「室町無頼」垣根涼介

2019年06月24日(月) 22時33分

応仁の乱の少し前、
少年才蔵は、棒術の腕で用心棒をしていたが、
骨川道賢に見込まれ、兵衛に預けられる
そして、兵衛は才蔵に過酷な修行を課す

「光秀の定理」からの、、垣根さんの歴史モノ

富樫さんの「北条早雲シリーズ」
そして、ゆうきさんの「新九郎、奔る」を読む者として、
室町モノというので、とても楽しめた!

詳細不明な、骨川道賢と蓮田兵衛を
魅力たっぷりな男として描いていく感じ、とてもイイ。
その魅力が向かう先は、史実に通じていて、、
さの先にある応仁の乱という騒乱に続いていく雰囲気。

それに、ワクワク感満載(笑)の才蔵の修行だとか
を絡めるあたりは、オモシロイな〜と

歴史を動かす「無頼」たち、よかった!

これは、、「信長の原理」、読むしかない。



★★★★☆ 908

今は、「虹を待つ彼女」逸木裕
「さよなら、ニルヴァーナ」窪美澄
「旅屋おかえり」原田マハ を読み終わり、
「三軒茶屋星座館1」柴崎竜人。




「光秀の定理」垣根涼介

2017年03月26日(日) 9時41分
「光秀の定理」垣根涼介

兵法者の新九郎は、破戒僧・愚息と出会う
ある日、新九郎が襲った男は、
明智十兵衛光秀と名乗った



HPアリ 





かなり久々の垣根さん!
これの文庫を本屋でみて、手に取る

愚息が提示する”確率論”を大きな軸として、
京都で兵法者として生きていく新九郎と
明智再興を夢見る光秀の目線で進んで行く

その3人の関わり方や生き方が
史実を織り交ぜながら語られていて、なんとも楽しい。

結局のところ、本能寺の変はなぜ起こったか?

というところに、当然行きつくのだけど、
その答えを
光秀の死後、新九郎と愚息が
友を思いながら語り合うという形で、なんともいい。

最後に、愚息の”確率論”ですっきりとしめる。
ずっと読んできたこともあって、
とてもいい、感慨深い終わり方だなと


歴史モノの中に、
はっきりと垣根さんのテイストも感じられて、
非常におもしろかった!

「室町無頼」も読むぞー



★★★★★ 817


今は、「久遠」堂場瞬一、
「痣」伊岡瞬  を読み終わり、
「建築士・音無薫子の設計ノート
 謎あり物件、リノベーションします」逢上央士。




「借金取りの王子」垣根涼介

2010年05月31日(月) 18時58分
「借金取りの王子」垣根涼介

リストラ請負人が出会う、

二億円の女/女難の相
借金取りの王子/山里の娘
人にやさしく

5編の短編集。


君たちに明日はない2


前から出てたことは知ってたものの、やっと読んでみた。
君たちに明日はない」の続きで、
リストラ請負人が出会う人々のあれこれって話。

積極的に首にしなきゃならないというより、
逆に会社として必要な人だとか、
少し捻られた”リストラ”面接になっていて、
その人それぞれの物語が楽しい。

軸になってる、主人公と恋人のやりとりが
なんとも垣根さんらしいけども、
ちょっと微妙な感じ(笑)
でも、それでも楽しめる感じになってる。

最後は、主人公が新しく企画した事業のお話。
リストラ請負会社が人を切るだけじゃなく、人材派遣もするってこと。
そして派遣するのは、恋人の会社。
主人公が推薦する社員とは。。

なかなかにそんな悪いヤツでもない主人公(笑)
でも、なんかつかまえにくい感じだな〜

垣根さんは、カナリ久々だった。
ヒートアイランドの続編?が出るだか出たんだよなー
んー読もうか読むまいか。。。



★★★☆☆ 472

今は、「まっすぐ進め」石持浅海
「球体の蛇」道尾秀介 を読み終わり、
「君がいなくても平気」石持浅海。

「ゆりかごで眠れ」垣根涼介

2008年06月18日(水) 12時17分
「ゆりかごで眠れ」垣根涼介

日系二世である
コロンビア・マフィアのボス、リキは
コカインの市場として日本に目をつけ
新宿を中心にカルテル形成し活動していた。
だがカルテル内の争いから、
部下が警察に拘留されてしまい。。






ひさびさの垣根さん。
おそらくこういう話だろうと想像できたので、
イマイチ手が伸びずに読んでなかった。

マフィアの抗争やら、ドンパチは、
まあ、いつものことでオモシロイはオモシロイけども、
なんだかちょっと飽きた感はあるかな。

それよりも、リキが送る少年時代が
コロンビアの社会情勢と絡めて語られてたりする部分のほうが
興味深く読み進められたかな。
あと、カーサのカウンセリング?の話とかもオモシロかった。

一番の感想は、「ああ、またこういう感じね」かな。
つまらないわけじゃないんだけど、
垣根さんの違う感じももっと見てみたいな。



★★★☆☆ 336

今は、「月が100回沈めば」式田ティエン。

「君たちに明日はない」垣根涼介

2007年07月13日(金) 11時29分
「君たちに明日はない」垣根涼介

リストラ請負会社に勤務する主人公は、
事前に調査した様々なデータを駆使し、
会社にしがみつこうとする
リストラ候補社員に引導を渡している。

        
第18回山本周五郎賞





最近、穏やかな話が読みたい気分で、
なんとなく、垣根さんとか横山さんを避けてたけど(笑)
しばらくぶりにコレ。

いつ、バイオレンスな展開に行くのか?
なんて少し思ってたものの、そんなことはなく、
リストラする側、される側。
「働く」ってことに関する、いろんな立場の登場人物たちの
身近な話で最後まで書かれてる。

リストラ候補者がそれぞれが丹念に書かれてて、
単にやめるやめないだけではない深さがある。
リストラされたら速攻辞める(というよりされなくても辞めたい)
自分にはあてはまらないので共感とか実感なんてないけれども、
働くってことに対する共感はあったな。

中でも、同級生とのエピソードが好き。
主人公の仕事に対する誠実さと垣間見せる友情?
で、やっぱ奥さんの心意気がいいよな〜
ところで、
派閥とかそういうのとか、普通の会社はあるんかね?
んーくだらない。



★★★☆☆ 262

今は、「崩れる」貫井徳郎。を読み終わり、
「顔のない敵」石持浅海。


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