「名残り火」藤原伊織

2010年10月30日(土) 10時46分
「名残り火」藤原伊織

親友、柿島が暴行を受け入院そして。。。
堀江は、友の死の真相をつかむため、
独自に動きだす。

「てのひらの闇」の続編。
藤原さんの遺作。
途中まで改稿されたらしい。





前作、「てのひらの闇」からの流れと登場人物たち。
そういえばって程度しか覚えていなくてちょっと残念。

堀江が調べるうちに次々と出てくる疑問。
それをひとつひとつ追っていくと、
その根源には、アメリカでの。。。。

?から真相を手繰り寄せていく流れと、
過去を絡めた真相は、好きな雰囲気。
個人的にはちょっと、、”動機”の点では、
ガッツリとはまりきれなかったとこあるかな〜

その間に挟まれる、”コンビニネタ”やらも興味深い。
手を貸してくれる社長とのやりとりだとかもオモシロイ。
ナミちゃんやら大原真里も登場して、
前作からの流れとか、とかも感じれる。

やはり、この続きがもうないってのは残念だな。。
というか、藤原さんもこれで最後。。。

ご冥福お祈りいたします。



★★★★☆ 502

今は、「玉響荘のユーウツ」福田栄一
「攪乱者」石持浅海
「セカンド・ラブ」乾くるみ を読み終わり、
「at Home」本多孝好。

「遊戯」藤原伊織

2010年01月12日(火) 18時30分
「遊戯」藤原伊織

「遊戯」
 ネット対戦ゲームで出会った男女。
 仕事絡みで、
 本間とみのりは親しくなっていくのだが。。
「オルゴール」
 倒産寸前の会社経営者は、
 亡き妻の元夫である資産家の男に、
 遺品のオルゴールを持って会いに行く

「遊戯」は未完。


遊戯。

拳銃の謎、二人の元に現れた謎の男。。
暗い過去のある本間がどうなっていくのか、やらやら
未完であるのが、残念。。。
これから話が展開してくってところで。。。

病床でどんな結末を思い描き、何を思い、
藤原さんはコレを書いてたんだろうな〜?

オルゴール。

亡き妻の思い出と。。
ってとこだろうけども、、、
イマイチ乗り切れなかったかな〜

藤原さんあと1作、「名残り火」。



★★★☆☆ 451

今は、「追想五断章」米澤穂信 を読み終わり、
「白い家の殺人」歌野晶午。

「ダナエ」藤原伊織

2009年05月26日(火) 9時07分
「ダナエ」藤原伊織

ダナエ
 若手画家の評判高い作品が、
 個展開催中に傷つけられるのだが。。 
まぼろしの虹
 姉弟に母親のある問題が降りかかる。
水母
 かつて交際していた女性のピンチ。
 そこで男がとった行動は。。

3編の中編集。


まず、あとがきがいい。小池真理子さん。
亡くなられた藤原さんと親交があり、
ガンの話やら、その辺りの経緯も書かれてたりする。

そして、3編。
それぞれ、らしいなーと思える感じ。
しかし、どうやら水母は病発覚前、他は後だとか。
それを聞くと、なんかなんだかわかるような感じがする。
水母は、毎度のハードボイルド!
ダナエ・まぼろしの虹にはそういう雰囲気は少なく、
説明しにくいけど、、その流れとか終わりとか、、
ん、いいな〜と。

「遊戯」も文庫化されてる。
その前に「名残り火」読まねば。。
あと、2冊。。。
悲しいな〜



★★★★☆ 414

今は、「ニッポン硬貨の謎」北村薫。

「シリウスの道」藤原伊織

2008年05月19日(月) 18時12分


大手広告代理店の営業部副部長の辰村は
高額の競合案件に携わることになった。
美人部長と新人の部下らとともに、社内のゴタゴタと戦いながら
仕事に取り組んでいく

そんな中、かつての幼馴染3人が持つ、
25年前の”秘密”を呼び起こす事件が起きる。。


んーオモシロかった!

まず、”会社モノ”。
オレ自身、会社とか組織とかどうでもいいタチなので、
つまんないなーと思えるトコもあるものの、辰村と戸塚がアツイ!
カッコイイ!!
(上)からぐっとくる展開に、ぐいぐい引き込まれた。

広告業界の細かい話やらもあるけど、
上司が部下に教えるって形をとってウマク説明してくれるんで、
なかなか興味深くてオモシロかった。

美人部長と、、、な展開やらもあったり、
チームがひとつになって仕事を作ってく感じとか、よかったな。

それに、25年前の”秘密”が絡む。
上の話しに少し絡めたり、昔話で、辰村の心の中が見えたり。
こっちの話も好きな感じで楽しめた。

あと、「テロリストのパラソル」の登場人物がでたりで、
関係してたりするとこも楽しい。
ちょっと確認してみるかと思ったら、
友達から借りて読んだやつだったんで手元になかった。。

次は「ダナエ」かー
文庫化はまだまだだよなーやっぱ。



★★★★☆ 328

今は、「平面いぬ。」乙一
「クロスファイア」宮部みゆき
を読み終わり、「いつかパラソルの下で」森絵都

「蚊トンボ白鬚の冒険」藤原伊織

2008年01月29日(火) 12時37分


ある日、主人公の頭の中に、
カラスに襲われた蚊トンボが避難してきた。
”白鬚”と名乗ったそいつは、言葉を用い会話でき、筋肉を操り
主人公に超人的な力を与える。

その力を使い、隣人を助けたことから、
とんでもない騒動に巻き込まれることになる


解説によると(この作品がってことじゃないけど)
藤原さんの言葉を借りれば、
「ハードボイルド・ファンタジー」らしい。
「ダックスフント〜」も読んでたので、
オレ的には、そんなに予想外な展開じゃなかったかな。

内容は、まさに「ハードボイルド・ファンタジー」。
ヤクザ絡みのゴタゴタ、白鬚との”冒険”
経済バナシなども出てきて、なんだか重厚。

主人公は、
どこか影があり、ムチャクチャだけど筋は通そうとする。
ちょっと、ムチャクチャ過ぎな気もするけども(笑)
読み始めに形作られる印象からはブレないし
話しがとんでもない方向に展開する素になってる。
んーーハードボイルド的?
主人公以外も、クセのある登場人物たちがたくさん。
さすが藤原さん。

ファンタジー部分がなんらかの形になるんかと
いろいろと想像してみたものの、
ハードボイルド部分がメインで展開してって。。。。

コレ、藤原さんの中でも結構好き。
こういう、”ちょっと、ファンタジー入れました。”
っぽいのは、好みなのかもしれないな。

藤原さん、引き続き読みます。



★★★★☆ 309

今は、「影踏み」横山秀夫。

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 じゅん

 45/埼玉
 読書/雪山/ 

 



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