1号機に添い寝して。3

November 12 [Mon], 2012, 17:06
携帯が圏外ってこんなに不便に感じるものなんでしょうかね。
昔は当たり前だったことなのにすっかり便利さに慣れてしまい、過去に普通だったことを不便と感じてしまう。
電気もそんなものなんですかねというよりも昔は無くて普通だったものが今ではなくてはならない、そんなもののほとんどが電気を使うもののような気もします。
今、私たちの隣で息絶えている原子炉達もそんな時代に求められたものなのかもしれません。
という訳で今週も無事にお目にかかれました、こんばんは。
今どき携帯の使えない職場からお届けいたします。
私もこの1F構内にやって来て早くも1ヶ月経ちました。
今までは警戒区域のギリギリから後方支援のような業務にあたって参りましたが、この1ヶ月は話題の原発ど真ん中へ乗り込んでの最初のひと月となりました。
屋外での作業もあったりして、朝から出勤している日は申し訳ないような感じですが実質二時間くらいしか仕事してません。
この二時間にいかに効率よく仕事をこなすか。
被曝の関係もあり、そこは重要な課題です。
いろいろと仕事の順番等考えてやってはいますが、最後にものを言うのはやはり気合いですな、気合い。
特に廃棄物の回収などは4人で3dトラック一杯に積むのを30分かけませんからいかに気合いが入っているかが伺えますでしょう。
この原発においてはどの部門もそうだと思います。
いつも被曝線量と仕事量が背中合わせに付きまとい、何とか被曝線量を振り切って走れるところまで突っ走る。
そんな毎日です。
ですから酔o質過ぎる人には合わないし、大ざっぱ過ぎる人にももちろん合いません。
そこそこ気が利いて、抜くところを大窒抜けるような人が多いように感じておりますし、正直仕事しやすいです。
ただ着替えの多さには参りますね。
先ずJウィレッジで我々は青い防護服に着替えます。
これはJウィレッジのある楢葉町が警戒区域から除外され、地元民がちらほらと帰り始めていることが関係しています。
テレビ等で白い防護服が有名になってしまい、白い防護服が汚染された場所の着物というイメージが定着してしまったからですね。
ですから移動中は青い防護服で汚染されていないですよとアピールしているんです。
で、現場に着いたら白い防護服に着替え帰りはまた青い防護服と面倒くさいですよ。
こりゃ本当面倒くさい。
そんなわけで行き帰り、着替え等で二時間ちょっとかかるのも実質作業時間が短くなる要因でもあります。
それから帰りは移動のバスが原発構内を走って町中へと帰りますので途中に汚染検査も必要になります。
そんなこんなで一時間はバスに監禁されますのでバスの質は重要です。
ですので今日からお目見えした観光バスは大歓迎します長く座ってて疲れませんからね。
経営の怪しくなった観光会社の皆様。
思い切って政府にブログで稼ぐバスを払い下げてみてはいかがでしょう中国、東南アジア、極東地区に売るより高く売れると思いますよ。
明日の朝もあのバスに乗りたいな、などと期待しながら今週はこの辺で失礼いたします。
こういう出勤、退勤についての話みたいに知らなくてもいいし、知ればあぁそうなのか。
と少しは知識の足しにしていただけるような話題をこれからもお届けしたいと思っております。
プロフィール
  • プロフィール画像
  • アイコン画像 ニックネーム:dgwjx7bxrn
読者になる
2012年11月
« 前の月  |  次の月 »
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30
最新コメント
ヤプミー!一覧
読者になる
P R
カテゴリアーカイブ
https://yaplog.jp/dgwjx7bxrn/index1_0.rdf