ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風 Episodio24 「ノトーリアス・B・I・G(ビッグ)」 感想 

April 01 [Mon], 2019, 12:12
 注:以降ネタバレ有り

 今週は原作の『フライト・コードなし! サルディニアへ向かえ』から、『ノトーリアスB・I・G そのC』まで。

 
 空港で飛行機を奪うやり取りはまるっとカット。
 ストーリー的には無くても成立するんですが、ブチャラティが一般人相手に「ギャング」してる貴重なシーンでもあるので見たかった……!

 
 【ムーディー・ブルース】のリプレイで飛行機を操縦するのは能力の戦闘以外への応用で好きなシーンだったりします
 「INSって装置があるって映画で見た」「テレビだと〜〜」って台詞で、何気に「過去を映像の如く再生する」って能力の根拠になるアバッキオの性格描写のシーンでもあるんですよここ

 
 カルネ
 劇中だと一切言葉を発しなかったからかマジに「死ぬためだけに出てきたやつ」ってイメージしか無い人です
 よく「死んだら発動する能力なんて奴がよく親衛隊にまでなれたな」と言われますが、【チープ・トリック】の乙雅三のように本体がなんとなく本能的にスタンドの真価を感じ取っていたんじゃないですかね

 
 あと本体が死ぬ前にも一応スタンド像が登場していたりするので、死ぬ前は【エボニーデビル】みたいに「恨みで強くなる近距離パワー型スタンド」だった可能性もあるんじゃない?と

 
 この回はホラーテイストを取り入れている『ジョジョ』の中でも屈指のホラー回なので、じわじわと得体の知れないものが迫って来る空気感の再現が素晴らしかったです
 この冷蔵庫の指ほんとなんだったんだろなあ

 
 
 
 気づいたら不気味な落書きが、ってのはちょっとヴァニラ・アイス戦を彷彿とさせますよね
 「文字の恐ろしさ」っていうのが私凄く好きなんですよ……
 四部アニメの「岸辺ロハンも殺された」が一文字ずつ映る演出で恐怖の鳥肌立ったからね
 横溝正史の小説がマイフェイバリットなのも「おお! 血! 血! 血だ!」などの「文字だけで人を恐怖させる」感覚がたまらないからだったり

 
 【ノトーリアス・B・I・G】のパラメータはまだ本体、名前ともにシークレット状態に。
 パラメータ「∞」が3つもあるだけでかなり規格外のスタンドだということが伝わって来るのではないでしょうか

 
 名前の由来はアメリカのラッパー、The Notorious B.I.G.から。
 ビギーって五部の連載中にカルネ同様に「射殺」されてるんですよね……

 
 
 
 この一段落したと思ったら窓にビタン!も「静から動への転換による恐怖感」をわかってんなー!って感じで
 こればっかりはアニメでないとその空気感が100%伝わらないですから……
 原作の「静のコマ」からページをめくると一ページブチ抜きで敵スタンドが!なのもかなり演出としては上手いんですが……

 
 次回、Episodio25「スパイス・ガール」

仮面ライダージオウ EP29 「ブレイド・ジョーカー!?2019」 感想 

March 31 [Sun], 2019, 20:18
 注:以降ネタバレ有り

 ブレイド編ながら海東の登場でディケイド強火オタクにも嬉しい29話。
 原典ディケイドでもブレイドの世界で顔見せだったんですけど狙ってるんでしょうか

 
 そもそも「本格登場が朝ごはんを作っての登場」ってのも原典10話そっくりですしね
 おじさんが「……僕の作ったのより?」って静かにキレてたら役満だった

 
 
 ディエンドとしても士同様に「二期ライダーの召喚」でパワーアップして帰ってきた、感が解りやすいです
 騎士系ライダーでナイトとバロンは解るんですけど(ブレイブも入れてやれよ)、「機動力」でアクセルとバースはバースの存在が「?」でしたね
 カッターウイングで機動力か、と思ったら使わないですし……
 
 
 とうとう「普通の高校生」ですらなくなったわけなんですけど、次あたりウォズから「普通の青年」とか呼ばれるんでしょうか
 王を目指して高卒無職な時点で普通じゃあねーよッ!

 
 ウォズがかつてレジスタンスの隊長だった設定は結構重いな!って
 裏切ってゲイツ達に大打撃を、ってそれよく今まであんな軽い感じのやり取りで済ませてたなと思うわけですよ

 
 栗原天音
 こういうサブキャラ枠の再登場は地味に嬉しい……!
 梶原さんはWやフォーゼにも出ていましたけど、天音ちゃんとしての客演は初ですしね
 ハカランダはセットではなく『キッチンカフェ クランボン』さんの店内をそのままお借りして撮影しているので雰囲気もばっちりでした

 
 
 アナザーブレイド
 何気に初の女性アナザーライダーになりましたね……
 「始と出逢ってはいけない」剣崎ことブレイドのアナザーが「始に出逢いたい」天音ちゃんなのすっげーシニカルぅ〜〜……!

