「太宰治の辞書」北村薫

2015年07月22日(水) 0時11分
「太宰治の辞書」北村薫

編集の仕事に就く”私”は、
新潮社を訪れたことから
芥川、太宰を辿る旅を始める

円紫さんと私シリーズ その6

加納さんの書評





時間つぶしに地元よりもちょっと都会の本屋を歩いていると、、
この本を見つけ、、
あまりのうれしさにしばしニヤニヤしてしまった(笑)
何せあのシリーズ!歳を重ねた”私”
そして、
自分は、北村さんの住む隣町である故郷に戻ってきた!
いろいろなことで読む前から盛り上がる。


”私”は、編集者に、母になっていて、、
シリーズを通しての登場人物たち、正ちゃん、そして円紫さんも登場

なんといっても、
文学作品をめぐるちょっとした謎や祖語なんかから、、
深く様々なことを探っていく流れは、、
あまり詳しくない自分にも、とても楽しく、素敵に思える。

そして、正ちゃん、円紫さんに導かれて取り組む謎は、
”太宰が持っていた辞書は何だ?”
というもの

”私”というか、北村さんの、
「本」に対する広範な知識と愛情が伺えて、
なんとも楽しめた!
やっぱり、”私”は変わらず素敵で、
所帯じみた(笑)描写が少なかったのもよかったな


このシリーズ、また最初から読もうかな〜



★★★☆☆ 758


今は、「僕らはまだ、恋をしていない!U・V」中村航
「漆黒の王子」初野晴 、
「ハケンアニメ!」辻村深月
「仙台ぐらし」伊坂幸太郎 を読み終わり、
「ジャイロスコープ」伊坂幸太郎。


□円紫さんと私シリーズ

1 空飛ぶ馬 
2 夜の蝉 
3 秋の花 
4 六の宮の姫君 
5 朝霧 
6 太宰治の辞書




「八月の六日間」北村薫

2014年07月18日(金) 21時48分
「八月の六日間」北村薫

雑誌の編集をしている主人公は、
40を前にして、山歩きに魅せられる。

日常のあれこれや、過去のあれこれ、
がありながら、有給をとり、山へいく


HPアリ




もう、完全にノーマークで、
新宿の紀伊國屋で、
待ち合わせの時間をつぶしている時に発見

とにかく、そんな大きなことは起きない。
いろいろありながら、山へ登って、
そこでいろいろ出会う的な雰囲気。
そこに北村さんらしく、
本のあれこれとかの小ネタを絡めたりしてる

自分も山は好きだし、作中のルートも行ったことあるので、
単純にその雰囲気と山っていいよな!
ってところで、とても楽しく読めた

でも、HPの絶賛の声はなんかなーと思う
いいけども、
そこまで山の良さが詰まってる!って感じでもないし。
でも、女性が山大変だけど楽しいっていうのはリアルでいいかなー

凍結していた山へ行こう!計画を進めたくなった。

すでに、ターゲットは決めて、
あとは、ちょっと準備しないとってところ。
もちろん、作中の厳しいところなんて行かない!
軽く、山を楽しみたいのだ。



★★★☆☆ 718


今は、「代償」伊岡瞬 を読み終わり、
「サクラ咲く」辻村深月。


■■トラックバック先■■

苗坊さん  「苗坊の徒然日記




「元気でいてよ、R2−D2。」北村薫

2013年02月21日(木) 17時52分
「元気でいてよ、R2−D2。」北村薫

ちょっと、怖い?

マスカット・グリーン/腹中の恐怖
/微塵隠れのあっこちゃん/三つ、惚れられ
/よいしょ、よいしょ/元気でいてよ、R2−D2。
/さりさりさり/ざくろ

の8編の短編集。




久々の北村さん。
北村さんの前書きがあって、どんなものか?
と期待して読み始める。

全体的に、ぞぞぞって部分がある感じ。
ちょっとよく読まないとなのもあるかな〜
って、
オレが読みきれてないだけかもしれないけど。。

いくつか感想


「腹中の恐怖」

 ある女性から、またある女性への手紙。
 そこにはなんとも。。。

 一方的に書き連ねられる形が何ともキモチ悪い。。
 確かに、、妊娠中の女性には。。。

「三つ、惚れられ」

 後輩の女の子から、
 自分が好意を寄せられていると聞かされて。。 

 主人公の葛藤と苦悩が何とも楽しいが、、
 それが意図的に仕掛けられたものだとは。。。。

「さりさりさり」

 結婚した姉の家に泊まりにきたのだが、
 予定がつぶれて。。。

 最後の昔話はきっと、、なんだろうけど、、
 いろいろはっきりしない部分が怖い。。


やっぱり、北村さんはウマイな〜  
そろそろベッキーさんモノ読もうかな〜
2冊とも文庫化されてるようだし。



★★★☆☆ 668

今は、「光待つ場所へ」辻村深月。


■■トラックバック先■■

藍色さん  「粋な提案



「1950年のバックトス」北村薫

2010年10月20日(水) 18時17分
「1950年のバックトス」北村薫

1995年から2007年までに書かれた、
23編の短編集。










いやいや、さすが!

初めは、ちょっとホラー的な、、
なんか薄ら暗い雰囲気が続いて、
ちょっと古い文体調のもあったりして、
ラストらへんは、
いつもの感じでうならされちまった。

いくつか好きなの、、
と選んで感想書こうと思って読み返したら、
んーいくつかは選べない。
どれも、印象に残ってる。

でも、ひとつになら絞れる。


「ほたてステーキと鰻」

娘が大学に行きひとりになった牧子。
ひとりの寂しさと亡き親友を想う日々。


さらっと書かれる日常のエピソードに、
しっかりとした軸があって、無駄なものがないくらい、
いろんなことが自然に合わさっていく。

そこに挟まれる、グッとくる言葉。
イチバン好きなのは、
”人としての値打ち”のくだり、、、
こういうことをこういうふうに書かれたら、たまらん



桜庭さんの解説もいいな
そろそろ桜庭さんも読まないと!!



★★★☆☆ 501

今は、「名残り火」藤原伊織。


「紙魚家崩壊 九つの謎」北村薫

2010年05月06日(木) 19時57分
「紙魚家崩壊 九つの謎」北村薫

溶けていく/紙魚家崩壊/死と密室
/白い朝/サイコロ、コロコロ
/おにぎり、ぎりぎり/蝶/俺の席
新釈おとぎばなし

9編の短編集
ちょっと続きモノもアリ




なぜか読んでなかったコレ。

感想としては、、
北村さんの”ミステリー”に対する想いとか、
遊びゴコロ・楽しさは伝わってくるような気がするんだけど、
連作じゃないだけに、
ちょっと散漫な気がしてしまったかな〜
ミステリーマニアには、楽しい部分とかあったりするのかも?

いずれにしても、
オレが勝手に北村さんに求めている感じじゃなかったので、
残念だったなーーと勝手な感想。

読んでから時間経ってるのもあるけど、
これだ!
って印象に残ってるモノはないかな〜

記憶力ないなー
オレの脳は、主に何に使われてるんだろう(笑)



★★☆☆☆ 468

今は、「暗いところで待ち合わせ」乙一、
「1985年の奇跡」五十嵐貴久 を読み終わり、
「あのとき始まったことのすべて」中村航。
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 じゅん

 45/埼玉
 読書/雪山/ 

 



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