ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風 Episodio24 「ノトーリアス・B・I・G(ビッグ)」 感想

April 01 [Mon], 2019, 12:12
 注:以降ネタバレ有り

 今週は原作の『フライト・コードなし! サルディニアへ向かえ』から、『ノトーリアスB・I・G そのC』まで。

 
 空港で飛行機を奪うやり取りはまるっとカット。
 ストーリー的には無くても成立するんですが、ブチャラティが一般人相手に「ギャング」してる貴重なシーンでもあるので見たかった……!

 
 【ムーディー・ブルース】のリプレイで飛行機を操縦するのは能力の戦闘以外への応用で好きなシーンだったりします
 「INSって装置があるって映画で見た」「テレビだと〜〜」って台詞で、何気に「過去を映像の如く再生する」って能力の根拠になるアバッキオの性格描写のシーンでもあるんですよここ

 
 カルネ
 劇中だと一切言葉を発しなかったからかマジに「死ぬためだけに出てきたやつ」ってイメージしか無い人です
 よく「死んだら発動する能力なんて奴がよく親衛隊にまでなれたな」と言われますが、【チープ・トリック】の乙雅三のように本体がなんとなく本能的にスタンドの真価を感じ取っていたんじゃないですかね

 
 あと本体が死ぬ前にも一応スタンド像が登場していたりするので、死ぬ前は【エボニーデビル】みたいに「恨みで強くなる近距離パワー型スタンド」だった可能性もあるんじゃない?と

 
 この回はホラーテイストを取り入れている『ジョジョ』の中でも屈指のホラー回なので、じわじわと得体の知れないものが迫って来る空気感の再現が素晴らしかったです
 この冷蔵庫の指ほんとなんだったんだろなあ

 
 
 
 気づいたら不気味な落書きが、ってのはちょっとヴァニラ・アイス戦を彷彿とさせますよね
 「文字の恐ろしさ」っていうのが私凄く好きなんですよ……
 四部アニメの「岸辺ロハンも殺された」が一文字ずつ映る演出で恐怖の鳥肌立ったからね
 横溝正史の小説がマイフェイバリットなのも「おお! 血! 血! 血だ!」などの「文字だけで人を恐怖させる」感覚がたまらないからだったり

 
 【ノトーリアス・B・I・G】のパラメータはまだ本体、名前ともにシークレット状態に。
 パラメータ「∞」が3つもあるだけでかなり規格外のスタンドだということが伝わって来るのではないでしょうか

 
 名前の由来はアメリカのラッパー、The Notorious B.I.G.から。
 ビギーって五部の連載中にカルネ同様に「射殺」されてるんですよね……

 
 
 
 この一段落したと思ったら窓にビタン!も「静から動への転換による恐怖感」をわかってんなー!って感じで
 こればっかりはアニメでないとその空気感が100%伝わらないですから……
 原作の「静のコマ」からページをめくると一ページブチ抜きで敵スタンドが!なのもかなり演出としては上手いんですが……

 
 次回、Episodio25「スパイス・ガール」

ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風 Episodio23 「クラッシュとトーキング・ヘッド」 感想

March 25 [Mon], 2019, 0:00
 注:以降ネタバレ有り

 今週は原作の『クラッシュとトーキング・ヘッド そのC』から、『クラッシュとトーキング・ヘッド そのF』まで。

 
 
 幕間として入れられたおさわりの手つきがいやらしくてやっぱできてんだろこいつら!と
 
 
 「撃てねえーんなら撃てねぇーで殺る方法はある」でプロペラの方で攻撃するの、ナランチャほんと危機的状況での機転の利き方半端ないなって
 読者の側にも「【エアロスミス】の攻撃方法は機銃」と思い込みが出来ているので、「ああーそういうのアリか!」となるんですよ

 
 【トーキング・ヘッド】のスタンドパラメータ。
 単体での戦闘には向かないスタンドですが、今回の「敵チームを撹乱する」という使い方のほかにも「交渉相手や公人の言質を取らせる」という対外交渉などにも使えるのではないかなと