 
 
 相川始/仮面ライダーカリス
 「その子に手を出すな」はやはり劇場版オマージュでしょうか
 流石に森本さん口元がちょっと老けてきましたねえ
 天音ちゃんの下を去っている設定も劇場版っぽいな

 
 
 剣崎一真/仮面ライダー剣
 割と突然登場したうえにろくすっぽ会話も無しに戦闘が始まるのは序盤のごたごたしてた頃のブレイドという作品そのものを思い出します
 来週はソウゴとどう絡むのかが楽しみなポイント
  
 
 
 この剣崎の変身シーンで1話の飛んで巻きつく演出を再現しているのが好きですね……
 
 
 次回、EP30「2019:トリニティはじめました!」

ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風 Episodio23 「クラッシュとトーキング・ヘッド」 感想 

March 25 [Mon], 2019, 0:00
 注:以降ネタバレ有り

 今週は原作の『クラッシュとトーキング・ヘッド そのC』から、『クラッシュとトーキング・ヘッド そのF』まで。

 
 
 幕間として入れられたおさわりの手つきがいやらしくてやっぱできてんだろこいつら!と
 
 
 「撃てねえーんなら撃てねぇーで殺る方法はある」でプロペラの方で攻撃するの、ナランチャほんと危機的状況での機転の利き方半端ないなって
 読者の側にも「【エアロスミス】の攻撃方法は機銃」と思い込みが出来ているので、「ああーそういうのアリか!」となるんですよ

 
 【トーキング・ヘッド】のスタンドパラメータ。
 単体での戦闘には向かないスタンドですが、今回の「敵チームを撹乱する」という使い方のほかにも「交渉相手や公人の言質を取らせる」という対外交渉などにも使えるのではないかなと

 
 名前の由来はアメリカのロックバンド、Talking Headsから。
 
 
 
 やはり「スタンドの本体探し」はシチュエーションだけでわくわさせてくれます
 主人公サイドと敵サイドのそれぞれの精神的駆け引きが活きる展開ですからね
 このエピソードの場合は「ナランチャはスクアーロを探している!」と敵サイドと読者に思わせてからティッツァーノの方で探し当てた!っていう流れはミステリの視点逸らしのテクニックが活かされていて面白いんですよね

 
 
 五部は基本的にギャングの命の取り合いなので互いに覚悟を決めていることが多いんですが、喉に食らいつかれても「これしきの事」と言ってのけるナランチャ、「水」を作る為に自らを差し出すティッツァーノといった具合に覚悟を互いに提示してくると燃えますね……
 
 
 それでいて「組織の命令と関係無しに、おまえのためにヤツを始末する」と個人の感情が上回ってしまった時点でスクアーロはギャングとして精神的に負けているというのが主人公サイドの勝つロジックとしても無駄がない!

 
 
 ボラボララッシュは期待以上の出来でした
 叫び過ぎず覚悟を決めた感じの落ちついた演技にしたのも評価点ですね

 
 次回、Episodio24「ノトーリアス・B・I・G(ビッグ)」

仮面ライダージオウ EP28 「オレたちのゴール2019」 感想 

March 24 [Sun], 2019, 15:42
 注:以降ネタバレ有り

 
 黒ウォズ、折角変身したのに販促期間終わってるからかいいとこ無しでしたね……
 ソウゴ側にメイン三人のライダーを集結させる展開優先だったとは思うんで今後に期待です

 
 ゲイツリバイブの負荷描写、仮にも新商品使うのにこんなやべーダメージ描写やっちゃっていいのか?と
 ここからダメージ設定をどう処理していくのかもストーリー上の課題ですね(なかったことになるのも平ラならありそうなのがまたアレ)

 
 士はまだまだ「ジオウの世界」の傍観者たる感じで本筋に関わってきそうです
 これ劇場版の敵がアナザーディケイドで「ジオウのディケイド編」をがっつりやるとかもありそうじゃないスか?

 
 つーかあの黒服の男、結局スウォルツだったんかい!と
 15話の感想「新キャラの可能性も」と予想しましたけど、考えるといつもあの変な服で印象付けてるだけにスウォルツでも十分意外性はありましたね

 
 
 アナザーライダー集合に対してすっかり出番の無くなったライダーアーマー使う流れは良かったです
 何気にアナザーフォーゼとアナザーファイズが同時に存在しているのも面白い

 
 
 サブタイに「オレたちのゴール」と入っていることからも解りますが、ソウゴとゲイツの二人の関係性が固まったというのはかなり大きいですよね
 真の王が決まるオーマの日やイメージ映像云々で進めておいてから「こいつは魔王にはならない、俺の友達だ」はずるい!

