「スクープのたまご」大崎梢

2018年10月16日(火) 22時47分
「スクープのたまご」大崎梢

「週刊千石」事件班に異動となったのは、
事件記者には見えない2年目の日向子。。
いきなり記者の日々ははじまり、
女子高生探し、タレコミ受付、、、
記者としてのいろはを学んでいく


千石社シリーズ


あっという間に文庫化!
と思ったら、、2年経ってたのか。。。
どこかに売ってるだろと油断してたら、、、しすぎだ。。

新人記者の日向子を通して、
”週刊誌”がつくられる内側がみえたりする。
人の不幸を〜というような感覚もあったけども、
「週刊千石」に限っては、
そうでもないみたいだな〜と思わされたり(笑)

少しずつ関わってきた事柄が、
最後のスクープにつながっていく流れは、いい。
お仕事小説として、
真っ当に頑張る者に、成果が!ってのはスッキリする
やはり大崎さんは、いい。

さらに千石社モノは続くぽい。
そして、
プリティが多すぎる」がドラマ化とか!
楽しみ〜



★★★★☆ 878

今は、「ひまわり事件」荻原浩 を読み終わり、
「平成猿蟹合戦図」吉田修一。




「空色の小鳥」大崎梢

2018年08月28日(火) 0時10分
「空色の小鳥」大崎梢

亡き兄の隠し子を
資産家である実家に知らせないまま、
引き取ることにした、敏也

友人や恋人とともに、
4人の共同生活が始まって





なんとなく、久々に大崎さん。

亡き兄の子供を、余命短い母親から引き取るという、
一見やさしい展開の中に、
何か裏がありそうな、敏也。
当然、そこに”資産”が絡むのだろうけど、
一族での敏也の立場だとか過去だとかが絡んできたり。。。

また、結希と暮らしながら、子育てに奮闘するドタバタ感
と4人の共同生活の楽しさとか、
亜沙子の想いとか、イイ感じだな〜と
それに、
実家に知らせずに、という部分で起きる問題なんかが絡んで、
敏也は、どうするんだ?とかで読み進める

そして、、の結末のやさしい展開。
そうあって欲しいところに落としてくれる感触。いい。

大崎さん、他のも読まないとな〜



★★★★☆ 872

今は、「本性」伊岡瞬 を読み終わり、
「君の思い出が消えたとしても」才羽楽。




「プリティが多すぎる」大崎梢

2016年08月08日(月) 23時04分
「プリティが多すぎる」大崎梢

大手出版社勤務の意欲溢れる新米編集者新見
文芸部門への異動はかなわず、、
少女向けファッション誌の編集に。。。

無駄にきらびやかな世界に
なかなか慣れずにいたのだが。

千石社シリーズ




千石社ものを行ってみようと、これを

少女向けファッション誌に転属された新見
戸惑いながら、、数年間の我慢だとなんとかこなそうとする

多少、見下し気味だったものの、
関わるプロたちと接するうちにその思いは変化する
紙面をかざる少女モデルたちの境遇にも、
関わっていくことになるわけで、少女たちもプロ。

とにかく、何かを創り出そうとするプロたちのやりとりは、
何であってもグッとくるものがある
そういう部分を、
大崎さんは大切にしてくれるし、興味深く描いてくれる。

新見くんと同じように、
理解不能だったことも、これはこれで!って感じられたかな

よし!「スクープのたまご」もいくぞ!
と思ってたら、、
最近本屋で見なくなったんだよな〜
ネット購入かな



★★★★☆ 795


今は、「大事なことほど小声でささやく」森沢明夫
「夏美のホタル」森沢明夫 を読み終わり、
「家康、江戸を建てる」門井慶喜。




「クローバー・レイン」大崎梢

2016年06月06日(月) 1時11分
「クローバー・レイン」大崎梢

大手出版社に勤める編集者、彰彦は、
偶然訪れたイマイチぱっとしない作家の家で
まだ表に出ていない原稿をみつけ、
それを出版しなければと思うほどに感動する

大手出版社というしがらみの中で、
出版に向けて奮闘する彰彦


HPに短編アリ「花とリボン


またまたしばらくぶりな大崎さん。

本好きとしては、とても楽しい、
出版業界の中身を知れたりするし、
何よりも、プライドを持って仕事をするというのは
それが何であっても、ぐっとくるし、湧き上がってくるものがある

いい原稿をなんとしても出版させる!
という流れと、
家永と娘の関係と、彰彦自らと”伯父”との関係とか、
くっついてくる読ませどころも、またいい。

大崎さんの”本”に対する愛ある感じが、
にじみでまくってて、とにかく、とてもイイんだよな〜

今の「こんな本が読みたいな〜」って気分にマッチしていて、
いいタイミングだったな〜というのもある

千石社モノいこうかな〜
「プリティが多すぎる」と、
最近、「スクープのたまご」もあるのか〜
読むぞ!



★★★★★ 791


今は、「砕け散るところを見せてあげる」竹宮ゆゆこ。



「ようこそ授賞式の夕べに」大崎梢

2014年04月28日(月) 23時19分
「ようこそ授賞式の夕べに」大崎梢

書店大賞授賞式の日。
成風堂書店の杏子と多絵のもとに
福岡の書店員花乃から事件が持ち込まれる。。

同じ日、
井辻くんは、書店大賞事務局長の竹ノ内から
思わぬ話を聞くことになり。。。


成風堂書店事件メモシリーズ その4


とうとうこの2シリーズが交わることに!

書店員が選ぶ、書店大賞。
その事務局に脅迫のFAXが届いているという。。。
花乃は書店問題?の名探偵、杏子と多絵に話を持ち掛け、
ある書店名を知る井辻くんは、竹ノ内から話を聞くことに。

”飛梅書店”をキーワードに
関係者をあたっていく書店員と営業マンたち


少しずつ真相に向かっていく感じと、
それぞれのシリーズで活躍する登場人物たちの関わりと、
とにかく楽しかった!

本好きな者としては、関わるひとたちがとにかく本を愛していて、
それを原動力として進む話は、すんなり自分に入ってきた
本屋大賞を指すであろう、書店大賞。
抱えるであろう問題だとかも、非常に共感できたりして。

上戸の気持ちもわかるなー
オレも本屋大賞は情報は得るけど、そんなに好きじゃない。
当然商業的な感じがするし、、出る順位はカナリ無難な気がする。
何より、時間がない中読む本は誰でもなく自分で決めるもんだーー!
なーんて、ただのひねくれモノなだけ(笑)

しかし、今、書店が抱える問題ってのは深刻だよな。。
紙の本や今の本屋のスタイルがなくなるってのは、絶対にまずい!
なるべく、好きな作家さんの本は買うようにしてるけど、、、
そろそろ図書館を主力に変更しようかとも思ってたり。。

と脱線したものの、
最後に多絵が明かす真相も、キレイに話を収束させてるし、
やっぱり、大崎さんの書店モノが楽しいのは、
本を愛することから始まってる感じがあるからなんだなーと

大崎さん、他のも読もう!



★★★★★ 705


今は、「オーダーメイド殺人クラブ」辻村深月。


■■トラックバック先■■

苗坊さん  「苗坊の徒然日記


□成風堂書店事件メモシリーズ

1 配達あかずきん 
2 晩夏に捧ぐ 
3 サイン会はいかが? 
4 ようこそ授賞式の夕べに

□井辻智紀の業務日誌シリーズ

1 平台がおまちかね 
2 背表紙は歌う




 
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 じゅん

 45/埼玉
 読書/雪山/ 

 



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