感じなのはご愛敬
 ところどころ黄金の装飾があったりで「オーマジオウとは違った覇道を進み王に近づいている」感があるんですよね

 
 おもちゃでじっくり変身音を聞くと「3つのライドウォッチの音声がそれぞれ混ざっている」ことが解るので、トリニティタイムブレークが「3人のライダーのキックエフェクトを合わせる」なのは最適解やなあって
 
 
 ライドウォッチにジョーカーの力を封じて剣崎と始は人間に!は割とまじかお前ェ!と
 絆を感じながらも決して触れ合えない、傍にいることのできない切なさこそが『剣』のあのラストの魅力では?という話ではあるので……
 単純に人間に戻れてよかったねよかったねー!というものではないでしょう
 けれどその「『運命と戦って勝ち』、人間に戻った剣崎と人間になった始が新しい未来を歩んでいく」という未来を見たかったという心理も無かった訳ではないので『剣』のラストへのアンサーとしてはアリ、ですね
 それこそ「未来 悲しみが終わる場所」なんですよ!
 
 
 オーマの日で未来が確定すると同時に白ウォズは消滅。
 「ゲイツがジオウを倒すことを選んだ『救世主の未来』」から来たから、その未来が無くなったことで存在そのものが消えたんだろうなあと
 そろそろあのクリームシチューのCMにでも出てきそうな衣装が暑くなるからとか言ってはいけない

 
 白ウォズは消えましたが未来ノートは海東の手に。
 意味深な士と併せてこいつらがジオウ終盤の展開をかき乱すのかと思うとわくわくしますね……
 
 
 わざわざ「残るライドウォッチはあと6つ」と説明した辺りこれらのレジェンド編はやるって解釈でいいんでしょうか
 今あるドライブはゲイツがオーマジオウから盗んだものなので、ドライブ編で誰かと出逢って継承することで初めて手に入れたことになるのかな

 
 
 
 次回、EP31「2001:めざめろ、そのアギト!」

ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風 Episodio24 「ノトーリアス・B・I・G(ビッグ)」 感想

April 01 [Mon], 2019, 12:12
 注:以降ネタバレ有り

 今週は原作の『フライト・コードなし! サルディニアへ向かえ』から、『ノトーリアスB・I・G そのC』まで。

 
 空港で飛行機を奪うやり取りはまるっとカット。
 ストーリー的には無くても成立するんですが、ブチャラティが一般人相手に「ギャング」してる貴重なシーンでもあるので見たかった……!

 
 【ムーディー・ブルース】のリプレイで飛行機を操縦するのは能力の戦闘以外への応用で好きなシーンだったりします
 「INSって装置があるって映画で見た」「テレビだと〜〜」って台詞で、何気に「過去を映像の如く再生する」って能力の根拠になるアバッキオの性格描写のシーンでもあるんですよここ

 
 カルネ
 劇中だと一切言葉を発しなかったからかマジに「死ぬためだけに出てきたやつ」ってイメージしか無い人です
 よく「死んだら発動する能力なんて奴がよく親衛隊にまでなれたな」と言われますが、【チープ・トリック】の乙雅三のように本体がなんとなく本能的にスタンドの真価を感じ取っていたんじゃないですかね

 
 あと本体が死ぬ前にも一応スタンド像が登場していたりするので、死ぬ前は【エボニーデビル】みたいに「恨みで強くなる近距離パワー型スタンド」だった可能性もあるんじゃない?と

 
 この回はホラーテイストを取り入れている『ジョジョ』の中でも屈指のホラー回なので、じわじわと得体の知れないものが迫って来る空気感の再現が素晴らしかったです
 この冷蔵庫の指ほんとなんだったんだろなあ

 
 
 
 気づいたら不気味な落書きが、ってのはちょっとヴァニラ・アイス戦を彷彿とさせますよね
 「文字の恐ろしさ」っていうのが私凄く好きなんですよ……
 四部アニメの「岸辺ロハンも殺された」が一文字ずつ映る演出で恐怖の鳥肌立ったからね
 横溝正史の小説がマイフェイバリットなのも「おお! 血! 血! 血だ!」などの「文字だけで人を恐怖させる」感覚がたまらないからだったり

 
 【ノトーリアス・B・I・G】のパラメータはまだ本体、名前ともにシークレット状態に。
 パラメータ「∞」が3つもあるだけでかなり規格外のスタンドだということが伝わって来るのではないでしょうか

 
 名前の由来はアメリカのラッパー、The Notorious B.I.G.から。
 ビギーって五部の連載中にカルネ同様に「射殺」されてるんですよね……

 
 
 
 この一段落したと思ったら窓にビタン!も「静から動への転換による恐怖感」をわかってんなー!って感じで
 こればっかりはアニメでないとその空気感が100%伝わらないですから……
 原作の「静のコマ」からページをめくると一ページブチ抜きで敵スタンドが!なのもかなり演出としては上手いんですが……

 
 次回、Episodio25「スパイス・ガール」
プロフィール
  • プロフィール画像
  • アイコン画像 ニックネーム:度近亭心恋
  • アイコン画像 性別:男性
  • アイコン画像 誕生日:1992年7月13日
  • アイコン画像 血液型:AB型
  • アイコン画像 現住所:福岡県
  • アイコン画像 職業:会社員
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特撮・アニメ好き。SSも書いてたりする。
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