「引き抜き屋(2)鹿子小穂の帰還」雫井脩介

2018年06月07日(木) 23時48分
「引き抜き屋(2)鹿子小穂の帰還」雫井脩介

ヘッドハンターとして実績を積む小穂
そんな中、
追い出された父の会社が
危機に瀕しているという情報を得る
そこに、ヘッドハンターとして絡んでいく







引き続き、とてもいい!

やっかい者の同僚との仕事や、、
うまくいかないこと騙されること、、
様々な経験を積む中で知る、父の会社の危機

そこで繰り出される鮮やかな一手は、、爽快!

そこが、ガチガチの一手ではなく、、
小穂が築いてきた関係性の延長にある、
ちょっとした(いやかなりの)偶然というも
いいな〜と思える部分だな

いいっす。いいっすよ雫井さん!



★★★★★ 862

今は、「雨のなまえ」窪美澄
「dele」本多孝好 を読み終わり、
「よるのばけもの」住野よる




「引き抜き屋(1)鹿子小穂の冒険」雫井脩介

2018年06月06日(水) 0時40分
「引き抜き屋(1)鹿子小穂の冒険」雫井脩介

父親が起こしたアウトドアメーカーで
若くして取締役となった、鹿子小穂。
ヘッドハンターを介して招聘した男とぶつかり、、
ついには父に会社を追い出される。。。

路頭に迷う小穂に手を差し伸べたのは、、
ヘッドハンティング会社の並木。





完全ノーマーク。

とにかく、面白かった!

”ヘッドハンティング”ということで、、
筋としては、会社小説的な社会派な、
適度な硬さのある雰囲気で、、
それでも、小穂が触れる”仕事”の内情は、、
もっと柔らかい、情熱とか暖かさとかがあって、、、
なんだか、とてもいい。

引き抜き・ヘッドハンター という文字だけだと、
優秀な人材を好待遇で移籍させる!
なんていう、すごく単純な感じでとらえてたので、
新米ヘッドハンターが学ぶ形で語られる
その業務は、とても興味深い。

”小説でこそ!”な部分がやっぱり楽しいな

ちょっと空けて、(2)も読む。



★★★★★ 859

今は、「我が心の底の光」貫井徳郎
「何が困るかって」坂木司
「引き抜き屋A」雫井脩介
「雨のなまえ」窪美澄
「dele」本多孝好 を読み終わり、
「よるのばけもの」住野よる




「望み」雫井脩介

2017年09月21日(木) 14時20分
「望み」雫井脩介

住宅設計をしている、一登
校正者である、妻の貴代美
高校生の規士、中学生の雅の4人家族。

夏休み、家に帰らず連絡も途絶えた、規士。
TVで高校生が殺され、
逃亡している二人がいると報じられ。。。


HPアリ


連絡のつかない息子が加害者なのか被害者なのか。。

確定的なことがわからない中で、
息子を信じるべきなのか、裏切られても無事を祈るべきなのか、
TVの取材や、仕事関係で問題が起こったり、、、
息子の無事より、その先の平穏を望んでるんじゃないかとか、、

すこしずつわかってくる状況から、
一登と貴代美の”望み”が揺れ動いたり。。

そういう、夫婦の葛藤だとかがメイン。

状況としてわからなくはないのだけど、
確定的な情報がない中でのあれやこれやかと思うと、
もうちょっと冷静に、、、なんてつまらない感想(笑)
そうすると、
”望み”の意味もなくなっちゃうから元も子もないな。。
ただ少し、感情的で長いかな〜と思った

ラストはどうなろうとも気持ちのいいものではない
ってことはわかりきってるけども、
その中での
最後のやりとりは、おもしろかった

自分の子供が、、なんて想像するのは恐ろしい。



★★★★☆ 831


今は、「流」東山彰良。




「犯人に付ぐ2」雫井脩介

2015年12月29日(火) 21時50分
「犯人に付ぐ2」雫井脩介

オレオレ詐欺に手を染める者たち。
それはもはやビジネスとも呼べる”システム”
があり、様々な人間がかかわっていた。

その中の人間が次に目を付けたのは、、
”誘拐ビジネス”
それに相対すのは、あの巻島。





しばらく読まずにいたものの、我慢できず購入。

何やら、オレオレ詐欺が描かれる前半。
仲間の中でも頭がキレる男とその弟は、、
窮地を脱して次に、誘拐に手を出す。
その黒幕は、”アワノ”
動き出す誘拐に対応するのは、巻島。

誘拐ビジネスへと向かう流れをじっくりと描いて、、
なんとなく、成功するんじゃないか?なんて思わされて、、
どうやる?どうなる?で手が進む。

けど、結局、
期待するような劇的な仕組みがあるわけでもなく、
それは、、、と思う破たんに向かう流れがあり。。。。

やっぱり思う感想は、、
コレ、続き書く気ですよね?雫井さん
そんな終わり方だし、
(意図して)そのくらいな内容だった気もする
って、どうなんだろな?

何にしても、おもしろかった!



★★★★☆ 773


今は、「和菓子のアン」坂木司、
「信玄の軍配者」富樫倫太郎、
「謙信の軍配者」富樫倫太郎 を読み終わり、
「疑装」堂場瞬一 。




「仮面同窓会」雫井脩介

2014年06月18日(水) 9時19分
「仮面同窓会」雫井脩介

10年経った今でも忘れられない記憶。。
高校時代の嫌な思い出に囚われる洋輔は、
同窓会で仲間たちと再開。

当時の思いを晴らすべく、
復讐を計画することになるのだが。。。






雫井さん新刊!

進んでいく復讐計画。
実行に移すが、、思いもよらない展開になり。。。。
仲間を信じられなくなる洋輔。
一体誰が?

はじめは、、洋輔を”異常”だと読ませておきつつ
誰が犯行に及んだのか?で、話が展開させていく。
後半は、たたみかけるように
洋輔が思っていた仲間、恋人の真実が明らかになり、
今と過去の出来事が明かされていく

とにかく、いや〜な雰囲気で進む。
待ち時間が多い時に一気に読んだので、
そのあたりの感じをずっと維持しながら読めた。
それに加えて、自分の気持ちが落ちていた時でもあったので、
ダブルで重たかった(笑)

仕掛けがどうとか、真相がどうとか、
そういう細かい部分以上に、
一気に読むことで、その雰囲気に浸れたのがよかったし、
この本はそう読むことが正解で狙いなんじゃないかーとも思った。
冷静に時間をかけて読んだら、、
最後ら辺の展開は、ちょっと残念に感じるんじゃないかな。
もっとガッチリしめて欲しいというか。


雫井さんガンガン書いてください!



★★★★☆ 712


今は、「早雲の軍配者」富樫倫太郎 を読み終わり、
「水底フェスタ」辻村深月。


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cyazさん   「京の昼寝〜♪




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 じゅん

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