ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風 Episodio34 「鎮魂歌(レクイエム)は静かに奏でられる その@」 感想 

June 17 [Mon], 2019, 1:40
 注:以降ネタバレ有り

 今週は原作の『「矢」のさらに先に存在(ある)もの』の途中から、『鎮魂歌(レクイエム)は静かに奏でられる そのB』まで。

 
 
 やはり今回もやってきました特殊OP!
 今までは「通常のOPにラスボスの能力に応じた演出」だったのが今回は「通常のOPこそが既にディアボロによって消し飛ばされていたもの」だったのが凝ってんなー!と
 安易に曲の一部が消し飛ぶのではと想像していた自分を恥じたい

 
 チャリオッツレクイエムは原作だと「精神の影」という台詞もあってか真っ黒な影みたいな姿をイメージしていたんですけど、今作では流体金属みたいな感じの質感になってました
 チャリオッツから進化した存在と考えると最適解なんじゃあないでしょうか

 
 考えると「精神と肉体が入れ替わったッ!」って割とテンプレ的な展開だけに『ジョジョ』でそういうテンプレ的展開が見られるのが新鮮なんだよなーとは
 常にひとひねり加えた展開やシチュエーションッ!って感じが『ジョジョ』ですから……
 
 
 
 何より、入れ替わり展開で懸念していた「入れ替わった後の肉体の方の声で喋る」ってのをしっかりやってくれてディモールト・ベネッ!と
 こういう芝居の妙を楽しんでこその入れ替わり回ですから……(キョウリュウジャーの入れ替わり回ひで)
 「生理的にダメなのよォ──ッ」のミスタ(トリッシュ)面白過ぎるわ

 
 原作だとワンポイントギャグだった「カァーッ、ペッ!」「やめてェ〜〜〜〜ッ!!」って反応するトリッシュが入っていたのも良かったですね

 
 カメと入れ替わったポルナレフがこの姿で喋れるの何でだろ、っていつも思います
 ハイプリエステス戦みたいに「スタンドで会話する」って方法もあるんですけど、この時チャリオッツは暴走してますしね
 まーいーんだよこまけェェーことはよォ〜〜!

 
 「矢」がスタンドをさらに先の存在に進化させるっての、ウィルス進化説を考えると精神力のビジョンであるスタンドにウィルスが作用するのか?とも思うんですけど、矢自体に謎が多いので何とも
 よくバイツァ・ダストはキラークイーンレクイエムでは?とも言われるんですけど、あれ矢が吉良吉影の絶望に反応して吉良そのものを射抜いているので、どっちかと言うとスタンドの伸びしろを引き出されたって感じなんじゃないですかね

 
 次回、Episodio35「鎮魂歌(レクイエム)は静かに奏でられる そのA」

ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風 Episodio33 「そいつの名はディアボロ」 感想

June 10 [Mon], 2019, 0:38
 注:以降ネタバレ有り

 今週は原作の『グリーン・ディとオアシス そのM』の途中から、『「矢」のさらに先に存在(ある)もの』の途中まで。

 
 「ザケてんじゃあねーぞッ!! なんでこんな時に電話してくんだあああああああッ!! バレちまってもいいのかあああ」
 ここの唯一ボスにブチ切れるドッピオ大好きなんスよね
 ディアボロの「キレるなドッピオ(焦り)」まで含めて好きなんですけどカットされてました

 
 トリッシュのフリして女言葉になるドッピオキモすぎて笑っちゃいました
 アニメで声つくと面白過ぎるわ!

 
 【キング・クリムゾン】のスタンドパラメータに本体の名前が追加。
 こうして見ると能力的にキマれば強いものの一点特化でバランスが悪いですね……
 何だかんだブチャラティやポルナレフが攻略して善戦してたのも納得

 
 原作ではナレーションだった回想をポルナレフとディアボロのモノローグにしたのは大川さんが病み上がりだからでしょうか
 お互いに相手を察して回想していくのは構成として上手かったですね

 
 
 エンヤ婆に鍬を売ったことで数々の悲劇が起こったと考えるとディオと並んで作中の悪事の元凶なんですよねディアボロ
 ここで「矢は全部で6本あった」と原作通りに明言しなかったのは

 @虹村形兆→音石明→スピードワゴン財団の矢
 Aエンヤ婆が与えた吉良吉廣の矢
 Bポルポ(ディアボロ)の矢
 Cポルナレフの矢
 DDIOが与えたプッチ神父の矢
 E???