 
 名前の由来はアメリカのロックバンド、Talking Headsから。
 
 
 
 やはり「スタンドの本体探し」はシチュエーションだけでわくわさせてくれます
 主人公サイドと敵サイドのそれぞれの精神的駆け引きが活きる展開ですからね
 このエピソードの場合は「ナランチャはスクアーロを探している!」と敵サイドと読者に思わせてからティッツァーノの方で探し当てた!っていう流れはミステリの視点逸らしのテクニックが活かされていて面白いんですよね

 
 
 五部は基本的にギャングの命の取り合いなので互いに覚悟を決めていることが多いんですが、喉に食らいつかれても「これしきの事」と言ってのけるナランチャ、「水」を作る為に自らを差し出すティッツァーノといった具合に覚悟を互いに提示してくると燃えますね……
 
 
 それでいて「組織の命令と関係無しに、おまえのためにヤツを始末する」と個人の感情が上回ってしまった時点でスクアーロはギャングとして精神的に負けているというのが主人公サイドの勝つロジックとしても無駄がない!

 
 
 ボラボララッシュは期待以上の出来でした
 叫び過ぎず覚悟を決めた感じの落ちついた演技にしたのも評価点ですね

 
 次回、Episodio24「ノトーリアス・B・I・G(ビッグ)」

ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風 Episodio22 「ガッツの『G』」 感想

March 18 [Mon], 2019, 0:00
 注:以降ネタバレ有り

 今週は原作の『ガッツの「G」』から、『クラッシュとトーキング・ヘッド そのB』まで。

 
 「オレたちも補給しなきゃな……。『ガッツ』を」
 ぶっちゃけ『ガッツの「G」』ってサブタイはあの人文字のイラストに対するもので本編的な意味合いは無いと思うんですけど、印象的なだけに今回のサブタイにしてこうやって本編でちょっとだけ関連付けてきたかと
 ピストルズの「『ガッツ』ガ足リネェーンダヨォー!」が唐突過ぎてしこたま笑った

 
 
 新OPは「裏切者のレクイエム」
 今までのシリーズに無い荘厳な感じの曲調が運命論を軸とする五部に合います
 フーゴが足だけ映るところに一抹の寂しさを覚える……

 
 
 新EDは「Modern Crusaders」
 エニグマなら四部だろ!とは思いますが、EDの洋楽っていつもキャラの元ネタより雰囲気に合わせて選ばれているので……
 その四部は六部のサヴェジ・ガーデンでしたしね
 【ローリング・ストーンズ】の像を思い出すスタンドの像すき

 
 「そりゃ当然、動物がカワイソーって菜食ならよォ、スニーカーはいてリュックとか背負ってんだろーがよ」
 「うっへェー、そりゃスッゲ気合入ってるわッ! ババアになってもバスケの選手みてーなカッコするのかあ〜〜」


 菜食主義者についての会話は「慣れ親しんだキャラクターが何気ない日常の疑問を話題にする」ってところが面白いんですよね
 六部の「豚の逆はシャケ」もこの系譜かな(FFが自己のアイデンティティを確立させようとする作劇でもありますけど)

 
 
 ワイン飲んでひと呼吸入れてから参加するアバッキオでめっちゃ笑えます
 原作だと二コマ目から混ざってる感じだったところにこんな面白い行間入れてくるとは……!と
 ボコっちゃっても「あーやっちゃったな、ついでだから毒見させよ」なドライさがやっぱこいつらギャングなんだなと思わせてくれますね

 
 
 「スープの中に……サメがいるッ!」の緊迫感はやはり良いなと思います
 シアーハートアタックなどもそうですが、能力や条件が解ってもその対応を考えながらバトルしていくって流れが面白いんですよね
 
 
 
