「白い家の殺人」歌野晶午

2010年01月21日(木) 20時02分
「白い家の殺人」歌野晶午

八ヶ岳にある大企業一族の別荘。
そこで密室殺人が行われた。。
その場に居合わせた家庭教師は、
友人の探偵を呼び寄せる。。

一族は皆、
犯人が主人の前妻だと言うのだが。。





こういう、”推理小説”的なものはスキです。
登場人物が巻頭に書かれていたり、
別荘の見取り図があったりするし

密室の意図だとか、
おもしろいなーと思える、??設定もあるけど、
やっぱりちょっと強引かな〜
犯人に辿りつく経緯だとか、動機とか唐突だしな〜
だけども、
そういうのも含めて、なんだか楽しめたかな〜

個人的には、宗教バナシがオモシロかった!

探偵、信濃は「長い家の殺人」にも出てたとか。
あまりに前で覚えてないな〜
もう、一作家モノあるはず!読もうかな〜



★★★☆☆ 453

今は、「いつか、虹の向こうへ」伊岡瞬。

「長い家の殺人」歌野晶午

2008年05月14日(水) 17時52分
「長い家の殺人」歌野晶午

ラストライブにむけ、
合宿中のバンド、メイプル・リーフ。
そのメンバーのひとりが行方不明に。
部屋にもいない。。。
翌朝目覚めても戻ってきていないので、
メンバーは周辺を捜索し、戻ってみると、、
誰もいなかった部屋に死体が。。。
いったい何故??




オモシロかった!

まあ、
タイトルやら部屋名やらやらで
トリックは想像できるものの、
あまり深く考え過ぎず、
前に戻ったりしないように読み進めたので、
結構楽しく読めたな。

ポイントとなるものだとか、タイムテーブルやらの
推理モノ!っぽい雰囲気がよかった。

何やら、歌野さん「家」シリーズで3部作だとか。
他も読んでみたいな〜



★★★☆☆ 326

今は、「悪人」吉田修一
「シリウスの道」藤原伊織、
「平面いぬ。」乙一
を読み終わり、「クロスファイア」宮部みゆき

「さらわれたい女」歌野晶午

2008年02月07日(木) 13時36分
「さらわれたい女」歌野晶午

”私を誘拐してください”と
美人人妻に依頼を受けるとある便利屋。
いわゆる”狂言誘拐”
夫の気持を確かめたいだとか。

金に釣られて引き受けるが、
依頼人に振り回され。。。





いやいや、オモシロかった。

”誘拐モノ”ってことでどう攻めてくるのかと思ってたら、
誘拐事件が意外な方向に転がっていく。。。
あんまり細かくは書かないほうがいいかな。

誘拐は、歌野さんがあとがきで書かれてるとおり、
書かれた当時の通信状況が反映されててオモシロイ。
自動車電話なんてもんが出てくるし(笑)
逆探知をされないために、イロイロと考えられてたりする。

そして、誘拐は導入部。
そのあとにゴタゴタが待ち受けてる。

便利屋が追い込まれた状況で謎をかかえ、
探偵さながらに謎を追う状況。
ちょっと複雑になってきて
読み直そうかとも思ったけど、そのまま読み切る。
視点が切り替わりながら
最後に向かってく展開だったので、それは正解だったかも。
スピードにのって一気読み。

ちょっと、、、女はこわいね。
男は結局振り回されつづけるのか?(笑)
そんな話だった。


解説は、法月さん。
とっても楽しい解説だった。
通説に反し、歌野さんの目覚め?はこの作品からだったのだ!
って、論調で
歌野さんの背景や作品を紹介しながら、
キレイにこの作品の解説にまとまってる。

歌野さんを読みたくなったし、
東野さんとの関係もなんだか興味が沸いたな。
イイ解説でした。

そんなわけで、歌野さんを読みすすめよう!



★★★★☆ 311

今は、「背の眼(上)」道尾秀介。

「世界の終わり、あるいは始まり」歌野晶午

2007年08月24日(金) 11時19分
「世界の終わり、あるいは始まり」歌野晶午

小学校低学年の児童を狙った
誘拐事件が発生する。。
誘拐後すぐに児童は殺されるという残忍さ。
身代金受渡しにも姿は現さない。。

ある日、偶然息子の部屋で
誘拐事件への関わり?を発見する父親。。
息子は小学校6年生。。。
息子は犯人なのか??



しばらく読むとわかる仕掛け。
初めはオイオイ!
と思ってたけれども、全部読んだらああそうかーという感じ。
だから、否定的な意見の多い?ラストにも納得。
オレ的には、この流れならこれ以外ないかなって思った。

仕掛けについては、あまり詳しく書くと、
バッチリネタバレになるので伏せるけども、、
しっかし、スゴイ妄想力だよな(笑)
でもそれは、どれも枝分かれする結末になってる。

少し引っかかったのは
多く割かれている「少年犯罪」に関する部分。
この辺りも、歌野さんの主張なのだろうけども、
年齢・残忍さ、なによりその心理描写。。。
妄想だからのこととしても、少しオレ的には行き過ぎ感があって、
そこまで。。と思ってしまった。。
あらすじとかから、
”子を想う”父の心理描写の方を期待したので、
いろんな部分がそれ以上に突き抜けてしまってたかなと。

でも、、例えば、犯罪をもっと軽くしたりとか、
リアルな妄想ばかりになったとしたら、、、
この構成は面白みに欠けてしまうよな。。
うむ。
まったく無責任な感想だ(笑)

もうちょっと好きなバランスだったらよかったかなー
とはいえ、なんだかんだで、
どうなるんだ?のハラハラ展開は、読む手をカナリ進めさせられた。

突き抜ける妄想と”仕掛け”

もちろんキモチイイ内容ではないけれども、楽しめたな。
こういう読ませる力が強いヤツは結構好きです。

歌野さん。読もう!



★★★★☆ 275

今は、「魔法飛行」加納朋子。


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ぱんどらさん  「ぱんどらの本箱」

「葉桜の季節に君を想うということ」歌野晶午

2007年07月09日(月) 9時59分
「葉桜の季節に君を想うということ」
            歌野晶午

”なんでも屋”な成瀬将虎は、
過去に探偵をやってた時期もあった。
それを知っていた後輩たちから、
保険金殺人の疑いのある、
蓬莱倶楽部の捜査を依頼される。。。

蓬莱倶楽部の話を軸に、
成瀬の探偵時代の話を絡めて話は進む。


数年前、各ランキングで上位にあげられてたので記憶はしてて、
最近、文庫化されて本屋に並んでたので手にとる。

まず、きっと評価?されたのは、
最後のほうに明かされる”仕掛け”なんだろうと思う。
確かに、おおー、な感じで読み返したりもしたけど、
オレ的にはあまりしっくりこなかったな。

それぞれの事件と密接に関わってる仕掛けならまだしも、
そういうわけではないし、
真相判明後の”葉桜の季節”を語るあたりだとか、
読み返してみる成瀬の行動だとか、あんまり。。。
”仕掛け”ありきな感じがしてしまったかな。

けども、それぞれの話とか雰囲気はよかったかな。
成瀬の潜入捜査はオモシロかったし、
真相も読みやすいから楽しめたな。
でも、もっと本筋と絡むような感じであってほしかった。。

タイトルとかから勝手に想像してた、”渋さ”はなく、
割りと軽〜い感じで読みやすかった。
歌野さん。他のも探ろう。



★★★☆☆ 260

今は、「太陽の塔」森見登美彦を読み終わり、
「君たちに明日はない」垣根涼介。


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 じゅん

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 読書/雪山/ 

 



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