 という形で、エンヤ婆が持っていた筈の最後の一本だけが行方が解らないからでしょうか
 最後の一本はストックしたまま行方が解らなくなった、ともとれますが、二次創作者的にはその行方を考えるのが面白かったりします
 『静ジョ』ではこの最後の一本を使って杜王町に次々と新たなスタンド使い達が……という流れを作っていましたしね
  
 
 ここで承太郎が「アメリカとアジアを調べていた」と言及されるのは六部の展開をスムースにするためでしょうか
 奥さんアメリカ人ですもんね(徐倫が92年生まれなので矢の調査をしていた頃に出会って結婚したと考えるべきか)

 
 「これは『試練』だ」
 「過去に打ち勝てという『試練』と、俺は受け取った」
 「人の成長は……未熟な過去に打ち勝つことだとな……」

  
 
 「え? お前もそうだろう? J・P・ポルナレフ」

 やっぱりこのディアボロの登場シーンメチャメチャカッコイイヤンコレェ……
 二重人格をここまでじっくりと示唆しながら、ここで人格も体格も(アニメだと声も)変わることでディアボロが"登場"するのが良いんですよ

 
 
 血の雫の数で「時が飛んだ瞬間」を見分ける、という攻略法は時を止める能力のDIOと対峙して生き残っただけはあるなと思わせてくれます
 ディアボロも「タイミングも天才的」「もう少し近づいていたら深くダメージを受けていた」と讃えるぐらいですしね
 (それでも自分の方が上だ、という自信があるからですが)

 
 
 チャリオッツレクイエムの発動シーンはいい感じに気持ち悪いドロドロ感と動きでイメージ通りでした
 この後ディアボロにやられて消滅するところまで含めて三部を思い出すとつらい……
 (6部の承り死亡シーンに近いものを感じる)

 
 「何かわからんがくらえッ!」

 何気にディアボロの精神性を示す台詞なのでは、と思っています
 慎重さと用心深さで周到に事を運びながらも、いざという時の決断、チャンス(この場合はポルナレフという"過去"を始末する好機)では大胆にという面があったからこそ大成した、みたいな
 トリッシュを始末しようとした時もかなりの大胆さでしたしね
 ただ、それらがブチャラティの反逆やチャリオッツレクイエムの発動に繋がると考えると肝心のところでハズレ引いてるとも取れるんだよなァァ〜〜……

 
 三部アニメの映像とか入れるのかな、と思ってたら原作通りクッソブサイクなイギーと五部絵柄で「誰やねんお前」なアヴドゥル、そして何故か異様にスペースの大きなジャッジメントをワンカットで重ねる形でした
 ほんとここでジャッジメント(カメオ)を思い出すの謎過ぎるんよなあ
 
 
 次回、Episodio34「鎮魂歌(レクイエム)は静かに奏でられる その@」

ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風 Episodio32 「グリーン・デイとオアシス そのB」 感想

June 03 [Mon], 2019, 0:47
 注:以降ネタバレ有り

 今週は原作の『グリーン・ディとオアシス そのI』の途中から、『グリーン・ディとオアシス そのM』の途中まで。

 
「ふんッ! くそチョコラータ」

「悲しむ……と……思うか? あんたのこと……負けちまってよオオオオオオオ」

「あんたは頭もすごく良くて……角砂糖投げて遊んでくれるし、預金もいっぱいある。そんで、とても強い……」
「って……思っていた。だからあんたの言う事聞いていれば、安心と……思っていた……」


 
「でも弱いじゃあねーかよォォォ、負けちまったんじゃあよオオオオオオ」
「そんなカスもう好きじゃなくなったよッ! ぜーんぜんねェェェェッ!」


 この豹変ぶりをしっかりと演じてくれたけんぬに感謝感激雨アラレです
 声質的に少年らしさの残る氏が選ばれたのは、ブチャラティとナランチャ、プロシュートとペッシのような関係に寄せながらもセッコの人間性によって決定的に違うのを描く為かなと
 それぞれのスタンドの由来であるグリーン・デイとオアシスの「仲の悪さ」もそこに含まれてるんじゃあないでしょうか
 