 そういうパターン的な話で観ていくと「一人だけ攻撃を受けているが、周りに伝わらない」というもどかしさの中で一人戦う【トーキング・ヘッド】の方もデス13やバイツァ・ダストで見られた手法だよなと
 パターンで分類できても、「前と被っていて面白くない」とはならないのがやっぱり名作の名作たる所以ですよ

 
 【クラッシュ】のスタンドパラメータ。
 水から水へのジャンプってドラえもんのジャンプ潜水艦だろォ?と思いますけど、殺意マシマシでどこから攻撃してくるのか解らないやべー敵になると恐ろしいですね
 水という身近にあるものの恐ろしさを描くの、仮面ライダー龍騎で鏡というありふれたものの恐ろしさを描いたのとシンパシー感じるんだよなァ
 
 
 名前の由来はイギリスのパンク・ロックバンド、The Crashから。

 
 スクアーロとティッツァーノ
 こいつらがコンビで襲ってくるの、暗殺チーム編からの流れで観ていくと「ソルジェラがもし生きていて襲ってきたら」というIFを重ねているようにも見えるわけです
 こいつらが「できてんじゃあないか?」ってぐらいのホモホモしいコンビなのもそれっぽい
 
 ティッツァーノの声はブラフォードからの続投でツダケンさん。
 フォーエバーと重ちーのかっぺーさん、ダービーとアバッキオの諏訪部さんと長期シリーズになって兼役も増えてきましたね

 
 「のぞいてくれッ!(のぞかないでくれ) ここをのぞいてくれよォォォォ(のぞかないでくれォォォォ)」のところでアバッキオに汚いと言われるの、
 「ションベンポットに入れてた奴には言われたくない」というツッコミを今回多数見て盲点だったなと(今まで気づかなかった)
 こうやって私のような原作既読者でも新規の人の視点からいろいろ気づかされるのがアニメの良いところですね
 
 
 次回、Episodio23「クラッシュとトーキング・ヘッド」

ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風 Episodio21 「キング・クリムゾンの謎」 感想

March 04 [Mon], 2019, 0:42
 注:以降ネタバレ有り

 今週は原作の『キング・クリムゾンの謎 そのB』から、『キング・クリムゾンの謎 そのE』まで。

 
 
 
 キンクリの能力は屈指のアニメ映えだなーと
 気づいたら過程が消えている、というのはコマとコマで読む漫画よりも連続した動きのアニメの方がわかりやすさ込みで映えるなと思いますね

 
 この「ボスだけが視認できる、吹っ飛んでいる間の時間」の描写もぬるぬると動く感じと抽象的表現をうまくかつようして原作のあの独特の空間を解釈していたなと

 
 こうして見るとキンクリ、初戦闘でいきなり「読めるのはあくまで少し先の時間だけ」と攻略されちゃってんのラスボスとしては一歩落ちるなというところはあります
 キンクリの能力が今後ますます理解不能!(重ちー)になっていくことと、そもそもディアボロの場合執念深さが物凄いところから何だかんだ盛り上がるんですけどね 

 
 
 ここら辺寝起き五部のせいで思い出し笑いしちゃうのはナイショ
 「おほッ! ぼくの手からトビウオがいっぱい出てきた」プシュプシュ ほんすこ

 
 【キング・クリムゾン】のスタンドパラメータ。
 能力、本体などはストーリー展開に合わせてまだシークレット状態に。

 
 名前の由来はイギリスのプログレッシブ・ロックバンド、King Crimsonから。
 この『クリムゾン・キングの宮殿』のジャケットは有名なため、パロディなどで見たことがある人もいるのではないでしょうか

 
 組織への裏切りはそれぞれのキャラクターをここまでしっかりと描いてきたからこそ、その考え方の違いが上手く出ているなと思うわけです

 
 「絶対的な組織に従う何も考えない兵士」であることを選んだアバッキオが「組織」ではなく「オレの心が安らぐのはあんたと一緒の時だけ」とブチャラティを選ぶという覚悟。

 
 「次の幹部はオレかな」と軽口を叩きつつも(ブチャラティは絶対に勝つ見込みのない戦いはしない男だ)と打算と自らのラッキーを信じ動くミスタ。

 
 
