「箱庭図書館」乙一

2014年02月12日(水) 12時56分
「箱庭図書館」乙一

乙一さんが、ボツ原稿をリメイクする
なんとも楽しい企画から生まれた

小説家のつくり方/コンビニ日和!
/青春絶縁体/ワンダーランド
/王国の旗/ホワイト・ステップ

の6編の短編集。

HPアリ


久々の乙一さんは、文庫化されたコレだけど、、
読み終わるまで、こういう企画ものだとは知らなかった(笑)

それぞれの話が少しずつ関係しあっていて、
共通する登場人物もいたりして、楽しい。

どれもイイけれども、
一番好きなのは、

「ホワイト・ステップ」

雪の降ったある町のある場所にいる2人に
同時に不思議な現象が起きる?
そして2人は、”交信”を始めるのだが

2人の世界の関係性だとか、
お互いに何かしてやろうという感じとか、
”交信”の方法だとか、
なによりも、情景が浮かぶその雰囲気とか、
いいな

そして、これまでの話を絡めてくるあたりも、
読んでいて楽しいところ

うまいよ、乙一さん(笑)

HPにある元の話も読んでみよう

乙一さん、なんか出してたなー



★★★★☆ 697


今は、「播磨灘物語」司馬遼太郎、
「水の時計」初野晴 を読み終わり、
「首折り男のための協奏曲」伊坂幸太郎。



「ZOO」乙一

2011年05月30日(月) 20時56分


ZOO1
  カザリとヨーコ/SEVEN ROOMS/
  /SO-far そ・ふぁー/陽だまりの詩/ZOO

ZOO2
  血液を探せ!/冷たい森の白い家/Closet
  /神の言葉/落ちる飛行機の中で/むかし夕日の公園で

しばらくさぼってた、乙一さん。再開。

全体として、
どうやったらこういう設定思いつくんだ?って感じ。
雰囲気としては、ZOO1のほうが好きだな〜

ZOO2に入って、
ただ単純に、短編が続き過ぎたってのもあるけど、
ちょっとなんかなーって感じたな〜
軸があるようで、ないような、って感じたのもあるかも。

特によかったのは、、


「陽だまりの詩」

 目を覚ました私に、
 男は、自分を埋葬するように言いつける。
 
 ロボットの”心”が色づいていく感じが、なんともステキで、
 やっぱり、こういう系の話自体が好きだな〜
 ラストの事実も、ぐっとくる。


乙一さん次はと調べていたら、「失はれる物語」
半分くらい読んだことある短編なんだよな〜
図書館で借りよっかな〜



★★★☆☆ 545

今は、「ディスカスの飼い方」大崎善生。


■■トラックバック先■■

苗坊さん  「苗坊の徒然日記
かもめ組さん  「観・読・聴・験 備忘録



「さみしさの周波数」乙一

2010年08月10日(火) 10時29分
「さみしさの周波数」乙一

未来予報
 友人から思わぬ”予報”をされて
手を握る泥棒の物語
 壁に穴をあけ、男がつかんだものは
フィルムの中の少女
 封印されたフィルムに映る少女。。。
失はれた物語
 事故で目覚めると。。。




角川スニーカー文庫。
これも、”ライトノベル”なのか?
やっぱりこの辺の分類はよくわからんな〜
まあ、
分類とかジャンルとか、
おもしろければどうでもいい!


未来予報

 んー乙一さんの割りにストレート?(笑)
 何か欲しい気はしたなー

手を握る泥棒の物語

 穴を隔てた攻防?はなかなかにオモシロイ。
 そして、ちょっとご都合主義的なラスト(笑)
 イイです!

フィルムの中の少女

 少女の”怨念”と思いきやの、、、
 ホラー的な雰囲気からつながるラストはいいな〜

失はれた物語

 設定されている状況というのは恐ろしい。。。
 乙一さんどうやって思いつくんだろ?
 そのうえでの主人公の選択は。。
 

次は、いよいよ「ZOO」か。



★★★★☆ 490

今は、「ボーナス・トラック」越谷オサム。

「GOTH」乙一

2010年07月12日(月) 12時03分


”殺人”に興味を持つ”僕”と、
暗黒系の力を引き付け、僕と通じるものを持つ”森野”。
そんな二人の

夜の章:暗黒系/犬/記憶
僕の章:リストカット事件/土/声

の連作短編集。


なんだかんだでやっと読んだ!
これが俗に言われている、”黒乙一”なるものなのかな

まず、あとがきで乙一さんが、
これが、”ライトノベル+ミステリ”的なことを書かれていた。
うむ、こういうジャンル分けってのは難しい。。。
どの辺りがライトノベル寄りなのかな?
しかし、あまりそういうジャンルとかは気にしない派の自分は、
普通に楽しめたー!


暗黒系:森野が拾った手帳は。。。
犬:橋の下で行われている戦いは。。。
記憶:不眠の森野が求めるものと、その意味は。。。
リストカット事件:策を練る僕が、ゴミ箱の中で発見したものは。。
土:木々が生い茂る家に住む男は。。。
声:病院の廃墟で女性が殺されていて。。。

支障の無い範囲と、にごして書くならこんなとこまでか。

それぞれに、まさに”暗黒”が描かれているが、
それに、理由を付けてないところがイイ。
”暗黒”が、何かを素として生まれたものではなく気づいたらそこに。。
そういう流れは、
もっともそうな理由を付けられるより、恐ろしい。。。
まどろっこしさがなく、シンプル。
ウマイな〜
まあ普段なら、そういう部分を大切にする派ですが。。(笑)

あとは、それぞれに仕掛け+驚きアリ。
後半に向けての仕掛けが分かりだしてくるあたり、
「も、もしやーー」
なんて思えてくるトコはなんとも言えないかな〜

グロイ部分もあるから、苦手なヒトもいるかも?
オレはこのくらい別になんともないかな〜
人間の暗黒部分てのは、
乙一さん的に、あれこれ理由つけるものではなく、
根源で誰でも持っているのかも。。。なんて思わなくもない。

乙一さん次は「さみしさの周波数」。
確か、ブックオフのライトノベルコーナーにあったはず。
楽しみだー



★★★★☆ 482

今は、「スリープ」乾くるみ。

「暗いところで待ち合わせ」乙一

2010年05月06日(木) 19時58分
「暗いところで待ち合わせ」乙一

盲目のミチルはひとり暮らし。
ある時、家がいつもと違う感じで。。

会社で人間関係に悩むアキヒロ。

事件は起き、逃げるアキヒロは、
ミチルの家に忍びこむことに。。





早速の乙一さん。
コレは、、オモシロかった!

もちろん限度はあるものの、
極力誰かと係わりをもたないでいこうっていう二人の感覚って、
オレ的には、強く共感できる部分があるので、
この話、二人の想いに入っていきやすかったかな〜

とはいえ、
の後半への流れはイイな〜
事件の顛末なんかも。

特異な設定から、
まあまあと棚にあげっぱなしにしといた疑問も、
キレイな形で後に語られたりして、
ホント楽しく読めた〜

コレ、乙一さん中でも好きなほうです。

次は、やっと「GOTH」まできた。
時間かけすぎだな(笑)



★★★★☆ 469

今は、「1985年の奇跡」五十嵐貴久 を読み終わり、
「あのとき始まったことのすべて」中村航。

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 じゅん

 45/埼玉
 読書/雪山/ 

 



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