 
 「コロッセオ」「殺っせよ」は前回に引き続きお前らイタリア人だろ!と
 流石に今回は海外でも意訳が出来なかったみたいです
 (日本語で「殺っせよ」って聞こえない?みたいな訳になってる)

 
 
「12年前、エジプトでの闘争のあと手に入れたこの『矢』のもたらす『恐怖』は……『彼ら』が来なくては終わる事はない!」

 満を持して五部ナレフの登場となりましたね……
 
 
 やはり初見の時に「あのムードメーカーだったポルナレフがここまで痛々しい姿になっている」というのが絶大なインパクトを与えたというのはあります
 12年経ってるとは言え人格も老成していますしね
 元々四部の頃に「承太郎やジョセフは出てきたけどポルナレフはどうしてるの?」という声が大きくて登場させた面もあるらしいんですが、
 ・舞台がヨーロッパ
 ・DIOの息子が主人公

 という点で運命的な繋がりになった気がします

 
 「ブしゅン☆ ブしゅン☆」はまあ割と普通のSEでした
 あの独特の書き文字の雰囲気はまー再現できねえよなあって
 前回のパラメータの時も書いたんですけどこの「物質のドロ化」ってのがシンプルに強いんですよねオアシス
 (そのせいで自滅するところまで含めて)

 
 暗チや親衛隊のように最後まで『覚悟』を貫き通した敵と違ってセッコが【オアシス】を破られた途端小物化するのは
 「あくまでギャングに押さえつけられていた狂人であって、組織できったはったの世界を生きるギャングとは覚悟が違う」
 というのを端的に示しているのではないかなと初見の時から

 
 しかしまあアニメだと人質がドッピオだったのまるわかりやな!と
 原作にもいかにもモブ……なのが1ページブチ抜きでドッピオだと解る演出の妙が好きなんですけどね

 
 チョコラータの名を呼ぶ改変は何とも意味深。
 敗北したことで再び「負けちまった」存在として同じステージに立ったからこそ、とも捉えられますし、悪罵しながらも最後の最後で依存が抜け切れていなかったとも色々解釈できるやつなんじゃあないでしょうか

 
 次回、Episodio33「そいつの名はディアボロ」

ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風 Episodio31 「グリーン・デイとオアシス そのA」 感想

May 27 [Mon], 2019, 0:08
 注:以降ネタバレ有り

 今週は原作の『グリーン・ディとオアシス そのE』から、『グリーン・ディとオアシス そのI』の途中まで。
 
 
 「うぶな事を……じゃなくて……やぼな事……は違う……」
 「うぐぐ……。鯔な事でもなくて、鯖な事」


 「味な事か?」

 「知ってんだよオオォォッ!! 国語の教師かうう……うう……うおお、おっ、おっ、オメ──はよォォォォ」


 この「どう考えてもお前らそれイタリア語じゃあ意味通じねェーだろッ」って会話良いですよね(「根掘り葉掘り」とか)
 ちなみにこの会話、海外だと

 "How dare you do something so cleaver?!"
 (よくもやってくれたよなァァァ〜〜、クリヴァー【包丁】な事を……)

 "No wait……. Something so lever…… no wait."
 (違う……。レバーな事……は違う……)

 "Something so beaver……wait, or was it sever? Griever?"
 (ビーバーな事……じゃなくて……セヴァー【切断】な事でもなくて、グリーヴァー【哀悼】な事)


 "You mean 【clever】?"
 (クレバー【利巧】な事か?)


 になってるみたいです
 こういう言葉遊び翻訳できる人は尊敬ですわホンマ

 
 ジョルノとNo.5のこの組み合わせが実は密かに好きなシーンだったりします
 グレイトフルデッド戦のブチャラティとNo.6みたいに、解説役、リアクション役としての立ち位置が便利すぎるんですよねピストルズ

 
 全身バラしてるチョコラータの絵面は動きがつくと絶妙にキモくていい感じでした
 「どこでバラして止血すれば良いか解っていれば、死なないどころか細切れになっても動ける」なんて普通思いついても実行しようとしねーよ!
 自分にもその知識と好奇心を実践できてしまうのがその狂気を際立ててますよね

 
 その後は原作だと割とするっと繋がってたんですけど、アニメでは解りやすさのためもあってか縫合するシーンが追加されてました
 結果的に「医療技術がとんでもない」感が増してるのでいい感じですね
 