 決断を鈍らせ「命令してくれよ」と弱気になりながらも「大切な人に裏切られて見捨てられた」ことに共感を覚え「トリッシュの腕のキズはオレのキズだッ!」と自らの意志で選択するナランチャ。

 そして……

 
 「僕は、こんな馬鹿げた裏切りには乗れない……」
 「『正しい馬鹿』には……なれない……!」


 というわけで、ここでパンナコッタ・フーゴは離脱と相成りました
 原作ではこの後一切出番が無くなり、完全に「消えたキャラクター」となってしまうフーゴ。
 この別れの後のフーゴを描いた公式媒体の小説作品が二本も出ていることからも、本当に意外性のある展開だったことが解ります
 
 アニメでは最後のシーンを彩ろうと色々な要素が加えられていたんですが、「正しい馬鹿にはなれない」はフーゴの生き方と価値観が上手く出た台詞運びだと思いました
 如何せん誰よりも賢しいが故に、「義」よりも「理屈」が先に出てくる考え方のフーゴだからこそなんですよ
 「義」を軽んじているわけではないが故に「言っていることはわかったし、正しいと思うよ、ブチャラティ」という言葉が出てきたわけで……

 原作だとこの後のボスからの刺客としての再登場を想定していたからかあっさりとした別れだったんですが、

 「おめーはどうすんだよ、フーゴ」
 「フーゴの奴、来なかったな」
 「まあ決断は人それぞれだ」


 といったアニオリの台詞群でうまくフォローして、「フーゴの決断もまたこの場では間違ってはいない、正しい正しくないという話ではなく考え方の違い」を強調してくれたのは良かったんじゃないかなと
 アニメではラストの辺りに少しだけ「その後」を描くのかなと淡い期待を寄せています

 
 次回、特別番組「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風 determinazione」
 裏切りのこのタイミングで総集編。
 四部アニメの作画が息切れしてたからか、結構総集編挟んできますね……

ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風 Episodio20 「ボスからの最終指令」 感想

February 25 [Mon], 2019, 0:42
 注:以降ネタバレ有り

 今週は原作の『ボスよりの最終指令』から、『キング・クリムゾンの謎 そのA』までをジョルノ側のパートをカットしつつ。

 
 アニオリでフーゴの台詞増やしてんのは草です
 初見の人にフーゴの離脱をより印象付ける為なんでしょうけど、展開知ってるとフラグ増強にしか見えなくて笑うからこんなん

 
 この「気づいたらトリッシュが腕だけにッ!」はサスペンスホラー要素としての演出なんでしょうけど、そのせいでブチャラティが裏切りを決意したと考えるとめっちゃ効率悪いよなと

 
 
 好きな回想シリーズのひとつである『ブローノ・ブチャラティ その少年時代』もばっちりこのタイミングで映像化してくれました
 ただ、視点をブチャラティに合わせている為か母の内なる優しさ、麻薬の取引現場を父親が目撃するきっかけがブチャラティ同様の「優しさ」な点などがはしょられているのはちょっとなーって
 初見の人にはお母さんの印象ちょっと悪くならない?と

 
 あとアニオリの喪服! ブチャお前どんだけそのザーメン模様好きなんや!

 
 「吐き気をもよおす『邪悪』とはッ! なにも知らぬ無知なる者を利用する事だ……!! 自分の利益だけのために利用する事だ……」

 
 「父親がなにも知らぬ『娘』を!! てめーだけの都合でッ!
 「ゆるさねえッ! あんたは今再びオレの心を『裏切った』ッ!


