ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風 Episodio35 「鎮魂歌(レクイエム)は静かに奏でられる そのA」 感想

June 24 [Mon], 2019, 0:12
 注:以降ネタバレ有り

 今週は原作の『鎮魂歌(レクイエム)は静かに奏でられる そのC』から、『鎮魂歌(レクイエム)は静かに奏でられる そのF』の途中までを、一部カットとアニオリ入れつつ。

 
 
 スパイスガールほんと初登場とここぐらいしか活躍しねえの勿体ないなって
 この「銃弾を柔らかくすることで致命傷を防ぐ」とかめっちゃうまい使い方じゃないッスかぁ
 何気にお互いレクイエムの影響でパワーアップしているとは言え、ピストルズの銃弾の速度に反応できてるのも凄い成長ですよ

 
「俺……ネアポリスへ帰ったら学校行くよ。アツアツのピッツアも食いてえ! ナラの薪で焼いた故郷の本物のマルガリータだ! ボルチーニ茸も乗っけてもらおう!」

 
「そんで……もしフーゴのヤツに会えたら、頭悪いってまた馬鹿にされんのも結構いいかもな」

 
「アバッキオはいなくなっちまったけど……」


 まーお手本のような死亡フラグなんですけど、この頃当然そんな言葉も概念も無いんでご愛嬌
 むしろこういう展開から00年代のインターネッツで体系化されたのがそれな訳じゃん?
 
 「他のヤツ」から「フーゴ」に変えたのはチームの絆を描く上ではベネ!なんですが、
 「チームの仲間だけでなく、色々な人と関わって広い世界に出てみる決意をした」
 ということが解る台詞でもあるので実は100%肯定はできないッスね

 
 この「気づいた時にはナランチャは惨殺されていたッ!!」ってのがホラー感を高めるとともに、仮にも主人公チームのメインキャラがジョルノの言の通り「あまりにもあっけなさすぎる」死に方をするという点で好きなわけです
 三部のアヴドゥルや六部の承太郎の最期、七部ジャイロ絶命の瞬間みたいに、「最期の言葉もドラマチックな演出も無くメインキャラが死ぬ」ってのは定石になってますしね……
 ここら辺はホル・ホースの
 
 
「ま! 人生の終わりってのはたいてーの場合、あっけない幕切れよのォー。さよならの一言もなく死んでいくのが普通なんだろーねえー」
「ヒヒ……。悟ったよーなことをゆーよーだがよォ〜」


 に全てが凝縮されているような気がします
 
 
 
 
 それでもあのジョルノが涙し、最期の言葉に返すかのように「君を必ず故郷に連れて帰る」と宣言して決戦に向かうことでナランチャの如く「おいていくなんてオレたちはヤダよオオオおお」となった視聴者の心を幾ばくか救ってくれるんですよね
 花で包むのは原作通りながら、アニメではアバッキオにも一度施したことで説得力が増した気がします

 
 つーかフーゴがアニオリで出てくるとか思わなかったから純粋にビックラこいちまいましたよォォ〜〜!
 ナランチャの死に対してこうやって登場させてくれる辺り、本編のラストでも何かしらの形で登場しそうなのも楽しみになってきます
 しかしこの「何かを感じ取ったけどそれが何かは解らない」って感じのカットめちゃくちゃ良いな……

 
 あと二重人格のシーンでビリー・ミリガン(実在した多重人格の犯罪者)の名前が出てくるの結構好きなんですけど冗長だからかカットされてました
 バキでもノムラとガイアの人格のスイッチの際に描かれたりと、「事実は小説よりも奇なり」の好例だからかちょくちょく見ますよね

 
 【シルバーチャリオッツ】のスタンドパラメータ。
 アイキャッチの"Go-WAYS! Gio! Gio!"が無く静かに切り出されるのはナランチャの死後だからでしょうか
 本体の欠損がそのままスタンドのビジョンにも反映されているのが、本当あの三部の戦いを生き残ってきた後だけに「嘘だろ……」ってなるんですわ
 
 
 ミスタに撃たれる警官と入れ替わった悪人のところは序盤の一人語りをカットしてテンポよくなってました
 しかしこれ元に戻った後がカワイソすぎるんだよな……
 

 いよいよ五部アニメも終わりが見えてきて寂しくなります
 六部はまた一、二年後でしょうか
 取り敢えずアニメから五部ハマってくれたオブツ君は五部好きなら七部読んで! 五部好きならハマると思うわ!(私信)
 大河的な流れやセルフオマージュがあったりするから一部〜八部の順で読むのがセオリーではあると思いますが、それぞれが独特の作風を持つから好きな部だけ読むのも全然アリだよねえと思うんスよ
 特に五部と七部は単体で完結してる要素強いからそれ単体で好きって意見も「全『部』」好きなおれでもめっちゃわかるわ

 
 次回、Episodio36「ディアボロ浮上」
  • URL:https://yaplog.jp/dokintei0713/archive/1111
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>えるしゃーる・れいとんさん

 すいません! お返事遅れて申し訳ないです!
 
 「他のヤツ」はやっぱ狭いコミュニティからの脱却を端的に示す良い台詞なんですよね……
 ポルナレフの「物事を広く見なきゃいけねーぜ」に通ずるものがあります

 結局のところ「ドラマチックな死」ってのはストーリー上の盛り上がりみたいなのはあっても「リアリティ」という面でいささか「作り物っぽさ」が垣間見えてしまうので、荒木先生はそこでリアリティの方を追求したっつーのがまあ見方としては最適解なのかなとも
July 04 [Thu], 2019, 1:18
えるしゃーる・れいとん
「フーゴのヤツ」もいいけど、やっぱり僕も「他のヤツ」という表現の方が好きですね。
スタンドや戦いとは縁のない人達と関わりたいっていう想いは素敵だと思うし。

ホル・ホースの台詞はやっぱり頭に強く刻み込まれてしまいます。
僕が知ってる他のアニメだとモンスターハンターストーリーズのヴラウおばさんというキャラの最期もあっけないけど衝撃的で物語のターニングポイントになってたなぁって思って、やはり劇的に死ぬよりも突然死ぬ方がホル・ホースの言う通り普通なのかなと感じてしまいます。

フーゴのアニオリで僕ただでさえ泣いていたのに更に泣いてしまいました。
フーゴにはナランチャの事をいつまでも忘れないでほしいって思いました。
June 25 [Tue], 2019, 22:38
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