 
 【オアシス】のスタンドパラメータ。
 思うんですけど、着るタイプのスタンドの「破壊力」「スピード」って着た時の本体の数値ってことでいいんでしょうかね?
 地中を泳ぐイメージが強くはあるんですけど、「ブしゅン☆ ブしゅン☆」みたいに「物質のドロ化」が意外と汎用性が高い能力だったりもします

 
 名前の由来はイングランドのロックバンド、OASISから。

 
「やったッ! 見せろッ! 表情をッ! わたしに絶望の表情をッ!」
 
「よお──く見せるんだッ! 希望が尽きて……命を終える瞬間の顔をッ!」

「絶望をわたしの方に向けながら落下していけええええええええええ」
「うわははははははははははははははははははははははは」


 
「あぼっ」「うぎっ」


 この「敵が勝ち誇って最高潮になった瞬間に逆転の一手が決まる」ってのがやっぱり『ジョジョ』のシリーズ通しての魅力だよなァァーッ!
 スーパーフライ戦(4部)やミセス・ロビンスン戦(7部)辺りも大好きでさー
 それでいてチョコラータの「勝ち誇り方」が喜色満面の高笑いなのもそのカタルシスを高めていて特に好きなんですよここ

 
 
 
 
 
 
 原作最長の「7ページ半無駄無駄ラッシュ」はよくぞここまでやってくれたッ! 君の命がけの作画ッ! 僕は『敬意』を表するッ!って感じです
 効果音も細かく変えているのが、ページによって「ドゴドゴ」だったり「ドンドン」だったりする違いを表現していますねー
 「WRYYYYYYYYYYYYYYYYYY」の時の機関銃みたいな音すき

 
 ラストの「無駄ァアアアアア」の爽快感がキモチイイ……
 殴った後の勢いで拳を振りかぶる形になっているのが良いんですよねこの構図

 
 何よりわざわざ「無駄無駄原画チーム」を組んで作画したとかこいつすげえ情熱だぜ?
 視聴者の「ここは見せ所だな」のポイントを解ってるこの感じがたまらないです

 
 原作だと何気なく読んでたセッコの留守録パート、かなり演出強調してて笑っちゃいました
 来週の「くそチョコラータ」との落差を出す為かな

 
 「謎の男」の観察を早めに出しておいて今週は〆。
 これ来週あたりいよいよ顔出しあるかな あるかな(五部ナレフ登場シーン大好き侍)

 
 次回、Episodio32「グリーン・ディとオアシス そのB」

ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風 Episodio30 「グリーン・デイとオアシス その@」 感想

May 20 [Mon], 2019, 15:17
 注:以降ネタバレ有り

 今週は原作の『グリーン・ディとオアシス その@』の途中から、『グリーン・ディとオアシス そのD』まで。

 
 「よしよし」は流石の再現力でした
 ほんと良い年したオッサン二人がこういう狂気じみたやり取りを見せるのが面白いんですよね……

 
 「小指が赤い糸で結ばれてるコンビか、チクショウ」と評されたように、改めて「岩石をドロ化する」オアシスと「低い位置に下がるとカビが生え侵食される」グリーン・デイによる能力の組み合わせによる攻撃が恐ろしいなと
 スクティツやプロペシのようにコンビで襲ってきた敵は何度かいましたが、ここまでお互いの能力の組み合わせの相性が良すぎる相手は他に無いですから

 
 【グリーン・ディ】のスタンドパラメータ。
 条件に応じて発動!のため精密動作性は低いながら、成長性まで含めてほぼAなのが何気にやばすぎるなと
 チョコラータの「好奇心」という精神的なハングリーさが強いからこそここまでの強力能力になってるんですよね
 
 
 名前の由来はアメリカのパンク・ロックバンド、Green Dayから。

 
 
 作中でセッコが言及して「まさか」と思わせてからジョルノが「ブチャラティは既に死んでいた」と気づく流れはやはり見事だなと思わせてくれます
 ブチャラティがここまで動き続けられたの、序盤に「生命エネルギー」を直接入れられたのが関係してるのかな?と思ったり(多分荒木先生はそこまで考えてない)
 屍生人を作ってきたDIOと同じように生ける屍をジョルノが作ってしまうというのもなかなか皮肉ですよね

 
 しかしまあここの五部後期絵柄の再現度の高さよ! 
 美麗で芸術度の高い原作の絵柄をここまでアニメで再現できるとはといった感じです
 四部アニメとか結構アレンジ利かせて絵として動かしやすくする方に舵とってましたしね