 ギャングの世界に身を投じながらも「正しさ」を信じてきたブチャラティの言葉として、これ以上的確なものがあるか!と思ってます
 ボスと組織への「裏切者」となりながらも「あんたはオレの(信頼を寄せた)心を裏切った」と称するのがカッコいいんだ

 
 ここの顔から能力使ってケータイ取り出すのが絵的にアーティスティックさとカッコ良さを同居させていてすげーなって
 スパイスガール戦で『記憶の固執』を取り入れたりと探せば元ネタあるんかな

 
 
 地下での「柱の影にいたのは……オレだ!」はキンクリ的に初登場なのにいきなり矛盾してんなと今見ると
 (あくまで『過程を消し飛ばす』ため、行動と結果の存在が同時に存在してんのおかしくない?って話)
 階段や時といった要素が盛り込まれてますし、「中にいたのは……オレだったぁ〜〜!」のセルフパロなのかもですね
 
 
 次回、Episodio21「キング・クリムゾンの謎」

ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風 Episodio19 「ホワイト・アルバム」 感想

February 18 [Mon], 2019, 0:32
 注:以降ネタバレ有り

 今週は原作の『ホワイト・アルバム そのA』の途中から、『ホワイト・アルバム そのF』まで。

 
 ここの手の皮ほとんど持ってかれるところほんとエグくって……
 ジョジョのダメージ描写はほんと「あー痛い! これは痛い!」と想像するときついのが多いですよね(この後のギアッチョの首が鉄柱に刺さるやつとか)

 
 ミスタの回想の残りもアニオリを大幅に挟みつつやってくれました
 やっぱり「ゴロツキやホモ」はカットされてましたね(しつこい)
 「ブルスケットを『四つ』……いや、やっぱり『五つ』にしよう」でブチャラティを認めた説すき

 
 「『覚悟』とは!! 暗闇の荒野に!! 進むべき道を切り開く事だッ!」
 
 端的ながら、人生とは、覚悟とは常に前に進む"上昇"の精神であることを示すこれは本当に名言だと思います
 直前の「『覚悟』とは……犠牲の心ではないッ!」とワンセットにして語られるべき台詞ですね

 
 【ホワイト・アルバム】のスタンドパラメータ。
 パラメータだけならそれほどですが、やはり超低温と氷結が強すぎるぶっ壊れの部類に入るスタンドかなと
 ジョルノ達の勝利法もなんとか隙を突きつつ競り勝った感じで、スタンドの能力そのものを攻略した感じですしね

 
 名前の由来はビートルズのアルバム、"The BEATLES"の白いジャケットからついた俗称である「ホワイト・アルバム」から。

 
 
 必殺技である「ジェントリー・ウィープス(静かに泣く)」の方はこのアルバムに収録されている"While My Guitar Gently Weeps"から。

 
 血で視界が遮られる戦法、ここでカメラワークがギアッチョの視点になるのがとても良かったです

 
 このジェントリー・ウィープスと銃弾の「どっちかが倒れるまでやり続けるッ!」とでも言わんがばかりの勝負が本当に大好きで……
 原作だと見開き下半分使ってるぐらいの「キメ!」の構図ですしね

 
 
 
 ジョジョのバトルの決着って敵の強さと拮抗具合がじっくり描かれるので爽快感が凄い!って展開が多いんですが、ここのミスタに勝ったッ!と思った直後に朝陽をバックにジョルノ!→「なんだってエエエエエェェェ」→足で無駄無駄ラッシュはもうじーんときちゃいました
 この勝利と逆転の爽快感を自分も描けるようになりたい(創作オタク並の感想)

 
 
 ホモ勘違いオチは五部だと珍しいギャグシーンなので印象に残ってます
 鳥海さんの声がやたら艶っぽいの笑うから
 
 
 次回、Episodio20「ボスからの最終指令」

ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風 Episodio18 「ヴェネツィアへ向かえ!」 感想