 
 飛流自身は改心したものの、意味ありげにアナザーウォッチが復活した辺りまだ一波乱ありそうですね
 今回のエピソードで「契約者は必ず同一でなくても良い」と提示したわけなので、これスウォルツ自身がアナザージオウになった上でオーマジオウになろうとしてるんじゃねーの?って

 
 海東は良い意味で変わってないな!と
 元々引っ掻き回す役が似合うので、次回以降ジオウにどんな波乱を巻き起こすのかも楽しみです
 ディケイド強火オタク的にはここまでディケイド優遇してもらえてほんとありがてえありがてえ……

 
 
 次回、EP29「ブレイド・ジョーカー!?2019」

ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風 Episodio22 「ガッツの『G』」 感想 

March 18 [Mon], 2019, 0:00
 注:以降ネタバレ有り

 今週は原作の『ガッツの「G」』から、『クラッシュとトーキング・ヘッド そのB』まで。

 
 「オレたちも補給しなきゃな……。『ガッツ』を」
 ぶっちゃけ『ガッツの「G」』ってサブタイはあの人文字のイラストに対するもので本編的な意味合いは無いと思うんですけど、印象的なだけに今回のサブタイにしてこうやって本編でちょっとだけ関連付けてきたかと
 ピストルズの「『ガッツ』ガ足リネェーンダヨォー!」が唐突過ぎてしこたま笑った

 
 
 新OPは「裏切者のレクイエム」
 今までのシリーズに無い荘厳な感じの曲調が運命論を軸とする五部に合います
 フーゴが足だけ映るところに一抹の寂しさを覚える……

 
 
 新EDは「Modern Crusaders」
 エニグマなら四部だろ!とは思いますが、EDの洋楽っていつもキャラの元ネタより雰囲気に合わせて選ばれているので……
 その四部は六部のサヴェジ・ガーデンでしたしね
 【ローリング・ストーンズ】の像を思い出すスタンドの像すき

 
 「そりゃ当然、動物がカワイソーって菜食ならよォ、スニーカーはいてリュックとか背負ってんだろーがよ」
 「うっへェー、そりゃスッゲ気合入ってるわッ! ババアになってもバスケの選手みてーなカッコするのかあ〜〜」


 菜食主義者についての会話は「慣れ親しんだキャラクターが何気ない日常の疑問を話題にする」ってところが面白いんですよね
 六部の「豚の逆はシャケ」もこの系譜かな(FFが自己のアイデンティティを確立させようとする作劇でもありますけど)

 
 
 ワイン飲んでひと呼吸入れてから参加するアバッキオでめっちゃ笑えます
 原作だと二コマ目から混ざってる感じだったところにこんな面白い行間入れてくるとは……!と
 ボコっちゃっても「あーやっちゃったな、ついでだから毒見させよ」なドライさがやっぱこいつらギャングなんだなと思わせてくれますね

 
 
 「スープの中に……サメがいるッ!」の緊迫感はやはり良いなと思います
 シアーハートアタックなどもそうですが、能力や条件が解ってもその対応を考えながらバトルしていくって流れが面白いんですよね
 
 
 
 そういうパターン的な話で観ていくと「一人だけ攻撃を受けているが、周りに伝わらない」というもどかしさの中で一人戦う【トーキング・ヘッド】の方もデス13やバイツァ・ダストで見られた手法だよなと
 パターンで分類できても、「前と被っていて面白くない」とはならないのがやっぱり名作の名作たる所以ですよ

 
 【クラッシュ】のスタンドパラメータ。
 水から水へのジャンプってドラえもんのジャンプ潜水艦だろォ?と思いますけど、殺意マシマシでどこから攻撃してくるのか解らないやべー敵になると恐ろしいですね
 水という身近にあるものの恐ろしさを描くの、仮面ライダー龍騎で鏡というありふれたものの恐ろしさを描いたのとシンパシー感じるんだよなァ
 
 
 名前の由来はイギリスのパンク・ロックバンド、The Crashから。

 
 スクアーロとティッツァーノ
 こいつらがコンビで襲ってくるの、暗殺チーム編からの流れで観ていくと「ソルジェラがもし生きていて襲ってきたら」というIFを重ねているようにも見えるわけです
 こいつらが「できてんじゃあないか?」ってぐらいのホモホモしいコンビなのもそれっぽい
 
 ティッツァーノの声はブラフォードからの続投でツダケンさん。
 フォーエバーと重ちーのかっぺーさん、ダービーとアバッキオの諏訪部さんと長期シリーズになって兼役も増えてきましたね

 
 「のぞいてくれッ!(のぞかないでくれ) ここをのぞいてくれよォォォォ(のぞかないでくれォォォォ)」のところでアバッキオに汚いと言われるの、
 「ションベンポットに入れてた奴には言われたくない」というツッコミを今回多数見て盲点だったなと(今まで気づかなかった)
 こうやって私のような原作既読者でも新規の人の視点からいろいろ気づかされるのがアニメの良いところですね
 
 
 次回、Episodio23「クラッシュとトーキング・ヘッド」
プロフィール
  • プロフィール画像
  • アイコン画像 ニックネーム:度近亭心恋
  • アイコン画像 性別:男性
  • アイコン画像 誕生日:1992年7月13日
  • アイコン画像 血液型:AB型
  • アイコン画像 現住所:福岡県
  • アイコン画像 職業:会社員
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特撮・アニメ好き。SSも書いてたりする。
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