 
 
 【グリーン・ディ】の能力でローマ市民が次々と崩れ去っていくシーンはお気に入りなので見られて良かったです
 バイクで坂道を下っていったら下半身から無くなっていくライダーとかあれバイクのスピードがついてるから余計に怖いよなあって
 
 
 対戦カードが決まったところで〆!なのは切れ目としてもちょうど良かったんじゃないでしょうか
 次回は「国語の教師かオメーはよォォ〜〜」「7ページ半無駄無駄ラッシュ」が楽しみでもう待ちきれないよ! 早く出してくれ!(惨劇フラグ)

 
 次回、Episodio31「グリーン・ディとオアシス そのA」

ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風 Episodio29 「目的地はローマ! コロッセオ」 感想

May 13 [Mon], 2019, 1:14
 注:以降ネタバレ有り

 今週は原作の『プロント(もしもし)! 通話中』から、『グリーン・ディとオアシス その@』の途中まで。

 「プロント(もしもし)! 通話中」
 「護衛チームとドッピオ、それぞれが『通話』によってローマに集結する」
 って意味で結構好きなサブタイなんで使ってほしかったですけどねー

 
 
 謎の男(一体何ナレフなんだ)によるスタンドの矢の起源についての解説は小松さんがじっくり語ることで魅せてきたなと
 この「矢を作った存在」って勝手にカーズ様で脳内補完してたけどどうなんでしょうね?

 
 スタクルメンバーのシルエットを出すことで解る人には解る!なの良いですねえ!

 
 流石に「このメスがッ!」「このガキがッ!」に修正されてました
 まあ冷静に考えたらひでェー罵倒ですよねェ

 
 ここでアイスの雫が垂れているのは……「血の雫」を示唆してるんスかねえ……(深読み)

 
 【キング・クリムゾン】の能力、【エピタフ(墓碑銘)】についての解説。
 劇中ではボスが貸し与えた能力、とドッピオに思い込ませていましたが、肉体は同じなので結局のところキンクリの能力を表出させているだけなのかなと

 「スタンドは精神の発露」を踏まえると
 「キンクリはディアボロ、エピタフはドッピオの精神から産まれた」
 という可能性もありますけどネ

 名前の由来は『クリムゾン・キングの宮殿』の三曲目、"Epitaph including March For No Reason and Tomorrow And Tomorrow"から。
 こういう「関連した能力がアーティストで統一されている」の良いですよね……(全部QUEENの楽曲の吉良の能力とか)

 
 原作だとディアボロがドッピオに語っていたチョコラータのプロフィールは大川さんのナレーションになってました
 医師時代のチョコラータ、私服のセンスが荒木イズムだから(当たり前だろ)逆に違和感ありますよね……(苦笑)

 
 
 「介護のボランティアと称して死を観察するために老人を次々自殺に追い込んだ」がかなりサイコ!で好きな設定なのでオリジナルカットありは嬉しいですね
 しっかし画太郎先生のババアみてえな顔してんな……(ド直球不謹慎)

 
 セッコの声がKENNさんなのはたまげました
 遊戯王GXが大好きだったからもう十代!ってイメージが強すぎて……
 「国語の教師かオメェーはよォォ〜〜」をどう演ってくるのか楽しみですねー

 
 
 
 【グリーン・ディ】の能力描写は「気づいたら攻撃を受けていてやべェーことになっている」を効果的に演出できるので大好きです
 「ズボンのチャック……遠すぎんだよ……」のところとか観察しているミスタ達の反応も含めて良いですよね
 まだ今回は序盤も序盤なので、次回以降の能力に対処しつつの戦闘、印象的な市民虐殺シーンなどに期待したいです
 
 
 次回、Episodio30「グリーン・ディとオアシス その@」

ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風 Episodio28 「今にも落ちて来そうな空の下で」 感想

April 29 [Mon], 2019, 7:28
 注:以降ネタバレ有り

 今週は原作の『キング・クリムゾン V.S. メタリカ そのD』から、『今にも落ちて来そうな空の下で』まで。

 
 
 
 最期に一矢報いようとするもキンクリの圧倒的な能力の前に敗れるリゾットは虚しいですね……
 エアロスミスを利用してボスを攻撃するつもりが自分を撃ち殺して止めを刺す結果になったのがなんとも
 ここで暗チ全滅なんですけど、本筋が怒涛の展開になっていくせいであまり感傷みたいな感じが無いのも無常感ある