February 11 [Mon], 2019, 1:06
 注:以降ネタバレ有り

 今週は原作の『ベイビィ・フェイス そのF』から、『ホワイト・アルバム そのA』の途中まで。

 
 ベイビィ・フェイス戦ほんとあっさりだったなァ感はあります
 ここの「コゲコゲコゲコゲ」ってやつシュールで好き

 
 アニオリでメローネが死んだことにギアッチョが気づくシーンを入れたのは結構良かったですけどネ

 
 このペリーコロさんのメッセージ、アバッキオが途中でやられてたらどうするつもりだったのかといつも思います
 通しで見ると、幹部の組織への忠誠の厚さを示すシーンを描くことでこの後のブチャチームの離反が際立つってのもあるよなと 

 
 アニオリの写真分析はじっくりやることで、ギアッチョがジョルノ達のところに来るまでがわかりやすくなっていました
 リゾットの拷問は初見の人には「釘やハサミを『突き刺した』」ように見える感じになっていてミスリードをうまくやっていてベネです

 
 「ヤツらをとっ捕まえる為に……『根掘り葉掘り聞き回る』の……『根掘り葉掘り』……って言葉よォ〜〜」
 「『根を掘る』ってのはわかる……。スゲーよくわかる」
 「根っこは土の中に埋まっとるからな……」
 「だが『葉掘り』ってどういう事だああ〜〜っ!? 葉っぱが掘れるかよ―――――ッ!


 「葉っぱ掘ったら裏側へ破れちまうじゃねーか!」という言い回しはカットされたものの、岡本信彦さんのキレ演技の妙もあり満足度が高かったです
 若干ヒロアカのかっちゃん入ってるだろこれ!

 
 「フランスの『パリ』ってよォ……。英語では『パリス PARIS』っていうんだが、みんなはフランス語どおり『パリ』って発音して呼ぶ」
 「でも「ヴェネツィア」はみんな『ベニス』って英語で呼ぶんだよォ〜〜〜」
 「『ベニスの商人』とか『ベニスに死す』とかよォ――」
 「なんで『ヴェネツィアに死す』ってタイトルじゃあねえーんだよォオオォオオオ――ッ」
 「それって納得いくかァ〜〜おい? オレはぜーんぜん納得いかねえ……」


 
 なめてんのかァ―――――ッ、このオレをッ! イタリア語で呼べ! イタリア語で!
 「チクショオ―――ムカつくんだよ!コケにしやがって! ボケがッ!」

 たまに「出会い頭にわけわかんねーこと言ってきたらジョジョでは強キャラ」みたいに言われたりしますが、ギアッチョのこのシーンが大体そういうイメージの基になってんじゃあねーかなッって思います
 「君のスタンドも英語だよね」と上遠野先生に突っ込まれるやつ

 
 
 気づいたら攻撃を受けている、という展開が好きなのは前にも述べましたが、やはりこの「だ……誰のだってェ──」もかなり良いなと
 一瞬まさかな、という意識を与えてから改めて「攻撃を受けているッ!」なのはキャラクターの感情を波として動かす上でも秀逸だと思います

 
 
 「キスでもしてんだな……。スピードがついてる分だけ、『道路さん』に熱烈なヤツをよォ──ッ」
 ここの小粋な言い回しかっこよくてすき(小並)

 
 「運河に突っ込みますッ!」で〆は区切りとしては一番盛り上がるところでヒキにしたなーと
 来週のライオン像前でのミスタVSギアッチョが今から楽しみです

 
 次回、Episodio19「ホワイト・アルバム」

ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風 Episodio17 「ベイビィ・フェイス」 感想

February 04 [Mon], 2019, 0:07
 注:以降ネタバレ有り

 今週は原作の『ベイビィ・フェイス その@』の途中から、『ベイビィ・フェイス そのE』まで。

 
 
 メローネの傍若無人お構いなしの変態っぷりはとても良かったです
 相手を完全に置いてきぼりにして一人で盛り上がってるところが「無関係の女性を母親に選んで出産させる」スタンドの使い手の精神性としてはぴったりなんじゃないでしょうか

 
 このカーマスートラ云々、本来は「体位」だったのを少年誌では流石にアレってことで変えたんだろーなって
 実は原作の「だっ、だれか助け……」のコマでよく見ると、ベイビィ・フェイスのモニターに「体位」のバリエーションが描かれているのが解るんですよね

