仮面ライダーゴースト 第50話(最終話) 「未来! 繋がる想い!」 感想

September 26 [Mon], 2016, 21:24
 注:以降ネタバレ有り

 
 本編で一度も言及されなかったけどタケル殿高校生やったんやな……
 クラスメイトが訪ねてくる話とかあったら「生き返っていつもの日常の中に戻りたい」って想いにも繋がって説得力増したんじゃないですかね
 
 
 「最高! 生きている!」と、「生」を実感する台詞があったのは良かったんですけども
 
 
 ジャベルは大天空寺に残ることに。
 眼魔世界の復興に手貸した方が……とも思うんですけど、御成との絆があったことを考えると納得できないわけではないです
 イゴールも折角生き残ったんだからちょっと見たかったですね

 
 謎の少年、アユムとの交流も差し挟まれていた今回のエピソード。
 若干唐突だなーとは思うんですけど、「ゴーストはこれからも君たちのそばにいる。番組が終わっても、ずっと繋がってる」って部分の為に「視聴者の心」の具象化として登場させたんじゃないかなって
 「タケルがいない時は、どうしたらいいんだ!」って台詞は「ゴーストが終わることに対する子どもたちの焦燥、哀悼」ともとれますよね
 
 
 最後の口が「おとうさん」と動いてたのを見るに、未来からやってきたタケルの息子……なのかもしれません
 その正体はファイナルライブステージで明かされるらしいですけど、それは流石に本編の中でやらなきゃダメなんじゃない? と
 ドライブの時も言いましたけど、本編で出た要素は本編でうまくカタをつけてこそ、でしょう 

 
 エグゼイドとの共闘パートは割ときれいに纏まってました
 『ゴーストの事件』はベルトさんが地下に眠ったためにドライブとゴーストの共闘は無理、って点がありましたけど、ゴーストの場合はそれができる落としどころだったのでうまく差別化できましたね

 
 エグゼイド眼魂(おもちゃ屋でゲーマドライバーを買うと先着順でもらえる)が登場したのもMOVIE大戦への繋ぎになるんだろうなーと
 
 
 というわけで、仮面ライダーゴーストの物語は終わりを迎えました。
 
 「死」「命」という人が生きる上で決して避けられないテーマを取り扱う……というのはかなり難しかったとは思います
 ターゲットが未就学児である以上あまり生々しすぎても……って感じですしね
 
 その「伝え方」こそブレがあったものの、『ゴースト』って作品のテーマとしてはブレが無くて 
 
 「命は有限、しかし人間の可能性は無限」
 「人は死んでも、その想いは誰かに受け継がれていく」

 
 って柱の部分は終始一貫してたんですよね
 
 
 
 死んでもその想いが受け継がれる。宮本武蔵もエジソンも、無限の可能性を発揮して偉業を成し遂げ、死してなおその想いが受け継がれていった人達。
 「偉人(英雄)」ってモチーフは、後半からの「人間の可能性」って部分と最初から繋がってたんだなって
 実際、
 「人の『命』は、自らの『運命』を切り開くためにある。その……『無限の可能性』を、馬鹿にするなッ!」
 って台詞は2話で既に出てきますしね

 
 1クール目はかなりの「熱」を持っていたな、とは思います
 ほぼ毎週登場する新しいフォーム、「叶えられる願いは一つ」であるが故のマコトとの戦い、そして第三勢力的な西園寺など……
 一度消滅してからの闘魂ブーストで復活! って流れの12話はその集大成って感じでした

 
 しかしながら、眼魔世界の謎、デミアプロジェクトなど話が拡大していくにつれてその「熱」が薄れて、話としてブレていくことの方が多くなってしまったのは残念でした
 ゴースト好きだけどグリム、サンゾウとの対話回の辺り正直グッダグダやんけって思ってましたね……

 「命の大切さを描く、だから主人公チームに直接的に相手の命を奪わせない」為なのか、眼魔は眼魂の中に意識が入っているだけで本体は死んでいない、ガンマイザーは人工のプログラムという具合に作劇したのも徹底してたとは思うんですけど、後半はそのせいで「まーたガンマイザーやんけ! 敵がいつまで経っても同じじゃ燃えへんのじゃボゲッ!」「ジャイロもジャベルも何回試し切り相手になってんだよ」ってテンションになって、ライダーの本懐である「怪人を倒すカタルシス」が削がれちゃったのも残念でした
 
 
 最終回の「お腹が空いたー!」も凄い感動的でしたけど劇場版見てないとそれが100%伝わるわけではないのがなんともかんとも
 けれど、ゴーストという作品を好きか嫌いか……と言われれば、間違いなく「好き!」と答えられる、私にとってはそんな作品だったと思います


 『仮面ライダーゴースト』、一年間ありがとうございました!
 