 
 流石に「行くぞオアア」「こっちこっちオアアアーッ」は強調しすぎるとギャグになるからかガヤでこそっと言ってる感じでしたね……
 静ジョでヘビーウェザーの跡地に入ってきたレスキュー隊員が「こっちこっちオアアアーッ」つってるのすき

 
 
 
 ブチャラティ、リゾットと善戦した相手が多かった中で、このたった一瞬でボスがアバッキオを始末してしまうのはその強キャラ感を高めているなと
 主人公チームのメインキャラでもあっさり死んでしまう、ってのが荒木先生のドライさとそこからの作劇の上手さを示していて好きなんですよね……(アヴドゥルの最期とか)
 
 
 【ムーディー・ブルース】のスタンドパラメータ。
 ここでパラメータ入れるのはずるい……
 戦闘に特化した能力ではないながら、ペリーコロさんのメッセージ、サルディニアへの飛行機、そして最期のデスマスクと大活躍でしたねえ

 
 名前の由来はイングランドのプログレロックバンド、The Moody Bluesから。
 
 
 「そうだな……。わたしは『結果』だけを求めてはいない。『結果』だけを求めていると、人は近道をしたがるものだ……」
 「近道した時『真実』を見失うかもしれない。やる気もしだいに失せていく」

 
 「大切なのは、『真実に向かおうとする意志』だと思っている」

 「向かおうとする意思さえあれば、例え今回は犯人が逃げたとしても、いつかはたどり着くだろう? 向かっているわけだからな。……違うかい?」


 この一連の流れは『ジョジョ』の人生哲学の中でも一二を争う真理だと思います
 結果だけを追い求めてその過程でどんな非道な事でもやる人間は「悪」であるというのはDIOの「過程や方法なぞ……どうでもよいのだァーッ」でも証明されていますしね
 すぐには結果が出なくても追い求め続ければ『真実』に辿り着ける。
 過程をすっ飛ばし結果だけを享受するボスの能力と信条へのアンチテーゼにもなっているのが素晴らしいです

 
 ここで死後の世界のアバッキオの描写から、一気にアバッキオの死を確認する仲間達のシーンに引き戻すの本当に神演出だなと思います
 「仲間が死んだことを認めたく無くてカラ元気で振舞ったり、取り乱して仲間に『目を覚ますよな』と言ったりする」ってシーンが好きなのでナランチャが本当に良い働きをしてくれるんですよね
 「おいてくなんてオレはヤダよォォォォォォォ」で声出して泣いたわ……

 
 このデスマスクいつ見てもほんと似てねえな!と
 実のところポルナレフとの接触のきっかけに過ぎないからかアニメでもあまり寄せてなかったですね
 
 
 ここでアバッキオがかけらを握っていたの、
 「ジョルノの能力なら生命を与えてデスマスクを見つけ出せる」
 という信頼を最期に見せたのだと考えると激エモいんスよね……

 
 アニオリでアバッキオの最期の場所に花を咲かせる演出があったのもディモールト・ベネ!でした
 ここのシーンは葬る間もなかった原作への補完と同時に、ジョルノがボスにやられたナランチャに手向けとして花を咲かせるシーンも補強しているんですよね……

 
 「アバッキオ、おまえはりっぱにやったのだ」
 「そしておまえの真実に『向かおうとする意志』は、あとの者たちが感じとってくれているさ」
 「大切なのは……そこなんだからな……」


 原作でも素晴らしい回だと思ってはいましたが、まさかここまで泣かされるとは思っていませんでした
 アニメだとリアルタイムで半年以上キャラクターと付き合っているからというのもあるかも知れませんネ
 ナランチャのあのあっけない最期もしっかり演出してくれそうです
 
 
 次回、特別番組「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風 destino」
 またまた総集編。
 まあ四部の糞作画見せられるよりは良いんですけどこれで三回目ッスよ……
 ゲスコンビ戦はじっくりやって欲しいんですけどねー

ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風 Episodio27 「キング・クリムゾン VS. メタリカ」 感想