 
 ジョルノのこのシーンでフーゴのモノローグがカットされたのは素直に残念。
 「こいつの判断する行動はいつも『正しい方』に動いている」辺りがこの後の展開を考えるとそぐわないからでしょうか
 
 
 アニオリで情報分析チームが写真を復元するシーンも追加されました
 流石にムーロロは出てこなかったですね

 
 【ベイビィ・フェイス】のスタンドパラメータ。
 原作では精密動作性、成長性が「教育次第」だったんですが、アニメでは全て「教育次第」に。
 原作のあのパラメータは一応「ベイビィ・フェイスの本体(パソコンの方)」のパラメータかと思ってたんですけど、それだと「破壊力:A」が強すぎるよなとも思ってたんで良い塩梅なのかもしれません
 自分は連載当時リアタイしてなかったんで今回実況で気づいたんですが、当時「たまごっち」が流行ってたってのを加味するとこの「スタンド使いが育てるスタンド」って存在がどーにも面白くて

 
 名前の由来はアメリカのR&Bミュージシャン、BABY FACEから。

 
 
 
 「なってちょうだ い」「なんだってェェェーー!!」のところは恐怖感の「タメ」がもう少し欲しかった気もします
 ここ以外にも今回なんか結構詰め詰めだったなという印象はありますね

 
 原作だと「影」に化けていたベイビィ・フェイスは「ガソリン」に化けるという展開に変更されてました
 結構薄暗くなっていて「影」の説得力が薄いことと、「ガソリン」に紛れることで敗北シーンをより効果的に描く為ですかね

 
 次回、Episodio18「ヴェネツィアへ向かえ!」

ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風 Episodio16 「偉大なる死(ザ・グレイトフル・デッド) そのA」 感想

January 28 [Mon], 2019, 1:06
 注:以降ネタバレ有り

 今週は原作の『偉大なる死(ザ・グレイトフル・デッド) そのE』の途中から、『ベイビィ・フェイス その@』の途中まで。

 
 
 プロシュートの兄貴が落ちていくところの緊迫感とスピードの表現がとても良かったです
 いつも思うんですけどあれどうやってあそこからズタズタになりながら車体に入ってきたんでしょうか

 
 「わかったよ、プロシュート兄ィ!!」
 「兄貴の覚悟が! 『言葉』でなく『心』で理解できた!」

 主人公サイドが絶体絶命のこの状況で「敵が精神的に成長する」っていうのがやはり独特の展開だなと
 
 
 覚醒ペッシがビーチ・ボーイを使いこなしてどこまで追ってくるところの緊迫感はよかったです
 元々素質はあったけどビビッってやりきれていなかった、ってのが「突っ切るって決めた時は直線だ!」も含めて伝わってきますよね

 
 【ビーチ・ボーイ】のスタンドパラメータ。
 「釣り糸を垂らして獲物がかかるのを待つ」っていう釣りの本質がペッシの「受け身」の精神を表しているのかなと

 
 名前の由来はアメリカのロック・グループ、"The beach boys"から。
 
 
 ここで「ブッ殺すッ!!」って直接的に言わせんのは「おめェーマジに言ってんのォォォォ〜〜〜〜!??」
 あんだけ兄貴の覚悟を言葉でなく心で理解したのにすぐさまそれってどーなのよって
 ペッシがやはりなりきれていない、一歩足りていないってのを表現したかったのかもなんですけど……

 
 
 ペッシが亀の中に入って「ひっかかりやがったなッ!」はまるっとカットされてました
 回りくどさ、戦闘のテンポを優先した結果でしょうね
 (そもそも首折れてんのに余裕あるなと原作でも思ってた)

 
 
 アリアリラッシュからの「アリーヴェデルチ!(さよならだ)」を洋画の如く字幕で表現してくるのにはシビれました
 シンプルかつカッコ良い!
 これはボラボララッシュからの「ボラーレ・ヴィーア(飛んで行きな)」も楽しみですね