 
 次回からは仮面ライダーエグゼイド

 
 第1話「I'm a 仮面ライダー!」

仮面ライダーゴースト 第49話 「無限! 人の力!」 感想

September 19 [Mon], 2016, 15:24
 注:以降ネタバレ有り

 
 
 正直、ラスボスであるグレートアイザーとアイザージャイアントの「ラスボスとしての盛り上がり感」は全く無かった気がします
 先週のラストでいきなり出てこられていきなり暴れられても「こいつはやべーぞッ!」「絶対に倒さなきゃならねー」って感じがしないんですよね
 設定的にはガンマイザーすべてが巨大な力であるグレートアイを取り込んだ、っていう今までの物語の積み重ねの先にあるはずなんですけど……
 グレートアイザー自体もエクストリーマーの流用ながら(元々グレートアイのライダーとしてデザインされてたらしいです)、黒主体のカラーリングのエクストリーマーに対して金主体のカラーリングになってて差別化はされてるんですよね 

 
 
 「黒いエグゼイド」こと仮面ライダーゲンム(ネタバレ防止の為反転)が先行登場。
 エグゼイド以外のライダーもゲーム画面風の書き文字演出やってくれるっぽいんで楽しみ

 
 ムゲン魂には7つの「感情モチーフの必殺技」がありましたけど、最後の最後で「ラブボンバー」が来るとはって感じです
 カナシミブレイクといい終盤はストーリーのテーマに上手く引っ掛けて登場させてましたね

 
 最後に英雄達と共に力を合わせて、基本形態であるオレ魂のライダーキック! ってのは正直熱い展開だと思います
 タケル自身の魂であるオレ魂で決めるからこそ「タケルは俺たちの英雄だ!」が際立つってのもありますしね

 
 フレイヤはグレートアイのインターフェイスみたいな存在だったってことでいいんでしょうか
 タケル自身が「生き返りたい」と願うのではなく、「お礼」として生き返ることができたってのはなかなか良いなーと
 自分のことより他人のことを考えられるのがタケル、ってところもブレずに描けてますしね

 
 グレートアイが宇宙に旅立っていく、ってのは『世界忍者戦ジライヤ』のパコが宇宙に飛び去っていくのを思い出しますね
 いい意味で「昭和感」ある

 
 そしてユルセンの正体はイーディスの飼い猫!
 元々「魂」を肉体と分離するのが眼魂システムですし、魂だけだから猫ながらあれだけ饒舌と考えると違和感は無いのかな
 初期に「仙人の分身」みたいな設定が書籍などで語られてましたけど、「キバーラはキバットバットV世の妹」って設定みたいに自然消滅したのかなーと

 
 OP同様にパーカーと飛び回り、そして地上に降り立つタケルって構図が凄く良いなーと思いました
 OPでは飛び回ることはあっても、地上に降り立つってことは無いんですよね
 これが「生と死」の境を表していて、「飛んでいたタケルが地上に降り立つ」ってところで「死を覆して生者の世界に戻ってきた」ってことを示してるのかなって

 
 眼魔世界で人々が目覚めるシーンでキュビちゃんの本体も。
 眼魔世界の人間は一部の特権階級しか本来の人間の姿での実体化を許されないらしいんですけど、刀眼魔やブック眼魔みたいに敵だった連中、甲冑眼魔や二代目音符眼魔みたいに解りあえた連中もそれぞれ本体があるんだと思うとちょっとワクワクしますよね
 そこら辺小説版とかでやってくんないかなーと