April 22 [Mon], 2019, 0:25
 注:以降ネタバレ有り

 今週は原作の『キング・クリムゾン V.S. メタリカ その@』の途中から、『キング・クリムゾン V.S. メタリカ そのC』まで。
 
 
 このハサミのところ、動きがついたら「あだだだ痛い痛い!!」って感じにマジに痛そうで……
 スプラッタホラー見てる時みたいな感じでしたわ

 
 【メタリカ】のスタンドパラメータ。
 傷口に蠢く無数の群体とかマゴットセラピーかよ!と思いますが荒木先生曰くモチーフは『ムーミン』のニョロニョロだそうです
 暗殺チームのリーダーながらそのビジョンは他のメンバーに比べると地味! しかし暗殺においては「生きている限り相手に避けようが無い」「砂鉄で保護色を纏える隠密性」という点で確実!というのが良いですよね

 
 名前の由来はアメリカのヘヴィー・メタルバンド、METALLICAから。

 
 
 アニオリで「保護が遅かったら拉致されていた」の辺りに相当する暗チの家探しを入れることで、みんな死んでるからその喪失感がすげーなって
 リゾットが勝っても、もう彼以外チームのメンバーは誰もいないから虚しいだけなんですよね

 
 黄色い血は原作だと黒ベタからトーンに変えることで見事にその変化と危機感を表現していたんですが、アニメだと「色」でより解りやすいなと
 こういう「漫画とアニメという媒体の違い」による演出を見るの楽しいですね

 
 
 リゾットが撃たれるところの「え」って感じの唐突かつ意外、という雰囲気の出し方がとても良かったです
 「勝ったと思った瞬間敗北する」ってのはジョジョの黄金パターンですが、主人公チームから見て敵同士の戦いでそれがあるのがオンリーワンですよねここは

 
 予知能力のバトルに於いて「予知を読み違える」ってオインゴの承太郎、「ウォズの下に来た」みたいに敗北パターンに繋がることが多いんですけど、ここで「読み違えていた、まだ死ぬわけでは無い」となるのがボスのボスたる所以だなと
 そもそもナランチャの攻撃で勝敗が決した辺りからして、「追って来る敵さえ自らの『絶頂』の為に利用する」という点でボスの強かさを物語っているのではないでしょうか 

 
 次回、Episodio28「今にも落ちて来そうな空の下で」

ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風 Episodio26 「ほんの少し昔の物語〜ぼくの名はドッピオ〜」 感想

April 15 [Mon], 2019, 0:00
 注:以降ネタバレ有り

 今週は原作の『ほんの少し昔の物語』の冒頭を前倒しにしつつ、『サルディニア島嵐警報!』から、『キング・クリムゾン V.S. メタリカ その@』の途中まで。

 
 
 ディアボロの出生に関しては原作のナレーションをうまく台詞に落とし込んでいるのがかなり良い構成でした
 「膝の裏で育つフジツボ」とかそーそーあったなー!って感じで

 
 元々幼少期のボスは「臆病でドンくさいやつ」とは言われていましたが「ドッピオが元々の主人格」とアニオリで描いてきたのはおもしれーなー!と
 出生シーンでよく見るとまばたきで瞳の色が変わってるんで、「産まれた時から二つの人格があった」って可能性もあるんですけどネ
 また、ドナテラのキャラ付けもアニオリですが「美しくないものとくさい男は嫌い」「フランスの硬水の炭酸水がいい」と逆算的にトリッシュの性格はこの人からか、と思わせる感じにしたのも無駄がないですね

 
 この母親が生き埋めにされてたのどういうことだったんだろう、といつも思います
 サイコホラー的な恐怖演出なんだろうなとは思うんですけど、ドッピオ(ディアボロ)の母への偏愛と考えるとそのヤバさが際立つなとも

 
 
 ドッピオからディアボロへの人格の切り替わりは目の演出もあってかなりインパクト大!なのが良かったです
 ここら辺から初見の人にも「ドッピオ=ボス」なのが解ってくるシーンですしね
 豹変して
 くそやかましいぞ‼ さわってんじゃあねえーッ、見てどおすんだよ、あああ‼ これからおっ死ぬてめーがよォォォォォーーッ
 のコマが大好きなんで再現度がすげえ!