 
 【スティッキィ・フィンガーズ】のスタンドパラメータ。
 ブチャラティ自身が割と既に精神的に出来上がっているタイプ故か成長性は低めですが、能力の応用を効かせていることが多い為既に成長しきって現時点では完成に近いって意味合いなのかなと

 
 名前の由来はローリング・ストーンズのアルバム、"Sticky Fingers"から。

 画像の通り、このアルバムはジャケットに実際にジッパーがついているというギミックがあり、そこが能力の由来になっているものと思われます
 なんでこんなデザインなのかと言えば、「スティッキィ・フィンガーズ」って訳せば「ねばねばした指」
 つまりは男がジッパーからモノを取り出してその結果指がベトついて……ということです
 メタ的にはアーティストやアルバムからつけてるわけですけど、ブチャラティが劇中で何を思ってこんな名前つけたのかがほんと永遠の謎

 
 次回、Episodio17「ベイビィ・フェイス」

ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風 Episodio15 「偉大なる死(ザ・グレイトフル・デッド) その@」 感想 

January 21 [Mon], 2019, 19:08
 注:以降ネタバレ有り

 今週は原作の『偉大なる死(ザ・グレイトフル・デッド) そのB』から、『偉大なる死(ザ・グレイトフル・デッド) そのE』の途中まで。

 
 ペッシに迫っていくところ、ズッケェロへの拷問と並んでミスタのギャングとしての側面が観られるので好きだったりします
 「じゃあ死ね! 覚悟はしてきてんだろ?」と淡々と言うの良いですよね

 
 
 「直は素早いんだぜ」のトリックはどうするんだろうと思ってたんですが、原作同様ジャケットを脱いでいると意外と解りにくく、初見の人には「あれが兄貴だったの!?」と驚いた方もいたようです
 アニメだと色がついているからジャケットを脱いで下の黄色いシャツだけだと結構印象変わるな―ってのと、たっつんの芝居の妙の勝利です

 
 それはそれとしてここの「『成長しろ』! ペッシ」のとこでなでなでと触るのはなんかキモいなって……

 
 「オレたちチームはな! そこら辺のナンパ道路(ストリート)や仲よしクラブで『ブッ殺す』『ブッ殺す』って大口叩いて、仲間と心をなぐさめあってるような負け犬どもとはわけが違うんだからな」
 「『ブッ殺す』と心の中で思ったならッ! その時スデに行動は終わっているんだッ!」


 ギャングとしての『覚悟』を示して生きているカッコ良さを端的に示し、人気が高いこの台詞。
 言い終わると同時にミスタに銃を撃つってのが良いんですよね
 社会からつまはじきにされた『ギャング』でありながら『気高く』生きるっていう要素が含まれていてー(くそ早口)

 
 【ザ・グレイトフル・デッド】のスタンドパラメータ。
 カッコ良い兄貴のイメージに対してグロテスクなモンスター然とした姿がギャップがあって好きです
 能力特化でスタンドそのものの戦闘を想定していない感じも「やることやってさっさと終わらせる」って感じがありますよね

 
 名前の由来はアメリカのロックバンド、Grateful Deadから。

 
 「『任務は遂行する』『部下も守る』」
 「『両方』やらなくっちゃあならないってのが、『幹部』の辛いところだな」
 「覚悟はいいか? オレはできてる」

 
 改めて考えるとグレイトフル・デッド戦、五部屈指の名言がめっちゃ飛び出してたよなと
 この辺のブチャラティは葛藤、成長の要素が多くてジョルノより主人公してる!と言われるのもまあ解るっちゃ解るって感じです

 
 「死ぬ気かッ!? ブチャラティ!! きさまーーッ」で〆。
 来週はペッシ覚醒だったりアリアリラッシュだったりと見どころ多そうなのでこれまた楽しみです

 
 次回、Episodio16「偉大なる死(ザ・グレイトフル・デッド) そのA」
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