 
 「……お腹が空いたー!」からのこの流れは正直泣きました
 映画でここら辺はじっくりやっただけに、生き返ったことを実感できる良いシーンでしたよね……

 
 次回、最終話(特別編)「未来! 繋がる想い!」

仮面ライダーゴースト 第48話 「終結! 悲しみの連鎖!」 感想

September 12 [Mon], 2016, 10:11
 注:以降ネタバレ有り

 
 仙人のダークゴースト、「お前……アルゴス!?」と言及されてて繋がりを示唆させるだけに、余計に「じゃああの扱いなんとかしろや……」
 色々な都合があったのかもですけど、アルゴスというキャラクターありきのライダーだけにもう少し何とかならんかったんかなとは思うワケですよ

 
 謎の戦闘力を発揮するカノンちゃんでちょっと草生えた
 
 
 イゴールはこのまま改心路線かなーと
 今回もまだ眼魂が砕けただけでしたし、最後はなんだかんだ眼魔世界の復興役になるんじゃない?(適当)
 
 
 15のガンマイザーと15人の偉人との戦いの部分、真ん中を歩いてくるタケルがかっこいいんですけどもう少しガンマイザーVS偉人をじっくり見たかった気もします
 一応ガンマイザーって
 
 ・ブレード(武蔵)
 ・エレクトリック(エジソン)
 ・アロー(ロビン・フッド)
 ・グラビティ(ニュートン)
 ・ライフル(ビリー・ザ・キッド)
 ・オシレーション(ベートーベン)
 ・ハンマー(弁慶)
 ・スピアー(五右衛門)
 ・ウインド(龍馬)
 ・プラネット(卑弥呼)
 ・タイム(ツタンカーメン)
 ・ファイヤー(信長)
 ・マグネティック(フーディーニ)
 ・クライメット(グリム)
 ・リキッド(三蔵)

 って感じに対応する偉人と個体名設定されてるんですけど、劇中で特に呼ばれたりしてないから勿体ないですね

 
 
 アデルはガンマイザーに取り込まれたところを、本人の希望もありガンマイザーごと倒されるという最期に。
 家族であるアラン達に許されるという救いはあったものの、やはり一度は私怨込みで父親を殺した以上「けじめ」としては必要だったんじゃないかなって
 去年の剛の場合「大義の為に倒さなければならない大悪党がたまたま父親だった」ってだけで、アドニスの場合罪の無い一般人と変わらなかった訳ですしね

 
 そしていきなりフレイヤがラスボスに取り込まれてるぞオイ!
 なんつーかもうほんと……もうちょっと前後の流れを考えて描写してくれっつー感じです
 ちょこちょこ登場させといて前フリも無しにいきなりこれじゃ、見てる側も混乱するだけだと思うんですけどね
 
 
 次回、第49話「無限! 人の力!」

仮面ライダーゴースト 第47話 「呼応! それぞれの覚悟!」 感想

September 05 [Mon], 2016, 17:08
 注:以降ネタバレ有り

 
 
 ここに来て「天空寺龍殺害の下手人はアデル」という驚きの新事実。
 ダヴィンチ眼魔は……とも思ったんですけど、『ジェネシス』の時って1話のタケルの回想と龍さんの死んだ場所が違うからなーとずっと思ってたんでこっちが正史ってことで良いんじゃないですかね
 ドライブ側からは『ジェネシス』が正史になってるんであれは「ドライブの世界のゴースト」とも考えられるんですけど、それだと『伝説! ライダーの魂!』の「ドライブ? 泊さんの?」に説明がつかないわけで……あーもうややこしい!
 
 いやまあ、「サプライズ・フューチャーの矛盾」といい作り手はそこまで考えてないってのが正直なところではあるんでしょうけどネ

 
 義憤にかられる御成と、信念と自らの気持ちの間で揺れるタケルって構図は結構好きです
 タケルの場合「尊敬している大切な父さんだから」ってのがありますけど、御成は龍さんとの出会いや過去が描かれていないので、そこがあると「あそこまで義憤にかられる理由」が見る側にも解って気持ちが入っていきやすかったんじゃないかとは思いますね