 
 
 この「これはオレの手でしたァぁぁぁ」が大好きなモブ惨殺シーンなんですけど、
 
 
 
 カット割りによって
 「ドッピオの手を見ていたと思ったらいつの間にか自分の腕を!」
 が違和感なく入って来るのは素晴らしかったです

 
 タクシーでボられるドッピオも好きなんですけど、ここはちょっと尺足らずでしたねー
 和やかに接していた運転手が豹変して
 「見たのか? イジったとこオメー見たのか、証拠あんのか?」
 「おいおいおいおいおいおい、自分の勘違いかも……とはこれっぽっちも考えもしねーで、なんの証拠もないのにこのオレを雲助あつかいしよおって、てめーはこういうわけかっ」

 って因縁つけてくんのマジに荒木先生のチンピラ台詞の真骨頂!って感じなんスよ!
 そこらへん結構削っちゃったのは残念

 
 「とぉるるるるるる」は二重人格のスイッチとして面白い設定なんですけど、動きと声で狂人度合いマシマシなの良いなーって
 
 
 この「【エアロスミス】の音が聞こえたからお前はスタンド使いだ」っての、こういう能力者同士の読み合いから来る「戦いの前段階」が面白いのでエアロスミスをカット割りで入れながらの演出がンギモッヂイイイイイイ!!と
 
 
 
 【メタリカ】の攻撃の「イタそう」感もかなりいい感じでした
 「カミソリを大量に嘔吐する」「頬と口の中から無数の針が飛び出す」とかなんでこんなエグい技思いつくんスか!って思いますよね
 カミソリ嘔吐は想像してたより勢い良く吹き出すんだな、と

 
 次回、Episodio27「キング・クリムゾン VS. メタリカ」

ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風 Episodio25 「スパイス・ガール」 感想

April 08 [Mon], 2019, 0:00
 注:以降ネタバレ有り

 今週は原作の『ノトーリアスB・I・G そのD』から、『スパイス・ガール そのA』まで。

 
 初登場シーンでグレイトフルデッド戦同様の手形が出てくるの、原作にもあったんですけどより解りやすくなってました
 いやでもこんなモンスター然とした手形じゃねえだろお?とはちょっとだけ

 
 
 【スパイス・ガール】が自我があって本体と会話できるスタンドなの、考えてみると父親の「二重人格」からの遺伝なのかなあ……と
  
 
 
 でもこの
 「テメェーッ、サッサトあの世ヘイキヤガレエエエエエエコノクソガアアアアアア」
 「イツマデモコノ世ニヘバリ付イテンジャネエエーーッ」

 は間違いなくトリッシュの内にある暴力性だろ!とは思いますね

 
 
 この時計を柔らかくするシーンでサルヴァドール・ダリの「記憶の固執」を意識した演出をカットしたのマジかお前! マジにやってんのかァァ〜〜ッ!?と
 エニグマのエッシャーみたいに有名な絵画の要素まで取り入れる! ルーブル美術館とコラボまでしちゃう!と、漫画をとことんまで芸術の域に高めるのが『ジョジョ』の良さでしょと思う訳なんですよ
 
 
 【スパイス・ガール】のスタンドパラメータ。
 デザイン的に格子模様だったりで【キング・クリムゾン】との血縁からの類似性もあるんですよね

 
 名前の由来はイギリスのアイドルグループ、Spice Girlsから。
 ラッシュはその代表的な楽曲、"Wannabe"からですね
 爽やかかつ「強い女」って感じのイメージが伝わってくる、ジョジョの名前の由来になった系の曲でもかなりのお気に入りだったりします
 是非一度聴いて頂きたい……!

 
 ここで覚悟を決めて「ゆっくり動くなんてスットロい事やってたら、いずれ追いつかれるわよどっちみち!」と叫ぶのま〜〜じでカッコいいなァァーーッ!!
 バトルヒロイン、という概念でも荒木先生の描く「強い女」に勝るものは無いと思うんですが、このトリッシュのカッコ良さがそのまま六部の徐倫のタフネスさへと受け継がれていくんですよね
 
 
 
 スパイス・ガールはこの一回がメイン戦闘で最終決戦だとほぼサブキャラでしたが、それ故にアニオリで指振りなどを追加してカッコ良さと見せ場マシマシにしてたなって
 ここで「アリーヴェデルチ(さよならよ)」って言うブチャトリしんどい 無理(語彙力欠如女子) 

 
 次回、Episodio26「ほんの少し昔の物語〜ぼくの名はドッピオ〜」
プロフィール
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特撮・アニメ好き。SSも書いてたりする。
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