「我が心の底の光」貫井徳郎

2018年06月07日(木) 23時47分
「我が心の底の光」貫井徳郎

殺人を犯した父を持つ、晄。
万引きに始まり、サラ金業者で取り立て、、
不動産詐欺、、、

悪事?に手を染めていく男には、
ある行動原理があって。。。






久々の貫井さん
コレが文庫化されていたのにふと気づいた

幼少期に辛い思いをして、
ただ荒んで、ロクな大人にならなかった男の話。
のような流れで進んでいくんだけども、、
実は、、
な雰囲気はあったものの、、
さすがにラストは、それなのか!
と、ラストに何か持ってくるのは、
らしい雰囲気だな〜と思った

そういう大きな軸があって、
それぞれの犯罪の流れも楽しく読める

「壁の男」も読もう!



★★★☆☆ 860

今は、「何が困るかって」坂木司
「引き抜き屋A」雫井脩介
「雨のなまえ」窪美澄
「dele」本多孝好 を読み終わり、
「よるのばけもの」住野よる




「私に似た人」貫井徳郎

2014年12月27日(土) 18時33分
「私に似た人」貫井徳郎

”小口テロ”という、
それぞれに関わりがないレジスタントたちが、
それぞれに社会に対して不満を抱き
テロ行為に及ぶ行為が頻発するようになる

その小口テロに関わる人たちを描いた、
連作短編集





小口テロを煽動する人物、追う人物、、、
いろいろな側面から、小口テロとはこういうものなんだとか、
現実の社会情勢や状況に絡めながら、、
向けどころのない怒りの矛先を”社会”に、向ける流れは、
なかなかに面白かった

で、関わりなないと思われている小口テロにも、
後ろで手を引く何かしらが存在しそうな雰囲気を出しつつ、
「トベ」とは何だ?
とか、読む手が進む

最後に結局、、な真相が書かれているが、
真相までも、形がないふわりとしたもので、、
でも、それがいいな〜という気がしないでもない。



貫井さん。とうとう、、新刊待ち!!
ゆっくり読み進めてきただけに、、ちょっと寂しいな〜



★★★★☆ 739


今は、「僕は小説が書けない」中村航、中田永一 を読み終わり、
「キャプテンサンダーボルト」阿部和重、伊坂幸太郎。



「北天の馬たち」貫井徳郎

2014年08月26日(火) 21時35分
「北天の馬たち」貫井徳郎

毅志が横浜で営む喫茶店の上に、
新たにS&R探偵事務所が入ることになる。
探偵の皆藤と山南は気さくな人柄で、
毅志も簡単な手伝いをするようになるのだが、
そのうち、
何とも後味の悪い手伝いをするようになり。。

HPアリ

番外編」アリ


何の前情報もなく、手に取る。

気さくな皆藤と山南に心酔する、毅志。
しかし、いくつかの気になる手伝いに不信感もあり。。

貫井さんだから、いい奴そうだけど、謎ありげな皆藤と山南が、、、、
とかいろいろ想像しながら、読み進めていくと、、
毅志が手伝ってきたことにも意味があって。。

登場人物とか話の流とか、
全体を振り返ってみると、おもしろかった。

けど、
皆藤と山南がいい奴なんだ!というのに、
それほどページが割かれないなかで、
流れの都合上?貫井さんの意図?で二人を”謎めいた感じ”
にしているように受けっとってしまったので、、
毅志が、無条件に二人を信じてたり、
いなくなって必死に探すくだりに、あまり入りこめなかった。

一作目にそのあたりが書かれていて、
二作目がこの流れだったら、いける気がするというか。

あと、何だろう、
読み終わっても、毅志が手伝って排除した2人とか、
ラストに対決?したであろう、あいつとか、
起きている問題とその解決方法が、皆藤と山南の雰囲気と、
ちょっとミスマッチというか、、
何だかちょっとスッキリしない感じもあるかな〜

やっぱり、
そういう行動の素となる部分は、読むうえですごく気になる。
ので、そこを大切してるって感じれるのが、
自分がいいなーって思えるものなのかも
それがちょっと薄く感じてしまったかな〜〜


次は、「私に似た人」。
「慟哭」を読んでから9年。
貫井さんをそろそろ、新刊待ちにしたい!



★★★★☆ 722


今は、「夜の光」坂木司 を読み終わり、
「貘の檻」道尾秀介。




「ドミノ倒し」貫井徳郎

2014年05月27日(火) 14時04分
「ドミノ倒し」貫井徳郎

亡き妻の面影を求めて、
彼女の故郷で探偵業に勤しむ、十村。
ある日、妻にそっくりな妹に、
元カレの無実を証明してほしい
と、以来を受ける。

警察署長と幼馴染で、情報を得るのだが、、
事件は過去の事件につながっていき。。。




久々な貫井さん。
なんだか、買うかどうかギリギリのラインの本が結構あって、
図書館で検索中に発見

探偵といってもハードボイルド的ではなく、ゆるい感じの十村。
警察署長もゆるい感じ
事件を追う過程も、ゆるーい雰囲気で、
そういう雰囲気は、そんなに悪くなかったけれども。。。

やっぱり、この結末はナシじゃないかな?
コレがありだとしたら、、、短編くらいじゃないと。。。
ゆるーい雰囲気で進みながら、、
切れ味鋭いラストが待っている!!とか、
そういうのじゃないと、どうにもならいと思うなー

といっても、
貫井さんは、読んでいこう
次は、「北天の馬たち」



★★☆☆☆ 709


今は、「人生相談始めました」蒼井上鷹。




「微笑む人」貫井徳郎

2013年09月16日(月) 11時56分
「微笑む人」貫井徳郎

本の置き場所のために妻子を殺したという
エリート銀行員の仁藤俊実。
彼の周辺に浮かんでくる過去の事件。。。

ある作家が、
仁藤の”ルーツ”を探り取材するという
ノンフィクション風な構成


インタビュー アリ


久々のブックオフでゲット

普通では考えられない動機で、自らの妻と子の命を奪う。
そんな仁藤とはどんな男なのか?
で、話は進められていく。

作家が取材をしつつ、それを記すという設定が、
やっぱりオモシロいところだな
ただの取材記ほど無機的はないし、イイストーリー性があるし。
って、まあ当然か

それぞれの事件の動機と仁藤に関わる人たちの彼の評価。
どれもあり得ない感じで、
やっぱり、そこになんらかの素は欲しいかな〜
でもそうすると、
積み上げたものが崩れる気もするし、、
結果、なんともつかめない感じがいいのかも知れない。
でもー(笑)


読む手は進むし、面白い。
けど、その割にはつかめなさ具合が強くて成果が弱いというか
仁藤の不気味さが出てていいんだけども、けどもって感じかなー



次は、「ドミノ倒し」。
貫井さん、さっさと制覇してやる!!



★★★☆☆ 687


今は、「検察側の罪人」雫井脩介。


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 じゅん

 45/埼玉
 読書/雪山/ 

 



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