 「ゴーストハンターだったタケル殿のお父上は、ゴーストに命を奪われたのですぞ!」「死んでもお元気とは流石先代!」みたいに、結構龍さんとの面識や尊敬しているような台詞でなんとなく察することは出来るんですけど、それだけだとやはり材料不足ですよね

 
 とうとうオリジナルの意識を学習しすぎてオリジナルと遜色ない存在になったもう一人のマコト、ってのは面白いんですけど、あと3回しか無いのにこの問題未だに解決してねーのどうなの? とも
 先週も書いたけど、既に最終決戦は始まってるのに今一つ緊張感が足りないんですよね

 
 
 でもここの「登場人物どころか視聴者にも本物がどちらか解らない」ってレベルに到達するのは演出として見事だと思います
 最後のシーンを見るまで本当にどっちがどっちか解らない流れになってましたもんね

 
 
 ダークゴーストに関しては正直、こういう使い方するかー……と
 レギュラー大御所俳優さんの変身枠、って点では去年の仮面ライダー純に相当するんでしょうけど、純が「量産型のマッハ」という位置づけで新規にキャラクター造型されたのに対して、ダークゴーストって最初の変身者であるアルゴスのイメージありきのキャラクターだから勝手が違ってくるんですよね

 
 それを踏まえて考えると、こうやって既存のキャラクターのイメージがある姿で大して面白くもねーおふざけかますのどうなの? と
 しかしまあ、アルゴスが仙人に利用された存在だったのを考えるとライダーの力を自分を利用した元凶に使われた上におふざけってほんと彼浮かばれないッスね

 
 次回、第48話「終結! 悲しみの連鎖!」

仮面ライダーゴースト 第46話 「決闘! 剣豪からの言葉!」 感想

August 29 [Mon], 2016, 22:37
 注:以降ネタバレ有り

 
 
 
 今までのゲストである園田さん、長正さん、ユキちゃんの三人が出てきたのは嬉しかったです
 ゲストが関わって来るタイプのエピソードはこうやって終盤に活きると思うんですよね(フォーゼの映画とか)
 
 ゴーストは特に「人と人との生きていく中での繋がり」を終盤は特に色濃く押し出してるんで、ここで今まで繋がってきた人たちが……ってのは素直にアツいです
 つーか、おれはゴーストだと13、14話が一番好きなんで二宮康さんがまた長正さんを演じてくれたのが嬉し過ぎてもう

 
 後、長正さんの感情を習得するガンマイザーがウインドなのは小ネタが効いてるなーと
 (ガンマイザー・ウインドは龍馬と対になるガンマイザーなんですよね) 
 
 
 
 ジャベル、キュビちゃん、音符眼魔らが再登場したのも「繋がり」に説得力を更に持たせるためと、「世界中が大変なことになっている」ってのをわかりやすくする為かなと
 最終回ではタケルと再会してほしいですね…… >キュビちゃん

 
 そして何より武蔵との決闘。
 タケルが父からもらった刀の鍔を基に自らの想いで産み出した眼魂であり、一番最初に手にした英雄の力だけにここで決闘を通じて対話する、迷いを振り切るってのはなかなか良かったですね
 
 今まで関さんが黒タイツパーカー偉人に声あてしてたのが、ここで劇場版同様に唐橋充さんが演じるってのも「より英雄と心を通わせた」感があってベネ
 これ同じシチュをベートーベンでやったら綾小路翔さんになるんだよなぁ……

 
 本筋のほうであるデミアの本格化侵攻は、人類のほとんどがアデルの顔になるというシュールすぎる事態に。
 ここまで来ると作り手も若干悪乗りしてない? って思うんですけど
 アデル化するというビジュアル面での恐ろしさ以外の「事態のヤバさ」の描写も欲しいっちゃ欲しいです

 
 後、ちょっと前まで「デミアがリリースです!」「異常事態を防ぐにはデミアのコンタクトが〜〜」とちょこちょこやってただけなのにいつの間にか「全人類の9割」は若干唐突じゃない? と
 
 
 次回、第47話「呼応! それぞれの覚悟!」

仮面ライダーゴースト 第45話 「戦慄! 消えゆく世界!」 感想

August 22 [Mon], 2016, 22:25
 注:以降ネタバレ有り

 
 んー、デミアが起動し始めたのにいまいち緊張感が無い……
 やっぱり「悪党を悪党としてしっかり描く」って部分が足りなかったから「悪党の行うとびっきりの大悪事(最終決戦の切っ掛けになる作戦)」にも説得力が薄いのかなーと
 アデルって敵の親玉なのに「なんだと!?」「一体何か起こっているんだ……」って感じで状況に振り回されてる感の方が強くて(造反の切っ掛けである大帝暗殺計画からしてガバガバ)、それが説得力を削いでるんじゃあないでしょうか

 デミアプロジェクトの全容が今までほとんど視聴者側に解っていなかったってのも大きい。
 古くは『クウガ』のダグバによる最大規模の殺戮。『アギト』のさそり座の人間の自殺から始まる人類抹殺。
 そして近年なら『ウィザード』のサバト、『鎧武』のヘルヘイムの本格的な繁殖、『ドライブ』の第二のグローバルフリーズ。
 
 最終決戦の切っ掛けになる戦いって「今までその恐ろしさが描かれていたものをさらにスケールアップしてくる」って手法がその解りやすさから多く取られるんですけど、
 「デミアは順調です」
 「まもなく完成です」

 みたいな台詞ばかりで「デミアが起動することがいかに恐ろしいのか」ってのを描いてこなかったツケがここに来てしまったのかなと
 
 
 「アデルという存在に取り込まれて一つの個になる」んじゃなくて「アデルという存在と繋がり個体差が無くなる」って感じで「個体の統一」を計って来たのは純粋に面白いと思うんですけど…… 

 
 この「異常事態を防ぐにはデミアのコンタクトが有効!」ってのは『カブト』のネックレス配布の流れを思い出したり
 ここも面白そうなポイントなんでもうちょいじっくり描いてほしくもありましたね
 (天道の二番煎じになりそうではあるけれども、デミアの使用を止めるよう呼びかけるけど逆に迫害される御成達とか)

 
 「もう一人のマコト」は意外と引っ張りますね……
 最終決戦前には解決するかと思ったんですけど、ディープスペクター眼魂を手に入れたりカノンちゃんを襲おうとしてやめたりと動きは少しずつながらありますし、来週にはもうちょい話動くといいですね
  
 
 タケルのお母さん、ってのはシブヤ回でさわりだけ描かれてましたけど(声は大原さんでした)、ここでその話を出してくる辺り最終決戦、ひいては残された謎にも絡んでくるのかなって
 あとひと月ちょっとで、どれだけ纏めてラストに持っていくのかってのはやはり楽しみなんですよね…… 
 
 
 次回、第46話「決闘! 剣豪からの言葉!」

仮面ライダーゴースト 第44話 「起動! デミアの恐怖!」 感想

August 15 [Mon], 2016, 23:59
 注:以降ネタバレ有り

 
 仙人回で雑ながらも対話を果たしたおかげで、ベートーベンの登場が割とスムースに受け入れられた気はします
 流石にこの展開を考えていたからベートーベンとの対話が一番最後になった……ってことはないんでしょうけど

 
 「ビルズさんが敵だったなんて……!」って言われても、視聴者側はずっとそれを見ていたわけで「ああ、うん」としか思えないんですよね
 登場人物の心情と見る側の心情が上手くリンクしてないっていうか

 
 
 御成(が憑依したアラン)が変身したネクロムはそれ程強くなかったですね……
 後述の御成の心情描写のシーンのためにはこのぐらいの方が良かったんでしょうけど、御成ジェネシスだとそこそこ戦えてたよね? っていう
 (あんまりジェネシス正史で語るのもどーかと思うんスけど、あれドライブ側だとマッハサーガ、ひいてはマッハートにも繋がる正史なんですよね……)
  
 
 「拙僧はアカリ君達に比べて役に立っていない」って言いますけど、ロビン回で眼魔の弱点を見抜いたり、1クール目終盤で眼魂を投げてアシストしたりと結構貢献してる方じゃない? と思うんですよね
 
 それで無くても御成の役割って「タケルの帰るべき日常の一部」を担っていることであって、戦闘や作戦で役に立つ立たないって外野から見るとそれ程重要じゃないようにも見えるんですけど、こればっかりは本人の気持ちの問題だからしゃーない

 
 デミアは予想した通り「アデルを中心としたすべての生命の意識と存在の画一化」でした
 「皆が『ひとつ』になれば争いも憎しみも生まれない」というのは割と手垢のついたネタではあるんで、「ゴーストならでは」の解決法や答えに期待したいところですね  

 
 そして、まさかの登場を果たしたフレイとフレイヤ。
 結局『伝説! ライダーの魂!』シリーズでは彼女たちが何者なのかという点は明かされなかった為、そこら辺がこっちで描かれることに期待ですね
 
 「鍵は、『天空寺タケル』」とガンマイザーと同じ台詞を呟いているのも気になるポイント。
 現在の15のガンマイザーが完成する前にイーディスが作った試作型のガンマイザーとかそんなんでしょうか
 
 
 次回、第45話「戦慄! 消えゆく世界!」

仮面ライダーゴースト 第43話 「接続! 天才少年!」 感想

August 08 [Mon], 2016, 21:24
 注:以降ネタバレ有り

 
 後5日……! 後5日ってお前!
 デミア起動から一気に最終決戦にもつれ込む流れと見て間違いなさそうですね

 
 遂に起動秒読みと迫ったデミアプロジェクト。
 人々の天才化現象を始めとして、いずれは「全人類の意識の統合」が目的なんじゃないかなーと
 前にも書いたんですけど、ゴースト側の「命を燃やして自分らしく生ききる」に対して眼魔側は「生命、価値観の画一化」って風に描かれてるんで、その終着点としては上手いと思います

 ただ、「コンタクトを使ってる人しか対象にならない」ってのだと「すべての命を」とか大言壮語じゃない? とも
 謎アイテムの配布とか、微妙に計画がガバってる感じが良い意味で昭和っぽいです

 
 このマッチョな人やたら印象に残ったんですけど、ジャスティス岩倉さんっていう筋肉ネタ系の芸人さんらしいです
 絵的に凄くわかりやすく「天才化している」ってのが演出出来てましたね 

 
 
 これ、劇中で作戦に使われてるってのを見てもちょっと「欲しいな」って思っちゃいました(コンタクト常用者並の感想)
 御成がつける描写を見るにソフトコンタクトみたいですし、こういうのあったら実際ちょっと使ってみたいかも(自分、ソフトじゃないと目が痛くなるんですよね)

 
 御成の入ったアランは磯村君の演技、立ち振る舞いが「御成そのもの」でおお! と
 御成はクセの強いキャラだけに、ずっと演じてきた柳さん以外の人が演るのはかなり難しいとは思うんですけど、見事に演じてましたね
 
 
 次回、第44話「起動! デミアの恐怖!」

仮面ライダーゴースト 第42話 「仰天! 仙人の真実!」 感想

August 01 [Mon], 2016, 22:11
 注:以降ネタバレ有り

 
 遂に明かされた、仙人=イーディス長官という事実。
 「同じ顔」なことに何か理由があるのか、と思ったら直球で同一人物なのはある意味意外でしたね
 つーかバレ方めっちゃ間抜けだな!
 
 
 彼の問題は劇中で描かれた通り、

 ・グレートアイの守護者としてガンマイザーを作りつつも制御できなかった
 ・それに対抗する為に天空寺龍たちと英雄の眼魂をわざわざ作る(半ば自分の失敗の尻拭い)
 ・99日の期限のうちならタケルを生き返らせることができたのにやらなかった上、今はタケルの生き死にについて彼自身解っていない

 と、劇中の問題の原因がほとんど彼にあるってことなんですよね……
 皆タケルのために必死だって時に、一番真相を知っていそうな彼に「タケルがどうなっているのかわしにも解らん」って言われたらそりゃあ怒るよ、と

 最も、登場当初にイーディスとして「ガンマイザーを使え」とアデルを焚き付けた一方で、仙人として「ガンマイザーが発動しおった!」と驚いていたシーンがあった辺り、最初から同一人物って設定があったのかどうかってのはあります
 当初の構想から設定が変わる、なんてライダーじゃあ日常茶飯事ですしね

 タケルの復活に関しても、12話で「息子が息子なら親も親じゃ! 龍の奴、勝手なことをしおって……」って台詞もありましたし、もしかしたら本当にギリギリのところで復活させるつもりだったのかもです
 (そもそもあの段階では設定練られてなかったのかもですけど)

 
 ただ、眼魔世界の「人の身体が崩れ去る」って部分にはまだ何も触れられてないんで、そこについてはまだ何かを隠してそうなのが気になるところ。
 これで完全に仲間になった、と思うのは早計なんじゃないかな
 
 
 正体がバレた時にはおちゃらけてましたけど、回想を見るに眼魔世界から先遣隊のような役目として侵攻してきた時に龍さんと出会って改心したっぽいんで、「イーディス長官としての態度が素」なのか、「龍さんと出会ってから素が仙人のような愉快な性格に変わっていった」のどっちかだと思います
 個人的には前者じゃあないかと思うんですけども

 
 そこら辺は粗雑ながらも結構面白かっただけに、ベートーベンとの対話要素めっちゃ邪魔だったな! と
 会話の流れをブツ切って差し挟まれたもんだから「今やらんでも……」感がヤバかったです
 15の偉人のメンツだとベートーベン結構好きだったんで、こういう感じになってしまったのは残念ですね
 対話イベントは最初の龍馬が原点にして頂点だったんだよなあ

 
 アデルを安易に改心させなかったのは良し。
 親殺しをやった奴が許される筈もない、ってのもありますけど、どんなに正しい言葉で諭しても、どんなに真っ直ぐに向き合っても解りあえねーヤツってやっぱりいると思うんですよ
 「人間の可能性」「人間の感情」を描くのがゴーストのテーマの一つであるならば、そこも避けて通れないんじゃあないかとは思ってます
 
 今までアラン、キュビちゃん、ジャベルと解りあえてきた敵が多かっただけに、ここで解りあえないアデルの存在が引き立つってのもありますね
  
 
 次回、第43話「接続! 天才少年!」

仮面ライダーゴースト 第41話 「激動! 長官の決断!」 感想

July 25 [Mon], 2016, 22:55
 注:以降ネタバレ有り

 
 序盤のキュビちゃんの手紙でちょっと泣きそうになりました
 「持て余してたから退場させたでしょ」とは言ったものの、おれキュビちゃんめっちゃ好きなんですよね……
 
 
 
 残っていた最後の対話してない偉人、ベートーベンは「運命」ってワードで絡めてきました
 相変わらず偉人の扱いふわっとしたイメージだけで雑だな!
 非戦闘レギュラーはシブヤナリタを除くと、

 ・アカリ→ベートーベン
 ・御成→ゴエモン
 ・カノンちゃん→ビリー・ザ・キッド


 でみんな偉人憑依してるんですよね
 
 
 
 今回の話の主軸はほぼイーディス長官。
 さらっと今までに無い眼魔ウルティマ・エボニーに変身する辺りがめっちゃ強キャラ感あるんですけど、今回はパーフェクト・ガンマイザーに押されていいとこ無しでしたね……
 
 ガンマイザーを作ったのはイーディスであり、その目的はグレートアイの力の濫用を防ぐためと物語の核心に少しずつ近づいてきた感があります
 来週のサブタイからして仙人とイーディスの関係にも触れるみたいですし最終エピソードに向けて話を動かそうとしてるのかなーって

 
 
 それだけに、未だにデミアプロジェクトやもう一人のマコト問題を長々と引っ張ってるのも同時に気になってしまうんですよね
 作中の時間だとまだ二回目の99日の期限の最中でそんなに経ってないんですけど、見てる側からしたらデミアプロジェクトとか半年近く引っ張ってて「いつまでやるんだよ……」と思ってしまうのも事実。
 最終決戦前には流石に回収してくれるといいんですけどネ

 
 次回、第42話「仰天! 仙人の真実!」
プロフィール
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  • アイコン画像 ニックネーム:度近亭心恋
  • アイコン画像 性別:男性
  • アイコン画像 誕生日:1992年7月13日
  • アイコン画像 血液型:AB型
  • アイコン画像 現住所:福岡県
  • アイコン画像 職業:会社員
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特撮・アニメ好き。SSも書いてたりする。
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